いま、ささみが思うこと

東條ささみ

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思い込むことも、運のうち。

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私はぼんやりと幼少の頃から、「男と金に苦労はしたくない」と思っていました。

 何故なら、子どもの頃、たくさんの悲惨な物語を読んでいて、その中には「ああ無情」(レ・ミゼラブル)があったからです。

 あらすじは簡略しますが、金に困ってパン泥棒をするジャンバルジャンが、コゼットを助けるのが本筋ですが、このコゼットの母親が悲惨なのです。髪を売ったり、歯を売ったり、困窮するわけです。

 何故かそのシーンが焼き付いて離れませんでした。これは、稼ぎ手である主人が居なくてお金に困ったんだな。と思って自分はそうはなりたくないと思ったのです。
ましてや、髪や歯を売らなきゃならないなんて。

 ちゃんと手に職を付けて、男の人に頼らない人生を送りたい。そんな気持ちになりました。

 実際には、高校の頃病気で勉強に集中出来ない事を除けば、私は仕事に勉強にがむしゃらになっていました。

 若い時は結婚することは考えてませんでした。まず自分で自分のことは養おうとしたからです。

 「お金と男に苦労しない!」この鋼の意思で三十代までは、仕事を頑張りました。嫌なことも勿論ありましたが、どうしようもなく入院したこともあり、一人で生きる事に限界を感じていたときに、今の旦那さんと出会いました。

 とにかく優しく、時には厳しく、柔らかな癒しを与えてくれました。(今でも。)
私はそんなに見た目に自信もないし、仕事を頑張るだけが取り柄だと思っていました。
しかし、旦那さんは別の目で私を認めて、結婚してくれました。

 婚活を頑張る人もいますが、先ずは自分の人間性を磨くことをお勧めします。
必ず、認めてくれる異性は出てきます。
見る目も養うことも忘れてはいけません。

 「男と金には苦労はしない」この思い込みが結局、現実になっています。
そんな大したお金持ちでもありませんが、無駄遣いしないので、特に不足は感じません。
あるもので賄う。

 これから働き方も変わってくるはずですが、強い信念でもって、生きていけば必ず光は見えてきます。
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