46 / 147
オークション見学
しおりを挟む
お祭りの三日目最終日、僕たちみんなでオークションに来ていた。
「まさか、お祭りの最終日がオークションなんて、最初はびっくりしたな」
「まぁ、そうだな。だから、ここの街の人たちは子供には昨日でお祭りは終わりだって伝えてるみたいだな」
「子供じゃ、オークションは楽しめないもんね」
「そういうこと」
「それじゃ、一旦ここでお別れだね。集合はお昼時にここに集合で」
大人の姿になれたこともあって、みんなそれぞれでオークションを楽しむことにした。
「さて、僕はどうしようかな」
いくつかに班が分かれていたが、今日は僕一人での行動にした。
ピーカックとリュクス、カリーナとノルメ。院長はお昼時にまた来ると言って、どこかに行ってしまった。
「そういえば、一人って初めてかもな」
今までの旅を思い返してみると、ほとんどの時をリュクスとカリーナと過ごしてきていた。だから、少しの間だけでも一人になれることが少しうれしかった。
「どうしようかな、オークションに来たは良いもの特に欲しいものもないんだよな」
「あれ、そこにいるのはフォレスか?」
「もしかして、ラーラン?」
「ひっさしぶりだな!! ……ってか、なんか、大きくなった?」
僕に話しかけてきたのは、どの街でも何故かよく会う姉弟の、スキンヘットが特徴の弟のラーランだった。
「こんなところで何やってたんだ? それに、ほかの二人は?」
「今は単独行動で、ほかの二人も別々で行動してるんだよ」
「ってことは、今は一人なんだ」
「そうだね」
「……だったら、ちょっと付き合ってよ」
「いいよ」
ということでラーランに付いていくと、すごく気になるオークション会場に到着した。
「ここって……」
「確か、フォレスってこういうの好きだよね?」
ラーランが連れて来てくれたのは、勇者と魔王の遺品などのオークション会場だった。
「好き……だけど。こんなあったんだ」
「ほら、入るよ」
中にはいると、結構大きな会場で全く席が空いていない状況だった。そんな中で、離れたところにそれぞれ、リュクスとカリーナたちが居ることに気づいた。
「あんなところに、二人ともいるよ」
「ほんとだな。俺、ちょっと挨拶してくる」
「そう、僕はここで座って待ってようかな」
そう言って、ラーランは二人の元に向かっていった。
「それじゃ、僕はゆっくりと見てようかな」
「こんにちわ、カリーナさん」
「? あ、ラーラン!?」
「はい。お久しぶりですね」
「久しぶりだね。メーランは一緒じゃないの?」
「お姉ちゃんは、その、見た目が……」
そう言われて、メーランの容姿を思い出した。幼女かと思うくらい幼い見た目、身分証を見せたぐらいで年齢の偽装かと思われても仕方ない。その所為でオークション会場に入れないのは可哀そうだった。
「それで、お姉ちゃんは一人で温泉巡りしてますよ」
「それはそれで、楽しそうだね」
「あのー、この方は?」
「そっか、初めましてだね。この人はラーラン。スキンヘッドで見た目は怖いけど全くそんなことない、やさしい人だよ。それで、こっちがノルメ。私の親友でとっても素直でかわいいんだ。出会って間もないけど、私たちの仲間なんだよ」
「そうなんだね、よろしくね、ノルメちゃん」
「はい。よろしくお願いします」
「それじゃ、俺はリュクス君の方に行ってくるよ」
「え、あいつも来てるの?」
「うん。あっち」
「あ、ほんとだ」
「それじゃ、またあとでね」
次は、リュクスのところにやって来た。
「ここにも初めましての方が居る」
ラーランは一人前と言っていいほどの冒険者だ。だからだろう、ピーカックの姿を見たときに緊張が走ったのは。
「あれ、お前ラーランか?」
近づくと、リュクスが振り向いて気付いてくれた。
「はい。お久しぶりです。フォレスと来た時に見つけたので挨拶にでもと思いまして……」
「フォレスと? それじゃ、みんなここに集まったんだな」
「そうみたいですね。ほんと、みんな仲いいですよね」
「そうだな。それと、そろそろ、戻ったほうがいいぞ」
「……そう、見たいですね。お邪魔しました」
ラーランがその場を離れたとき、ピーカックが深いため息をついていた。
「はぁー。イライラする奴だな」
「まぁ、そう言うな、あれでも結構な実力者だからな」
「それは、人間の中でだろ」
ピーカックは何故か弱い奴が嫌いなようで弱いやつを話してるとイライラが止まらないらしい。
「そんなことより、始まるみたいだな」
そして、オークションが始まった。
「お待たせしました!! これより魔王と勇者の遺品のオークションを始めます」
