44 / 57
第44話 おじさん対バリー(1)
しおりを挟む
「きっきき貴族である僕を蹴っただと!? 貴様、自分がどれだけの大罪を犯したのか理解しているのか下民が!?」
ドロップキックかまされてもそれだけ吠えられれば大したもんですよ。やはり謎バフによってバリーは格段に強くなっているようだ。
しかしまあ……だからなんだ程度の問題だけどな。
「その貴族に手を出した貴方が言える事ですか?」
「貴様さえ消せば済む話だ! だから死ね!」
バリーが今度は『火球』の魔法を発動してきた、放たれたファイアーボールが用務員おじさんに向かって飛んでくる。
バリーは魔法を使えるだけだ、使いこなしてる訳じゃない。だからこそ対処も簡単だったりする。
「……………『浮遊』」
用務員おじさんの『浮遊』の魔法により放たれた火球は数メートル手前で静止して空中にフヨフヨと浮き始める。
「…………なんだ……と?」
「バリーさんの魔法は発動した後はただ物理法則に任せて私の元に飛んでくるだけ、それだと矢や銃弾と同じですよ。物を浮かせるだけの『浮遊』の魔法で事足ります」
『飛行』の魔法と違い無機物くらいしか浮かせられない魔法だ、そもそも浮かせてもフヨフヨとゆっくりしか動かせないので使い道は限られる魔法である。
けど飛び道具相手ならわりと使えるのだ、拳銃どころかガトリング砲の弾すら『浮遊』の魔法の前には無力なのである。
「そして………大火……」
─その炎の魔法はもう使うな─
─その炎は瞋恚《しんい》の炎だ─
おっと、師匠の言いつけを破る所だった。いけないいけない。
用務員おじさんは『魔法強化』と言う魔法を発動した。
バリーの魔法で作られた火球に用務員おじさんの魔法を上乗せして数十倍の大きさに巨大化させる。
それをバリーへと放つ。
「下民に出来る事なら……僕にだって出来る! 『浮遊』!」
残念、俺の魔法は放った後もコントロールを失わない為にその動きも完全に制御している、他人の魔法の影響なんて受けないのだ。
バリーの目の前の地面に着弾、地面が爆音を響かせながら爆発した。
爆風に吹っ飛ばされるバリー、ゴロゴロと転がっておりますな。しかしバッと起き上がりこちらをにらんでくる、未だに衰えない殺意全開だ。
「………ふざけるな!」
「ふざけるなと言われましても」
「貴族でもないお前が魔法を使うな! ただ黙って僕の魔法で殺されていれば良いんだよ! なのに、なのに貴様みたいな下民が……!」
今更ながらに思う、一体どんな教育を受けたらこのバリー見たいな少年が育つのだろう……いや、魔法は偉い貴族様だけの物、だなんてふざけたルールがまかり通る封建国家だからか。
「私も生きているので、殺されたくはありません。そして貴方が命を奪った人達もみんなそうだったんだと思われますよ?」
「………黙れ」
暗い瞳を輝かせるバリー、明らかに異常な状態だ。
「全てはこのダンジョンから一人でも多くの人間を救う為なんだよ、クククッそしてこの僕が、本物の英雄となる為には必要な犠牲だったんだ!」
地面が隆起する、『岩窟の大槍』か。上級魔法である。
用務員おじさんは『魔障壁』を発動して岩の槍を防いだ。
「何故だ!? 何故下民の、それもたかが用務員如きがそんな力を持っているんだ!?」
「私が強いのではありませんよ、貴方が弱いのです」
「なっ……なんだと……?」
「人を救う? 船員の方達を囮や盾に使い。お世話になった教師を気に入らないからと亡き者にする、そんな人間が英雄になる……? 笑わせないで下さい」
『魔力の拘束』を発動した、バリーはその場で身体を無理矢理柔らかくしようとインストラクターの先生に色々されてる可哀想な人みたいに身体をミシミシさせながら金縛りにあう。
「がッ! ぐ……ォオアオッ!?」
「私が知る英雄は、多少傍若無人な所はありましたが自身の力の使い道を決して誤る事はなかった。バリーさん、あなたは力を得た後の一番最初の使い方を間違えたんですよ」
「ダッマッレッ! アァアアーーーーーーーッ!」
「!?」
バリーが力ずくで『魔力の拘束』を破った。
マジかよ。力技でどうにか出来る魔法じゃない筈なのだが……。
「……まさか」
『解析』の魔法を発動。
【名前:バリー=ザイゴン】
【種族:人間】
【HP:8693/8693】
【ATK:231(+7691)】
【DEF:141(+6523)】
【貴族のボンボン、禁術を用いて他者から魔力を奪い自身の強化に成功した。魔法の副作用と何者かの精神干渉によりまともな判断力を失っている】
テキストが変化している、いや、問題はそこじゃない。禁断? 禁断ですと?
