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24 棒に振る
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終わった。
僕はこれから教育委員会の審議にかけられ、裁判を起こされ、勾留され、晒され罪を償わなきゃいけないんだ…。(号泣)
コンコン
あぁ、人生終了への開始ゴングだ…。
ドアが開き、シリウス・小川先生入ってきた。
「し、シルベスター・ドッカリー様。」
「は、はいっ…」
「すみませんが、三階多目的室まで御同行願えませんか。」
…尋問か。
「は、はい。」
「申し訳ありません。…あの、招待校生徒の…ご紹介したコーラル・梨沙・スタンウィック・強羅様とは、以前からお知り合いだったのですか?」
廊下を歩きながらシリウス・小川は尋ねてきた。
…コーラルさん?
「はい…。ダンスパーティで知り合いましたが。」
「その、狂咲女子学院の控え室で生徒同士が言い争いになっていると聞いて話を伺ったら、」
言い争い。僕の講義についてだろうな…。
「スタンウィック様がドッカリー様の婚約者だと言いまして…その…そうなのですか。」
…え。
「そうなのなら仰って下さればよろしいのに。」
…言ったら何か変わるのだろうか。
というか、何故そんな嘘を?!そもそも交際などしていないとかなんとかで喧嘩したばかりじゃないか。
「い、いえ…そんな事実はないのですが、」
「またまた…向日葵王様の開かれたパーティでこんなにも素晴らしいカップルができているなんて。向日葵王様もさぞ喜ばれることでしょう。」
シリウス・小川は向日葵王の何なのだろう。ニヤけた顔が何故か恐ろしい。
「ほ、本当に何もないのですが、」
訂正しようとした瞬間、シリウス・小川は歩みを止め厳しい顔になる。蜂太郎にも緊張が走った。
「…ドッカリー様。今回の講義、お時間がない中引き受けてくださり、誠にありがとうございました。…しかし、内容としては上に報告できるような物ではありません。」
「う…は、はい。」
ずきっ(出血)
「私としては、狂咲女子学院のローラ先生と生徒、内々にて、こちら(小川)が変更した内容の講義を受けた、と報告しようと思っております。…本来なら、一大学生である貴方様が考え発表した物と報告することもできるのです。しかし、その対応では貴方様は…」
終わり。(大出血)
「コーラル・梨沙・スタンウィック・強羅様の婚約者となると、そうもいきません。スタンウィック家は狂咲女子学院の上級上納者ですからね。…ドッカリー様、スタンウィック様の婚約者の(発表)とすれば、改竄されているという事実があったとしても、こちらも対応しやすいのです。」
…はっきり言うなぁ。(死亡)
「わ…わかりました。」
「では、参りましょう。」
蜂太郎は笑顔に戻ったシリウス・小川を更に恐ろしく感じた。
しかし、コーラルさんが何故僕を婚約者と言ったのだろう…講義の内容に対して僕を庇ったとしても、婚約者と言うことはないのでは?
控え室の前に着き、シリウス・小川がドアをノックする。ドアを開け僕も部屋へ入る。すると一斉に女子生徒の視線が僕に集中した。一気に汗が噴き出てくる。
「こ、こんにちは…」
挨拶、さっきしただろ…僕。
「…あら、シルベスター・ドッカリー様。」
意地悪そうな女子生徒が声を発した。すると、コソコソとひそめた声が騒ついた。
「コーラル・スタンウィック、婚約者が迎えに来て下さったわよ?」
瞬間、僕からコーラルさんへ視線が移る。視線を一点に浴びたコーラルさんは動じず、いつも通りツンッとした表情で腕組みしたまま堂々と立っている。
「蜂太郎さん、あなた私の婚約者で間違いないわよね?私が今回こちらの招待校の代表生徒と知って、あの素晴らしい(講義)を行って下さったのよね?」
シリウス・小川に何か言われたのか。(疑)
「…そ、そう、だよ。」
…言ったぞ。
ちらっとシリウス・小川を見る。したり顔が視界に入った。
「でも、正式なプロポーズはされてなかったわね。蜂太郎さん、今ここでなさってもよろしくてよ?」
は。
「え…そ、それは、」
コーラルさんの言葉に女子生徒からなにやらワクワクした空気が流れ始めた。まるで、文化祭の劇のキスシーン間近のような…
公開処刑だ。(再 死亡)
「何?できないの?私を愛してらっしゃらないのかしら…(涙)」
おいおいおいおい。
女子生徒の雰囲気が急激に冷たいものへと変わる。…女って、恐い。
「……ぼ、僕と、結婚、して…下さい…?」
「聞こえないわ。」
鬼。
「僕と、結婚して、下さい。」
「本当にしたいの?」
ドS。
「ぼ、僕と結婚して下さい!」
「みんなに宣言して下さる?」
…くそぉ、やけくそだぁ!(怒)
「ぼっ、僕はコーラルさんと結婚しますっ!」
宣言一秒前のカンナの登場など気付かず、僕は一生を棒に振った。
僕はこれから教育委員会の審議にかけられ、裁判を起こされ、勾留され、晒され罪を償わなきゃいけないんだ…。(号泣)
コンコン
あぁ、人生終了への開始ゴングだ…。
ドアが開き、シリウス・小川先生入ってきた。
「し、シルベスター・ドッカリー様。」
「は、はいっ…」
「すみませんが、三階多目的室まで御同行願えませんか。」
…尋問か。
「は、はい。」
「申し訳ありません。…あの、招待校生徒の…ご紹介したコーラル・梨沙・スタンウィック・強羅様とは、以前からお知り合いだったのですか?」
廊下を歩きながらシリウス・小川は尋ねてきた。
…コーラルさん?
