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ペルソナ町
旅の記録16 魔眼
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「じゃ、日向よ。この魔王も言っとった魔眼と儂が言った魔眼の違いをここにいるものにわかりやすく説明してやれ」
「え、わかりました」
日向は顔を引き攣らせながら言った
「まず、魔物の魔眼と人間の魔眼はあまり変わりはないの。だって、人間の魔眼だって魔物の魔眼だって全て発見されているわけではないからね。でも、明確に違うのは目の『色』だね」
「色じゃと?」
魔王は今まで見てきた魔眼の持ち主の顔を思い出したが人間の魔眼との違いを思い出せなかった。いや、正確には見たことがないから比較出来なかった。
「そ、魔物は周りと違うからすぐわかるけど人間は瞬時に見分けることは慣れた人じゃないと出来ないんだよね」
魔女はそれを聞くと少し笑っていた。
「日向や。本当にそれだけか?」
「え?他にありましたか?」
日向は他に違いがあったか思い出そうと必死に頭を回している時に丁度ティターニアが帰ってきた。
「魔物は攻撃的な魔眼が多いのに対しまして私達は補助的な魔眼が多いのです」
それを聞くと日向は首を捻って余計に考え込んでしまった。
「そうじゃの。例えば日向よ。お前さんの魔眼もそうじゃろ?」
「私の・・・魔眼?」
日向は自分が魔眼を持っているとは思ったことも聞いたこともなく魔女の勘違いではないのかと思っていた。しかし、魔女はそれを裏付ける証拠を叩きつけてきた
「気づいておらんかったのか。儂の魔法の通り道わかったじゃろ?もし、あれが魔法使い全員が出来るとしたら何故儂はお前さんの氷魔法をギリギリで避けたと思う?」
「それは・・・逃げ道を間違えた・・・からではと」
「儂を買いかぶりすぎじゃ。単にお前さんの魔法の通り道どころか発動させていることにすら気づいておらんかったからの」
魔女は目の前に置かれていたお茶を手に取り飲んだ。
「え、では私は魔眼の持ち主って事ですか?」
「そうじゃ。この話の後でも鑑定しにいってはどうや?」
日向は少し戸惑いを見せたがすぐに顔が戻った。
「そうしてみます。どのランクに位置付けられているのかも気になりますし」
そんな話をしていると丁度ティターニアは勇者たちのコップにお茶を注いでいたが、少しだけ浮かない顔をしていた。
「お待たせしました。どこまで話しは進んだのでしょうか?」
「まだ魔眼の説明をしていただけじゃ。ここからはニアに任せたいが良いか?」
ティターニアは少し俯くと意を決したように顔を上げた。
「はい、任せてください」
ティターニアはそう言うと胸元に手を入れてなにかゴソゴソと探し出した。そして、取り出してみるとそこにはティターニアと誰かが写ったペンダントが出てきた。
「隣に写っているのは?」
「私の姉です」
悲しそうな声でそう答えると日向は察してしまった。
「私の姉は今、行方不明なのです」
「え、行方不明?」
日向はてっきり亡くなってしまったとかと思っていたら行方不明だったのに少し驚いた。
「はい、もう4年前になりまして周りは『もう死んでいる』っと言うのですが諦めきれないのです。お姉ちゃんは私と違って明るか周りにも好かれていて私をいつも家から連れ出してくれていたのです。そして、一度私の命も守ってくれたので自慢のお姉ちゃんです。そんなお姉ちゃんが私に何も言わずにいなくなってしまって一度旅に出たのですがまだ幼かったのですぐに周りの大人の人から連れ戻されました。そして、私はどうにかして強くなれないかと思っていたところにお師匠様と出会ったのです。初めは路地裏から声が聞こえて誘拐犯かと思ったのですが顔を見た瞬間何故か大丈夫と思ったのです。それにその時意識を操って普通の人からは見えないようにしていたのも大きな要因だったかと。そのあとは私の家に住んでいい代わりに私を強くして欲しい約束で一緒に暮らし始めたのです。そして、つい昨日の話となりますが旅に出ていいとお師匠様が仰ってくださったのでその準備をしていた最中でした」
ティターニアは薄く涙を浮かべながら今までの経緯を簡単に説明してくれた。
「お姉ちゃんの話しは分かったけど最初の魔眼の説明とどう関係するの?」
重たい雰囲気を切り替えるためなのか日向は疑問を投げかけた。
「それはお姉ちゃんが魔眼持ちでこの村のトップを争うぐらい戦いが上手いからです」
「それは厄介じゃの。どんな魔眼持ちなんじゃ?」
「過去を見る魔眼です」
