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9章 不穏な風が舞い込む
9-8 遭遇
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魔道具展示会は大きな広場で行われているが、メインは巨大な天幕のなかの魔道具展示だが、そこに入るのには招待券、もしくは入場料が必要になる。けれども、天幕の周辺に広がる露天商や屋台が並ぶ区域は、誰でも入場可能なので人気がある。その上で今日は初日。表でも舞台で様々な催しを行う予定らしい。
招待客の馬車は天幕近くまで誘導される。
「やっぱり超混んでやがるな」
薬師ギルドのギルド長が大きなため息を吐く。
職員がギルド長の身だしなみをチェックしている。だらしなくダラーっとしていなければ、この人だって格好良いはずなのだが。
ここに副ギルド長のクッキィ氏がいれば、彼が細かくチェックしているところなんだろうな。そして、ギルド長がクッキィ氏にブツブツ文句を言っている様子が軽く想像できる。
係員の指示に従い、馬車から降りる。
招待客のギルド長が招待券を受付に渡すと、すぐさま赤い花が取り付けられている。
「お前らもこの花」
「ご遠慮します」
俺は食い気味に断った。
招待客には色が違う花がそれぞれつけられている。ソレは招待客のランクである。スタッフからすれば、その花の色を見れば、どこまで対応すればいいのかを判断する目安になる。高い商品を勧める目安にもなる。
高価なものを売りつけられたくない人は、目印をつけられない方が良い。
赤は最高ランクのようだ。ちなみに白は神官。神官服を着ていれば必要ないけどね。ククーも花は断っていた。大神官とかも招待していそうだが、来るかは微妙は範囲である。
「俺の役目はこれで終わったな。ギルド長をこの展示会に連れてくるという」
「いやー、お前もわざわざアイツが言ったことを真に受けて迎えに来てくれなくてもいいんだぞー。恩があるのはこっちなんだからなー。ま、ここで別れるのも何だし、魔道具協会の会長に一緒に挨拶に行こうぜー」
「まさか、話をするのが面倒だから俺も連れて行くわけじゃないよな」
「ふっ、まさか、その通りだっ」
おい。
魔道具協会の会長は会場内にいるが、他の客を案内しているとのことで、副会長が先に挨拶をして、後で会長がギルド長へ挨拶に行くということになったらしい。
では、ごきげんよう、ギルド長。
俺はパンフレットを片手に見たい魔道具を探す。
パンフレットは誰でも無料でもらえるが、この天幕内の魔道具の購入を検討している人たちは、分厚い図鑑のようなカタログをまず買う。そこには個々の魔道具の細かい情報が載っている。
魔道具購入予定者は、魔石を持参するか魔石相当額を支払うことによって、その魔道具が実際使えるかどうか確認することもできる。魔石自体がかなりの出費になるが、後で期待通りの働きをしないといっても返品は不可だ。魔道具には当たりハズレがあるので、確認はしておいた方が良い。
そこまで魔力を必要としない魔道具で、実演されている場所もある。実際に見てもらって興味を引こうという趣向だろう。
「おい、レン、あまり時間かけると帰る時間が遅くなるぞ。せっかく料理とお菓子を作ってもらっているんだろう」
「それはある意味、俺が料理を作らなくてもいいということになる。せっかく来たんだから押さえるべきところは押さえておきたい」
ククーにはこの場は退屈だろうか。ギフトで見れば、そこにいるだけですべて鑑賞し終えてしまうのだから。
俺は料理用の魔道具エリアで引っかかることとなった。
客に料理人らしき者はいないが、レストランオーナーらしき者、商人たちが群がる。高価な魔道具を買ってまで楽したいと思う料理人は少ないんだろうな。大量生産できる魔道具に関しては特に商人からの人気が高い。
