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2章 令嬢たちは嫉妬する
2-3 王城の迷子2 ◆シン視点◆
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◆シン視点◆
騎士団の訓練の時間に間に合った。
オルトに迷子を押しつけて悪かったと思っているが、俺があの子をこの訓練場に迷子を連れてきたらどうなっていたのだろうか?
あの子がお偉い貴族の子供だった場合、邪険には扱われない。
そんな風に扱った騎士は、親に粛清されかねないからだ。
あの服装なら平民ということはない。親の職場についてきて指定された部屋から出てしまった、ということではない。そもそも、平民の使用人の場合、どんな事情があったとしても子連れで王城には入れない。
親探しに時間が取られ、訓練時間が大幅に短縮されることは確かだろう。
わざわざ王城に訓練に来たのに、目的とはズレてしまう。
オルトはこの王城に缶詰めになっている。暇だと言っていたから迷子の面倒は時間潰しになるはずだ。
訓練が終わってもなお親捜しが続いているようなら一緒に探すことにする。
三番隊の一番端に立っていると、三番隊隊長が近くにやって来る。
「シン、今日もよく来たね。新しい風が吹くと、隊員の皆が熱心に訓練に励んでくれるから、これからも来てくれると助かるよ」
「ありがとうございます。これからもよろしくお願いします、隊長」
「年下の者が一生懸命に訓練してくれると、負けじと頑張る。オーツ伯爵はまだまだ元気だから、学校卒業後の数年くらい騎士団に入ったらどうだ?三番隊は歓迎する」
副隊長もやって来た。
「確かに父はまだまだ元気ですが、家のこともあるので相談します」
「是非ともそうしてくれ。それと、学校で他に騎士団に興味ある子はいないか?何かに秀でている子なら見学や訓練に来てもらいたいが」
「オルト・バ」
「バーレイ侯爵家の令息は一番隊の管轄だ。我々三番隊では手が出せない。来てもらいたいとは切に願うが王族にも関わることだから無理だ」
副隊長に名前を見事に切られたよ。
「では、オルレア・バーレイは?」
「、、、ああ、オルト・バーレイの双子の姉か。この頃よく訓練場へ見学に来ているな。確かに最強の剣でも最強の盾でもないが、バーレイ侯爵家のご令嬢が三番隊の訓練に参加してもらうこともなかなか難しいかな。バーレイ侯爵家に三男がいても一番隊が迎えてくれるだろうが、一番隊には女性騎士もまだ所属したことがないから、扱いが非常にデリケートな問題になる」
ああ、そうか。
オルトのそばにいるためには、一番隊に所属できる実力がなければいけない。
「三番隊には女性騎士がいますよね」
「二番隊にもいるが、オルレア・バーレイを騎士として迎えたいと思うのは王妃じゃないか?」
「王妃専属の親衛隊は今までありましたか?」
「王妃も今は国王陛下の親衛隊が守っているが、女性で固めた親衛隊を作ろうと考えているらしい。侍女と護衛は違うからな。現在のこの国で兼任できる者はいない。騎士団にも女性騎士の所属が増えてきているから、選抜しようと目論んでいるらしい。オルレア・バーレイが騎士を目指すのなら、騎士団よりも王妃に顔を売っておいた方が良いんじゃないか」
今のオルレアはオルレアじゃないんです。
反対に、今のオルレアが王妃に気に入られたら困るんです。
だって、最強の盾だから。
強いに決まっている。
護衛にしたいのなら、気に入らないわけがない。
この一国を丸々守れる人物だ。
王妃が囲ったら、国が困る。
「まあ、見学ならいつでも大歓迎だと言っておいてくれ」
言外に、訓練には参加させないと言っているが。
隊長は少し困った顔をしているが、副隊長も悪い人ではない。
それに、オルレア本人は騎士になりたいわけでもないだろう。
オルレアの剣の実力はお遊び程度だ。オルトどころか俺の足元にも及ばない。それが現実だ。
オルレアがいくら朝の訓練をしていると言っても、オルトの訓練の百分の一にも満たない。
自分が女性に生まれたため最強の盾になれなかったとしても、オルレアは努力自体していないのだ。才能がない以前の問題である。
オルレアのためを思うなら、オルレアに扮するオルトが騎士団の訓練に参加するのはやめておいた方が良い。
