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計画
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罪の神が召喚される二ヶ月前。ルークたち一行はカレンを交え、宿屋にいた。
「明後日に、ダンジョンのボスに挑むんだよな?」
「はい。そのつもりです」
「武器は、さっき渡したやつを使ってくれよ。今後相棒になるんだからな」
「パパの作ったものだから、どんなのか楽しみ」
マリーはルークから貰った、世界樹の杖をなでなでしている。
「使ってみてからのお楽しみだな。注意しておくと、魔力を込めすぎるなよ。込めすぎると大惨事になるからな」
「分かった」
マリーは杖をギュッと握って頷いた。
「これからどうするの?」
カレンがルークに聞く。
「四人には邪神を倒してもらわないといけないから、ダンジョンを一ヶ月で攻略してもらう。一番難しいダンジョンね」
「「「「え!?」」」」
ルークの言葉に四人とも同じ反応を返した。
「ルークさん!? 流石にそれは無理なんじゃ? あそこを攻略できたら、一生の名誉を勝ち取れるって噂なんですよ。それを一ヶ月っていうのは、ちょっと……」
カナハルムの言うとこは正しい。
あのダンジョンは一ヶ月で五層に行けばとても早い攻略速度だ。だが、そのダンジョンは百層ある。単純に計算しても二十ヶ月かかる計算だ。けれど、それも正しくない。下層に行けば広くなって難しくなる。
そのせいで、みんな三十層程度で攻略を諦めてしまう。
「でも、俺がまだただの冒険者だった頃は、確か……三ヶ月ぐらいで攻略し終えたぞ?」
「ルークさん。それは流石にあり得ないんじゃ?」
「証明できないのが心苦しいが、たしかに三ヶ月だった」
「ルークが嘘つくとは思えないよね」
「そうなんだよね」
「ま、その話は置いといて、今からお前ら四人にとあるスキルを付与してやる。それを使えば簡単に強くなれるから、安心しろ」
そしてルークは、四人に付与魔術を使った。付与したのは、「成長速度up」「スキル獲得率・速度up」の二つだ。
これを使えば、とてつもない速さで成長してくれるはずだ。
「よし。後はお前らの頑張り次第だ。まずは明後日頑張れよ」
「「「「はい!」」」」
それから、ルークとカレンは、世界樹に戻った。
「ねぇ、ルーク」
「ん? どうした?」
「今回の邪神もさ、ルークが倒したら?」
「あー、それなんだがな。もう無理なんだ」
「どうゆうこと?」
ルークは邪神を倒してそれを体内に吸収した。そのせいで神と同格。それ以上の存在になった。そのせいで、神のルールが適用されるようになってしまった。そのルールが地上に干渉しすぎない。というものだった。
邪神をが地上に現れてもそれは地上でどうにかしろって事だ。神って自分勝手だよね。というとこで、ルークは邪神を倒せない。
「明後日に、ダンジョンのボスに挑むんだよな?」
「はい。そのつもりです」
「武器は、さっき渡したやつを使ってくれよ。今後相棒になるんだからな」
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「使ってみてからのお楽しみだな。注意しておくと、魔力を込めすぎるなよ。込めすぎると大惨事になるからな」
「分かった」
マリーは杖をギュッと握って頷いた。
「これからどうするの?」
カレンがルークに聞く。
「四人には邪神を倒してもらわないといけないから、ダンジョンを一ヶ月で攻略してもらう。一番難しいダンジョンね」
「「「「え!?」」」」
ルークの言葉に四人とも同じ反応を返した。
「ルークさん!? 流石にそれは無理なんじゃ? あそこを攻略できたら、一生の名誉を勝ち取れるって噂なんですよ。それを一ヶ月っていうのは、ちょっと……」
カナハルムの言うとこは正しい。
あのダンジョンは一ヶ月で五層に行けばとても早い攻略速度だ。だが、そのダンジョンは百層ある。単純に計算しても二十ヶ月かかる計算だ。けれど、それも正しくない。下層に行けば広くなって難しくなる。
そのせいで、みんな三十層程度で攻略を諦めてしまう。
「でも、俺がまだただの冒険者だった頃は、確か……三ヶ月ぐらいで攻略し終えたぞ?」
「ルークさん。それは流石にあり得ないんじゃ?」
「証明できないのが心苦しいが、たしかに三ヶ月だった」
「ルークが嘘つくとは思えないよね」
「そうなんだよね」
「ま、その話は置いといて、今からお前ら四人にとあるスキルを付与してやる。それを使えば簡単に強くなれるから、安心しろ」
そしてルークは、四人に付与魔術を使った。付与したのは、「成長速度up」「スキル獲得率・速度up」の二つだ。
これを使えば、とてつもない速さで成長してくれるはずだ。
「よし。後はお前らの頑張り次第だ。まずは明後日頑張れよ」
「「「「はい!」」」」
それから、ルークとカレンは、世界樹に戻った。
「ねぇ、ルーク」
「ん? どうした?」
「今回の邪神もさ、ルークが倒したら?」
「あー、それなんだがな。もう無理なんだ」
「どうゆうこと?」
ルークは邪神を倒してそれを体内に吸収した。そのせいで神と同格。それ以上の存在になった。そのせいで、神のルールが適用されるようになってしまった。そのルールが地上に干渉しすぎない。というものだった。
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