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第12章 友の幸せの為に
第507話 いざ行かん!友を助けにアリエス辺境伯領へ!
「スミレ、お菓子の保管場所は覚えた?」
「うん♪」
「俺が留守の間はペトラ様の事を頼むで」
「あい!」
「ちょっと、シンさん!スミレちゃんにお世話されるような覚えは無いんだけど」
「そうですか。こども園に行った時にスミレが皆に配るお菓子を、ペトラ様は要らないという事ですね。
いやぁ~、危なかったなぁ、ペトラ様に用意したお菓子が余って無駄になる所でしたよ」
「お菓子が要らないなんて言って無いでしょ!スミレちゃんの手を煩わせるような事は無いって言ってるだけだもん!」
ふふっ
上から目線の話し方は改善して欲しいけど、ペトラ様は素直で良い子なんだよ。
「メリル、アルテミスさん、お母さん。シェラさんとケイトとシエーネさんが色々とやり過ぎないようにお願いします。」
「任せておにいちゃん!」
「シンさんが留守の間はお任せ下さい!」
「3人とも良い子だから大丈夫よ♪」
「「「そーだそーだ!お母さんの言う通りだ!我々は美味しいご飯とお菓子が食べたいだけだ!ぶーぶー!」」」」
シェラさん、ケイト、シエーネさん
俺が心配してるのはそういう所やで。
なんやかんやでウチのお母さんは子供を甘やかすのが好きだからなぁ、3人が結束するとそれを止められる人が居ないんだよ。
シエーネさんだけは創造神様が止めるだろうけどな(笑)
「カスミ、コニー、フラニー。3人は心配するような事が無いから俺も安心や♪俺が留守の間のおやつとパン作りは頼んだで」
「「「はい♪」」」
「ではアストレア様、行って来ますね」
「ええ、全く心配はしていないけれど、今回の件が上手く行けば、王国十二家が数百年振りに結束するきっかけになるかもしれないから、期待しているわ。」
「まぁ私は友を助けに行くだけなんで、貴族の面倒事はそちらで勝手にやって下さい。ニィナ準備は?」
「万端です!」
「ヨウコさん、お願いします。」
「はーい。では行きまーす。」
ブワッ!
ヨウコさんの風魔法を受けてパラシュートが開き、空に向かって一気に上昇して行く。
「「「「「「「「「「「行ってらっしゃーい♪」」」」」」」」」」」
下を見ると我が家のみんなが元気に手を振って見送ってくれている。
このまま一気にアリエス辺境伯領の領都ガーデンシティに直行だ!
俺の大切な友であるステフ様の領地、アリエス辺境伯領が、台風被害の影響で大変な事になるかもしれないので、そうなる前にニィナとヨウコさんと一緒にパラシュートを使ってガーデンシティに行く事になった。
今朝、無線機を使ってステフ様に連絡を取ってみたけれど、応答してくれたのは無線機当番のメイドさんだった。
メイドさんの説明によると、向こうも台風による被害の情報収集をしている段階で忙しいらしく、ステフ様も苦手な書類仕事に忙殺されているそうだ。
情報収集の結果を待つよりも直接行って話をした方が早いって事で、ニィナとヨウコさんと一緒にパラシュートを使って向かっている訳だけど
状況次第では数日から1週間くらいは帰れない可能性がある。
その間、スミレをもふもふ出来ないのだけが辛い(悲)
「ナガクラ様、そろそろ到着しますけど何処に着地したらええんですか?」
おおっ
さすが神獣の風魔法だけはある!
