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二日目
二日目:夜(~22:00)⑨
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ぱちぱちぱちと、鳥頭は拍手をした。
「ブラボーだにゅん。見事な推理だった」
「それはどうも。僕を試したのか?」
彼をじっと見据えると、
「うちだって、命がかかってるにぇ。なるべく『バリタチの可能性が低くて、かつ頭のいい人』の側につきたいと考えるのが人情にゃ」
「まあ、そうっすよね」
鳥頭の意見に対し、宇佐霧もバツの悪そうに目をそらして同意した。
「二人とも、僕を過大評価してるように感じるよ……。でも、頼られるのは悪くない」
くすぐったくて、僕は頬をぽりぽりと掻いた。
そして、『もうこれは使わないから返すね。ありがとう』と、宇佐霧にメモ帳と小さなボールペンを返した。
そこで、鳥頭がじーっと見てきているのに気づく。
「どうしたの?」
「これ、どこにあったにょ」
これとは、メモ帳と小さなボールペンのことだろう。宇佐霧が答えた。
「ああ、これは私物っす」
「ブラボーだにゅん。見事な推理だった」
「それはどうも。僕を試したのか?」
彼をじっと見据えると、
「うちだって、命がかかってるにぇ。なるべく『バリタチの可能性が低くて、かつ頭のいい人』の側につきたいと考えるのが人情にゃ」
「まあ、そうっすよね」
鳥頭の意見に対し、宇佐霧もバツの悪そうに目をそらして同意した。
「二人とも、僕を過大評価してるように感じるよ……。でも、頼られるのは悪くない」
くすぐったくて、僕は頬をぽりぽりと掻いた。
そして、『もうこれは使わないから返すね。ありがとう』と、宇佐霧にメモ帳と小さなボールペンを返した。
そこで、鳥頭がじーっと見てきているのに気づく。
「どうしたの?」
「これ、どこにあったにょ」
これとは、メモ帳と小さなボールペンのことだろう。宇佐霧が答えた。
「ああ、これは私物っす」
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