「……まさか、『生魔吸収』!?」
「ククククッまさか『生魔吸収』まで見抜くとはな。どうやら本当にその知識は大したものらしい、褒めてやるぞ……無論直ぐに殺すがな」
『生魔吸収』相手の魔力を奪うだけでなくその生命力も魔力に変換して根こそぎ全てを奪う魔法だ。
マジで禁断、相手の命を奪う魔法だからな。そんな魔法、幾らベルフォード学園でも学生に教える訳がないだろう。
やはりバリーの背後には碌でもない黒幕がいるな。
全身から教師陣から奪った魔力を発しながらバリーは満面の笑みで語り出す。
「あの連中を殺した理由? 良いだろう、本当の理由を教えてやろう。とは言っても見てのとおりだがな? ククククッ…」
「バリーさん……何故そこまでして力を…」
「用務員の分際で、そんな力を持つ貴様には死んでも理解出来るものか……その魔力も根こそぎ奪い取ってやる!」
ドロップキックかまされてもそれだけ吠えられれば大したもんですよ。やはり謎バフによってバリーは格段に強くなっているようだ。
しかしまあ……だからなんだ程度の問題だけどな。
「その貴族に手を出した貴方が言える事ですか?」
「貴様さえ消せば済む話だ! だから死ね!」
バリーが今度は『火球』の魔法を発動してきた、放たれたファイアーボールが用務員おじさんに向かって飛んでくる。
バリーは魔法を使えるだけだ、使いこなしてる訳じゃない。だからこそ対処も簡単だったりする。
「……………『浮遊』」
用務員おじさんの『浮遊』の魔法により放たれた火球は数メートル手前で静止して空中にフヨフヨと浮き始める。
「…………なんだ……と?」
「バリーさんの魔法は発動した後はただ物理法則に任せて私の元に飛んでくるだけ、それだと矢や銃弾と同じですよ。物を浮かせるだけの『浮遊』の魔法で事足ります」
『飛行』の魔法と違い無機物くらいしか浮かせられない魔法だ、そもそも浮かせてもフヨフヨとゆっくりしか動かせないので使い道は限られる魔法である。
けど飛び道具相手ならわりと使えるのだ、拳銃どころかガトリング砲の弾すら『浮遊』の魔法の前には無力なのである。
「そして………大火……」
─その炎の魔法はもう使うな─
─その炎は瞋恚《しんい》の炎だ─
おっと、師匠の言いつけを破る所だった。いけないいけない。
用務員おじさんは『魔法強化』と言う魔法を発動した。
バリーの魔法で作られた火球に用務員おじさんの魔法を上乗せして数十倍の大きさに巨大化させる。
それをバリーへと放つ。
「下民に出来る事なら……僕にだって出来る! 『浮遊』!」
残念、俺の魔法は放った後もコントロールを失わない為にその動きも完全に制御している、他人の魔法の影響なんて受けないのだ。
バリーの目の前の地面に着弾、地面が爆音を響かせながら爆発した。
爆風に吹っ飛ばされるバリー、ゴロゴロと転がっておりますな。しかしバッと起き上がりこちらをにらんでくる、未だに衰えない殺意全開だ。
「………ふざけるな!」
「ふざけるなと言われましても」
「貴族でもないお前が魔法を使うな! ただ黙って僕の魔法で殺されていれば良いんだよ! なのに、なのに貴様みたいな下民が……!」
今更ながらに思う、一体どんな教育を受けたらこのバリー見たいな少年が育つのだろう……いや、魔法は偉い貴族様だけの物、だなんてふざけたルールがまかり通る封建国家だからか。
「私も生きているので、殺されたくはありません。そして貴方が命を奪った人達もみんなそうだったんだと思われますよ?」
「………黙れ」
暗い瞳を輝かせるバリー、明らかに異常な状態だ。
「全てはこのダンジョンから一人でも多くの人間を救う為なんだよ、クククッそしてこの僕が、本物の英雄となる為には必要な犠牲だったんだ!」
地面が隆起する、『岩窟の大槍』か。上級魔法である。