あっという間にガーデンシティに着いちゃったよ。
「1番大きい建物の中庭に着地して下さい。」
「はーい」
すぃーーーっとっと、、無事着地♪
「ナガクラ様、ニィナ様、ヨウコ様、お待ちしておりました。」
俺達の到着を出迎えてくれたのは執事のケーニッヒさんだ。
「お久しぶりですケーニッヒさん。」
「さっそくで申し訳ありませんが、ナガクラ様は今回の事をどの程度理解しておられるのでしょうか?」
「ある程度はアストレア様から聞いてます。ただ俺に出来るのは食糧の運搬くらいですから、場所さえ教えて貰えれば直ぐに行きますよ」
「かしこまりました。では地図を見ながら説明しますので屋敷にどうぞ。」
ケーニッヒさんに案内されて屋敷に入ると、廊下の向こうからこちらに走って来る人影が、、、
「ナガクラくーん!いらっしゃーい♪」
いつものようにステフ様は、はちきれんばかりの無邪気な笑顔だよ。
「あっ、どうもステフ様、お邪魔してます。」
「もう!私とナガクラ君の仲なんだから遠慮なんて要らないって♪」
あのねステフ様
俺は遠慮してるんじゃなくて、ステフ様の隣に居るケーニッヒさんの顔が怖いだけです(汗)
「ステファニー様が部屋から出て来られたという事は、各地から上げられた報告書には全て目を通された。と理解して宜しいですね?」
「あ゛っ(汗)、、、いや、あのねケーニッヒ、効率よく仕事をする為には、適度な休憩も必要かなぁって思うよ」
「はい、仰る通りでございます。」
「だよねぇ♪」
「しかし!午前中だけで8回目の休憩になりますが、過度な休憩は仕事の効率が悪くなるのではありませんか?」
「えーーーーーっと、それは、、、」
「ナガクラ様、申し訳ありませんが先にリビングに行ってお待ち下さい。私も直ぐに参りますので。行きますよステファニー様!」
「ぐえっ?!ナガクラくーん、おやつの甘味よろしくぅー」
「あっ、はーい」
ステフ様はケーニッヒさんに首根っこを掴まれ、ズルズル引きずられて連行されてしまった。
引きずられている事には全く気にした様子も無く、おやつの心配をしてるのがステフ様らしいと言えばそうなんだけど
アリエス辺境伯領はステフ様が領主で本当に大丈夫なのだろうか?
とても不安だから、ケーニッヒさんときちんと話し合わなければ!
つづく。
「うん♪」
「俺が留守の間はペトラ様の事を頼むで」
「あい!」
「ちょっと、シンさん!スミレちゃんにお世話されるような覚えは無いんだけど」
「そうですか。こども園に行った時にスミレが皆に配るお菓子を、ペトラ様は要らないという事ですね。
いやぁ~、危なかったなぁ、ペトラ様に用意したお菓子が余って無駄になる所でしたよ」
「お菓子が要らないなんて言って無いでしょ!スミレちゃんの手を煩わせるような事は無いって言ってるだけだもん!」
ふふっ
上から目線の話し方は改善して欲しいけど、ペトラ様は素直で良い子なんだよ。
「メリル、アルテミスさん、お母さん。シェラさんとケイトとシエーネさんが色々とやり過ぎないようにお願いします。」
「任せておにいちゃん!」
「シンさんが留守の間はお任せ下さい!」
「3人とも良い子だから大丈夫よ♪」
「「「そーだそーだ!お母さんの言う通りだ!我々は美味しいご飯とお菓子が食べたいだけだ!ぶーぶー!」」」」
シェラさん、ケイト、シエーネさん
俺が心配してるのはそういう所やで。
なんやかんやでウチのお母さんは子供を甘やかすのが好きだからなぁ、3人が結束するとそれを止められる人が居ないんだよ。
シエーネさんだけは創造神様が止めるだろうけどな(笑)
「カスミ、コニー、フラニー。3人は心配するような事が無いから俺も安心や♪俺が留守の間のおやつとパン作りは頼んだで」
「「「はい♪」」」
「ではアストレア様、行って来ますね」
「ええ、全く心配はしていないけれど、今回の件が上手く行けば、王国十二家が数百年振りに結束するきっかけになるかもしれないから、期待しているわ。」
「まぁ私は友を助けに行くだけなんで、貴族の面倒事はそちらで勝手にやって下さい。ニィナ準備は?」
「万端です!」
「ヨウコさん、お願いします。」
「はーい。では行きまーす。」
ブワッ!
