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4章
動乱
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私たちはお城の謁見の間で各国の様子を報告を聞き終わり、話し合いをしていた。
「帝国の襲撃を受け無事な国は、ベラリッサ法国、エルラルド国、そして、我が国ツァインの三つのみということか・・・」
「たった、三つ・・・」
ベラリッサ法国というのはベラリッサ教会という光の女神を奉った宗教が盛んな国であり、その国の法王メリアンナは光の女神の化身などと言われるほどの光の魔法に長けた人物らしい。この大陸で三大国と呼ばれるうちの一つである。
そしてもう一つの国、エルラルド国はエルフたちが営んでいる国である。
森の中にあり、招かれざる者が訪れようとすると、国には着けず、森から帰ることすらも出来なくなるという不思議な国である。とはいえ、閉鎖的な国というわけではなく、ちゃんと招かれた者たちは問題なくつけるのだという。
そして、最後は私たちのいるツァイン、この国に襲ってきた魔族たちのように他の国にもやはり魔族が襲って来たらしい、そして、その襲撃に耐えられなかった国は今や、帝国の属国となっており、国は魔族たちの支配下にあるという。
「帝国に乗り込んで魔王を倒しちゃう?」
「いや、帝国の兵の数は多い、そして、その中には魔族も数多くいる、戦力の整っていない今乗り込むのは無謀と言えるだろう」
「ですわね、それなら、支配された国を解放しながら仲間を集めるしかありませんわ」
「そうねぇん、いくら戦いに破らと言ってもぉん、まだ戦っている人はいると思うわぁん」
「レディさんの言う通りですわ」
なるほど、そういう人たちと協力して、その国を解放し、その後は協力を要請するということか。
「いいんじゃないかな?」
「私もそれが最善だとおもうわ」
アネルさんも同意してくれた。
王様は大きく一つ頷くと、計画を立てる為、アネルさんや大臣さんと一緒に奥の会議室に向かう。
その間私たちは、魔族の襲撃で壊れてしまった街の様子を見に街へと繰り出すのだった。
ちなみにクオン達であるが、少し前にダンジョンに向かって出発している。アネルさんの言った聖武具があれば、クオンの戦闘力は大きく跳ね上がるだろう。なにせダンジョンの秘宝とも言わるものなのだから。
「ほら、アンタたち何やってんだい!休んでる暇なんてないよ!!」
「おおーい、そっちの木材持ってきてくれよ!」
「はいよアンタら、おにぎり持ってきたよ!」
「うおおお、飯だあああ!」
街の人たちは自分たちの街を直すため、一生懸命働いていた。
「この街の方々は強いですわね」
「うん、普通あんなことがあれば街の復興なんてしようとは思えないよね」
だって、仮に直してもまた、魔族が来て壊されるかもしれないんだ。そう私は思っていたのに、街の人たちは次の日には復興を始めていた。びっくりして思わず近くにいた女性に聞くと。
「魔女様たちが護ってくれた私たちの命だよ、唯々、恐怖を感じて震えているなんてせっかく護ってくれた魔女様たちに失礼じゃないかい!街なんて何回壊されたっていいさね、魔女様たちが戦ってんだい、私たちは街を復興して、少しでも魔女様たちに安らぎの場を与えるのが筋ってもんだろう?」
「まったく、そんなこと言われたら、なんとしても魔族たちを倒して、本当の平和な世界にしてあげたくなるじゃない」
女性の言葉にディータはそんなことを言った。そんなディータの顔は魔法生物の姿でもわかるくらい優しい笑顔をしていた。
「よーし、だったら私たちも復興を手伝おうか!」
と、意気込んだ私だったが、街の人たちにそれを拒否されてしまう。街の復興は街の人間の仕事だからと言い張り、私達には休んでいて欲しいとのことだった。
「魔人の時は手伝わされたのに・・・」
「それだけ、街の人たちとの絆が強くなっているという事じゃありませんの?」
「そうかな」
エリンシアの言葉に少し心が温まる、そうだったらいいな。
手伝いを断られた私たちは冒険者ギルドへと足を運んだ。
ギルドはギルドで独自に情報を集めているらしく、その情報を貰いに来たのだ。
「アイナさんギルドの方は情報集まっている?」
「魔女様、はい、各国の冒険者たちが情報を共有してくれている為、かなりの数の情報が入っております」
さすが、冒険者ギルド。国同士は政治的な事から秘密ごとが多いため、情報の伝達には時間が掛かる。だが、冒険者同士のネットワークであればギルドを通してすぐに伝わるのだ。とはいえ、ギルドが無事なところに限ってしまうのだが。
「それで、他の国の状況はどんな感じ?」
「王様の方はどのような情報を手に入れられているのでしょう?」
「襲われて無事だったのはベラリッサとエルラルドだけだったって事かな、後はまだ反抗している勢力と協力して支配された国を解放して仲間を増やしていこうとしてるよ」
「なるほど、でしたら先ずは隣国のクーネル国がいいかもしれません」
「どうして?」
「王族が逃げ延び、その王族の元に反抗勢力が集まっているようなのです、その者たちと協力して戦えば優位に戦えるでしょう」
なるほど、王族が逃げ延びているって言うのは吉報だね。王族の元には人が集まるだろう、どれくらいの勢力かわからないがその勢力と協力した方がクーネル国を解放できる可能性は高い。
「アイナ、その情報を王様に伝えたいんだけどいいかな?」
「はい、もちろんです」
