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8・次の仕事へ
その後、高宮は三回ほど、浅倉は数えきれないほど射精して、二人は寄り添ったまま眠りについた。
さらに、数時間後。
「――社長。お目覚め下さい」
先に目を覚まし、諸々の後始末をすっかり終えた浅倉が、丁寧な態度で高宮を揺り起こした。
浅倉はすでにスーツをきっちりと整えており、先ほどの情事の痕跡などどこにも感じさせない。ただ、襟についている性奴隷用の意思表示バッジが、窓から差し込む夕日に輝いている。
「そろそろ支度をはじめませんと、次の予定に遅れますよ」
「ん……ああ、そうか。もうこんな時間か……」
高宮が欠伸をしながら身体を起こし、ベッドから降りる。浅倉は彼にスーツを差し出し、着替えるのを手伝った。
「本日最後の予定は、午後七時からの懇親会です。すでに第一秘書課が送迎者の手配をしています」
「そうだったね。まぁ、『いつもの』懇親会だ。浅倉くんの支度はできているのかね?」
「ええ、それはもちろん……」
浅倉は手伝う手を止め、柔らかく微笑みながら、スーツの上着のボタンをはずし、左右に開いて見せた。
「ちゃんと『懇親会』用の服を着ております」
一見すると、何の変哲もない地味なスーツだ。
けれど、実は性奴隷専用のセックス特化型のスーツである。ワイシャツは胸元と背中にしか布地がないので、上着を脱いでしまえば乳首も腋も丸出しになる。その上着の内側には、まるでスパイの隠し武器のように、バイブやローターがずらりと仕込まれている。ボトムは普通のデザインだが、破きやすいよう、わざと股間部分の縫製が極端に甘くなっていた。
「今回は挿入好きの方が多く参加するので、下着はOバックのボクサータイプにいたしました。いかがでしょうか」
「それで良いだろう。ああ、念のため、『お色直し』用のコスチュームも何着か用意しておきなさい」
「かしこまりました。では、ボンデージ系と女装系を数点ずつ持参いたします」
「よろしく頼むよ。『懇親会』が上手くいくかどうかは、性奴隷の手腕にかかっていると言っても過言ではない。君は私の自慢の秘書だ。期待しているよ」
そう言われ、浅倉は天にも昇る気持ちになった。幸福感でいっぱいの笑みを浮かべ、上ずった声で返事をする。
「ああ……そんな、もったいないお言葉です。ありがとうございます」
「事実を言ったまでだよ。……では、私は先に駐車場に行っているから、君もすぐ来なさい」
「はい……♡」
浅倉は上着のボタンを留める。こうすれば、本当に、ただの秘書と変わりがない。いつも嵌めている首輪と奴隷用の意思表示バッジさえなければ。
高宮が部屋から出ていく。浅倉はそれを見送りながら、「……ああ」と、思い出したように呟いた。
「そういえば、今日はずっと盗撮されているんだった。忘れてた」
そして、部屋の片隅に設置されている特殊なカメラに視線を向け、浅倉涼はにこやかに言った。
「性奴隷養成学園の後輩の皆さん。僕の働きぶりはいかがだったでしょうか。この通り、性奴隷は楽しくて気持ちがいい、やりがいがある仕事です。皆さんと一緒にご奉仕活動できる日を楽しみにしています。……では、ここから先は社外での仕事になるので、これ以上の記録は失礼いたします」
浅倉は手早く『準備』を整え、主人を追って部屋から出ていく。
性奴隷秘書の仕事場に静寂が訪れ――全ての監視カメラが、一斉にオフになった。
END
さらに、数時間後。
「――社長。お目覚め下さい」
先に目を覚まし、諸々の後始末をすっかり終えた浅倉が、丁寧な態度で高宮を揺り起こした。
浅倉はすでにスーツをきっちりと整えており、先ほどの情事の痕跡などどこにも感じさせない。ただ、襟についている性奴隷用の意思表示バッジが、窓から差し込む夕日に輝いている。
「そろそろ支度をはじめませんと、次の予定に遅れますよ」
「ん……ああ、そうか。もうこんな時間か……」
高宮が欠伸をしながら身体を起こし、ベッドから降りる。浅倉は彼にスーツを差し出し、着替えるのを手伝った。
「本日最後の予定は、午後七時からの懇親会です。すでに第一秘書課が送迎者の手配をしています」
「そうだったね。まぁ、『いつもの』懇親会だ。浅倉くんの支度はできているのかね?」
「ええ、それはもちろん……」
浅倉は手伝う手を止め、柔らかく微笑みながら、スーツの上着のボタンをはずし、左右に開いて見せた。
「ちゃんと『懇親会』用の服を着ております」
一見すると、何の変哲もない地味なスーツだ。
けれど、実は性奴隷専用のセックス特化型のスーツである。ワイシャツは胸元と背中にしか布地がないので、上着を脱いでしまえば乳首も腋も丸出しになる。その上着の内側には、まるでスパイの隠し武器のように、バイブやローターがずらりと仕込まれている。ボトムは普通のデザインだが、破きやすいよう、わざと股間部分の縫製が極端に甘くなっていた。
「今回は挿入好きの方が多く参加するので、下着はOバックのボクサータイプにいたしました。いかがでしょうか」
「それで良いだろう。ああ、念のため、『お色直し』用のコスチュームも何着か用意しておきなさい」
「かしこまりました。では、ボンデージ系と女装系を数点ずつ持参いたします」
「よろしく頼むよ。『懇親会』が上手くいくかどうかは、性奴隷の手腕にかかっていると言っても過言ではない。君は私の自慢の秘書だ。期待しているよ」
そう言われ、浅倉は天にも昇る気持ちになった。幸福感でいっぱいの笑みを浮かべ、上ずった声で返事をする。
「ああ……そんな、もったいないお言葉です。ありがとうございます」
「事実を言ったまでだよ。……では、私は先に駐車場に行っているから、君もすぐ来なさい」
「はい……♡」
浅倉は上着のボタンを留める。こうすれば、本当に、ただの秘書と変わりがない。いつも嵌めている首輪と奴隷用の意思表示バッジさえなければ。
高宮が部屋から出ていく。浅倉はそれを見送りながら、「……ああ」と、思い出したように呟いた。
「そういえば、今日はずっと盗撮されているんだった。忘れてた」
そして、部屋の片隅に設置されている特殊なカメラに視線を向け、浅倉涼はにこやかに言った。
「性奴隷養成学園の後輩の皆さん。僕の働きぶりはいかがだったでしょうか。この通り、性奴隷は楽しくて気持ちがいい、やりがいがある仕事です。皆さんと一緒にご奉仕活動できる日を楽しみにしています。……では、ここから先は社外での仕事になるので、これ以上の記録は失礼いたします」
浅倉は手早く『準備』を整え、主人を追って部屋から出ていく。
性奴隷秘書の仕事場に静寂が訪れ――全ての監視カメラが、一斉にオフになった。
END
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