骨董品的魔道具は一点物だが、このエリアの魔道具はカスタマイズして製作することも可能らしい。商談に花が咲いてる。
「レン、もう少しこのエリアにいるのか?」
「うん、もう少しここで見てる」
「間が悪いことに、大神官の一人が会場に着いた。挨拶だけしてくる」
あー、ククーはギフトでわかるからねー。見ないふりはできないよね。うんうん、大変だ。
俺はククーの左耳のピアスについている塔の飾りを見た。
「ククー、守りたい者がいた場合、お前の近くにいれば、基本的に一緒に守れるからなー」
「うん?行ってくる」
ククーは料理用魔道具エリアから出ていく。
この会場は騒がしいのに、不気味なほどに静かだ。
ククーが気づかないのならば、この大量の魔道具の陰に巧妙に隠されているのだろう。
それは微かな。
誰が誰を狙うものなのか。
そこまではわからないが、ここにいる魔道具協会の会長、副会長や職員がターゲットではないのなら招待客の誰かだろう。一般客がターゲットなら予定しているのを聞いたのか、もしくは無差別なものの可能性すらある。
けれど、ターゲットが確定されていないようではない。
それはククーが動いたのと同時に、微かに動いた。
神聖国グルシアの大神官がターゲットなのだろう。
その大神官個人に対する恨みなのか、神聖国グルシアに対する恨みなのか。
薬師ギルドのギルド長が受けた呪いと。
「同じものなのか」
ボソリと呟いてしまった。
「え、この二つ、初見で中身の魔術は同じだとわかったの?キミ、すごいねえ。服装からすると魔術師?」
横に来た男性が俺に話しかけてきた。身なりは良いが花はついていない。
「あれ?もしかしてノエルさんですか」
「ん?もしかして会ったことある?こう見えても、私は一度会ったことのある人は忘れないのだけど」
あー、会ったのは英雄時代だった。ついつい名前を知っているから言ってしまったが、この人の魔道具に対する愛情は誰にも負けない。そう、誰にも。。。
「あ、、、もしかして、魔道具協会の会長ってノエルさんだったんですか?」
「そうです。魔道具協会会長のノエルです」
「薬師ギルドのギルド長が副会長に挨拶して、さっさと帰ろうとしていましたけど」
「あの人は相変わらずだねー。私がいつも魔道具に対する説明ばかりしていると思っているんだから」
その通りな気がしますけど。俺も魔物退治がありますので、と言って何度も退散した気がする。魔物退治に有効な魔道具がありますよーとアスア王国によく来てくれた気がする。俺、基本的に魔物退治に魔道具は使わないんですよ、と何度も説明した気がするけど。。。
うん、でさ、今気づいたけど、ノエルさんって、ノエル家の当主だよね。この神聖国グルシアでノエル家と言ったらヴィンセントのノエル家だよね。ヴィンセントの父親にヴィンセントより先に、知らずに会ってた。俺がアスア王国の英雄だったからね。商魂たくましい商会の人々は魔物討伐時にも追いかけてきた。
ククーも教えてくれれば良かったんじゃないかなー。まあ、ククーにとってはどうでもいいと言えばどうでもいいことだったんだろうけど。
「でさ、私が魔道具協会の会長だったことは知らなかったということは、商会の方で会っていたということかな?」
「あー、そうです。よく魔道具の説明を聞かされましたね。よくというほど頻繁ではないけれど、イメージとしては何度も会っていたような気がします」
「ふむ、それほどの人物を忘れるとは私も年齢が年齢かな」
いえ、俺の姿形が変わっているので、わからないのはノエルさんの年齢のせいではございません。
「私はシアリーの街で冒険者をしているザット・ノーレン、今はレンと呼ばれています。今後ともよろしくお願いします」
「あー、答えを言ってしまったかー。もう少し考えたかったのに。よろしく、レン」
ノエル会長は手を額に持って行ったが、すぐに俺に手を差し出した。
握手。
あっさり。
笑顔。
答え?
今の答えになったの?