「ありがと、じゃあ戻ろう」
私は一緒に街についてきたディータ、エリンシア、レディと共にお城に戻るのだった。
「帝国の襲撃を受け無事な国は、ベラリッサ法国、エルラルド国、そして、我が国ツァインの三つのみということか・・・」
「たった、三つ・・・」
ベラリッサ法国というのはベラリッサ教会という光の女神を奉った宗教が盛んな国であり、その国の法王メリアンナは光の女神の化身などと言われるほどの光の魔法に長けた人物らしい。この大陸で三大国と呼ばれるうちの一つである。
そしてもう一つの国、エルラルド国はエルフたちが営んでいる国である。
森の中にあり、招かれざる者が訪れようとすると、国には着けず、森から帰ることすらも出来なくなるという不思議な国である。とはいえ、閉鎖的な国というわけではなく、ちゃんと招かれた者たちは問題なくつけるのだという。
そして、最後は私たちのいるツァイン、この国に襲ってきた魔族たちのように他の国にもやはり魔族が襲って来たらしい、そして、その襲撃に耐えられなかった国は今や、帝国の属国となっており、国は魔族たちの支配下にあるという。
「帝国に乗り込んで魔王を倒しちゃう?」
「いや、帝国の兵の数は多い、そして、その中には魔族も数多くいる、戦力の整っていない今乗り込むのは無謀と言えるだろう」
「ですわね、それなら、支配された国を解放しながら仲間を集めるしかありませんわ」
「そうねぇん、いくら戦いに破らと言ってもぉん、まだ戦っている人はいると思うわぁん」
「レディさんの言う通りですわ」
なるほど、そういう人たちと協力して、その国を解放し、その後は協力を要請するということか。
「いいんじゃないかな?」
「私もそれが最善だとおもうわ」
アネルさんも同意してくれた。
王様は大きく一つ頷くと、計画を立てる為、アネルさんや大臣さんと一緒に奥の会議室に向かう。
その間私たちは、魔族の襲撃で壊れてしまった街の様子を見に街へと繰り出すのだった。
ちなみにクオン達であるが、少し前にダンジョンに向かって出発している。アネルさんの言った聖武具があれば、クオンの戦闘力は大きく跳ね上がるだろう。なにせダンジョンの秘宝とも言わるものなのだから。
「ほら、アンタたち何やってんだい!休んでる暇なんてないよ!!」
「おおーい、そっちの木材持ってきてくれよ!」
「はいよアンタら、おにぎり持ってきたよ!」
「うおおお、飯だあああ!」
街の人たちは自分たちの街を直すため、一生懸命働いていた。
「この街の方々は強いですわね」
「うん、普通あんなことがあれば街の復興なんてしようとは思えないよね」
だって、仮に直してもまた、魔族が来て壊されるかもしれないんだ。そう私は思っていたのに、街の人たちは次の日には復興を始めていた。びっくりして思わず近くにいた女性に聞くと。
「魔女様たちが護ってくれた私たちの命だよ、唯々、恐怖を感じて震えているなんてせっかく護ってくれた魔女様たちに失礼じゃないかい!街なんて何回壊されたっていいさね、魔女様たちが戦ってんだい、私たちは街を復興して、少しでも魔女様たちに安らぎの場を与えるのが筋ってもんだろう?」
「まったく、そんなこと言われたら、なんとしても魔族たちを倒して、本当の平和な世界にしてあげたくなるじゃない」
女性の言葉にディータはそんなことを言った。そんなディータの顔は魔法生物の姿でもわかるくらい優しい笑顔をしていた。
「よーし、だったら私たちも復興を手伝おうか!」
と、意気込んだ私だったが、街の人たちにそれを拒否されてしまう。街の復興は街の人間の仕事だからと言い張り、私達には休んでいて欲しいとのことだった。
「魔人の時は手伝わされたのに・・・」
「それだけ、街の人たちとの絆が強くなっているという事じゃありませんの?」
「そうかな」
エリンシアの言葉に少し心が温まる、そうだったらいいな。
手伝いを断られた私たちは冒険者ギルドへと足を運んだ。
ギルドはギルドで独自に情報を集めているらしく、その情報を貰いに来たのだ。
「アイナさんギルドの方は情報集まっている?」
「魔女様、はい、各国の冒険者たちが情報を共有してくれている為、かなりの数の情報が入っております」
さすが、冒険者ギルド。国同士は政治的な事から秘密ごとが多いため、情報の伝達には時間が掛かる。だが、冒険者同士のネットワークであればギルドを通してすぐに伝わるのだ。とはいえ、ギルドが無事なところに限ってしまうのだが。
「それで、他の国の状況はどんな感じ?」
「王様の方はどのような情報を手に入れられているのでしょう?」
「襲われて無事だったのはベラリッサとエルラルドだけだったって事かな、後はまだ反抗している勢力と協力して支配された国を解放して仲間を増やしていこうとしてるよ」
「なるほど、でしたら先ずは隣国のクーネル国がいいかもしれません」
「どうして?」
「王族が逃げ延び、その王族の元に反抗勢力が集まっているようなのです、その者たちと協力して戦えば優位に戦えるでしょう」
なるほど、王族が逃げ延びているって言うのは吉報だね。王族の元には人が集まるだろう、どれくらいの勢力かわからないがその勢力と協力した方がクーネル国を解放できる可能性は高い。
「アイナ、その情報を王様に伝えたいんだけどいいかな?」
「はい、もちろんです」
「ありがと、じゃあ戻ろう」
私は一緒に街についてきたディータ、エリンシア、レディと共にお城に戻るのだった。
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