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第12章 友の幸せの為に
第527話 ダンジョン攻略のテンプレ展開
「それでは帰還の転移陣に乗って下さいね~」
「「はーい」」
「では、行きまーす。」
ヒュッ、、、パッ!
「「おっ?!」」
第10階層のダンジョンボスの部屋に出現した帰還の転移陣に乗りヨウコさんが起動させると、音も無く一瞬で6畳ほどの空間に移動した。
洞窟の隠し部屋っぽい雰囲気のある空間だけど、ちゃんとドアもあるから外に繋がっているのだろう。
ガチャッ
くっ、眩しい!
ドアを開けると眩しくてほんの少しの間周囲の様子が分からなかったけど、目が慣れて来ると無事にダンジョンの外に出た事が分かった。
ただまぁ、予想通りというかなんと言うか、ドアが出現した場所がダンジョンの入り口の直ぐ横の崖だったから
突然崖に出現したドアから出て来た俺達を見た冒険者や、入り口で許可証を確認していた騎士の2人がフリーズしている。
「どっ、どうも~(汗)」
「「「「「えぇーーーーー!!」」」」」
アハハ
突然崖から出て来たらこうなりますよねー。
「じゃっ、失礼しまーす。」
「「じゃっ、じゃねぇー!!」」
「お前達はさっきダンジョンに入ったばかりだろ?どうしてそんな所から出て来るんだよ!」
休憩時間におやつを食べてまったりしていたとはいえ、ダンジョンに入ってまだ1時間ちょっとしか経っていない。
「さっ、さあ?」
「どうして疑問系なんだ?」
ササッ
「「ん?」」
面倒だから騎士の2人に『何も聞くな』という意味を込めて金貨を1枚ずつ握らせてみる。
「なっ?!金貨なんて握らされても恐怖しか無いわ!返す!」
「おっ、俺も返すよ」
えぇー!
素直に受け取って旨い物でも食べたらよろしいやん(悲)
「ダンジョンに入る時と出る時に確認義務があるのは事前に説明されましたけど、他はありませんよね?」
「いや、まぁ、その通りではあるが、ダンジョンに新しい出入り口が出来たのなら調べなきゃならん」
騎士の反応と説明から予想すると、ダンジョンボスを倒して帰還の転移陣で帰って来たのは俺達が初めてっぽい。
これまでダンジョンで見付かったマジックバッグは、宝箱からドロップした物と思われる。
マジックバッグを手に入れたと知られると強奪されるから、皆が口を閉ざしていた結果として
ダンジョンボスを倒す以外にもマジックバッグを手に入れる方法がある事は知られていないんだろう。
「えーっと、魔法陣が発動したと思ったら戻って来てた感じなので、出入り口では無いと思いますよ。既にドアも消えてますし」
「さっ、さっきまであったドアが確かに消えている!しかし魔法陣となると帰還用だろうか?それとも入り口に戻される罠?」
「無傷で戻って来たんで帰還用っぽいですよね。いやぁー、無事に戻って来れて良かったなぁー、アハハハハ」
ギリギリで嘘は言って無い!
言葉が足りないだけで嘘は無い!
「とにかく入り口に戻る魔法陣があった事は、冒険者ギルドと領主様に報告しておく。」
「じゃっ、失礼しまーす。」
「だから、じゃっ、じゃねぇ!」
「えぇー!既に義務は果たしたと思いますけど、まだ何か?」
「そうだけど、お前達は何か怪しいんだよなぁ」
「見た目が怪しくてすいません、とりあえずコレで酒でも飲んで忘れて下さい」
「だから金貨を握らせるな!」
チッ!
職務に真面目な野郎だ。
「旦那様ちょっと」
「ニィナどうしたの?」
「ここはある程度騒がれるのを覚悟で、第8階層のグリフォンを倒した事を教えるのが良いかと」
それが1番かぁ~
「騎士さんちょっと」
「なんだ?」
「騒がれるのが嫌で黙っていた事がありまして、なので絶対に騒がないで下さいね」
「もしかしてマジックバッグを手に入れたのか?それなら命の危険があるから無理に言う必要は無いが」
「実は第8階層をクリアしたんです。そこまでの情報はまだ無かったですよね?」
「なっ?!それが本当ならマジックバッグと同等の価値があるぞ!第8階層の魔物は何だった?」
「グリフォンでした。しかも空を埋め尽くすほどの団体さんでしたから、遠距離攻撃が出来ないと倒せませんね。俺達はこう見えて足が早いんで振り切ってボス部屋に行きましたけど」
「お前、突っ込む所が多過ぎる。走ってグリフォンを振り切るとか何だよ?!」
「いや、まぁ、足が早いんで。とにかく!グリフォンには弱点もあって、それを知っていれば倒すのも難しくはありません。情報料を払って頂けるのなら、今ここで教えますけど」
「金貨をホイホイ渡して来るお前達を納得させるだけの金銭は俺には払えん。冒険者ギルドか領主様に直接交渉してくれ。」
「そういう事なら今から領主様の屋敷に行って交渉します。じゃっ、失礼しまーす。」
「おうっ、頑張って交渉して高値で売れよ~」
ほっ
なんとか騒ぎになるのは避けられた。
さっさと戻ってダンジョンの情報をステフ様に教えよう♪
つづく。
「「はーい」」
「では、行きまーす。」
ヒュッ、、、パッ!
