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終章
第597話 規格外の中の規格外
「婿殿おかわりを所望する。出来れば違う種類が望ましい」
「でしたら、、、宇治金時パフェはどうですか?お茶の苦味と小豆の甘さが絶妙な大人の味を楽しめます。」
「ほぉほぉ、苦味と甘味か、旨そうだ。それにしよう!」
「あぁー!スコーピオン公爵だけおかわりズルいよぉー!ナガクラ君、私もおかわり欲しい!」
「はいはい、ステフ様にはマンゴーパフェどうぞ」
「やったぁー♪」
「シン、私はもう少し甘さ控えめが良いのだが」
「それならレヴァティ様には苦味の強いコーヒーゼリーが良いですね。ホイップクリームとチョコレートソースはお好みでどうぞ」
「あのうシン殿、ここは優雅にティータイムを楽しむ場所では無いと思うのですが」
「気にするなバレンタイン、戦場では何時如何なる時も場所を選ばず休息を取らねばならん!
それと、おかわりを食べるなら早くしろ。戦場での休息時間は短いぞ」
「ええっ?!シン殿、私にも何かパフェを下さい!」
「ちゃんとシェラさんにぴったりなのを用意してますよ『キャラメルアーモンドワッフルブラウニーパフェ、チョコソース添え』です!」
「おっ、おおっ!」
シェラさんに出したパフェは、イチゴパフェにワッフルとチョコブラウニーが突き刺さっているという、もはやパフェと呼べないパフェだけど、、、
シェラさんのネルギーチャージにはちょうど良いだろう。
現在俺達はサワタリの屋敷のロビーにテーブルと椅子を出して、優雅にティータイムを堪能している。
魔法を使うというのは相当に疲れるのか、全員きっちり2杯目のパフェを食べているけどな。
俺達がパフェを食べる事になった原因は、スコーピオン公爵、ステフ様、フレデリカさんの3人がサワタリの屋敷(某有名ショッピングモールくらいの広さ)を半壊させてしまい
下手に歩き回ると危険なので、安全確認が済むまで休憩となったからだ。
まぁ大半の敵はスコーピオン公爵とステフ様の魔法の余波で吹き飛ばされて気絶したので、ゴレさん達がピコピコハンマーでピコピコ叩いて洗脳魔法を解除しつつ、縄で縛ってロビーに集めている最中だ。
ちなみにフレデリカさんは、隠し部屋を見付けたとかで1人で突入していってしまった。
スコーピオン公爵が言うには、今のサワタリ一族(分家)に戦う事を専門にしている人は居ないらしく、戦えてもせいぜいBランク冒険者レベルらしい。
ラウール君のように洗脳されて従っている人や、金で雇った護衛等々は居るだろうけど、ヨウコさんに確認したら俺達の驚異になるような人は居ないらしいので
ザコ相手であれば、フレデリカさんなら1人でも問題無いだろう。
「旦那様、気絶した敵は粗方捕縛完了しました。」
「お疲れ様ニィナ。お茶でも飲んでゆっくり休憩してよ。カボチャのケーキ食べる?トマトゼリーもあるけど」
「両方食べます!」
「はーい、どうぞ」
「いただきまーす♪」
ふふっ
少女のような無邪気な笑顔でカボチャのケーキ食べる愛しの奥さんは可愛いなぁ
「ちょっとナガクラ君!ニィナさんと私の対応に差がある気がするんだけど」
「そりゃそうでしょうよ!ステフ様は親友ですけど、奥さんと比べないで下さいよ」
「えぇー!戦場では背中を預けられる親友の方が優先度は高いでしょ?」
「待て待て!ステフ様は誰の背中も守らず我先にと突っ込んで行きましたよね?
敵を蹴散らしてくれるからこっちは楽ですけど、俺の背中にはニィナが居るから間に合ってます。」
「なっ、なんてこった(悲)」
待て待て
落ち込むのはおかしいやろ!
非戦闘員の俺をステフ様と同じ戦場に居るのを当たり前のように考えないで欲しいよ。
「ふむふむ、婿殿はなかなか愛妻家のようだな。ペトラも大事にしてくれるのだろうな?」
「勿論ですよスコーピオン公爵!」
「ふんっ、言葉を並べるだけなら誰でも出来るぞ?」
「ならば俺の本気をお見せしましょう!準備しますので少々お待ちください。先ずは『段ボール箱・白い布・創造神像』の三点セットで簡易的な祭壇を作ってと」
「まっ、待てシン(汗)スコーピオン公爵も早くシンを止めて下さい!」
「何を慌てているのだレヴァティ、特に危険な物は無かろう」
「ちょちょちょちょっと待ったナガクラ君!こんな所に創造神様を呼んじゃ駄目だって、ヨウコさんもそう思うでしょ?」
「えーーーーーっと、ナガクラ様のする事に私が口を挟むなど畏れ多い事でございます。」
「じゃじゃじゃじゃあ、ニィナさん!ナガクラ君を止めて欲しいなぁ、旦那さんに意見を出来る奥さんって凄く素敵だと私は思うなぁ」
「愛され素敵妻?!」
「え?、、、あっ、まぁ、素敵な奥さんだと思うよ」
「旦那様、このようなホコリッぽい所に創造神様を呼ばなくとも、我が家に帰ってからでも良いかと思います。」
「それもそうか、すいませんねスコーピオン公爵、俺の本気は帰ってからちゃんと見せますので」
「うっ、うむ。皆の慌てぶりから、サワタリがクーデターを起こした事など、子供の悪戯に思えるほどには本気を感じ取れたから、婿殿の本気を見るのはペトラと相談してからにしよう。」
「「「ほっ」」」
むむ?
何故か皆さんほっとした表情をしているんだが、、、
なるほど、後はクーデターの首謀者ジャンヌ・サワタリを捕まえれば、お昼御飯に間に合うからな
お藤お母さんの作るご飯を皆さん楽しみにしているんだろう。
さっさとジャンヌ・サワタリを捕まえて我が家に帰ろう!
つづく。
「でしたら、、、宇治金時パフェはどうですか?お茶の苦味と小豆の甘さが絶妙な大人の味を楽しめます。」
「ほぉほぉ、苦味と甘味か、旨そうだ。それにしよう!」
「あぁー!スコーピオン公爵だけおかわりズルいよぉー!ナガクラ君、私もおかわり欲しい!」
「はいはい、ステフ様にはマンゴーパフェどうぞ」
「やったぁー♪」
「シン、私はもう少し甘さ控えめが良いのだが」
「それならレヴァティ様には苦味の強いコーヒーゼリーが良いですね。ホイップクリームとチョコレートソースはお好みでどうぞ」
「あのうシン殿、ここは優雅にティータイムを楽しむ場所では無いと思うのですが」
「気にするなバレンタイン、戦場では何時如何なる時も場所を選ばず休息を取らねばならん!
それと、おかわりを食べるなら早くしろ。戦場での休息時間は短いぞ」
「ええっ?!シン殿、私にも何かパフェを下さい!」
「ちゃんとシェラさんにぴったりなのを用意してますよ『キャラメルアーモンドワッフルブラウニーパフェ、チョコソース添え』です!」
「おっ、おおっ!」
シェラさんに出したパフェは、イチゴパフェにワッフルとチョコブラウニーが突き刺さっているという、もはやパフェと呼べないパフェだけど、、、
シェラさんのネルギーチャージにはちょうど良いだろう。
現在俺達はサワタリの屋敷のロビーにテーブルと椅子を出して、優雅にティータイムを堪能している。
魔法を使うというのは相当に疲れるのか、全員きっちり2杯目のパフェを食べているけどな。
俺達がパフェを食べる事になった原因は、スコーピオン公爵、ステフ様、フレデリカさんの3人がサワタリの屋敷(某有名ショッピングモールくらいの広さ)を半壊させてしまい
下手に歩き回ると危険なので、安全確認が済むまで休憩となったからだ。
まぁ大半の敵はスコーピオン公爵とステフ様の魔法の余波で吹き飛ばされて気絶したので、ゴレさん達がピコピコハンマーでピコピコ叩いて洗脳魔法を解除しつつ、縄で縛ってロビーに集めている最中だ。
ちなみにフレデリカさんは、隠し部屋を見付けたとかで1人で突入していってしまった。
スコーピオン公爵が言うには、今のサワタリ一族(分家)に戦う事を専門にしている人は居ないらしく、戦えてもせいぜいBランク冒険者レベルらしい。
ラウール君のように洗脳されて従っている人や、金で雇った護衛等々は居るだろうけど、ヨウコさんに確認したら俺達の驚異になるような人は居ないらしいので
ザコ相手であれば、フレデリカさんなら1人でも問題無いだろう。
「旦那様、気絶した敵は粗方捕縛完了しました。」
「お疲れ様ニィナ。お茶でも飲んでゆっくり休憩してよ。カボチャのケーキ食べる?トマトゼリーもあるけど」
「両方食べます!」
「はーい、どうぞ」
「いただきまーす♪」
ふふっ
少女のような無邪気な笑顔でカボチャのケーキ食べる愛しの奥さんは可愛いなぁ
「ちょっとナガクラ君!ニィナさんと私の対応に差がある気がするんだけど」
「そりゃそうでしょうよ!ステフ様は親友ですけど、奥さんと比べないで下さいよ」
「えぇー!戦場では背中を預けられる親友の方が優先度は高いでしょ?」
「待て待て!ステフ様は誰の背中も守らず我先にと突っ込んで行きましたよね?
敵を蹴散らしてくれるからこっちは楽ですけど、俺の背中にはニィナが居るから間に合ってます。」
「なっ、なんてこった(悲)」
待て待て
落ち込むのはおかしいやろ!
非戦闘員の俺をステフ様と同じ戦場に居るのを当たり前のように考えないで欲しいよ。
「ふむふむ、婿殿はなかなか愛妻家のようだな。ペトラも大事にしてくれるのだろうな?」
「勿論ですよスコーピオン公爵!」
「ふんっ、言葉を並べるだけなら誰でも出来るぞ?」
「ならば俺の本気をお見せしましょう!準備しますので少々お待ちください。先ずは『段ボール箱・白い布・創造神像』の三点セットで簡易的な祭壇を作ってと」
「まっ、待てシン(汗)スコーピオン公爵も早くシンを止めて下さい!」
「何を慌てているのだレヴァティ、特に危険な物は無かろう」
「ちょちょちょちょっと待ったナガクラ君!こんな所に創造神様を呼んじゃ駄目だって、ヨウコさんもそう思うでしょ?」
「えーーーーーっと、ナガクラ様のする事に私が口を挟むなど畏れ多い事でございます。」
「じゃじゃじゃじゃあ、ニィナさん!ナガクラ君を止めて欲しいなぁ、旦那さんに意見を出来る奥さんって凄く素敵だと私は思うなぁ」
「愛され素敵妻?!」
「え?、、、あっ、まぁ、素敵な奥さんだと思うよ」
「旦那様、このようなホコリッぽい所に創造神様を呼ばなくとも、我が家に帰ってからでも良いかと思います。」
「それもそうか、すいませんねスコーピオン公爵、俺の本気は帰ってからちゃんと見せますので」
「うっ、うむ。皆の慌てぶりから、サワタリがクーデターを起こした事など、子供の悪戯に思えるほどには本気を感じ取れたから、婿殿の本気を見るのはペトラと相談してからにしよう。」
「「「ほっ」」」
むむ?
何故か皆さんほっとした表情をしているんだが、、、
なるほど、後はクーデターの首謀者ジャンヌ・サワタリを捕まえれば、お昼御飯に間に合うからな
お藤お母さんの作るご飯を皆さん楽しみにしているんだろう。
さっさとジャンヌ・サワタリを捕まえて我が家に帰ろう!
つづく。
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