そして、一つ目の遺品が運ばれてきた。
「これは、先々代が使っていた伝説の勇者の剣です。最低落札価格は100万Sです」
それから、どんどん値段は上がっていき落札された値段は7800万Sだった。
「「「これは、見学になりそう」」」
「まさか、お祭りの最終日がオークションなんて、最初はびっくりしたな」
「まぁ、そうだな。だから、ここの街の人たちは子供には昨日でお祭りは終わりだって伝えてるみたいだな」
「子供じゃ、オークションは楽しめないもんね」
「そういうこと」
「それじゃ、一旦ここでお別れだね。集合はお昼時にここに集合で」
大人の姿になれたこともあって、みんなそれぞれでオークションを楽しむことにした。
「さて、僕はどうしようかな」
いくつかに班が分かれていたが、今日は僕一人での行動にした。
ピーカックとリュクス、カリーナとノルメ。院長はお昼時にまた来ると言って、どこかに行ってしまった。
「そういえば、一人って初めてかもな」
今までの旅を思い返してみると、ほとんどの時をリュクスとカリーナと過ごしてきていた。だから、少しの間だけでも一人になれることが少しうれしかった。
「どうしようかな、オークションに来たは良いもの特に欲しいものもないんだよな」
「あれ、そこにいるのはフォレスか?」
「もしかして、ラーラン?」
「ひっさしぶりだな!! ……ってか、なんか、大きくなった?」
僕に話しかけてきたのは、どの街でも何故かよく会う姉弟の、スキンヘットが特徴の弟のラーランだった。
「こんなところで何やってたんだ? それに、ほかの二人は?」
「今は単独行動で、ほかの二人も別々で行動してるんだよ」
「ってことは、今は一人なんだ」
「そうだね」
「……だったら、ちょっと付き合ってよ」
「いいよ」
ということでラーランに付いていくと、すごく気になるオークション会場に到着した。
「ここって……」
「確か、フォレスってこういうの好きだよね?」
ラーランが連れて来てくれたのは、勇者と魔王の遺品などのオークション会場だった。
「好き……だけど。こんなあったんだ」
「ほら、入るよ」
中にはいると、結構大きな会場で全く席が空いていない状況だった。そんな中で、離れたところにそれぞれ、リュクスとカリーナたちが居ることに気づいた。
「あんなところに、二人ともいるよ」
「ほんとだな。俺、ちょっと挨拶してくる」
「そう、僕はここで座って待ってようかな」
そう言って、ラーランは二人の元に向かっていった。
「それじゃ、僕はゆっくりと見てようかな」
「こんにちわ、カリーナさん」
「? あ、ラーラン!?」
「はい。お久しぶりですね」
「久しぶりだね。メーランは一緒じゃないの?」
「お姉ちゃんは、その、見た目が……」
そう言われて、メーランの容姿を思い出した。幼女かと思うくらい幼い見た目、身分証を見せたぐらいで年齢の偽装かと思われても仕方ない。その所為でオークション会場に入れないのは可哀そうだった。
「それで、お姉ちゃんは一人で温泉巡りしてますよ」
「それはそれで、楽しそうだね」
「あのー、この方は?」
「そっか、初めましてだね。この人はラーラン。スキンヘッドで見た目は怖いけど全くそんなことない、やさしい人だよ。それで、こっちがノルメ。私の親友でとっても素直でかわいいんだ。出会って間もないけど、私たちの仲間なんだよ」
「そうなんだね、よろしくね、ノルメちゃん」
「はい。よろしくお願いします」
「それじゃ、俺はリュクス君の方に行ってくるよ」
「え、あいつも来てるの?」
「うん。あっち」
「あ、ほんとだ」
「それじゃ、またあとでね」
次は、リュクスのところにやって来た。
「ここにも初めましての方が居る」
ラーランは一人前と言っていいほどの冒険者だ。だからだろう、ピーカックの姿を見たときに緊張が走ったのは。
「あれ、お前ラーランか?」
近づくと、リュクスが振り向いて気付いてくれた。
「はい。お久しぶりです。フォレスと来た時に見つけたので挨拶にでもと思いまして……」
「フォレスと? それじゃ、みんなここに集まったんだな」
「そうみたいですね。ほんと、みんな仲いいですよね」
「そうだな。それと、そろそろ、戻ったほうがいいぞ」
「……そう、見たいですね。お邪魔しました」
ラーランがその場を離れたとき、ピーカックが深いため息をついていた。
「はぁー。イライラする奴だな」
「まぁ、そう言うな、あれでも結構な実力者だからな」
「それは、人間の中でだろ」
ピーカックは何故か弱い奴が嫌いなようで弱いやつを話してるとイライラが止まらないらしい。
「そんなことより、始まるみたいだな」