「でも、顧客じゃなかったねー。キミが私から魔道具を買ったことは一度もなかったからねー」
あ、答えになっていたようだ。
「何度も説明したと思いますが、あのとき魔物退治に魔道具は必要なく、反対に荷物になるだけでしたので」
「試供品もあったんだから、一度ぐらい使ってくれても良かったのに。あのときのキミが使ってくれたら良い宣伝効果になっていたのに」
「でしょうね」
「でさ、今のキミが興味深そうに見ていたこの料理用の魔道具なんだけど、実はここが」
おい、魔道具の説明を始めるのかよ。
招待客の馬車は天幕近くまで誘導される。
「やっぱり超混んでやがるな」
薬師ギルドのギルド長が大きなため息を吐く。
職員がギルド長の身だしなみをチェックしている。だらしなくダラーっとしていなければ、この人だって格好良いはずなのだが。
ここに副ギルド長のクッキィ氏がいれば、彼が細かくチェックしているところなんだろうな。そして、ギルド長がクッキィ氏にブツブツ文句を言っている様子が軽く想像できる。
係員の指示に従い、馬車から降りる。
招待客のギルド長が招待券を受付に渡すと、すぐさま赤い花が取り付けられている。
「お前らもこの花」
「ご遠慮します」
俺は食い気味に断った。
招待客には色が違う花がそれぞれつけられている。ソレは招待客のランクである。スタッフからすれば、その花の色を見れば、どこまで対応すればいいのかを判断する目安になる。高い商品を勧める目安にもなる。
高価なものを売りつけられたくない人は、目印をつけられない方が良い。
赤は最高ランクのようだ。ちなみに白は神官。神官服を着ていれば必要ないけどね。ククーも花は断っていた。大神官とかも招待していそうだが、来るかは微妙は範囲である。
「俺の役目はこれで終わったな。ギルド長をこの展示会に連れてくるという」
「いやー、お前もわざわざアイツが言ったことを真に受けて迎えに来てくれなくてもいいんだぞー。恩があるのはこっちなんだからなー。ま、ここで別れるのも何だし、魔道具協会の会長に一緒に挨拶に行こうぜー」
「まさか、話をするのが面倒だから俺も連れて行くわけじゃないよな」
「ふっ、まさか、その通りだっ」
おい。
魔道具協会の会長は会場内にいるが、他の客を案内しているとのことで、副会長が先に挨拶をして、後で会長がギルド長へ挨拶に行くということになったらしい。
では、ごきげんよう、ギルド長。
俺はパンフレットを片手に見たい魔道具を探す。
パンフレットは誰でも無料でもらえるが、この天幕内の魔道具の購入を検討している人たちは、分厚い図鑑のようなカタログをまず買う。そこには個々の魔道具の細かい情報が載っている。
魔道具購入予定者は、魔石を持参するか魔石相当額を支払うことによって、その魔道具が実際使えるかどうか確認することもできる。魔石自体がかなりの出費になるが、後で期待通りの働きをしないといっても返品は不可だ。魔道具には当たりハズレがあるので、確認はしておいた方が良い。
そこまで魔力を必要としない魔道具で、実演されている場所もある。実際に見てもらって興味を引こうという趣向だろう。
「おい、レン、あまり時間かけると帰る時間が遅くなるぞ。せっかく料理とお菓子を作ってもらっているんだろう」
「それはある意味、俺が料理を作らなくてもいいということになる。せっかく来たんだから押さえるべきところは押さえておきたい」
ククーにはこの場は退屈だろうか。ギフトで見れば、そこにいるだけですべて鑑賞し終えてしまうのだから。
俺は料理用の魔道具エリアで引っかかることとなった。
客に料理人らしき者はいないが、レストランオーナーらしき者、商人たちが群がる。高価な魔道具を買ってまで楽したいと思う料理人は少ないんだろうな。大量生産できる魔道具に関しては特に商人からの人気が高い。
骨董品的魔道具は一点物だが、このエリアの魔道具はカスタマイズして製作することも可能らしい。商談に花が咲いてる。
「レン、もう少しこのエリアにいるのか?」
「うん、もう少しここで見てる」
「間が悪いことに、大神官の一人が会場に着いた。挨拶だけしてくる」
あー、ククーはギフトでわかるからねー。見ないふりはできないよね。うんうん、大変だ。
俺はククーの左耳のピアスについている塔の飾りを見た。
「ククー、守りたい者がいた場合、お前の近くにいれば、基本的に一緒に守れるからなー」
「うん?行ってくる」
ククーは料理用魔道具エリアから出ていく。
この会場は騒がしいのに、不気味なほどに静かだ。
ククーが気づかないのならば、この大量の魔道具の陰に巧妙に隠されているのだろう。
それは微かな。
誰が誰を狙うものなのか。
そこまではわからないが、ここにいる魔道具協会の会長、副会長や職員がターゲットではないのなら招待客の誰かだろう。一般客がターゲットなら予定しているのを聞いたのか、もしくは無差別なものの可能性すらある。
けれど、ターゲットが確定されていないようではない。
それはククーが動いたのと同時に、微かに動いた。
神聖国グルシアの大神官がターゲットなのだろう。
その大神官個人に対する恨みなのか、神聖国グルシアに対する恨みなのか。
薬師ギルドのギルド長が受けた呪いと。
「同じものなのか」
ボソリと呟いてしまった。
「え、この二つ、初見で中身の魔術は同じだとわかったの?キミ、すごいねえ。服装からすると魔術師?」
横に来た男性が俺に話しかけてきた。身なりは良いが花はついていない。
「あれ?もしかしてノエルさんですか」
「ん?もしかして会ったことある?こう見えても、私は一度会ったことのある人は忘れないのだけど」
あー、会ったのは英雄時代だった。ついつい名前を知っているから言ってしまったが、この人の魔道具に対する愛情は誰にも負けない。そう、誰にも。。。
「あ、、、もしかして、魔道具協会の会長ってノエルさんだったんですか?」
「そうです。魔道具協会会長のノエルです」
「薬師ギルドのギルド長が副会長に挨拶して、さっさと帰ろうとしていましたけど」
「あの人は相変わらずだねー。私がいつも魔道具に対する説明ばかりしていると思っているんだから」
その通りな気がしますけど。俺も魔物退治がありますので、と言って何度も退散した気がする。魔物退治に有効な魔道具がありますよーとアスア王国によく来てくれた気がする。俺、基本的に魔物退治に魔道具は使わないんですよ、と何度も説明した気がするけど。。。
うん、でさ、今気づいたけど、ノエルさんって、ノエル家の当主だよね。この神聖国グルシアでノエル家と言ったらヴィンセントのノエル家だよね。ヴィンセントの父親にヴィンセントより先に、知らずに会ってた。俺がアスア王国の英雄だったからね。商魂たくましい商会の人々は魔物討伐時にも追いかけてきた。
ククーも教えてくれれば良かったんじゃないかなー。まあ、ククーにとってはどうでもいいと言えばどうでもいいことだったんだろうけど。
「でさ、私が魔道具協会の会長だったことは知らなかったということは、商会の方で会っていたということかな?」
「あー、そうです。よく魔道具の説明を聞かされましたね。よくというほど頻繁ではないけれど、イメージとしては何度も会っていたような気がします」
「ふむ、それほどの人物を忘れるとは私も年齢が年齢かな」
いえ、俺の姿形が変わっているので、わからないのはノエルさんの年齢のせいではございません。
「私はシアリーの街で冒険者をしているザット・ノーレン、今はレンと呼ばれています。今後ともよろしくお願いします」
「あー、答えを言ってしまったかー。もう少し考えたかったのに。よろしく、レン」
ノエル会長は手を額に持って行ったが、すぐに俺に手を差し出した。
握手。
あっさり。
笑顔。
答え?
今の答えになったの?
「でも、顧客じゃなかったねー。キミが私から魔道具を買ったことは一度もなかったからねー」
あ、答えになっていたようだ。
「何度も説明したと思いますが、あのとき魔物退治に魔道具は必要なく、反対に荷物になるだけでしたので」
「試供品もあったんだから、一度ぐらい使ってくれても良かったのに。あのときのキミが使ってくれたら良い宣伝効果になっていたのに」
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