「「おっ?!」」
第10階層のダンジョンボスの部屋に出現した帰還の転移陣に乗りヨウコさんが起動させると、音も無く一瞬で6畳ほどの空間に移動した。
洞窟の隠し部屋っぽい雰囲気のある空間だけど、ちゃんとドアもあるから外に繋がっているのだろう。
ガチャッ
くっ、眩しい!
ドアを開けると眩しくてほんの少しの間周囲の様子が分からなかったけど、目が慣れて来ると無事にダンジョンの外に出た事が分かった。
ただまぁ、予想通りというかなんと言うか、ドアが出現した場所がダンジョンの入り口の直ぐ横の崖だったから
突然崖に出現したドアから出て来た俺達を見た冒険者や、入り口で許可証を確認していた騎士の2人がフリーズしている。
「どっ、どうも~(汗)」
「「「「「えぇーーーーー!!」」」」」
アハハ
突然崖から出て来たらこうなりますよねー。
「じゃっ、失礼しまーす。」
「「じゃっ、じゃねぇー!!」」
「お前達はさっきダンジョンに入ったばかりだろ?どうしてそんな所から出て来るんだよ!」
休憩時間におやつを食べてまったりしていたとはいえ、ダンジョンに入ってまだ1時間ちょっとしか経っていない。
「さっ、さあ?」
「どうして疑問系なんだ?」
ササッ
「「ん?」」
面倒だから騎士の2人に『何も聞くな』という意味を込めて金貨を1枚ずつ握らせてみる。
「なっ?!金貨なんて握らされても恐怖しか無いわ!返す!」
「おっ、俺も返すよ」
えぇー!
素直に受け取って旨い物でも食べたらよろしいやん(悲)
「ダンジョンに入る時と出る時に確認義務があるのは事前に説明されましたけど、他はありませんよね?」
「いや、まぁ、その通りではあるが、ダンジョンに新しい出入り口が出来たのなら調べなきゃならん」
騎士の反応と説明から予想すると、ダンジョンボスを倒して帰還の転移陣で帰って来たのは俺達が初めてっぽい。
これまでダンジョンで見付かったマジックバッグは、宝箱からドロップした物と思われる。
マジックバッグを手に入れたと知られると強奪されるから、皆が口を閉ざしていた結果として
ダンジョンボスを倒す以外にもマジックバッグを手に入れる方法がある事は知られていないんだろう。
「えーっと、魔法陣が発動したと思ったら戻って来てた感じなので、出入り口では無いと思いますよ。既にドアも消えてますし」
「さっ、さっきまであったドアが確かに消えている!しかし魔法陣となると帰還用だろうか?それとも入り口に戻される罠?」
「無傷で戻って来たんで帰還用っぽいですよね。いやぁー、無事に戻って来れて良かったなぁー、アハハハハ」
ギリギリで嘘は言って無い!
言葉が足りないだけで嘘は無い!
「とにかく入り口に戻る魔法陣があった事は、冒険者ギルドと領主様に報告しておく。」
「じゃっ、失礼しまーす。」
「だから、じゃっ、じゃねぇ!」
「えぇー!既に義務は果たしたと思いますけど、まだ何か?」
「そうだけど、お前達は何か怪しいんだよなぁ」
「見た目が怪しくてすいません、とりあえずコレで酒でも飲んで忘れて下さい」
「だから金貨を握らせるな!」
チッ!
職務に真面目な野郎だ。
「旦那様ちょっと」
「ニィナどうしたの?」
「ここはある程度騒がれるのを覚悟で、第8階層のグリフォンを倒した事を教えるのが良いかと」
それが1番かぁ~
「騎士さんちょっと」
「なんだ?」
「騒がれるのが嫌で黙っていた事がありまして、なので絶対に騒がないで下さいね」
「もしかしてマジックバッグを手に入れたのか?それなら命の危険があるから無理に言う必要は無いが」
「実は第8階層をクリアしたんです。そこまでの情報はまだ無かったですよね?」
「なっ?!それが本当ならマジックバッグと同等の価値があるぞ!第8階層の魔物は何だった?」
「グリフォンでした。しかも空を埋め尽くすほどの団体さんでしたから、遠距離攻撃が出来ないと倒せませんね。俺達はこう見えて足が早いんで振り切ってボス部屋に行きましたけど」
「お前、突っ込む所が多過ぎる。走ってグリフォンを振り切るとか何だよ?!」
「いや、まぁ、足が早いんで。とにかく!グリフォンには弱点もあって、それを知っていれば倒すのも難しくはありません。情報料を払って頂けるのなら、今ここで教えますけど」
「金貨をホイホイ渡して来るお前達を納得させるだけの金銭は俺には払えん。冒険者ギルドか領主様に直接交渉してくれ。」
「そういう事なら今から領主様の屋敷に行って交渉します。じゃっ、失礼しまーす。」
「おうっ、頑張って交渉して高値で売れよ~」
ほっ
なんとか騒ぎになるのは避けられた。
さっさと戻ってダンジョンの情報をステフ様に教えよう♪
つづく。
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