それを聞くと日向と魔王は目を見開いた
「過去を見ることが出来る・・・か。厄介どころではないの」
「どう厄介なんだ?」
勇者はなにが厄介なのか、別に見られても戦いにはなんの支障を与えないと思っていた。
「例えばじゃ。過去に恥ずかしいことがあってそれを戦闘中に大声で言われてみ?集中力は切れ、判断力も低下する。動きも単純になって見切られやすくなる。これでわかったか?」
それを聞くと勇者は少し表情を失っていた。
「フィーさんも言っていた通り、見られるだけでも厄介なのですが、そこに加え、個性の『マネマネ』で見た技を真似することが出来るのです。時には本家の威力を超え、時には本家より劣る。お姉ちゃんの実力依存でそこは変わりますが決して弱いとは言いません」
これを聞いた勇者一向は口をあんぐり開けしばらくそのまま固まっていた。ティターニアはそれを気にせずさらに追い討ちを掛けてきた。
「さらにですが、お姉ちゃん自身は魔法を覚えていませんが魔力だけはそこら辺の魔法使いより多いです!」
ドヤ顔で最後の言葉を終えたティターニアは一口お茶を飲んだ。
「あれ?皆さんどうかしましたか?」
日向は机に肘を付きながら頭を抱え込んでいた。そして、ため息をつくと元気のない声で言った。
「なるほどね・・・。いわゆるチート能力だね。小さい子が考えた最強の人!みたいな・・・。これで魔法使えたら正しくその通りになるレベルで・・・」
「う、うむ。その表現間違えてはいないな。じゃが、戦えばって話じゃ。見つけるだけなら問題なかろう。やろ?ティターニアよ」
魔王は少しでも希望を持とうとしているのか表情が少し固まっていた。そして、ティターニアは魔王の質問に頷き飲み終えているコップを持ち台所に向かった。
「はぁ・・・。フィーちゃん。これ本当に連れていくの?」
「難しいところじゃの・・・。あの個性は化けるのは確定じゃが、なにか不穏な感じがするんじゃよな。その姉とやらが」
魔王と日向は頭を抱えていると魔女から提案が来た。
「連れていくのを躊躇っているのか?ティタ一人じゃ不安な分多かったからそっちの方が儂的には助かるんじゃが・・・気が進まんなら仕方ない。一つ交換しないか?」
「交換ですか?」
日向はもしここで魔女も仲間になるって話なら飲むがそれはない。なら他の交換条件とはって思考を巡らしていた。
「儂が今開発している新種の魔法を教える代わりにニアのやつを連れて行ってくれんか?」
「「新種の魔法??」」
「え、わかりました」
日向は顔を引き攣らせながら言った
「まず、魔物の魔眼と人間の魔眼はあまり変わりはないの。だって、人間の魔眼だって魔物の魔眼だって全て発見されているわけではないからね。でも、明確に違うのは目の『色』だね」
「色じゃと?」
魔王は今まで見てきた魔眼の持ち主の顔を思い出したが人間の魔眼との違いを思い出せなかった。いや、正確には見たことがないから比較出来なかった。
「そ、魔物は周りと違うからすぐわかるけど人間は瞬時に見分けることは慣れた人じゃないと出来ないんだよね」
魔女はそれを聞くと少し笑っていた。
「日向や。本当にそれだけか?」
「え?他にありましたか?」
日向は他に違いがあったか思い出そうと必死に頭を回している時に丁度ティターニアが帰ってきた。
「魔物は攻撃的な魔眼が多いのに対しまして私達は補助的な魔眼が多いのです」
それを聞くと日向は首を捻って余計に考え込んでしまった。
「そうじゃの。例えば日向よ。お前さんの魔眼もそうじゃろ?」
「私の・・・魔眼?」
日向は自分が魔眼を持っているとは思ったことも聞いたこともなく魔女の勘違いではないのかと思っていた。しかし、魔女はそれを裏付ける証拠を叩きつけてきた
「気づいておらんかったのか。儂の魔法の通り道わかったじゃろ?もし、あれが魔法使い全員が出来るとしたら何故儂はお前さんの氷魔法をギリギリで避けたと思う?」
「それは・・・逃げ道を間違えた・・・からではと」
「儂を買いかぶりすぎじゃ。単にお前さんの魔法の通り道どころか発動させていることにすら気づいておらんかったからの」
魔女は目の前に置かれていたお茶を手に取り飲んだ。
「え、では私は魔眼の持ち主って事ですか?」
「そうじゃ。この話の後でも鑑定しにいってはどうや?」
日向は少し戸惑いを見せたがすぐに顔が戻った。
「そうしてみます。どのランクに位置付けられているのかも気になりますし」
そんな話をしていると丁度ティターニアは勇者たちのコップにお茶を注いでいたが、少しだけ浮かない顔をしていた。
「お待たせしました。どこまで話しは進んだのでしょうか?」
