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第11章 家族の幸せの為に
第450話 お節介をしたい年頃なんです。 その2
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「んぐんぐんぐ、ぷはぁっ♪いっひっひっひっ、あんたが売ってるビールはやっぱり旨いねぇ♪だが、ビールだけってのはちょいと寂しい気がしないかい?」
「はいはい、ちゃんとつまみも持って来てるよ。ほらよっと」
「「んっ?!」」
ふっふっふっ
俺が収納から取り出した皿を見てベスどころかニィナも驚いている。
今回持って来たつまみは
『鯛とイカの昆布締め』
元世界で富山県に旅行した時に食べて美味しかったのを、寝起きでぼーっとしてる時にふいに思い出したから、こっそり試作してたんだ。
昆布に挟んだままの状態で取り出したから、黒っぽくて四角い板状の怪しげな物体に2人が驚くのも無理は無い(笑)
「これは昆布って言う海の中に生えてる草に、魚の切り身を挟んであるんだよ。試作品だけど酒に合うからベスの土産にちょうど良いと思ってな。ペロっと昆布をめくって、さあ遠慮せず食べてくれ!」
「うっ、、うーん、あんたが持って来た物だから大丈夫だとは思うんだけど、糸ひいてないかい?」
「え?、、、あぁ~、そうだな知らないと驚くよな。昆布は滑りがあって糸をひくんだよ、腐って無いから安心してくれ」
「そういう事なら良いんだけど、、、不味かったらきっちり詫びを入れて貰うよ」
「いや、旨いか不味いかは好みだから勘弁して欲しい(汗)」
「まっ、文句を言うにもとにかく食べてからだね、あーんっ、、、」
「どっ、どうだ?」
「チッ!凄く旨いじゃないか」
ほっ
ベスの口に合って良かったけど、旨いなら舌打ちしないで普通に言って欲しいよ
「ニィナはどう?」
「昆布の香りとイカの甘味の組み合わせがとても美味しいです!旦那様、ワサビと醤油と日本酒の熱燗の用意はあるのよね?」
「おっ、おう、勿論だよ。はい、どうぞ」
「ありがとう♪」
ニィナさん
俺に妻として話しかけてくれるのは凄く嬉しいんだけどね、最近お酒の事になるとオリビエさんより真剣な目をする時があるのは
ほんの少ぉ~しだけど、どうなんだろう?って疑問に思います。
「んぐんぐんぐ、くぅー!このワサビって言う緑色のスパイスは良いね♪鼻にツンと来るんだけど、これが温かい日本酒とよく合う。」
「ベスさん、もう1杯いかがですか?」
「貰おうか」
トクトクトク
「おっとっと、、んぐんぐ、くぅー!ひっひっひっ、やっぱり酌は美人な女にして貰うに限るねぇ♪それじゃあ返盃と行こうか」
「はい、恐悦至極にございます。」
「ふふっ、ババア相手に畏まるこたぁ無いよ」
トクトクトク
「んくんく、、ふぅ」
「へぇー、ドワーフにも負けない良い飲みっぷりだ!」
「ありがとうございます。」
おおっ?!
ベスとニィナが酒を酌み交わして仲良くなっているではないか!
俺もあんな感じで普通に仲良くなりたかったなぁ(悲)
「昆布締めを気に入って貰えたのは嬉しいけど、酔う前に俺の用件を聞いて欲しいなぁ」
「酒を飲みに来たんじゃ無いのかい?」
「飲みには来たけども、とにかく直ぐ済むから聞いてくれ。ベスは甘味屋リリーで働いてるニックを知ってるか?」
「ああ、勿論だよ。1年くらい前まで何処にでも居るクソガキだったのに、たった1年で店を任させるまでになるとは思わなかったよ」
「ニックには俺が直々に指導してやったからな、本人のヤル気と相まって成長著しいよ♪」
「で、そのクソガキがどうしたんだい」
「実は結婚相手を探してやろうかと思ってるんだ。でも本人は結婚に興味無さそうなんだよなぁ。だから色んなタイプの女性と出会えば、ニックの気に入る女性も見付かるかと思ってさ。
そこで、出張の名目でレイチェルさんと一緒にサウスビーチに行って貰おうと考えたんだ。」
レイチェルさんはベスが経営しているキャバクラのような酒場で働いてる女性で、思った事が直ぐに口から出してしまうお茶目な女性だ。
「誰が誰と結婚しようと構わないけど、わざわざレイチェルを選ば無くても良いだろう。レイチェルは素直で良い子だけど、結婚に向いてるとは思えないね」
「俺もレイチェルさんの事を詳しく知ってる訳じゃ無いけど、少なくともニックの周りには居ないタイプの女性だと思う。ニックは玉の輿狙いの大本命だから、何がなんでもニックに気に入られようとする女性しか近付か無いんだ。
でもレイチェルさんなら気に入られるとか嫌われるとか関係無く、自分の意見をはっきり言うだろ?ニックも意見をはっきり言う人は嫌いじゃ無いから、案外お似合いかなと」
「ふーん、あたしゃ構わないけど、レイチェルがサウスビーチに行くって事は、その間は店を休まなきゃならないけど、あの子は結構人気だから困るねぇ♪」
困ると言いつつ不敵な笑みを浮かべるんじゃないよ、絶対困ってへんやろ!
