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2部 4章
第二幕 4章 4話 狂った邪鬼
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カモメ達の元にガリオンの仲間が現れた頃、領主の館の庭ではガリオンに吹き飛ばされたクオンとそれを笑いながら見ているガリオンの姿があった。
(相棒……こいつこの間の狂人と同じなのか?)
「いや、この間の奴と違って理性が残っているみたいだ」
(そいつはやべぇんじゃねぇか?)
「かも……でも、さっき殴り掛かられたとき以前の奴ほどの強度があるようには思えなかった……もしかしたら」
(あれはアイツ固有の天啓スキルだったのかもしれない……か?)
「うん、でももしそうなら……」
ガリオンの天啓スキルも強化されているかもしれないということである。
以前クオンは「怪力」の天啓スキルを持つガリオンの攻撃を受け止めて見せたことがある。
だが、強化されているとしたら今度は受けるのは危険だろう……。
「はっ、何をブツブツ言ってやがる?自分の為にお経でも唱えてんのか?」
「まさか……貴方が迷わず成仏できるようにですよ」
「やっぱり気に入らねぇガキだぜ……ペシャンコにしてやるから覚悟しな!!」
「……お断りしますよ」
ガリオンが腰につけていた片手斧を取ると、クオンに向かって走り出す。
ガリオンは特にフェイントなども入れず、大きくジャンプし、クオン目掛けてその斧を振り下ろした。
大振りの為、クオンはそれを難なく躱すが……轟音……まるで何かが爆発したような音を響かせると、ガリオンが斧を振り下ろした地面がまるでクレーターのように凹む……以前の怪力でもかなり地面を凹ませていたが今回はその比ではない……巨大な岩でも落ちてきたのかというくらいの大きなクレーターであった。
(……マジかよ)
「マジみたいだね……」
ジーニアスが授けたという力……いったいこれは何なんだ?
これがジーニアスの天啓スキルなのだろうか?他人の天啓スキルを強化する?……いや、狂化か……なんにしても敵にこんな力のある人間がいるとなるとかなり厄介である。
ただ、それ程量産をしていないところを見ると、使い勝手の良い力ではないのかもしれない。
以前、戦った軍の敵が全員この状態であればいくら僕やディータでも危なかっただろう。
「ギャハハハハ!怖気づいちまったか坊ちゃんよぉ!」
とはいえ……一万もの大軍でいればの話である。
目の前にいるガリオンは理性が残っているとはいえ、以前、戦った狂人ほど脅威には感じない……いや、彼自身がまだ強くなった自分の力を扱いきれていないだけかもしれないが……。
どちらにしても……。
「力自慢に負けることはない……」
「あ゛あ゛?……ムカつくぜ……ホントにムカつかせやがる!!」
再び大振りで片手斧を振り回すガリオン……だが、その攻撃はクオンに掠りもしない。
「なんでだ!なんで当たらねぇ!!ジーニアスの野郎に力を貰ったのになんでだ!!」
「……貰っただけだからですよ」
「どういう意味だ!!」
「その力を使いこなせていない……それに力に頼るだけであなた自身の技量は変わっていない……それじゃ僕には当たりません」
「ざけんな!力は力だろうが!!」
「昔、僕の尊敬する人が言っていました……力を持つ者は同時に心も鍛えなければいけないと……貴方は力に振り回されて心を鍛えられていません……だから弱いんです」
「弱い……?俺が弱いだとぉ!……ヒヒヒヒヒ!もういい!もういいいいい!キレたぜ……テメェが言う心なんざ必要ねぇんだよ!敵を殺すのに心なんざいるわけねぇだろ!ああ!……捨ててやるこんなもん!ギャハハハハ!」
ガリオンが突然、叫びだす。
何を言っているのだろう………おかしくなってしまったのか?
(相棒……なんか様子が変だぜ?)
「うん……」
ガリオンの様子が明らかにおかしい……僕の言葉のせいで頭にきた……と言うだけではないのだ。
目が血走り始め、依然戦った狂人と同じような感じになって行く……だが、それで止まらない。
彼の髪の色が変わっていった……まるで邪鬼のように赤い髪へと変化していくのだ。
そして、血走っていた目もやがて金色へと変わっていく。
(お、おい相棒……これじゃ、まるで……)
「ああ……邪鬼だ……」
「ふ……フヒャヒャヒャヒャ……これが邪神の力か……最高じゃねぇか!」
邪神……確か、邪鬼を作った神様の事だったはずだ……。
その神様の力……?どういうことだ?彼に力を与えたのはジーニアスのはずだ……まさか、ジーニアスが邪神?……いや、以前見た彼が邪神とは思えない……だとしたら?
考えても解らないか……情報が足らなすぎる。
今解るのは邪神の力を与えることが出来ること、そしてやっぱりレンシアに協力している邪鬼がいるであろうことくらいか……それと…‥。
今の状況はかなりヤバいってことくらいかな。
「まさか、邪鬼と戦うことになるなんてね」
(だけど相棒……邪鬼になろうが敵さんの技術は変わらねぇ筈だ)
「うん……勝ち目は十分にあるはずだ」
そう思う僕とクレイジュだったが、その考えは一瞬で砕かれた。
ガリオンが手をこちらにかざすと、赤い魔力弾のようなものを発射してくる。
今までガリオンは魔法など使わなかった……邪鬼になって使えるようになった技ということなのだろう……いきなりの事で驚いたが、僕はなんとかそれを躱す。躱した赤い球は弾け爆発した。あれをまともに喰らっていたら危なかっただろう。
「……危ない」
(相棒!?)
「なっ!?」
避けて体制の崩れた僕にガリオンは斧を振り上げ走り寄ってきていた。
クレイジュの声でなんとか避けることが出来たが……いけない。確かにガリオンの技術が高くなったわけではないが、赤い魔力弾という攻撃方法が増えただけで俄然戦いにくくなった。
ガリオンの攻撃力だけは侮れないのだ。
「ギャハハハハハハハ!!」
「ガリオン、こんなことして楽しいんですか!他人から与えられた力で僕を倒せれば満足なんですか!!」
「ギャハハハハハハハ!!!!!!」
僕の声はすでにガリオンに届いていない……そう言えばガリオンは心を捨てると言っていた……邪鬼になったことで理性が完全になくなったようだ……つまり今のガリオンは狂った邪鬼ということだ……。厄介だ。
(相棒……手を抜ける状態じゃなくなっちまったぜ?)
「だね……このまま彼を放っておくと街にも被害が出てしまいそうだ……全力で行くよ相棒」
(ああ!)
「輝竜秘力」
クオンは体を輝かせ、クレイジュの秘められた力を解放するのだった。
(相棒……こいつこの間の狂人と同じなのか?)
「いや、この間の奴と違って理性が残っているみたいだ」
(そいつはやべぇんじゃねぇか?)
「かも……でも、さっき殴り掛かられたとき以前の奴ほどの強度があるようには思えなかった……もしかしたら」
(あれはアイツ固有の天啓スキルだったのかもしれない……か?)
「うん、でももしそうなら……」
ガリオンの天啓スキルも強化されているかもしれないということである。
以前クオンは「怪力」の天啓スキルを持つガリオンの攻撃を受け止めて見せたことがある。
だが、強化されているとしたら今度は受けるのは危険だろう……。
「はっ、何をブツブツ言ってやがる?自分の為にお経でも唱えてんのか?」
「まさか……貴方が迷わず成仏できるようにですよ」
「やっぱり気に入らねぇガキだぜ……ペシャンコにしてやるから覚悟しな!!」
「……お断りしますよ」
ガリオンが腰につけていた片手斧を取ると、クオンに向かって走り出す。
ガリオンは特にフェイントなども入れず、大きくジャンプし、クオン目掛けてその斧を振り下ろした。
大振りの為、クオンはそれを難なく躱すが……轟音……まるで何かが爆発したような音を響かせると、ガリオンが斧を振り下ろした地面がまるでクレーターのように凹む……以前の怪力でもかなり地面を凹ませていたが今回はその比ではない……巨大な岩でも落ちてきたのかというくらいの大きなクレーターであった。
(……マジかよ)
「マジみたいだね……」
ジーニアスが授けたという力……いったいこれは何なんだ?