騎士団からのスカウトがオルレアに山ほど来たところで、入団したら思っていたのと違うとなりかねないから。
オルトは騎士学校を卒業して騎士団に入団したら、即座に一番隊の所属になる。
実力はすでに折り紙付きだ。
俺がついて行くにはかなりの重労働だ。
俺も三番隊で訓練して、卒業するまでに一番隊の目にもとまらなければ。
オルトは騎士団の訓練には呼ばれない。
バーレイ侯爵家の訓練の方が遥かに厳しいものだからだ。
幼い頃からオルトのそばにいたため、跡継ぎで剣の腕なんてそんなに必要のない俺ですら、三番隊に呼ばれるくらいの剣の実力にはなっているのだから。
一緒に訓練をしていた俺たちは夕食の時間には家に帰る。
帰らなければならない。オルトのそばにいられない。
けれど、オルトは夕食の時間も惜しんで夜遅くまで訓練を続けていた。
そんなオルトに、ぬくぬくと両親に囲まれて夕食をのんびり食べて、その後はオルトのことさえ思い出さない者たちが敵うものか。
クオ第三王子が俺たちと同じ年齢だったせいで、オルトは同じ貴族学校に通えない。
だから、俺も騎士学校に行きたかった。一歳年下の、現騎士団長の息子も騎士学校を希望していた。
なのに、バーレイ侯爵に邪魔された。
侯爵家に言われてしまえば、爵位が下の者など従うのみだ。
うちの父も申し訳なさそうに俺に謝っていた。
オルレア様のために貴族学校へ行け、と。
最悪だった。
バーレイ侯爵はたった一人でオルトを騎士学校に通わせた。
二歳下の従弟も貴族学校に通わせてしまったのに。
一歳年上のサイ・モルトはそもそも騎士向きの人物ではないので、オルトと同じ年齢の友人であったとしても騎士学校に通う選択をすることはなかったと思う。
公爵家だから侯爵家に対抗できるのだが。人には向き不向きがあるのでどうしようもない。魔法学校とかなら喜んで行ったに違いないが。
もしも、うちが公爵家や侯爵家なら。
もしも、オルトが最強の盾でなかったら。
オルトをうちの養子にでもしてもらうことができたのに。
「こらこら、訓練中考え事は良くないよー」
隊長が俺の剣を飛ばした。
カランと乾いた音が地面に響く。
二人一組での訓練中だった。
「あっ」
「隊長は優男に見えますが、剣の腕は良いんですよ。三番隊隊長になれるくらいですから」
「それ、ほめてるのー?副隊長?」
「ご指導ありがとうございますっ、隊長っ」
俺は深い礼をする。
まだまだ未熟だ。
他の隊の騎士たちがバタバタと訓練場に入って来る。
「三番隊隊長っ、こちらに小さい子供が来ませんでしたか?」
「子供?さすがにこんなところに子供が来たら危ないから、来ていたら注意しているだろうけど」
子供というと、一人見覚えがあるが。
「そうですか。訓練中失礼しました」
そう言うと、騎士たちはこの場から去ろうとする。
「あっ、あの待ってください。迷子は金髪で肩につくぐらいの長さの、三、四歳くらいの子供ですか?」
慌てて呼び止めた。
質の良い服装をしていた子供だ。騎士が捜しているということは高位貴族の子供だったのだろうか?
「見かけたのですか?」
騎士の一人がこちらに来ようとしたのを、一人がとめた。
「申し訳ございませんが、これ以上訓練の時間を遮るのも悪いので、こちらへ」
訓練場の出入口の方に呼び寄せられた。
三番隊は訓練を再開した。俺も続行したかったのだが。
「子供の名前は聞きましたか?」
「え?いえ、皆様が捜している子供と特徴が一致しないということですか」
「我々も姿を拝見したことがありませんので、その特徴だけではわかりかねますが。ただ、王城内にいる子供は限られておりますので」
「俺は訓練前だったので、ちょうど近くにいたオル、レア・バーレイとキュジオ隊長に預けてきましたが」
オル、と言いそうになった。まあ、誤魔化せただろう。
「何でその二人なんだっ。その子に失礼があったらどうするっ」
騎士の一人が声を張り上げた。
言いたいことはわかるが。
一人は男装なんかする令嬢、もう一人は親衛隊隊長とはいえ平民。
けど、声を荒げることはないだろ。
そもそもは迷子にした方が悪いのに。
何かムカつく。
騎士団の訓練の時間に間に合った。
オルトに迷子を押しつけて悪かったと思っているが、俺があの子をこの訓練場に迷子を連れてきたらどうなっていたのだろうか?
あの子がお偉い貴族の子供だった場合、邪険には扱われない。
そんな風に扱った騎士は、親に粛清されかねないからだ。
あの服装なら平民ということはない。親の職場についてきて指定された部屋から出てしまった、ということではない。そもそも、平民の使用人の場合、どんな事情があったとしても子連れで王城には入れない。
親探しに時間が取られ、訓練時間が大幅に短縮されることは確かだろう。
わざわざ王城に訓練に来たのに、目的とはズレてしまう。
オルトはこの王城に缶詰めになっている。暇だと言っていたから迷子の面倒は時間潰しになるはずだ。
訓練が終わってもなお親捜しが続いているようなら一緒に探すことにする。
三番隊の一番端に立っていると、三番隊隊長が近くにやって来る。
「シン、今日もよく来たね。新しい風が吹くと、隊員の皆が熱心に訓練に励んでくれるから、これからも来てくれると助かるよ」
「ありがとうございます。これからもよろしくお願いします、隊長」
「年下の者が一生懸命に訓練してくれると、負けじと頑張る。オーツ伯爵はまだまだ元気だから、学校卒業後の数年くらい騎士団に入ったらどうだ?三番隊は歓迎する」
副隊長もやって来た。
「確かに父はまだまだ元気ですが、家のこともあるので相談します」
「是非ともそうしてくれ。それと、学校で他に騎士団に興味ある子はいないか?何かに秀でている子なら見学や訓練に来てもらいたいが」
「オルト・バ」
「バーレイ侯爵家の令息は一番隊の管轄だ。我々三番隊では手が出せない。来てもらいたいとは切に願うが王族にも関わることだから無理だ」
副隊長に名前を見事に切られたよ。
「では、オルレア・バーレイは?」
「、、、ああ、オルト・バーレイの双子の姉か。この頃よく訓練場へ見学に来ているな。確かに最強の剣でも最強の盾でもないが、バーレイ侯爵家のご令嬢が三番隊の訓練に参加してもらうこともなかなか難しいかな。バーレイ侯爵家に三男がいても一番隊が迎えてくれるだろうが、一番隊には女性騎士もまだ所属したことがないから、扱いが非常にデリケートな問題になる」
ああ、そうか。
オルトのそばにいるためには、一番隊に所属できる実力がなければいけない。
「三番隊には女性騎士がいますよね」
「二番隊にもいるが、オルレア・バーレイを騎士として迎えたいと思うのは王妃じゃないか?」
「王妃専属の親衛隊は今までありましたか?」
「王妃も今は国王陛下の親衛隊が守っているが、女性で固めた親衛隊を作ろうと考えているらしい。侍女と護衛は違うからな。現在のこの国で兼任できる者はいない。騎士団にも女性騎士の所属が増えてきているから、選抜しようと目論んでいるらしい。オルレア・バーレイが騎士を目指すのなら、騎士団よりも王妃に顔を売っておいた方が良いんじゃないか」
今のオルレアはオルレアじゃないんです。
反対に、今のオルレアが王妃に気に入られたら困るんです。
だって、最強の盾だから。
強いに決まっている。
護衛にしたいのなら、気に入らないわけがない。
この一国を丸々守れる人物だ。
王妃が囲ったら、国が困る。
「まあ、見学ならいつでも大歓迎だと言っておいてくれ」
言外に、訓練には参加させないと言っているが。
隊長は少し困った顔をしているが、副隊長も悪い人ではない。
それに、オルレア本人は騎士になりたいわけでもないだろう。
オルレアの剣の実力はお遊び程度だ。オルトどころか俺の足元にも及ばない。それが現実だ。
オルレアがいくら朝の訓練をしていると言っても、オルトの訓練の百分の一にも満たない。
自分が女性に生まれたため最強の盾になれなかったとしても、オルレアは努力自体していないのだ。才能がない以前の問題である。
オルレアのためを思うなら、オルレアに扮するオルトが騎士団の訓練に参加するのはやめておいた方が良い。
騎士団からのスカウトがオルレアに山ほど来たところで、入団したら思っていたのと違うとなりかねないから。
オルトは騎士学校を卒業して騎士団に入団したら、即座に一番隊の所属になる。