ベスは俺が何かしらの補償をするのを分かって言ってるんだもんなぁ
「レイチェルさんが休んで下がった売り上げはちゃんとこっちで補填するよ。それとレイチェルさんにも出張手当てを出す。これでどうよ?」
「まっ、妥当な所だね。それじゃあ、ニックとレイチェルが上手く行く事を願って乾杯しようか」
「おっ、良いね♪」
「「「乾杯♪」」」
つづく。
「はいはい、ちゃんとつまみも持って来てるよ。ほらよっと」
「「んっ?!」」
ふっふっふっ
俺が収納から取り出した皿を見てベスどころかニィナも驚いている。
今回持って来たつまみは
『鯛とイカの昆布締め』
元世界で富山県に旅行した時に食べて美味しかったのを、寝起きでぼーっとしてる時にふいに思い出したから、こっそり試作してたんだ。
昆布に挟んだままの状態で取り出したから、黒っぽくて四角い板状の怪しげな物体に2人が驚くのも無理は無い(笑)
「これは昆布って言う海の中に生えてる草に、魚の切り身を挟んであるんだよ。試作品だけど酒に合うからベスの土産にちょうど良いと思ってな。ペロっと昆布をめくって、さあ遠慮せず食べてくれ!」
「うっ、、うーん、あんたが持って来た物だから大丈夫だとは思うんだけど、糸ひいてないかい?」
「え?、、、あぁ~、そうだな知らないと驚くよな。昆布は滑りがあって糸をひくんだよ、腐って無いから安心してくれ」
「そういう事なら良いんだけど、、、不味かったらきっちり詫びを入れて貰うよ」
「いや、旨いか不味いかは好みだから勘弁して欲しい(汗)」
「まっ、文句を言うにもとにかく食べてからだね、あーんっ、、、」
「どっ、どうだ?」
「チッ!凄く旨いじゃないか」
ほっ
ベスの口に合って良かったけど、旨いなら舌打ちしないで普通に言って欲しいよ
「ニィナはどう?」
「昆布の香りとイカの甘味の組み合わせがとても美味しいです!旦那様、ワサビと醤油と日本酒の熱燗の用意はあるのよね?」
「おっ、おう、勿論だよ。はい、どうぞ」
「ありがとう♪」
ニィナさん
俺に妻として話しかけてくれるのは凄く嬉しいんだけどね、最近お酒の事になるとオリビエさんより真剣な目をする時があるのは
ほんの少ぉ~しだけど、どうなんだろう?って疑問に思います。
「んぐんぐんぐ、くぅー!このワサビって言う緑色のスパイスは良いね♪鼻にツンと来るんだけど、これが温かい日本酒とよく合う。」
「ベスさん、もう1杯いかがですか?」
「貰おうか」
トクトクトク
「おっとっと、、んぐんぐ、くぅー!ひっひっひっ、やっぱり酌は美人な女にして貰うに限るねぇ♪それじゃあ返盃と行こうか」
「はい、恐悦至極にございます。」
「ふふっ、ババア相手に畏まるこたぁ無いよ」
トクトクトク
「んくんく、、ふぅ」
「へぇー、ドワーフにも負けない良い飲みっぷりだ!」
「ありがとうございます。」
おおっ?!
ベスとニィナが酒を酌み交わして仲良くなっているではないか!
俺もあんな感じで普通に仲良くなりたかったなぁ(悲)
「昆布締めを気に入って貰えたのは嬉しいけど、酔う前に俺の用件を聞いて欲しいなぁ」
「酒を飲みに来たんじゃ無いのかい?」
「飲みには来たけども、とにかく直ぐ済むから聞いてくれ。ベスは甘味屋リリーで働いてるニックを知ってるか?」
「ああ、勿論だよ。1年くらい前まで何処にでも居るクソガキだったのに、たった1年で店を任させるまでになるとは思わなかったよ」
「ニックには俺が直々に指導してやったからな、本人のヤル気と相まって成長著しいよ♪」
「で、そのクソガキがどうしたんだい」
「実は結婚相手を探してやろうかと思ってるんだ。でも本人は結婚に興味無さそうなんだよなぁ。だから色んなタイプの女性と出会えば、ニックの気に入る女性も見付かるかと思ってさ。
そこで、出張の名目でレイチェルさんと一緒にサウスビーチに行って貰おうと考えたんだ。」
レイチェルさんはベスが経営しているキャバクラのような酒場で働いてる女性で、思った事が直ぐに口から出してしまうお茶目な女性だ。
「誰が誰と結婚しようと構わないけど、わざわざレイチェルを選ば無くても良いだろう。レイチェルは素直で良い子だけど、結婚に向いてるとは思えないね」
「俺もレイチェルさんの事を詳しく知ってる訳じゃ無いけど、少なくともニックの周りには居ないタイプの女性だと思う。ニックは玉の輿狙いの大本命だから、何がなんでもニックに気に入られようとする女性しか近付か無いんだ。
でもレイチェルさんなら気に入られるとか嫌われるとか関係無く、自分の意見をはっきり言うだろ?ニックも意見をはっきり言う人は嫌いじゃ無いから、案外お似合いかなと」
「ふーん、あたしゃ構わないけど、レイチェルがサウスビーチに行くって事は、その間は店を休まなきゃならないけど、あの子は結構人気だから困るねぇ♪」
困ると言いつつ不敵な笑みを浮かべるんじゃないよ、絶対困ってへんやろ!
ベスは俺が何かしらの補償をするのを分かって言ってるんだもんなぁ
「レイチェルさんが休んで下がった売り上げはちゃんとこっちで補填するよ。それとレイチェルさんにも出張手当てを出す。これでどうよ?」
「まっ、妥当な所だね。それじゃあ、ニックとレイチェルが上手く行く事を願って乾杯しようか」
「おっ、良いね♪」
「「「乾杯♪」」」
つづく。
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