これがジーニアスの天啓スキルなのだろうか?他人の天啓スキルを強化する?……いや、狂化か……なんにしても敵にこんな力のある人間がいるとなるとかなり厄介である。
ただ、それ程量産をしていないところを見ると、使い勝手の良い力ではないのかもしれない。
以前、戦った軍の敵が全員この状態であればいくら僕やディータでも危なかっただろう。
「ギャハハハハ!怖気づいちまったか坊ちゃんよぉ!」
とはいえ……一万もの大軍でいればの話である。
目の前にいるガリオンは理性が残っているとはいえ、以前、戦った狂人ほど脅威には感じない……いや、彼自身がまだ強くなった自分の力を扱いきれていないだけかもしれないが……。
どちらにしても……。
「力自慢に負けることはない……」
「あ゛あ゛?……ムカつくぜ……ホントにムカつかせやがる!!」
再び大振りで片手斧を振り回すガリオン……だが、その攻撃はクオンに掠りもしない。
「なんでだ!なんで当たらねぇ!!ジーニアスの野郎に力を貰ったのになんでだ!!」
「……貰っただけだからですよ」
「どういう意味だ!!」
「その力を使いこなせていない……それに力に頼るだけであなた自身の技量は変わっていない……それじゃ僕には当たりません」
「ざけんな!力は力だろうが!!」
「昔、僕の尊敬する人が言っていました……力を持つ者は同時に心も鍛えなければいけないと……貴方は力に振り回されて心を鍛えられていません……だから弱いんです」
「弱い……?俺が弱いだとぉ!……ヒヒヒヒヒ!もういい!もういいいいい!キレたぜ……テメェが言う心なんざ必要ねぇんだよ!敵を殺すのに心なんざいるわけねぇだろ!ああ!……捨ててやるこんなもん!ギャハハハハ!」
ガリオンが突然、叫びだす。
何を言っているのだろう………おかしくなってしまったのか?
(相棒……なんか様子が変だぜ?)
「うん……」
ガリオンの様子が明らかにおかしい……僕の言葉のせいで頭にきた……と言うだけではないのだ。
目が血走り始め、依然戦った狂人と同じような感じになって行く……だが、それで止まらない。
彼の髪の色が変わっていった……まるで邪鬼のように赤い髪へと変化していくのだ。
そして、血走っていた目もやがて金色へと変わっていく。
(お、おい相棒……これじゃ、まるで……)
「ああ……邪鬼だ……」
「ふ……フヒャヒャヒャヒャ……これが邪神の力か……最高じゃねぇか!」
邪神……確か、邪鬼を作った神様の事だったはずだ……。
その神様の力……?どういうことだ?彼に力を与えたのはジーニアスのはずだ……まさか、ジーニアスが邪神?……いや、以前見た彼が邪神とは思えない……だとしたら?
考えても解らないか……情報が足らなすぎる。
今解るのは邪神の力を与えることが出来ること、そしてやっぱりレンシアに協力している邪鬼がいるであろうことくらいか……それと…‥。
今の状況はかなりヤバいってことくらいかな。
「まさか、邪鬼と戦うことになるなんてね」
(だけど相棒……邪鬼になろうが敵さんの技術は変わらねぇ筈だ)
「うん……勝ち目は十分にあるはずだ」
そう思う僕とクレイジュだったが、その考えは一瞬で砕かれた。
ガリオンが手をこちらにかざすと、赤い魔力弾のようなものを発射してくる。
今までガリオンは魔法など使わなかった……邪鬼になって使えるようになった技ということなのだろう……いきなりの事で驚いたが、僕はなんとかそれを躱す。躱した赤い球は弾け爆発した。あれをまともに喰らっていたら危なかっただろう。
「……危ない」
(相棒!?)
「なっ!?」
避けて体制の崩れた僕にガリオンは斧を振り上げ走り寄ってきていた。
クレイジュの声でなんとか避けることが出来たが……いけない。確かにガリオンの技術が高くなったわけではないが、赤い魔力弾という攻撃方法が増えただけで俄然戦いにくくなった。
ガリオンの攻撃力だけは侮れないのだ。
「ギャハハハハハハハ!!」
「ガリオン、こんなことして楽しいんですか!他人から与えられた力で僕を倒せれば満足なんですか!!」
「ギャハハハハハハハ!!!!!!」
僕の声はすでにガリオンに届いていない……そう言えばガリオンは心を捨てると言っていた……邪鬼になったことで理性が完全になくなったようだ……つまり今のガリオンは狂った邪鬼ということだ……。厄介だ。
(相棒……手を抜ける状態じゃなくなっちまったぜ?)
「だね……このまま彼を放っておくと街にも被害が出てしまいそうだ……全力で行くよ相棒」
(ああ!)
「輝竜秘力」
クオンは体を輝かせ、クレイジュの秘められた力を解放するのだった。
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