実力はすでに折り紙付きだ。
俺がついて行くにはかなりの重労働だ。
俺も三番隊で訓練して、卒業するまでに一番隊の目にもとまらなければ。
オルトは騎士団の訓練には呼ばれない。
バーレイ侯爵家の訓練の方が遥かに厳しいものだからだ。
幼い頃からオルトのそばにいたため、跡継ぎで剣の腕なんてそんなに必要のない俺ですら、三番隊に呼ばれるくらいの剣の実力にはなっているのだから。
一緒に訓練をしていた俺たちは夕食の時間には家に帰る。
帰らなければならない。オルトのそばにいられない。
けれど、オルトは夕食の時間も惜しんで夜遅くまで訓練を続けていた。
そんなオルトに、ぬくぬくと両親に囲まれて夕食をのんびり食べて、その後はオルトのことさえ思い出さない者たちが敵うものか。
クオ第三王子が俺たちと同じ年齢だったせいで、オルトは同じ貴族学校に通えない。
だから、俺も騎士学校に行きたかった。一歳年下の、現騎士団長の息子も騎士学校を希望していた。
なのに、バーレイ侯爵に邪魔された。
侯爵家に言われてしまえば、爵位が下の者など従うのみだ。
うちの父も申し訳なさそうに俺に謝っていた。
オルレア様のために貴族学校へ行け、と。
最悪だった。
バーレイ侯爵はたった一人でオルトを騎士学校に通わせた。
二歳下の従弟も貴族学校に通わせてしまったのに。
一歳年上のサイ・モルトはそもそも騎士向きの人物ではないので、オルトと同じ年齢の友人であったとしても騎士学校に通う選択をすることはなかったと思う。
公爵家だから侯爵家に対抗できるのだが。人には向き不向きがあるのでどうしようもない。魔法学校とかなら喜んで行ったに違いないが。
もしも、うちが公爵家や侯爵家なら。
もしも、オルトが最強の盾でなかったら。
オルトをうちの養子にでもしてもらうことができたのに。
「こらこら、訓練中考え事は良くないよー」
隊長が俺の剣を飛ばした。
カランと乾いた音が地面に響く。
二人一組での訓練中だった。
「あっ」
「隊長は優男に見えますが、剣の腕は良いんですよ。三番隊隊長になれるくらいですから」
「それ、ほめてるのー?副隊長?」
「ご指導ありがとうございますっ、隊長っ」
俺は深い礼をする。
まだまだ未熟だ。
他の隊の騎士たちがバタバタと訓練場に入って来る。
「三番隊隊長っ、こちらに小さい子供が来ませんでしたか?」
「子供?さすがにこんなところに子供が来たら危ないから、来ていたら注意しているだろうけど」
子供というと、一人見覚えがあるが。
「そうですか。訓練中失礼しました」
そう言うと、騎士たちはこの場から去ろうとする。
「あっ、あの待ってください。迷子は金髪で肩につくぐらいの長さの、三、四歳くらいの子供ですか?」
慌てて呼び止めた。
質の良い服装をしていた子供だ。騎士が捜しているということは高位貴族の子供だったのだろうか?
「見かけたのですか?」
騎士の一人がこちらに来ようとしたのを、一人がとめた。
「申し訳ございませんが、これ以上訓練の時間を遮るのも悪いので、こちらへ」
訓練場の出入口の方に呼び寄せられた。
三番隊は訓練を再開した。俺も続行したかったのだが。
「子供の名前は聞きましたか?」
「え?いえ、皆様が捜している子供と特徴が一致しないということですか」
「我々も姿を拝見したことがありませんので、その特徴だけではわかりかねますが。ただ、王城内にいる子供は限られておりますので」
「俺は訓練前だったので、ちょうど近くにいたオル、レア・バーレイとキュジオ隊長に預けてきましたが」
オル、と言いそうになった。まあ、誤魔化せただろう。
「何でその二人なんだっ。その子に失礼があったらどうするっ」
騎士の一人が声を張り上げた。
言いたいことはわかるが。
一人は男装なんかする令嬢、もう一人は親衛隊隊長とはいえ平民。
けど、声を荒げることはないだろ。
そもそもは迷子にした方が悪いのに。
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