用務員おじさんは『魔障壁』を発動して岩の槍を防いだ。
「何故だ!? 何故下民の、それもたかが用務員如きがそんな力を持っているんだ!?」
「私が強いのではありませんよ、貴方が弱いのです」
「なっ……なんだと……?」
「人を救う? 船員の方達を囮や盾に使い。お世話になった教師を気に入らないからと亡き者にする、そんな人間が英雄になる……? 笑わせないで下さい」
『魔力の拘束』を発動した、バリーはその場で身体を無理矢理柔らかくしようとインストラクターの先生に色々されてる可哀想な人みたいに身体をミシミシさせながら金縛りにあう。
「がッ! ぐ……ォオアオッ!?」
「私が知る英雄は、多少傍若無人な所はありましたが自身の力の使い道を決して誤る事はなかった。バリーさん、あなたは力を得た後の一番最初の使い方を間違えたんですよ」
「ダッマッレッ! アァアアーーーーーーーッ!」
「!?」
バリーが力ずくで『魔力の拘束』を破った。
マジかよ。力技でどうにか出来る魔法じゃない筈なのだが……。
「……まさか」
『解析』の魔法を発動。
【名前:バリー=ザイゴン】
【種族:人間】
【HP:8693/8693】
【ATK:231(+7691)】
【DEF:141(+6523)】
【貴族のボンボン、禁術を用いて他者から魔力を奪い自身の強化に成功した。魔法の副作用と何者かの精神干渉によりまともな判断力を失っている】
テキストが変化している、いや、問題はそこじゃない。禁断? 禁断ですと?
「……まさか、『生魔吸収』!?」
「ククククッまさか『生魔吸収』まで見抜くとはな。どうやら本当にその知識は大したものらしい、褒めてやるぞ……無論直ぐに殺すがな」
『生魔吸収』相手の魔力を奪うだけでなくその生命力も魔力に変換して根こそぎ全てを奪う魔法だ。
マジで禁断、相手の命を奪う魔法だからな。そんな魔法、幾らベルフォード学園でも学生に教える訳がないだろう。
やはりバリーの背後には碌でもない黒幕がいるな。
全身から教師陣から奪った魔力を発しながらバリーは満面の笑みで語り出す。
「あの連中を殺した理由? 良いだろう、本当の理由を教えてやろう。とは言っても見てのとおりだがな? ククククッ…」
「バリーさん……何故そこまでして力を…」
「用務員の分際で、そんな力を持つ貴様には死んでも理解出来るものか……その魔力も根こそぎ奪い取ってやる!」
0
あなたにおすすめの小説
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
通販で買った妖刀がガチだった ~試し斬りしたら空間が裂けて異世界に飛ばされた挙句、伝説の勇者だと勘違いされて困っています~
日之影ソラ
ファンタジー
ゲームや漫画が好きな大学生、宮本総司は、なんとなくネットサーフィンをしていると、アムゾンの購入サイトで妖刀が1000円で売っているのを見つけた。デザインは格好よく、どことなく惹かれるものを感じたから購入し、家に届いて試し切りをしたら……空間が斬れた!
斬れた空間に吸い込まれ、気がつけばそこは見たことがない異世界。勇者召喚の儀式最中だった王城に現れたことで、伝説の勇者が現れたと勘違いされてしまう。好待遇や周りの人の期待に流され、人違いだとは言えずにいたら、王女様に偽者だとバレてしまった。
偽物だったと世に知られたら死刑と脅され、死刑を免れるためには本当に魔王を倒して、勇者としての責任を果たすしかないと宣言される。
「偽者として死ぬか。本物の英雄になるか――どちらか選びなさい」
選択肢は一つしかない。死にたくない総司は嘘を本当にするため、伝説の勇者の名を騙る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる