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第19話 スマホを手に入れた!
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おかしい、俺はこのアイテム作成ツールの鞄の中身を何度も確認した。
そしてその時にはスマホなんてなかったはずだ。
心当たりがあるとしたらあのクソガキ神だが、はたして異世界でスマホなんて使えるのか?。
手に取り操作してみる。
「……おおっ使えるじゃないか!」
普通に電源が入った、そしてバッテリーを確認するとあの表示が消えている。
まさかこれは電力の制限がないって事か?何しろバッテリーが切れたらスマホはゴミだ、もしも異世界でも使い続ける事を想定してるならあのクソガキ神が何か手を加えている可能性は高い。
しかしスマホの中のアプリは殆ど消えていた、マジか。だが残っているアプリもある。
それは写真のアプリだ。
「まさか、スマホのカメラ機能だけが生きてるのか?」
スマホを操作して適当にそこら辺の本棚の写真を撮る。普通に写真は撮れた。
これは、使えるな。
現状俺には暗記するしかなかった本が何冊もある、しかしスマホがあれば写真のデータを残せるからな。
何日もかけてこの寺院に通う必要がなくなるとは言わないが結構減る、写真を撮る事をメインにして宿に帰ってからスマホでその内容を確認するんだ。
これなら『調合指南書』の初級から上級まで、他にも知りたい本の内容を一気に記録出来るぞ!。
……まあ写真でも本のページを全てとか撮ってたら時間がなくなるのであくまでも必要だと判断したヤツだけに絞るけどな。
他にも写真にしたい内容の本はいくらでもあるんだ、コイツは忙しくなってきたな。
俺はスマホを手に入れた、そしてカメラ機能で写真を撮りまくった。
「………ふうっ今日の所はこれくらいかな」
数時間かけて写真を撮りまくった、やはり気になる内容ってのが多く撮り過ぎてしまった。
本当にこのスマホ、バッテリー無限になってたわ。これだけは感謝だなクソガキ神。
流石に一日じゃ足りないな、明日も来なければ。
内容を確認した限りだがやはりアイテム作成ツールを使えばこの『調合指南書』に載っているヤツを作り出す事は可能らしい。
と言うかこの異世界でアイテム作成って要は調合だったみたいだ。素人が一瞬で便利な魔法のアイテムを作成出来るとかじゃなかった。
まあいいけどさ……ハァッ。
「今日は宿に引き上げるか、写真を撮るだけじゃなくて撮った中身を憶える必要もあるしな」
せめて現状でも作れそうなヤツのレシピは覚えて起きたい。強くなってモンスターを倒して稼ぐって言う異世界のお約束ムーブが出来ない以上、頭を鍛えてどうにかするしかないからな。
所持金も元から少ない、時間はあまりないが焦ってら簡単に死ぬしなこの世界。
冷静さを失わないようにしよう。
俺はその日は寺院を後にした。
その後二日間かけて俺は寺院に通う、写真を撮りまくり宿に戻れば撮った本の内容を頭に叩き込むという感じだ。
流石に命がかかっているので多少の成果も出て来る、このカルカトの市場で売られている材料で作れそうな物を調べたら幾つか作れそうな物があったのだ。
スマホの写真のレシピの内容を憶え市場で必要な物を必要な量買った。お金が本当に無くなっていくので困るわ!。
そしてその時にはスマホなんてなかったはずだ。
心当たりがあるとしたらあのクソガキ神だが、はたして異世界でスマホなんて使えるのか?。
手に取り操作してみる。
「……おおっ使えるじゃないか!」
普通に電源が入った、そしてバッテリーを確認するとあの表示が消えている。
まさかこれは電力の制限がないって事か?何しろバッテリーが切れたらスマホはゴミだ、もしも異世界でも使い続ける事を想定してるならあのクソガキ神が何か手を加えている可能性は高い。
しかしスマホの中のアプリは殆ど消えていた、マジか。だが残っているアプリもある。
それは写真のアプリだ。
「まさか、スマホのカメラ機能だけが生きてるのか?」
スマホを操作して適当にそこら辺の本棚の写真を撮る。普通に写真は撮れた。
これは、使えるな。
現状俺には暗記するしかなかった本が何冊もある、しかしスマホがあれば写真のデータを残せるからな。
何日もかけてこの寺院に通う必要がなくなるとは言わないが結構減る、写真を撮る事をメインにして宿に帰ってからスマホでその内容を確認するんだ。
これなら『調合指南書』の初級から上級まで、他にも知りたい本の内容を一気に記録出来るぞ!。
……まあ写真でも本のページを全てとか撮ってたら時間がなくなるのであくまでも必要だと判断したヤツだけに絞るけどな。
他にも写真にしたい内容の本はいくらでもあるんだ、コイツは忙しくなってきたな。
俺はスマホを手に入れた、そしてカメラ機能で写真を撮りまくった。
「………ふうっ今日の所はこれくらいかな」
数時間かけて写真を撮りまくった、やはり気になる内容ってのが多く撮り過ぎてしまった。
本当にこのスマホ、バッテリー無限になってたわ。これだけは感謝だなクソガキ神。
流石に一日じゃ足りないな、明日も来なければ。
内容を確認した限りだがやはりアイテム作成ツールを使えばこの『調合指南書』に載っているヤツを作り出す事は可能らしい。
と言うかこの異世界でアイテム作成って要は調合だったみたいだ。素人が一瞬で便利な魔法のアイテムを作成出来るとかじゃなかった。
まあいいけどさ……ハァッ。
「今日は宿に引き上げるか、写真を撮るだけじゃなくて撮った中身を憶える必要もあるしな」
せめて現状でも作れそうなヤツのレシピは覚えて起きたい。強くなってモンスターを倒して稼ぐって言う異世界のお約束ムーブが出来ない以上、頭を鍛えてどうにかするしかないからな。
所持金も元から少ない、時間はあまりないが焦ってら簡単に死ぬしなこの世界。
冷静さを失わないようにしよう。
俺はその日は寺院を後にした。
その後二日間かけて俺は寺院に通う、写真を撮りまくり宿に戻れば撮った本の内容を頭に叩き込むという感じだ。
流石に命がかかっているので多少の成果も出て来る、このカルカトの市場で売られている材料で作れそうな物を調べたら幾つか作れそうな物があったのだ。
スマホの写真のレシピの内容を憶え市場で必要な物を必要な量買った。お金が本当に無くなっていくので困るわ!。
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