バリタチ人狼ゲーム

泥人形

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三日目

三日目:昼⑫

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「いやいやいや。僕たち、みんな貞操帯がつけられてるんだよ」
 もやもやした気持ちを抱えながらも、僕からひねり出された言葉はこれだった。

「でも、もう三日目っす。みんな相当溜まってるっすよ」
 
 まあ、それはそうなんだけど。実際、僕のリトル誠一郎も爆発寸前だ。

「オナ禁は三日目が一番きついって言いますしね」
 そ……そうなんだ。



 やっぱり、りんちゃんも溜まってるのかな? なんて考える。僕らが付き合っていた頃、仕事が忙しくてしばらくできなかったとき、やっと今夜ヤろうってなって、りんちゃんに激しく求められたときのことを思い出して、僕は股間が熱くなった。……否、痛くなった。

「痛ッ……! なにこれっ、痛たたたた……」
 涙目で股間を押さえる僕を見て宇佐霧は

「あ、この貞操帯、勃つとすげー痛いっすよね」




 しばらくして股間が落ち着くと、僕の心も落ち着きを取り戻した。

「りんちゃんと屑山、中々出てこないな。何を話してるんだろう……?」
「いや、きっと中でヤってるんすよ」
 宇佐霧は力説した。


「いや……それはないと思うよ」
「いいや、あるね。屑山はバリネコっすよね、たぶん。だから今頃、花咲が屑山のケツにおもちゃをぶち込んでるんす! 見に行くっす!」
「いやいやいや!」
 僕は宇佐霧を止める。


 もし彼の言うとおりだとしたら、屑山がバリネコだという決定的な瞬間になる。それなのに、僕ら二人が見に行くことによって二人に目撃されて行動を中断されるのは、もったいない!

 トイレの中で行為が行われているのなら、できるだけ多くの人を呼んできて屑山の痴態を見せつけ、彼がバリネコであるという揺るぎない事実をみんなに周知させたい。


「二人に見つかったらまずい。外から、音を聞こう」
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