「まだ魔眼の説明をしていただけじゃ。ここからはニアに任せたいが良いか?」
ティターニアは少し俯くと意を決したように顔を上げた。
「はい、任せてください」
ティターニアはそう言うと胸元に手を入れてなにかゴソゴソと探し出した。そして、取り出してみるとそこにはティターニアと誰かが写ったペンダントが出てきた。
「隣に写っているのは?」
「私の姉です」
悲しそうな声でそう答えると日向は察してしまった。
「私の姉は今、行方不明なのです」
「え、行方不明?」
日向はてっきり亡くなってしまったとかと思っていたら行方不明だったのに少し驚いた。
「はい、もう4年前になりまして周りは『もう死んでいる』っと言うのですが諦めきれないのです。お姉ちゃんは私と違って明るか周りにも好かれていて私をいつも家から連れ出してくれていたのです。そして、一度私の命も守ってくれたので自慢のお姉ちゃんです。そんなお姉ちゃんが私に何も言わずにいなくなってしまって一度旅に出たのですがまだ幼かったのですぐに周りの大人の人から連れ戻されました。そして、私はどうにかして強くなれないかと思っていたところにお師匠様と出会ったのです。初めは路地裏から声が聞こえて誘拐犯かと思ったのですが顔を見た瞬間何故か大丈夫と思ったのです。それにその時意識を操って普通の人からは見えないようにしていたのも大きな要因だったかと。そのあとは私の家に住んでいい代わりに私を強くして欲しい約束で一緒に暮らし始めたのです。そして、つい昨日の話となりますが旅に出ていいとお師匠様が仰ってくださったのでその準備をしていた最中でした」
ティターニアは薄く涙を浮かべながら今までの経緯を簡単に説明してくれた。
「お姉ちゃんの話しは分かったけど最初の魔眼の説明とどう関係するの?」
重たい雰囲気を切り替えるためなのか日向は疑問を投げかけた。
「それはお姉ちゃんが魔眼持ちでこの村のトップを争うぐらい戦いが上手いからです」
「それは厄介じゃの。どんな魔眼持ちなんじゃ?」
「過去を見る魔眼です」
それを聞くと日向と魔王は目を見開いた
「過去を見ることが出来る・・・か。厄介どころではないの」
「どう厄介なんだ?」
勇者はなにが厄介なのか、別に見られても戦いにはなんの支障を与えないと思っていた。
「例えばじゃ。過去に恥ずかしいことがあってそれを戦闘中に大声で言われてみ?集中力は切れ、判断力も低下する。動きも単純になって見切られやすくなる。これでわかったか?」
それを聞くと勇者は少し表情を失っていた。
「フィーさんも言っていた通り、見られるだけでも厄介なのですが、そこに加え、個性の『マネマネ』で見た技を真似することが出来るのです。時には本家の威力を超え、時には本家より劣る。お姉ちゃんの実力依存でそこは変わりますが決して弱いとは言いません」
これを聞いた勇者一向は口をあんぐり開けしばらくそのまま固まっていた。ティターニアはそれを気にせずさらに追い討ちを掛けてきた。
「さらにですが、お姉ちゃん自身は魔法を覚えていませんが魔力だけはそこら辺の魔法使いより多いです!」
ドヤ顔で最後の言葉を終えたティターニアは一口お茶を飲んだ。
「あれ?皆さんどうかしましたか?」
日向は机に肘を付きながら頭を抱え込んでいた。そして、ため息をつくと元気のない声で言った。
「なるほどね・・・。いわゆるチート能力だね。小さい子が考えた最強の人!みたいな・・・。これで魔法使えたら正しくその通りになるレベルで・・・」
「う、うむ。その表現間違えてはいないな。じゃが、戦えばって話じゃ。見つけるだけなら問題なかろう。やろ?ティターニアよ」
魔王は少しでも希望を持とうとしているのか表情が少し固まっていた。そして、ティターニアは魔王の質問に頷き飲み終えているコップを持ち台所に向かった。
「はぁ・・・。フィーちゃん。これ本当に連れていくの?」
「難しいところじゃの・・・。あの個性は化けるのは確定じゃが、なにか不穏な感じがするんじゃよな。その姉とやらが」
魔王と日向は頭を抱えていると魔女から提案が来た。
「連れていくのを躊躇っているのか?ティタ一人じゃ不安な分多かったからそっちの方が儂的には助かるんじゃが・・・気が進まんなら仕方ない。一つ交換しないか?」
「交換ですか?」
日向はもしここで魔女も仲間になるって話なら飲むがそれはない。なら他の交換条件とはって思考を巡らしていた。
「儂が今開発している新種の魔法を教える代わりにニアのやつを連れて行ってくれんか?」
「「新種の魔法??」」
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