286 / 644
第8.5章 雨季から夏のなんやかんや
第255話 余波
しおりを挟む
「ぐぬぬぬ!!慰霊祭だからと完全に油断しました。シンさんが私の考えの斜め上を行く事は分かっていたはずなのに(泣)
此度の失態は我が人生において最大の汚点です!
命以外の私の全てを差し出しますので、どうかもう1度慰霊祭を開催して頂けるよう、伏してお頼み申し上げます。」
「待て待て待て!とりあえず土下座はやめい!」
「ならば、私の身体を好きにして下さい!」
「アホー!ここで服を脱ぐんじゃねぇー!」
トンッ
「あ゛っ・・・」
「手遅れになれば主様に危険が及ぶと判断して、一時的にアルさんには静かになって頂きました、勝手な行動をして申し訳ありません。」
「ありがとうニィナ、マジで助かったよ」
面倒くさい男のアルが興奮のあまり突然服を脱ぎ出した所を、ニィナが後ろからアルを『首トン』して意識を刈り取ってくれて助かった。
身体を好きにって言われても、俺にそっちの趣味は無い!
他人がどんな性癖を持っていても気にしないけど、確認はして欲しかった。
衝撃の慰霊祭から数日経ったけど、街は未だにお祭りで騒がしい
原因は女神様っていうか、ちーちゃんさんが降臨したせいなんだけど、幸いにも創造神様が降臨した所を見ていた人はおそらく居ない
ちーちゃんさんが降臨した時点でほとんどの人達は目を閉じたり、地面に頭を擦り付けるように必死にお祈りをしていたからだ。
たまたま見ていた人も居るかもしれんけど、2人目の女神様が出て来たなんて言っても誰も信じないだろう。
慰霊祭も無事に終わり、その後の祭りが盛り上がったのは言うまでもないのだが
翌朝事件が起きた。
誰かが酒場の酒をお供えしたんだけど、お供えした酒がうっすら光って消えて無くなったまでは良かった。
しかし、ほどなくしてお供えした酒が戻って来たんだ
神様へのお供えは気持ちさえあれば何でも良いと思うのだが、お供えされた酒は酒場で朝まで飲んでいた酔っぱらいがなんとなく置いた物なんじゃないかなぁ
気持ちゼロの酒場の酒はちょっと駄目だろう。
それで戻って来た酒を見て、女神様がお怒りになられた!って騒ぎになったんだよ
雷が落ちて街が灰になるとかなんとか騒いでいたけれど、ちょうど巡回警備をしていた見廻組二番隊の隊員が機転をきかせて商会から瓶ビールを持ってきてお供えしたら
瓶ビールは見事に消えて女神様に受け取って貰えた、という事は『女神様の機嫌が直った♪』
そんなこんなで女神様に謝罪と感謝の意味を込めて『祭り』をしている
今日で3日目だったかな?
この国での『祭り』は神聖な儀式という意味があるので、無理に止めさせるのもなぁ
そもそも街の人達が自主的にやってる事だから、迷惑にならない範囲で『祭り』をする分には文句は言えない。とりあえず1週間は女神像もそのままで様子見かな
ここでやっとアルの話に戻るんだけど、『慰霊祭』は当然ながら神聖な儀式だ。
それを俺が勝手に夏祭りと合体させて、真面目に楽しい催しにしたのが今回の慰霊祭
慰霊祭は神聖な儀式だから、親しい人が亡くなっていないのにわざわざ参加するのは良くない、そう判断したアルは慰霊祭の時は商会で仕事をしていた。
『流行り病予防大作戦』と『慰霊祭』のせいでいつもより事務仕事が多くなっていたのもあるんだろうな
熱心に仕事をしていたお陰で慰霊祭翌日の騒ぎまで、アルは女神様が降臨された事を知らなかった。
その後情報収集をした結果、俺が女神様降臨に関わっていると気付いて今にいたる。
このまま放置するとアルが何をするか分からない、主に俺の身体が危険にさらされてしまうので(汗)
新作のいちごパフェを対価に、創造神様かちーちゃんさんのどちらかに、一瞬だけでも光輝く姿をアルの前に現して貰えるようにお願いしておこう。
そろそろ夏も終わりかぁ
秋には未来への希望畑で作物の収穫、ウィスキー造り、秋のお花見大会
他にも、商会の男性従業員用の宿舎の確保とか、冬に向けての準備もあるし、、、
っていうか、いつから俺はこんなにも働き者になってしまったんだ!
元世界の時のように生活の為に仕方なく働いてる訳ではないし
パワハラが何かを理解してない馬鹿な上司も居ないから、精神的には絶好調だから何も問題無いけどな
我が家のみんなの笑顔を守る為にも、おっさんはこれからも頑張りまっせ♪
つづく。
此度の失態は我が人生において最大の汚点です!
