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これがきっかけ?!
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そんな私を知らずして彼女は淡々としていた。彼女はフランスからの帰国子女で美しくキレイな金髪でそれをポニテでまとめている。そして、大きな眼。瞳の色は薄く青かった。そんな彼女だ。
何も見た目で大きな存在になったわけではない。一年生の時初めての自己紹介での振る舞いだった。
---半田杏です。よろしく
そんな一言しか無かった。同級生がダラダラと挨拶していく中で彼女の目は真っ直ぐで言葉も何か強い意志を感じさせた。
この人近づけさせないオーラを纏っていて、彼女のそばに居たい。力になりたい。そう思えた。そんな気持ちは初めてだった。
近づく者は誰一人として居なかった。それでも彼女は変わらなかった。彼女には、芯のようなものがあった。私の目の前で1番スマートな挨拶をしてた。一番近くで聞いていた私は、心を掴まれた。
---雛形聖美です。よろしく半田さん
最初は一言だけだったが、席が近いこともあり積極的に話しかけ、すぐに仲良くなった。
本人は緊張してたからと否定してたが、自己紹介の時放ったオーラは友達ができる気配が無かった。しかし、私には強烈な印象が残った。
私たちはずーっと一緒で親友同士になった。杏が何を考えてるかわかったし、私の考えてる事もすぐにわかり理解してくれていた。
部活をやってない私と杏は生徒会の手伝いをした。
先輩の会長副会長のコンビはすごかった。かっこよく何事にもスマートで憧れた。難題もあったが、時間をかけて解決した。私たちも手伝ったが、必要なく2人だけで解決した。
でも、私は学校を変えたいとは思えず、誰かをサポートしたい気持ちが強かった。
それから1年後、杏は生徒会長になると言い出した。
杏は会長になり学校を変えることに憧れていた。そして私に副会長をして欲しいと頼まれた。杏が動いて聖美がサポートする。そんな状況が友達になってからずっと続いていた。私も会長より副会長がやりたかった。
すると突然、生徒会室が叫び声で包まれた。生徒会室に侵入者。一匹のカナブンが入ってしまったのだ。
現場はパニック状態になった。杏だけでなく、書記も監査も逃げまわった。こんな時に会長と副会長は不在だった。
すると、杏の左肩にカナブンが止まったのだ。
退治してくれるのかと思いきや金縛りにあったかのように、小刻みに震え動かなくなった杏は涙目になり、目が合った。口パクで「助けて」と訴えてきた。
何も感じない聖美はあっさりとカナブンを素手で取った。
---もう入ってきちゃ駄目だよ。
カナブンに問いかけ窓から離した。
---聖美ありがとう。優しいのね。おかげで命拾いした。いくつになっても、むしとおばけだけは苦手なんだよねえ~。
止まった所を気にしながらもホッと胸をなでおろした。大げさにも感じたが、容姿端麗・頭脳明晰・文武両道の杏に苦手なものがあったとは少し意外だった。
他のみんなにも感謝されたが、杏のありがとうが一番胸に響いた。
何も見た目で大きな存在になったわけではない。一年生の時初めての自己紹介での振る舞いだった。
---半田杏です。よろしく
そんな一言しか無かった。同級生がダラダラと挨拶していく中で彼女の目は真っ直ぐで言葉も何か強い意志を感じさせた。
この人近づけさせないオーラを纏っていて、彼女のそばに居たい。力になりたい。そう思えた。そんな気持ちは初めてだった。
近づく者は誰一人として居なかった。それでも彼女は変わらなかった。彼女には、芯のようなものがあった。私の目の前で1番スマートな挨拶をしてた。一番近くで聞いていた私は、心を掴まれた。
---雛形聖美です。よろしく半田さん
最初は一言だけだったが、席が近いこともあり積極的に話しかけ、すぐに仲良くなった。
本人は緊張してたからと否定してたが、自己紹介の時放ったオーラは友達ができる気配が無かった。しかし、私には強烈な印象が残った。
私たちはずーっと一緒で親友同士になった。杏が何を考えてるかわかったし、私の考えてる事もすぐにわかり理解してくれていた。
部活をやってない私と杏は生徒会の手伝いをした。
先輩の会長副会長のコンビはすごかった。かっこよく何事にもスマートで憧れた。難題もあったが、時間をかけて解決した。私たちも手伝ったが、必要なく2人だけで解決した。
でも、私は学校を変えたいとは思えず、誰かをサポートしたい気持ちが強かった。
それから1年後、杏は生徒会長になると言い出した。
杏は会長になり学校を変えることに憧れていた。そして私に副会長をして欲しいと頼まれた。杏が動いて聖美がサポートする。そんな状況が友達になってからずっと続いていた。私も会長より副会長がやりたかった。
すると突然、生徒会室が叫び声で包まれた。生徒会室に侵入者。一匹のカナブンが入ってしまったのだ。
現場はパニック状態になった。杏だけでなく、書記も監査も逃げまわった。こんな時に会長と副会長は不在だった。
すると、杏の左肩にカナブンが止まったのだ。
退治してくれるのかと思いきや金縛りにあったかのように、小刻みに震え動かなくなった杏は涙目になり、目が合った。口パクで「助けて」と訴えてきた。
何も感じない聖美はあっさりとカナブンを素手で取った。
---もう入ってきちゃ駄目だよ。
カナブンに問いかけ窓から離した。
---聖美ありがとう。優しいのね。おかげで命拾いした。いくつになっても、むしとおばけだけは苦手なんだよねえ~。
止まった所を気にしながらもホッと胸をなでおろした。大げさにも感じたが、容姿端麗・頭脳明晰・文武両道の杏に苦手なものがあったとは少し意外だった。
他のみんなにも感謝されたが、杏のありがとうが一番胸に響いた。
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