「はい…。ダンスパーティで知り合いましたが。」
「その、狂咲女子学院の控え室で生徒同士が言い争いになっていると聞いて話を伺ったら、」
言い争い。僕の講義についてだろうな…。
「スタンウィック様がドッカリー様の婚約者だと言いまして…その…そうなのですか。」
…え。
「そうなのなら仰って下さればよろしいのに。」
…言ったら何か変わるのだろうか。
というか、何故そんな嘘を?!そもそも交際などしていないとかなんとかで喧嘩したばかりじゃないか。
「い、いえ…そんな事実はないのですが、」
「またまた…向日葵王様の開かれたパーティでこんなにも素晴らしいカップルができているなんて。向日葵王様もさぞ喜ばれることでしょう。」
シリウス・小川は向日葵王の何なのだろう。ニヤけた顔が何故か恐ろしい。
「ほ、本当に何もないのですが、」
訂正しようとした瞬間、シリウス・小川は歩みを止め厳しい顔になる。蜂太郎にも緊張が走った。
「…ドッカリー様。今回の講義、お時間がない中引き受けてくださり、誠にありがとうございました。…しかし、内容としては上に報告できるような物ではありません。」
「う…は、はい。」
ずきっ(出血)
「私としては、狂咲女子学院のローラ先生と生徒、内々にて、こちら(小川)が変更した内容の講義を受けた、と報告しようと思っております。…本来なら、一大学生である貴方様が考え発表した物と報告することもできるのです。しかし、その対応では貴方様は…」
終わり。(大出血)
「コーラル・梨沙・スタンウィック・強羅様の婚約者となると、そうもいきません。スタンウィック家は狂咲女子学院の上級上納者ですからね。…ドッカリー様、スタンウィック様の婚約者の(発表)とすれば、改竄されているという事実があったとしても、こちらも対応しやすいのです。」
…はっきり言うなぁ。(死亡)
「わ…わかりました。」
「では、参りましょう。」
蜂太郎は笑顔に戻ったシリウス・小川を更に恐ろしく感じた。
しかし、コーラルさんが何故僕を婚約者と言ったのだろう…講義の内容に対して僕を庇ったとしても、婚約者と言うことはないのでは?
控え室の前に着き、シリウス・小川がドアをノックする。ドアを開け僕も部屋へ入る。すると一斉に女子生徒の視線が僕に集中した。一気に汗が噴き出てくる。
「こ、こんにちは…」
挨拶、さっきしただろ…僕。
「…あら、シルベスター・ドッカリー様。」
意地悪そうな女子生徒が声を発した。すると、コソコソとひそめた声が騒ついた。
「コーラル・スタンウィック、婚約者が迎えに来て下さったわよ?」
瞬間、僕からコーラルさんへ視線が移る。視線を一点に浴びたコーラルさんは動じず、いつも通りツンッとした表情で腕組みしたまま堂々と立っている。
「蜂太郎さん、あなた私の婚約者で間違いないわよね?私が今回こちらの招待校の代表生徒と知って、あの素晴らしい(講義)を行って下さったのよね?」
シリウス・小川に何か言われたのか。(疑)
「…そ、そう、だよ。」
…言ったぞ。
ちらっとシリウス・小川を見る。したり顔が視界に入った。
「でも、正式なプロポーズはされてなかったわね。蜂太郎さん、今ここでなさってもよろしくてよ?」
は。
「え…そ、それは、」
コーラルさんの言葉に女子生徒からなにやらワクワクした空気が流れ始めた。まるで、文化祭の劇のキスシーン間近のような…
公開処刑だ。(再 死亡)
「何?できないの?私を愛してらっしゃらないのかしら…(涙)」
おいおいおいおい。
女子生徒の雰囲気が急激に冷たいものへと変わる。…女って、恐い。
「……ぼ、僕と、結婚、して…下さい…?」
「聞こえないわ。」
鬼。
「僕と、結婚して、下さい。」
「本当にしたいの?」
ドS。
「ぼ、僕と結婚して下さい!」
「みんなに宣言して下さる?」
…くそぉ、やけくそだぁ!(怒)
「ぼっ、僕はコーラルさんと結婚しますっ!」
宣言一秒前のカンナの登場など気付かず、僕は一生を棒に振った。
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