命以外の私の全てを差し出しますので、どうかもう1度慰霊祭を開催して頂けるよう、伏してお頼み申し上げます。」
「待て待て待て!とりあえず土下座はやめい!」
「ならば、私の身体を好きにして下さい!」
「アホー!ここで服を脱ぐんじゃねぇー!」
トンッ
「あ゛っ・・・」
「手遅れになれば主様に危険が及ぶと判断して、一時的にアルさんには静かになって頂きました、勝手な行動をして申し訳ありません。」
「ありがとうニィナ、マジで助かったよ」
面倒くさい男のアルが興奮のあまり突然服を脱ぎ出した所を、ニィナが後ろからアルを『首トン』して意識を刈り取ってくれて助かった。
身体を好きにって言われても、俺にそっちの趣味は無い!
他人がどんな性癖を持っていても気にしないけど、確認はして欲しかった。
衝撃の慰霊祭から数日経ったけど、街は未だにお祭りで騒がしい
原因は女神様っていうか、ちーちゃんさんが降臨したせいなんだけど、幸いにも創造神様が降臨した所を見ていた人はおそらく居ない
ちーちゃんさんが降臨した時点でほとんどの人達は目を閉じたり、地面に頭を擦り付けるように必死にお祈りをしていたからだ。
たまたま見ていた人も居るかもしれんけど、2人目の女神様が出て来たなんて言っても誰も信じないだろう。
慰霊祭も無事に終わり、その後の祭りが盛り上がったのは言うまでもないのだが
翌朝事件が起きた。
誰かが酒場の酒をお供えしたんだけど、お供えした酒がうっすら光って消えて無くなったまでは良かった。
しかし、ほどなくしてお供えした酒が戻って来たんだ
神様へのお供えは気持ちさえあれば何でも良いと思うのだが、お供えされた酒は酒場で朝まで飲んでいた酔っぱらいがなんとなく置いた物なんじゃないかなぁ
気持ちゼロの酒場の酒はちょっと駄目だろう。
それで戻って来た酒を見て、女神様がお怒りになられた!って騒ぎになったんだよ
雷が落ちて街が灰になるとかなんとか騒いでいたけれど、ちょうど巡回警備をしていた見廻組二番隊の隊員が機転をきかせて商会から瓶ビールを持ってきてお供えしたら
瓶ビールは見事に消えて女神様に受け取って貰えた、という事は『女神様の機嫌が直った♪』
そんなこんなで女神様に謝罪と感謝の意味を込めて『祭り』をしている
今日で3日目だったかな?
この国での『祭り』は神聖な儀式という意味があるので、無理に止めさせるのもなぁ
そもそも街の人達が自主的にやってる事だから、迷惑にならない範囲で『祭り』をする分には文句は言えない。とりあえず1週間は女神像もそのままで様子見かな
ここでやっとアルの話に戻るんだけど、『慰霊祭』は当然ながら神聖な儀式だ。
それを俺が勝手に夏祭りと合体させて、真面目に楽しい催しにしたのが今回の慰霊祭
慰霊祭は神聖な儀式だから、親しい人が亡くなっていないのにわざわざ参加するのは良くない、そう判断したアルは慰霊祭の時は商会で仕事をしていた。
『流行り病予防大作戦』と『慰霊祭』のせいでいつもより事務仕事が多くなっていたのもあるんだろうな
熱心に仕事をしていたお陰で慰霊祭翌日の騒ぎまで、アルは女神様が降臨された事を知らなかった。
その後情報収集をした結果、俺が女神様降臨に関わっていると気付いて今にいたる。
このまま放置するとアルが何をするか分からない、主に俺の身体が危険にさらされてしまうので(汗)
新作のいちごパフェを対価に、創造神様かちーちゃんさんのどちらかに、一瞬だけでも光輝く姿をアルの前に現して貰えるようにお願いしておこう。
そろそろ夏も終わりかぁ
秋には未来への希望畑で作物の収穫、ウィスキー造り、秋のお花見大会
他にも、商会の男性従業員用の宿舎の確保とか、冬に向けての準備もあるし、、、
っていうか、いつから俺はこんなにも働き者になってしまったんだ!