ヨウコさんの風魔法を受けてパラシュートが開き、空に向かって一気に上昇して行く。
「「「「「「「「「「「行ってらっしゃーい♪」」」」」」」」」」」
下を見ると我が家のみんなが元気に手を振って見送ってくれている。
このまま一気にアリエス辺境伯領の領都ガーデンシティに直行だ!
俺の大切な友であるステフ様の領地、アリエス辺境伯領が、台風被害の影響で大変な事になるかもしれないので、そうなる前にニィナとヨウコさんと一緒にパラシュートを使ってガーデンシティに行く事になった。
今朝、無線機を使ってステフ様に連絡を取ってみたけれど、応答してくれたのは無線機当番のメイドさんだった。
メイドさんの説明によると、向こうも台風による被害の情報収集をしている段階で忙しいらしく、ステフ様も苦手な書類仕事に忙殺されているそうだ。
情報収集の結果を待つよりも直接行って話をした方が早いって事で、ニィナとヨウコさんと一緒にパラシュートを使って向かっている訳だけど
状況次第では数日から1週間くらいは帰れない可能性がある。
その間、スミレをもふもふ出来ないのだけが辛い(悲)
「ナガクラ様、そろそろ到着しますけど何処に着地したらええんですか?」
おおっ
さすが神獣の風魔法だけはある!
あっという間にガーデンシティに着いちゃったよ。
「1番大きい建物の中庭に着地して下さい。」
「はーい」
すぃーーーっとっと、、無事着地♪
「ナガクラ様、ニィナ様、ヨウコ様、お待ちしておりました。」
俺達の到着を出迎えてくれたのは執事のケーニッヒさんだ。
「お久しぶりですケーニッヒさん。」
「さっそくで申し訳ありませんが、ナガクラ様は今回の事をどの程度理解しておられるのでしょうか?」
「ある程度はアストレア様から聞いてます。ただ俺に出来るのは食糧の運搬くらいですから、場所さえ教えて貰えれば直ぐに行きますよ」
「かしこまりました。では地図を見ながら説明しますので屋敷にどうぞ。」
ケーニッヒさんに案内されて屋敷に入ると、廊下の向こうからこちらに走って来る人影が、、、
「ナガクラくーん!いらっしゃーい♪」
いつものようにステフ様は、はちきれんばかりの無邪気な笑顔だよ。
「あっ、どうもステフ様、お邪魔してます。」
「もう!私とナガクラ君の仲なんだから遠慮なんて要らないって♪」
あのねステフ様
俺は遠慮してるんじゃなくて、ステフ様の隣に居るケーニッヒさんの顔が怖いだけです(汗)
「ステファニー様が部屋から出て来られたという事は、各地から上げられた報告書には全て目を通された。と理解して宜しいですね?」
「あ゛っ(汗)、、、いや、あのねケーニッヒ、効率よく仕事をする為には、適度な休憩も必要かなぁって思うよ」
「はい、仰る通りでございます。」
「だよねぇ♪」
「しかし!午前中だけで8回目の休憩になりますが、過度な休憩は仕事の効率が悪くなるのではありませんか?」
「えーーーーーっと、それは、、、」
「ナガクラ様、申し訳ありませんが先にリビングに行ってお待ち下さい。私も直ぐに参りますので。行きますよステファニー様!」
「ぐえっ?!ナガクラくーん、おやつの甘味よろしくぅー」
「あっ、はーい」
ステフ様はケーニッヒさんに首根っこを掴まれ、ズルズル引きずられて連行されてしまった。
引きずられている事には全く気にした様子も無く、おやつの心配をしてるのがステフ様らしいと言えばそうなんだけど
アリエス辺境伯領はステフ様が領主で本当に大丈夫なのだろうか?
とても不安だから、ケーニッヒさんときちんと話し合わなければ!
つづく。
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