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第21話
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そして打ち合わせをして話が進み、まずはダンジョンに行ってみようということになった。
「まずは私がダンジョンに入って少し準備をしてきます、それから工藤さんは中に入ってきてください」
「はいっ指示に従います」
さすがにハルカとアヤメについては説明してない、彼女たちはダンジョンコアだ。
我がダンジョンにおいて最も大事な存在であるからまずは私が中に入り彼女たちにはあの銃に変身してもらって私が装備している武器にカモフラージュする。
そして実際に仕事をしてもらって信用が出来ると思えばその時には改めて2人を紹介するつもりだ、だが現時点で全てを話す事は出来ない。
というわけでダンジョンゲートを出現させる。
目の前でいきなりダンジョンの入り口が現れたことに工藤さんは目を見開いて驚いていた。
事前に説明されていたとしてもやはりビックリするのだろうな。当たり前か。
そして私は中に入る、そこにはハルカとアヤメがいた。
「探索者の人と会ってきた、それで今からその人を呼ぶんだけど2人はとりあえず銃に変身してもらっていい? 話をして見た感じは悪い人ではないんだけど念の為にね…」
「それは当然よ、油断は禁物。それじゃあ私たちは喋らない普通の銃なるって訳ね」
「その間ヒロキ君は1人だけど大丈夫? ちゃんとダンジョンの説明できるかな~ワタシは心配だよ」
見た目は20代くらいの女性に見た目通りのアラサーが心配されている。なんかちょっと情けないかも…。
「まあそこは何とでもなるさ、私だって多少なりともこのダンジョンには出入りしてる人間だからね」
「それならヒロキ君を信用するわね~」
「ありがとう、それじゃあこれからその人を…」
「…すこし待って頂戴ヒロキさん」
突然ハルカに飛び止められた。何だろうか。
こちらに来たハルカが手を出す、手の平には黒いバッジのような物がのっていた。
「これは?」
「これはダンジョンコアである私たちが創り出したこのダンジョンへの通行証みたいなものよ。ヒロキさん意外の人間はこのバッジを持ってるか身に着けてないとダンジョンゲートを潜ることが出来ないから、その人に渡して無くさないように言ってくれないかしら?」
我がダンジョンに入るにはそんなアイテムが必要だったのか。知らなかった。
「分かって工藤さんにちゃんと渡しておくよ」
そして2人は銃に変身した。そしてその銃を私はダンジョンに設置してるテントの中に持って来ていた肩から下げるタイプのバッグの中に入れた。
さすがにいきなり銃を手にした状態でこっちへどうぞとか怖い過ぎる話だから、よしっもろもろの準備は完了。
後は工藤さんをダンジョンの中を案内するとしますか。
ダンジョンゲートをくぐり向こうへ行く。
「それじゃあ工藤さん、中へどうぞそれとこれを身に着けてください」
「これは?」
「私のダンジョンへ入る為に必要な通行証ですかね。それがないとダンジョンゲートを潜れませんので」
「はいっわかりました、つけますね……はいっそれじゃあ入らせていただきます」
「どうぞ」
というわけで再びダンジョンゲートを潜り抜け我がダンジョンへと向かう。
ダンジョンゲートの先には青空と白い砂浜と青い海、そして振り返れば緑豊かな森がある。
そこそこ大きな無人島クラスの規模となった我がダンジョンだ。
「ここが私が所有するダンジョンです」
「へぇっダンジョンというより見た感じは普通の島ですね」
「確かに天井とかそういったものがある建造物の中といった感じのダンジョンとは違いますからね」
「はい、無論青空が広がるダンジョンというのは他にもありますが。このダンジョンは他のダンジョン よりも空気が澄んでいるような感じがします」
空気が澄んでいるか。
他のダンジョンの場合どうしても出てくるモンスターとかは人間に対して強い敵意を持っている。
そういう意味ではダンジョンの空気が悪くなるというのをわかる気がする。
最も私はろくに他のダンジョンなんて行ってはいないけどさ。
「まずはこの砂浜に『ブルーシェル』と呼ばれるダンジョンでしか取れない貝があります」
砂浜の方を指差す、そこにあった『ブルーシェル』を工藤さんは見た。
「確かにあれは『ブルーシェル』ですね…」
「そんな感じでダンジョンの中にある資源として売れるものを採取してほしいんです」
「このダンジョンにはどんなモンスターがいるんですか?」
「今確認できてるモンスターはモフリンベアーだけなんです、一応ダンジョンの中を探索していましたがそれ以外にモンスターらしいモンスターは見かけていません」
「モフリンベアーですか。あのモンスターは可愛いんですよね」
やはり工藤さんも女性だしもモフリンベアーみたいなの好きなのか。
「多分のダンジョンを探索していたら見かけることもあるでしょ」