元世界の時のように生活の為に仕方なく働いてる訳ではないし
パワハラが何かを理解してない馬鹿な上司も居ないから、精神的には絶好調だから何も問題無いけどな
我が家のみんなの笑顔を守る為にも、おっさんはこれからも頑張りまっせ♪
つづく。
200
あなたにおすすめの小説
限界勇者のスローライフ~追放気味に田舎暮らしに突入したけど、元魔王やら魔族の子と出会って何だか幸せに暮らせています~
みなかみしょう
ファンタジー
現代日本から転生し、魔王を倒した勇者クウト。
なんとか平和な世界を取り戻したはずが、彼だけは戦い続けていた。
その期間、120年。しかも年中無休、24時間営業である。
「さすがにこれは、ちょっとおかしくないか?」
戦いに疲れ果て、クウトはようやくそのことに気づいた。
自分を道具としてしか見ていない、かつての仲間の子孫にも飽き飽きだった。
会議の場で引退を宣言し、勇者の証も放棄。清々しく立場を強引に捨てることに成功。
遂に手に入れた自由な日々。
そんなクウトの前に、転生にも関わった女神が現れる。
想像よりも酷い状況を見て、女神は新たな力を授け言う。
「とりあえず、スローライフでもしてなさい」
そんな言葉と共に送り出された元勇者は、田舎でのんびり暮らすべく新生活を開始した。
しかし、そんな彼の前に現れたのは別世界に行ったはずの二代目魔王。
似たような事情を抱えた彼女の話を聞き、クウトは同居生活を提案する。
こうして、元勇者と元魔王の田舎暮らしが始まった。
無理のない範囲での畑仕事。
冒険者としての活動。
町の人々との触れ合い。
慣れない普通の生活に苦戦しつつも、二人は穏やかな日々を少しずつ手に入れていく。
たまに起きるトラブルは、その有り余るパワーで粉砕しながら……。
家の庭にダンジョンができたので、会社辞めました。
希羽
ファンタジー
都内のブラックIT企業で働く社畜・佐藤健太(27歳)。
手取り18万、残業100時間。唯一の資産は、亡き祖母から相続した郊外のボロ戸建てだけ。
「このまま死ぬのかな……」
そう絶望していたある夜、庭の物置の裏に謎の穴が出現する。
そこは、なぜか最弱モンスターしか出ないのに、ドロップアイテムだけは最高ランクという、奇跡のボーナスダンジョンだった。
試しにスライムを叩いたら、出てきた宝石の査定額はなんと――【1,000,000円】。
「……え、これ一個で、俺の年収の3分の1?」
スマホアプリで即換金、ドローン配送で手間いらず。
たった10分の庭仕事で5000万円を稼ぎ出した健太は、翌朝、上司に辞表を叩きつけることを決意する。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
僕だけ入れちゃうステータス欄 ~追放された凄腕バッファーは、たまたま出会った新人冒険者たちと真の最強パーティーを作り上げる~
めでめで汰
ファンタジー
バッファーの少年カイトのバフスキルは「ステータス欄の中に入って直接数字を動かす」というもの。
しかし、その能力を信じなかった仲間からカイトは追放され迷宮に置き去りにされる。
そこで出会ったLUK(幸運)値の高い少女ハルと共にカイトは無事迷宮から生還。
その後、カイトはハルの両親を探すため地下迷宮の奥へと挑むことを決意する。
(スライム、もふもふ出てきます。女の子に囲まれるけどメインヒロインは一人です。「ざまぁ」もしっかりあります)
異世界召喚はもう勘弁してください。~五度目の異世界召喚は国の再興からスタートです~
山椒
ファンタジー
今まさに召喚されようとしている男子高校生、星宮勇輝はただの男子高校生ではない。
一度ならず四度異世界召喚を経験している男子高校生であった。
四度も四つの世界を救い、ようやく落ち着けると思ったところで五度目の異世界召喚が行われた。
五度目の異世界召喚を受け異世界召喚されることが常識になりつつあった勇輝であったが、勇輝を呼び出した国は闇の者によって崩壊していた国であった。
世界を救わなければならず、国も復興しなければいけない状況であった。
だが勇輝は異世界召喚ごとにステータスを持ち越していたためそれができる存在であった。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
DIYと異世界建築生活〜ギャル娘たちとパパの腰袋チート
みーくん
ファンタジー
気づいたら異世界に飛ばされていた、おっさん大工。
唯一の武器は、腰につけた工具袋——
…って、これ中身無限!?釘も木材もコンクリも出てくるんだけど!?
戸惑いながらも、拾った(?)ギャル魔法少女や謎の娘たちと家づくりを始めたおっさん。
土木工事からリゾート開発、果てはダンジョン探索まで!?
「異世界に家がないなら、建てればいいじゃない」
今日もおっさんはハンマー片手に、愛とユーモアと魔法で暮らしをDIY!
建築×育児×チート×ギャル
“腰袋チート”で異世界を住みよく変える、大人の冒険がここに始まる!
腰活(こしかつっ!)よろしくお願いします
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる