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終章
第590話 4人目?
「では婿殿、ペトラと結婚したくば俺を納得させるだけの力を示して貰おう」
「はい。少々お待ちを」
シュポッ、トクトクトクトク
「なぁシン、お前のやり方に文句は無いが、今ビールを飲むのは違うのではないか?」
「今クーデターの続報が入ったとしても一瞬で王都に行ける訳でも無いですし、ここはリラックスして待ってても良いかなと。
酒の酔いを醒ます薬も用意してますから、問題は無いですよね?」
「あっ、あぁ、そう言われるとその通りか」
「そうと決まればレヴァティ様もスコーピオン公爵もビールを楽しもうよ。ねぇねぇナガクラ君、今日のおつまみは何かな?」
「色々あるのでどれにしようかなぁ~~~っと、よし!つくね串にしよう。お好みで一味唐辛子をかけて下さいねぇ」
「ほぉほぉ、婿殿は収納のスキルを持ちだったのか、羨ましい限りだ。
それにしてもつくね串とは初めて見るが、熱々で旨そう、、、熱々だと?!
いつ収納に入れたのかは知らんが、少なくとも俺がここに来る前だろう。となると、ほぼ完全な時間停止機能が・・・」
あれ?
つくね串を珍しそうに見ていたスコーピオン公爵が、突然目頭を押さえてお疲れの様子なんだが
「あははははは、スコーピオン公爵にアドバイスですけど、ナガクラ君のする事にいちいち驚いてたら寿命が縮まりますから、深く考えず楽しんで下さい。」
「とりあえず、かんぱいしましょうか?」
「はーい、スコーピオン公爵がグラス持ってくれないとかんぱい出来ないんですから、早くグラス持って下さい!」
「うっ、うむ」
おーい
ステフさまぁー
段々スコーピオン公爵の扱いが雑になってますよぉー
「ナガクラ君、早く早く!」
「では、かんぱい」
「「かんぱーい」」
「、、、かんぱい」
うーむ
泣く子も黙る王国十二家のスコーピオン公爵がビールの入ったグラスを見つめて、ものすごぉーく戸惑っているんだけど
後で面倒くさい展開にならないよな?
まぁそんな来るかも分からない展開に怯えるよりも、今は王都の情報を得なければ!
(おーい、フレムー、聞こえるー?フレムー)
(きゅぴ?)
おおっ!
生まれたばかりで繋がるか不安だったけど、無事に子フェニックスのフレムに念話が通じたよ。
(フェニックスに王都で起きてるクーデターの様子を調べて教えてくれるようにお願いして欲しいんだけど、出来るかな?)
(きゅぴ!)
(じゃっ、よろしくお願いしまーす。)
残念ながら俺にはフレムが何て言ってるのかは分からんけど、カスミはフレムと普通に会話してるから、後で通訳して貰えば問題無し!
「なぁシン、せっかくだからウィスキーとポテトチップスも出してくれ」
「親子だからってレヴァティ様だけズルい!親友のナガクラ君、私はレモンサワーが飲みたいなぁ」
「はいはい、ウィスキーとレモンサワーとポテトチップスですね。スコーピオン公爵は次もビールですか?」
「ん?あぁーー、もう少し酒精の強い酒はあるか?」
「そしたらハイボールですね。ウィスキーに『炭酸水・氷・レモン』をお好みで入れて濃さを調整して下さいね」
「うむ」
ーー2時間後ーー
酒が旨かったせいなのか、つまみが旨かったせいなのか、はたまた酔って面倒くさくなっただけなのかは分からんけど
途中から酒を遠慮無くグビグビ飲み出し、酒とつまみの話しかしなくなったスコーピオン公爵とレヴァティ様とステフ様と一緒に楽しくお酒を飲んだ結果
ウィスキーのボトル3本を空にしたところでお開きになった。
俺は途中で魔法を使ってアルコールを分解してたのに、他の3人はあれだけ飲んでもほろ酔い程度で、ご機嫌にそれぞれの部屋に帰って行った。
もしかしてバルゴ王国の貴族というのは、仲の良いお酒好きが集まって作った『酒飲み倶楽部』だったりするんじゃなかろうか?
いつの間にか夜も明けて窓から射し込む朝陽が眩しいなぁ。今から寝る気分でも無いしどうするか、、、
などとノープランで我が家の無駄に長い廊下を歩いていたら、廊下の向こうからウェンディさんがやって来る。
どうやら俺を探していたっぽいけど、クーデターに関する新情報でも届いたのかな?
「ウェンディさんおはようございます。」
「おはようございます。シン殿こんな所に、、、旦那様、こんな所に居たんですね、探したんですよぉ」
「俺達はまだ結婚してませんし、わざわざ言い直す必要は無いと思いますけど」
「それは言い直しても言い直さなくても良いって事ですよね?」
「ええ、まぁ、面倒で無ければ呼び方は好きにしてくれて構わないんですけどね。ウェンディさんはどうして俺を探してたんですか?」
「お姉ちゃんが来たんでシン殿を呼びに来たんですよぉ」
「お姉ちゃん?」
「もう、忘れないで下さいよぉ。私のお姉ちゃん、フレデリカアーデルハイト・E・スリーピングフォレスト。眠れる森の族長ですよぉ」
あぁ~、色々あり過ぎてすっかり忘れてたぁ~
ついでにフレデリカさんがミリーさんの本当のマーマって事も忘れてたし、眠れる森のエルフとヒーロー・サワタリの因縁もあって
面倒くさい展開になる未来しか見えんわぁ~(悲)
つづく。
「はい。少々お待ちを」
シュポッ、トクトクトクトク
「なぁシン、お前のやり方に文句は無いが、今ビールを飲むのは違うのではないか?」
「今クーデターの続報が入ったとしても一瞬で王都に行ける訳でも無いですし、ここはリラックスして待ってても良いかなと。
酒の酔いを醒ます薬も用意してますから、問題は無いですよね?」
「あっ、あぁ、そう言われるとその通りか」
「そうと決まればレヴァティ様もスコーピオン公爵もビールを楽しもうよ。ねぇねぇナガクラ君、今日のおつまみは何かな?」
「色々あるのでどれにしようかなぁ~~~っと、よし!つくね串にしよう。お好みで一味唐辛子をかけて下さいねぇ」
「ほぉほぉ、婿殿は収納のスキルを持ちだったのか、羨ましい限りだ。
それにしてもつくね串とは初めて見るが、熱々で旨そう、、、熱々だと?!
いつ収納に入れたのかは知らんが、少なくとも俺がここに来る前だろう。となると、ほぼ完全な時間停止機能が・・・」
あれ?
つくね串を珍しそうに見ていたスコーピオン公爵が、突然目頭を押さえてお疲れの様子なんだが
「あははははは、スコーピオン公爵にアドバイスですけど、ナガクラ君のする事にいちいち驚いてたら寿命が縮まりますから、深く考えず楽しんで下さい。」
「とりあえず、かんぱいしましょうか?」
「はーい、スコーピオン公爵がグラス持ってくれないとかんぱい出来ないんですから、早くグラス持って下さい!」
「うっ、うむ」
おーい
ステフさまぁー
段々スコーピオン公爵の扱いが雑になってますよぉー
「ナガクラ君、早く早く!」
「では、かんぱい」
「「かんぱーい」」
「、、、かんぱい」
うーむ
泣く子も黙る王国十二家のスコーピオン公爵がビールの入ったグラスを見つめて、ものすごぉーく戸惑っているんだけど
後で面倒くさい展開にならないよな?
まぁそんな来るかも分からない展開に怯えるよりも、今は王都の情報を得なければ!
(おーい、フレムー、聞こえるー?フレムー)
(きゅぴ?)
おおっ!
生まれたばかりで繋がるか不安だったけど、無事に子フェニックスのフレムに念話が通じたよ。
(フェニックスに王都で起きてるクーデターの様子を調べて教えてくれるようにお願いして欲しいんだけど、出来るかな?)
(きゅぴ!)
(じゃっ、よろしくお願いしまーす。)
残念ながら俺にはフレムが何て言ってるのかは分からんけど、カスミはフレムと普通に会話してるから、後で通訳して貰えば問題無し!
「なぁシン、せっかくだからウィスキーとポテトチップスも出してくれ」
「親子だからってレヴァティ様だけズルい!親友のナガクラ君、私はレモンサワーが飲みたいなぁ」
「はいはい、ウィスキーとレモンサワーとポテトチップスですね。スコーピオン公爵は次もビールですか?」
「ん?あぁーー、もう少し酒精の強い酒はあるか?」
「そしたらハイボールですね。ウィスキーに『炭酸水・氷・レモン』をお好みで入れて濃さを調整して下さいね」
「うむ」
ーー2時間後ーー
酒が旨かったせいなのか、つまみが旨かったせいなのか、はたまた酔って面倒くさくなっただけなのかは分からんけど
途中から酒を遠慮無くグビグビ飲み出し、酒とつまみの話しかしなくなったスコーピオン公爵とレヴァティ様とステフ様と一緒に楽しくお酒を飲んだ結果
ウィスキーのボトル3本を空にしたところでお開きになった。
俺は途中で魔法を使ってアルコールを分解してたのに、他の3人はあれだけ飲んでもほろ酔い程度で、ご機嫌にそれぞれの部屋に帰って行った。
もしかしてバルゴ王国の貴族というのは、仲の良いお酒好きが集まって作った『酒飲み倶楽部』だったりするんじゃなかろうか?
いつの間にか夜も明けて窓から射し込む朝陽が眩しいなぁ。今から寝る気分でも無いしどうするか、、、
などとノープランで我が家の無駄に長い廊下を歩いていたら、廊下の向こうからウェンディさんがやって来る。
どうやら俺を探していたっぽいけど、クーデターに関する新情報でも届いたのかな?
「ウェンディさんおはようございます。」
「おはようございます。シン殿こんな所に、、、旦那様、こんな所に居たんですね、探したんですよぉ」
「俺達はまだ結婚してませんし、わざわざ言い直す必要は無いと思いますけど」
「それは言い直しても言い直さなくても良いって事ですよね?」
「ええ、まぁ、面倒で無ければ呼び方は好きにしてくれて構わないんですけどね。ウェンディさんはどうして俺を探してたんですか?」
「お姉ちゃんが来たんでシン殿を呼びに来たんですよぉ」
「お姉ちゃん?」
「もう、忘れないで下さいよぉ。私のお姉ちゃん、フレデリカアーデルハイト・E・スリーピングフォレスト。眠れる森の族長ですよぉ」
あぁ~、色々あり過ぎてすっかり忘れてたぁ~
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