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40話 攻勢
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8月19日1000時 善通寺駐屯地周辺
敵が道路を封鎖している箇所を
我々は次々に突破していく。
16式機動戦闘車がある為、
防御陣地が意味をなしていなかった。
「あと少しで駐屯地です!
何が起こるかわかりません!」
駐屯地までの残り一キロを
切っていた。
「到着したら下車を!
狙撃手がいる可能性がありますから
不用意に頭は出さない様に!」
その時突然後方が
爆発した。
敵の迫撃砲だ。
何台かの高機動車が
爆発に巻き込まれる。
続いて甲高い音とともに
多連装ロケット砲が
飛んできた。
「止まらないで!!!
気にせずに吹っ切れ!!!」
紀伊3尉が叫ぶ。
見る間に道路に陥没した
クレーターが生まれ
地面が揺れる。
もう何度も味わっている
地獄への入り口。
自分の息遣いが遠く
なっていくのを感じていた。
続いて次々と銃弾が
飛び交っていく
しかし複数方向の
ルートから侵入する
自衛隊を止めきる
ことはできない!!
目の前に
駐屯地が見えるところまで
きていた
「下車だ!!
目標、駐屯地!!
取り戻せ!!」
紀伊3尉が叫ぶ。
駐屯地の正門は右折する
必要がある為
狙われる可能性がある。
我々は下車したのち
車両を盾にしながら
応戦した。
他の部隊も同じ選択を
したようだ。
爆撃と銃弾が飛び交い
敵も味方も死んでいく。
ヒュンと紀伊三尉の
頭のすぐ横を銃弾が
かすめた。
上をみると隊舎の屋上に
スコープの光が煌めいていた。
「隊舎の屋上に狙撃手が
いるぞ!!
射線に入るな!!!」
私は叫んだ。
敵の防御の配置が固く
簡単には突破を許しては
くれない。
膠着状態が訪れようとしていた
その時ローターの回転音が
聞こえた。
4機の味方のアパッチが現れ
隊舎の屋上の敵戦力を排除
していった。
次いで迫撃砲、多連装ミサイルも
沈黙した。
「交互に射撃支援を
しながら前進!!」
我々は遮蔽物が
あるところは遮蔽物に
隠れながら
駐屯地近くは
柵のである。
遮蔽物がない場合は
匍匐前進で正門まで
移動した。
途中から
味方のアパッチ部隊の
攻撃が中断し、まるで迷うに
旋回を繰り返していた。
敵からの攻撃は弱まっている
明らかに優勢なのに
なぜ攻撃をやめるのかわからなかった。
私は様子を窺う為に
柵越しに駐屯地の様子を探る。
そこで私は見てしまった。
それは自分の目を疑うような
光景だった。
その瞬間、銃声も爆発音も消えた。
聞こえるのは自分の鼓動の音だけだった。
駐屯地のグラウンドには
目立つ形で数十人の中国兵が
脅すように銃を突き付けていた。
銃を突きつけられているのは
私達自衛官の家族だった。
その中には
私の妻と子供もいた。
敵が道路を封鎖している箇所を
我々は次々に突破していく。
16式機動戦闘車がある為、
防御陣地が意味をなしていなかった。
「あと少しで駐屯地です!
何が起こるかわかりません!」
駐屯地までの残り一キロを
切っていた。
「到着したら下車を!
狙撃手がいる可能性がありますから
不用意に頭は出さない様に!」
その時突然後方が
爆発した。
敵の迫撃砲だ。
何台かの高機動車が
爆発に巻き込まれる。
続いて甲高い音とともに
多連装ロケット砲が
飛んできた。
「止まらないで!!!
気にせずに吹っ切れ!!!」
紀伊3尉が叫ぶ。
見る間に道路に陥没した
クレーターが生まれ
地面が揺れる。
もう何度も味わっている
地獄への入り口。
自分の息遣いが遠く
なっていくのを感じていた。
続いて次々と銃弾が
飛び交っていく
しかし複数方向の
ルートから侵入する
自衛隊を止めきる
ことはできない!!
目の前に
駐屯地が見えるところまで
きていた
「下車だ!!
目標、駐屯地!!
取り戻せ!!」
紀伊3尉が叫ぶ。
駐屯地の正門は右折する
必要がある為
狙われる可能性がある。
我々は下車したのち
車両を盾にしながら
応戦した。
他の部隊も同じ選択を
したようだ。
爆撃と銃弾が飛び交い
敵も味方も死んでいく。
ヒュンと紀伊三尉の
頭のすぐ横を銃弾が
かすめた。
上をみると隊舎の屋上に
スコープの光が煌めいていた。
「隊舎の屋上に狙撃手が
いるぞ!!
射線に入るな!!!」
私は叫んだ。
敵の防御の配置が固く
簡単には突破を許しては
くれない。
膠着状態が訪れようとしていた
その時ローターの回転音が
聞こえた。
4機の味方のアパッチが現れ
隊舎の屋上の敵戦力を排除
していった。
次いで迫撃砲、多連装ミサイルも
沈黙した。
「交互に射撃支援を
しながら前進!!」
我々は遮蔽物が
あるところは遮蔽物に
隠れながら
駐屯地近くは
柵のである。
遮蔽物がない場合は
匍匐前進で正門まで
移動した。
途中から
味方のアパッチ部隊の
攻撃が中断し、まるで迷うに
旋回を繰り返していた。
敵からの攻撃は弱まっている
明らかに優勢なのに
なぜ攻撃をやめるのかわからなかった。
私は様子を窺う為に
柵越しに駐屯地の様子を探る。
そこで私は見てしまった。
それは自分の目を疑うような
光景だった。
その瞬間、銃声も爆発音も消えた。
聞こえるのは自分の鼓動の音だけだった。
駐屯地のグラウンドには
目立つ形で数十人の中国兵が
脅すように銃を突き付けていた。
銃を突きつけられているのは
私達自衛官の家族だった。
その中には
私の妻と子供もいた。
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