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熱々の恋がしたい。
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2月の寒い気候のせいだろうか。
私は久しく求めていなかった、『恋』というものがしたい衝動に囚われている。
恋と縁遠くなってから、幾日の月日が流れたのだろうか。恋のはじめ方が、解らない。
まるで『恋』に恋する中学生の様な自分が、恥かしくもあり、ピュアな部分が残っていた事への驚きもあり、思わずデスクの前で頬を赤くしている事を同僚に指摘されるまで気付かなかった。
思い返すと、最後に『恋』をしたのはいつだったのだろう。
日々の仕事に追われ、男性社員に負けないように片意地はって頑張ってきた。そんな自分は大好きだが、寂しい。
『よし。恋するぞ。』
心の中で、大きく叫んでみた。
そう言えば、さっき私のチョットした顔の変化に気が付いてくれた彼。
いままで同僚としての目線でしか見た事が無かったけど・・・
考えてみると、いつも私が思っていることを先回りして助けてくれている。
『やばい』心の中の私がつぶやいた。
私、28歳。彼、24歳。4歳の差は大きく、私の心の中に芽生えようとしている恋
心にフタをしようと圧し掛かってくる。
でも、今日の私はいつもと違う。
『恋』がしたい。
彼の優しさに気が付いた今なら、素直『恋』をはじめる事が出来るかも。
そう思った私は彼に『今日、帰りに飲みに行こう。』と心のドキドキを悟られないように、誘った。
そして私は、「恋のはじまりはこんなもんだよね」と私に言ってみた。
私は久しく求めていなかった、『恋』というものがしたい衝動に囚われている。
恋と縁遠くなってから、幾日の月日が流れたのだろうか。恋のはじめ方が、解らない。
まるで『恋』に恋する中学生の様な自分が、恥かしくもあり、ピュアな部分が残っていた事への驚きもあり、思わずデスクの前で頬を赤くしている事を同僚に指摘されるまで気付かなかった。
思い返すと、最後に『恋』をしたのはいつだったのだろう。
日々の仕事に追われ、男性社員に負けないように片意地はって頑張ってきた。そんな自分は大好きだが、寂しい。
『よし。恋するぞ。』
心の中で、大きく叫んでみた。
そう言えば、さっき私のチョットした顔の変化に気が付いてくれた彼。
いままで同僚としての目線でしか見た事が無かったけど・・・
考えてみると、いつも私が思っていることを先回りして助けてくれている。
『やばい』心の中の私がつぶやいた。
私、28歳。彼、24歳。4歳の差は大きく、私の心の中に芽生えようとしている恋
心にフタをしようと圧し掛かってくる。
でも、今日の私はいつもと違う。
『恋』がしたい。
彼の優しさに気が付いた今なら、素直『恋』をはじめる事が出来るかも。
そう思った私は彼に『今日、帰りに飲みに行こう。』と心のドキドキを悟られないように、誘った。
そして私は、「恋のはじまりはこんなもんだよね」と私に言ってみた。
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