「それはダンジョンを探索する楽しみが一つ増えましたね」
というわけで私と工藤さんはダンジョン資源の採取ツアーを開始した。
「まずは私がダンジョンに入って少し準備をしてきます、それから工藤さんは中に入ってきてください」
「はいっ指示に従います」
さすがにハルカとアヤメについては説明してない、彼女たちはダンジョンコアだ。
我がダンジョンにおいて最も大事な存在であるからまずは私が中に入り彼女たちにはあの銃に変身してもらって私が装備している武器にカモフラージュする。
そして実際に仕事をしてもらって信用が出来ると思えばその時には改めて2人を紹介するつもりだ、だが現時点で全てを話す事は出来ない。
というわけでダンジョンゲートを出現させる。
目の前でいきなりダンジョンの入り口が現れたことに工藤さんは目を見開いて驚いていた。
事前に説明されていたとしてもやはりビックリするのだろうな。当たり前か。
そして私は中に入る、そこにはハルカとアヤメがいた。
「探索者の人と会ってきた、それで今からその人を呼ぶんだけど2人はとりあえず銃に変身してもらっていい? 話をして見た感じは悪い人ではないんだけど念の為にね…」
「それは当然よ、油断は禁物。それじゃあ私たちは喋らない普通の銃なるって訳ね」
「その間ヒロキ君は1人だけど大丈夫? ちゃんとダンジョンの説明できるかな~ワタシは心配だよ」
見た目は20代くらいの女性に見た目通りのアラサーが心配されている。なんかちょっと情けないかも…。
「まあそこは何とでもなるさ、私だって多少なりともこのダンジョンには出入りしてる人間だからね」
「それならヒロキ君を信用するわね~」
「ありがとう、それじゃあこれからその人を…」
「…すこし待って頂戴ヒロキさん」
突然ハルカに飛び止められた。何だろうか。
こちらに来たハルカが手を出す、手の平には黒いバッジのような物がのっていた。
「これは?」
「これはダンジョンコアである私たちが創り出したこのダンジョンへの通行証みたいなものよ。ヒロキさん意外の人間はこのバッジを持ってるか身に着けてないとダンジョンゲートを潜ることが出来ないから、その人に渡して無くさないように言ってくれないかしら?」
我がダンジョンに入るにはそんなアイテムが必要だったのか。知らなかった。
「分かって工藤さんにちゃんと渡しておくよ」
そして2人は銃に変身した。そしてその銃を私はダンジョンに設置してるテントの中に持って来ていた肩から下げるタイプのバッグの中に入れた。
さすがにいきなり銃を手にした状態でこっちへどうぞとか怖い過ぎる話だから、よしっもろもろの準備は完了。
後は工藤さんをダンジョンの中を案内するとしますか。
ダンジョンゲートをくぐり向こうへ行く。
「それじゃあ工藤さん、中へどうぞそれとこれを身に着けてください」
「これは?」
「私のダンジョンへ入る為に必要な通行証ですかね。それがないとダンジョンゲートを潜れませんので」
「はいっわかりました、つけますね……はいっそれじゃあ入らせていただきます」
「どうぞ」
というわけで再びダンジョンゲートを潜り抜け我がダンジョンへと向かう。
ダンジョンゲートの先には青空と白い砂浜と青い海、そして振り返れば緑豊かな森がある。
そこそこ大きな無人島クラスの規模となった我がダンジョンだ。
「ここが私が所有するダンジョンです」
「へぇっダンジョンというより見た感じは普通の島ですね」
「確かに天井とかそういったものがある建造物の中といった感じのダンジョンとは違いますからね」
「はい、無論青空が広がるダンジョンというのは他にもありますが。このダンジョンは他のダンジョン よりも空気が澄んでいるような感じがします」
空気が澄んでいるか。
他のダンジョンの場合どうしても出てくるモンスターとかは人間に対して強い敵意を持っている。
そういう意味ではダンジョンの空気が悪くなるというのをわかる気がする。
最も私はろくに他のダンジョンなんて行ってはいないけどさ。
「まずはこの砂浜に『ブルーシェル』と呼ばれるダンジョンでしか取れない貝があります」
砂浜の方を指差す、そこにあった『ブルーシェル』を工藤さんは見た。
「確かにあれは『ブルーシェル』ですね…」
「そんな感じでダンジョンの中にある資源として売れるものを採取してほしいんです」
「このダンジョンにはどんなモンスターがいるんですか?」
「今確認できてるモンスターはモフリンベアーだけなんです、一応ダンジョンの中を探索していましたがそれ以外にモンスターらしいモンスターは見かけていません」
「モフリンベアーですか。あのモンスターは可愛いんですよね」
やはり工藤さんも女性だしもモフリンベアーみたいなの好きなのか。
「多分のダンジョンを探索していたら見かけることもあるでしょ」
「それはダンジョンを探索する楽しみが一つ増えましたね」
というわけで私と工藤さんはダンジョン資源の採取ツアーを開始した。
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