そして、オークションが始まった。
「お待たせしました!! これより魔王と勇者の遺品のオークションを始めます」
そして、一つ目の遺品が運ばれてきた。
「これは、先々代が使っていた伝説の勇者の剣です。最低落札価格は100万Sです」
それから、どんどん値段は上がっていき落札された値段は7800万Sだった。
「「「これは、見学になりそう」」」
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
無能烙印押された貧乏準男爵家三男は、『握手スキル』で成り上がる!~外れスキル?握手スキルこそ、最強のスキルなんです!
飼猫タマ
ファンタジー
貧乏準男爵家の三男トト・カスタネット(妾の子)は、13歳の誕生日に貴族では有り得ない『握手』スキルという、握手すると人の名前が解るだけの、全く使えないスキルを女神様から授かる。
貴族は、攻撃的なスキルを授かるものという頭が固い厳格な父親からは、それ以来、実の息子とは扱われず、自分の本当の母親ではない本妻からは、嫌がらせの井戸掘りばかりさせられる毎日。
だが、しかし、『握手』スキルには、有り得ない秘密があったのだ。
なんと、ただ、人と握手するだけで、付随スキルが無限にゲットできちゃう。
その付随スキルにより、今までトト・カスタネットの事を、無能と見下してた奴らを無意識下にザマーしまくる痛快物語。
魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。
音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、
幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。
魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。
そして再び出会う幼馴染。
彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。
もういい。
密かにやってた支援も打ち切る。
俺以外にも魔道具職人はいるさ。
落ちぶれて行く追放したパーティ。
俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。
荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました
夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。
スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。
ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。
驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。
※カクヨムで先行配信をしています。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
最弱Sランク冒険者は引退したい~仲間が強すぎるせいでなぜか僕が陰の実力者だと勘違いされているんだが?
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
冒険者のノエルはSランクパーティーの荷物もちだった。
ノエル自体に戦闘能力はなく、自分のことを足手まといだとすら思っていた。
そして、Sランクになったことで、戦うモンスターはより強力になっていった。
荷物持ちであるノエルは戦闘に参加しないものの、戦場は危険でいっぱいだ。
このままじゃいずれ自分はモンスターに殺されてしまうと考えたノエルは、パーティーから引退したいと思うようになる。
ノエルはパーティーメンバーに引退を切り出すが、パーティーメンバーはみな、ノエルのことが大好きだった。それどころか、ノエルの実力を過大評価していた。
ノエルがいないとパーティーは崩壊してしまうと言われ、ノエルは引退するにできない状況に……。
ノエルは引退するために自分の評判を落とそうとするのだが、周りは勘違いして、ノエルが最強だという噂が広まってしまう。
さらにノエルの評判はうなぎのぼりで、ますます引退できなくなるノエルなのだった。
他サイトにも掲載
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる