13 / 18
第4章 竜 討伐
vs竜
しおりを挟む
「ここですか…。」
「まぁ戦った形跡があるしな。」
そんな話をしている俺達の足元には勇敢に戦ったであろう多くの戦士の死体が転がっていた。
「ここで待ち伏せますか?」
「いや、そんな事しなくても歓迎してくれるみたいだぜ。」
本能でわかった。何か大きなものがこっちに近づいている事が。
「来たぞ。」
「…………デカくないですか?」
「……デカいな。」
まぁ確かに大きなものなのは分かってたよ?!でもさ、
竜王クラスが来るとは思わないでしょ。
「これあれだよ。結構竜の中でもボス的なあれだよ。」
「あれとしか言えてないじゃないですか。とりあえずクロトがあれしてる間に僕があれするんであれをあれしてください。」
見事に2人共テンパってる。俺ら普通に肩慣らし程度の気分で来てるから!!
「あれこっちに降りてきてないですか?」
「降りてきてるね。」
「「避けろぉぉぉ!!!」」
ドォォォン………
「確かこいつあれだな。このレベルはパーティにいた時もやったな。」
「あれですか?結構序盤の4人がかりでやっと倒せた…?」
「成長してるけど流石に2人はきついな…。」
「あの感じで送り出されてるんでやっぱ無理ですって帰れませんね。」
「…昨晩のご馳走が今では罠に見える…。」
「まぁ最初からアクセル全開でやりますか。」
「そうだな。」
そう言って俺は背中にある剣を取り出した。
この感じ懐かしいな。しばらく振ってないからな…。
「いきます!!」
「っしゃ!!」
まずエドが結界を張る。これでコイツは逃げられない。
俺はとにかく突っ込むだけだ。竜の筋肉の構造はシリラにパーティに入っていた頃教え込まれた。
「まずは翼のなんとかっていう筋肉!!」
名前までは覚えてねぇっつうの!!
俺は竜の背中に乗りそれっぽい場所に剣を突き入れる。
『ギャァァァァァァ!!』
「よっしゃ当たり!!」
「当てずっぽうだったんですか?!ってか撃ちますよ!どいてください!!」
俺は竜から飛び降りた。
「火の精よ…我が血肉を喰らいて力を成せ。豪爆炎!!」
一般人がこんなものを唱えたところで何言ってんだこいつ程度だがエドが唱えてしまうとシャレにならない。この魔法が使えるのは片手で数えられる程度だろう。
これは術者が放った場所を中心に爆発の様な燃焼を起こす。
もちろん放った場所は竜本体。
「ってデカくねぇか?!」
どう考えても最後に見た時と威力がケタ違いだ。
「熱い熱い熱い!!!」
急いで逃げてもこれである。
『ギャァァァァァ!!』
「少しは手加減しろよ!!」
「そ、そこは臨機応変に対応してくださいよ!!」
「無茶言うな!!」
「とりあえずこっち来てください!剣の威力と身体能力を上げます!!」
エドの元に駆け寄る。
「お前マジで一発殴らせろ。」
「こいつ倒してから言ってください!来ますよ!
!」
「え?うおっ!!」
竜は俺らに尻尾を振り下ろしてきた。
「あっぶねぇ…。」
「落ち着いてる暇なんてないですよ!また来ます!!」
竜の口には轟々と燃え盛る炎。あんなの打つのかよ…。
俺らが身構えていると竜はその火の玉を上空に打ち上げた。
「「まさか……。」」
落ちてきたのはまさに炎の流星群。竜の使う魔法ではかなり威力が高い。
「魔法使えんのかよぉぉぉぉ!!!」
俺だって使えないのに…。
「クロトさん!こっちに!」
「聖なる光よ、全てのものを拒絶し我を守りたまえ。聖防御光壁!」
そこまで難易度は高くないが防御壁を作る魔法だ。
なんとか防いだがこの竜なかなか手強い…。
「どうする…?」
「いや、僕の予想だとそろそろ帰宅できている予定だったんですが…。」
「だよな…。俺も今頃あいつの頭切り落としてる予定だった。」
「「…ヤバくね?」」
「まぁ戦った形跡があるしな。」
そんな話をしている俺達の足元には勇敢に戦ったであろう多くの戦士の死体が転がっていた。
「ここで待ち伏せますか?」
「いや、そんな事しなくても歓迎してくれるみたいだぜ。」
本能でわかった。何か大きなものがこっちに近づいている事が。
「来たぞ。」
「…………デカくないですか?」
「……デカいな。」
まぁ確かに大きなものなのは分かってたよ?!でもさ、
竜王クラスが来るとは思わないでしょ。
「これあれだよ。結構竜の中でもボス的なあれだよ。」
「あれとしか言えてないじゃないですか。とりあえずクロトがあれしてる間に僕があれするんであれをあれしてください。」
見事に2人共テンパってる。俺ら普通に肩慣らし程度の気分で来てるから!!
「あれこっちに降りてきてないですか?」
「降りてきてるね。」
「「避けろぉぉぉ!!!」」
ドォォォン………
「確かこいつあれだな。このレベルはパーティにいた時もやったな。」
「あれですか?結構序盤の4人がかりでやっと倒せた…?」
「成長してるけど流石に2人はきついな…。」
「あの感じで送り出されてるんでやっぱ無理ですって帰れませんね。」
「…昨晩のご馳走が今では罠に見える…。」
「まぁ最初からアクセル全開でやりますか。」
「そうだな。」
そう言って俺は背中にある剣を取り出した。
この感じ懐かしいな。しばらく振ってないからな…。
「いきます!!」
「っしゃ!!」
まずエドが結界を張る。これでコイツは逃げられない。
俺はとにかく突っ込むだけだ。竜の筋肉の構造はシリラにパーティに入っていた頃教え込まれた。
「まずは翼のなんとかっていう筋肉!!」
名前までは覚えてねぇっつうの!!
俺は竜の背中に乗りそれっぽい場所に剣を突き入れる。
『ギャァァァァァァ!!』
「よっしゃ当たり!!」
「当てずっぽうだったんですか?!ってか撃ちますよ!どいてください!!」
俺は竜から飛び降りた。
「火の精よ…我が血肉を喰らいて力を成せ。豪爆炎!!」
一般人がこんなものを唱えたところで何言ってんだこいつ程度だがエドが唱えてしまうとシャレにならない。この魔法が使えるのは片手で数えられる程度だろう。
これは術者が放った場所を中心に爆発の様な燃焼を起こす。
もちろん放った場所は竜本体。
「ってデカくねぇか?!」
どう考えても最後に見た時と威力がケタ違いだ。
「熱い熱い熱い!!!」
急いで逃げてもこれである。
『ギャァァァァァ!!』
「少しは手加減しろよ!!」
「そ、そこは臨機応変に対応してくださいよ!!」
「無茶言うな!!」
「とりあえずこっち来てください!剣の威力と身体能力を上げます!!」
エドの元に駆け寄る。
「お前マジで一発殴らせろ。」
「こいつ倒してから言ってください!来ますよ!
!」
「え?うおっ!!」
竜は俺らに尻尾を振り下ろしてきた。
「あっぶねぇ…。」
「落ち着いてる暇なんてないですよ!また来ます!!」
竜の口には轟々と燃え盛る炎。あんなの打つのかよ…。
俺らが身構えていると竜はその火の玉を上空に打ち上げた。
「「まさか……。」」
落ちてきたのはまさに炎の流星群。竜の使う魔法ではかなり威力が高い。
「魔法使えんのかよぉぉぉぉ!!!」
俺だって使えないのに…。
「クロトさん!こっちに!」
「聖なる光よ、全てのものを拒絶し我を守りたまえ。聖防御光壁!」
そこまで難易度は高くないが防御壁を作る魔法だ。
なんとか防いだがこの竜なかなか手強い…。
「どうする…?」
「いや、僕の予想だとそろそろ帰宅できている予定だったんですが…。」
「だよな…。俺も今頃あいつの頭切り落としてる予定だった。」
「「…ヤバくね?」」
0
あなたにおすすめの小説
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる