幼馴染みの2人は魔王と勇者〜2人に挟まれて寝た俺は2人の守護者となる〜

海月 結城

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カリーナとのデート②

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 商業エリアに着いた僕たちは、近くのお店から見て回ることにした。
 ゴンドラから降りた場所には服などを売っているお店が多い。

「カリーナは普段同じ服着てるけど、今着ている服はノルメとレイさんと買ったの?」
「うん! そ、その、フォレスにドキッとしてほしくて」

 もじもじしながら恥じらう姿はこの世のものとは思えない可愛さを誇っていた。
 今まで信じていなかったが、『可愛さは正義』という言葉を信じてしまうほどだった。

「! う、うん。ド、ドキッとしたから……うん、だから、えっと……」
「? フォレス? 顔を背けてどうしたの? こっち見てよ」

 つい、顔を背けてしまった。それに、ムッとしたカリーナが僕の顔を覗き込むように移動してきた。
 一回可愛いと思うと、その後の行動全部が可愛く見えてしまう。
 今まで親のような感情でカリーナのことを見ていたのに、それが、変化するのに僕は困惑していた。

ーーこの感情、俺はカリーナのことが好きなのか? いやいや、精神年齢で言ったらカリーナの大分上、これは、可愛いだ。そう、好きじゃない。でも、この体に転生してから精神がこの体の年齢に相応しい行動をとるようになってる。ってことは、俺はカリーナを好きになっても大丈夫? 合法なのか? ・・・いやいや、この考え方はダメだ。それに、今はカリーナとのデート中、カリーナが俺のことを好きなのは行動や言動から分かる。だけど、いや、どうなんだ?

 もうね、分からん! 僕はどうしたらいいのか、もうね、分からない。
 うん、訳が分からなくなって逆に冷静になってきた。

「ご、ごめん、カリーナ。行こうか」
「うん!」

 さてさて、シーシップのお店は外からも中が見えるようにガラス張りになている。
 それを見歩きながらカリーナが目を付けたお店に入ってみることにした。

「いらっしゃいませ~」

 カリーナが目を付けたお店に入ると、そこは、カジュアルな服を多く扱う服屋さんだった。

「ふぇ~、服ってこんなに種類あるんだね~、全然わからないや」
「全然わからないのは良いんだよ。これから知って行けばいいんだよ」
「フォレスが教えてくれるの!?」
「おう、任せておけ」
「じゃあさ、私の全身コーデお願いしても良い?」
「!?!?」

 急なカリーナのお願いに驚いたが、快諾してカリーナに合う服を選び始めた。

 カリーナは茶髪の短髪で前髪に小さな髪留めを付けている。
 カリーナの綺麗な髪は、茶髪というよりブロンズと言ったほうが良いだろう。
 僕はそこまでファッションについて詳しくない。が、ブロンズ髪はガジュアルでもキレイめな服装でも似合うと思っている。
 カリーナに似合いそうな服を探していると、店員の人が声を掛けてきた。

「彼女さんの服をお探しですか?」
「はい。そうですね」
「う~ん、可愛い、それにカッコいい。凄く良いバランスでかっこいいと可愛いが両立していますね。ちょっと、私も手伝っていいですか?」
「良いんですか? 今まで、そこまでおしゃれな服装を意識して過ごしていなかったので助かります」
「ふふふ、任せて下さい!」

 そこまで言うと、店員さんは僕の耳元で囁くそうに話しかけてきた。

「ですが、彼女の心情的にはあなたに選んで欲しいはずです。なので、私もそこまで出しゃばって選びはしませんよ」
「あ、ありがとうございます」
「いえいえ、そうだ、あっちの部屋にはアクセサリーなどもあるので見てみてください」

 それから、十分後。
 カリーナに似合うと思った服を選んでカリーナの元に持って行った。

「お待たせ、カリーナ」

 そこには、カリーナいなくて周りを見渡すと、試着室の前に先ほどの店員さんが立っていた。

「来ましたね! 今、先に私が選んだ服を着てもらっています。あと少しで着替え終わると思うので、待っててください」

 店員さんが選んだ服は白のシャツに水色のスカートという、さっきまで履いていたスカートととはまた違う可愛さが溢れていた。

「どう? フォレス?」

 カリーナはそう言って、クルクルっと少し回った。そうすると、回るカリーナの姿も可愛いが、丈の長いスカートは綺麗に広がってカリーナの綺麗な足を強調し、可愛さが爆発的に進化した。
 
「うん、凄い似合ってて可愛いよ」
「ふふん、可愛いでしょ?」

 その姿を堪能した後、次は僕が選んだ服の試着に入った。
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