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第8.5章 雨季から夏のなんやかんや
閑話 とても楽しい親睦会♪
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side:とある元娼婦
「それではただ今より、第1回池田屋商会甘味部門の親睦会を始めます。かんぱーい♪」
「「「「「かんぱーい♪」」」」」
んぐんぐんぐ、、ぷはぁ~
やっぱりビールは美味しいわぁ~♪
ビールは池田屋商会が取り扱ってる商品だけど、未だにドワーフにしか販売してないから、入手するには会長に直接交渉するしかなくて、街の人達からは『幻のお酒』なんて言われてる。
そんな幻のお酒を私なんかが飲めるようになるなんて、人生何が起こるか分からないものねぇ
しかも、今日は会長から好きなだけお酒を飲んで良いって言われてて、最高過ぎでしょ!
会長に全力で頭を下げて雇って貰えるように頼んで本当に良かった。
私はアンとそれほど親しくなくて、娼館の廊下ですれ違った時に軽く挨拶をする程度だったけど
そのアンが突然娼婦を辞めたのがキッカケだった。
娼婦なんて仕事をしてると客とのトラブルはしょっちゅう起きる。
酔った客に殴られたり料金を踏み倒されたりなんてのはまだマシな方で、娼婦を騙して奴隷商に売ろうとする奴も珍しくない
肉体的にも精神的にもしんどいのに、報酬は安くて毎日生きていくので精一杯
だからかな
娼婦の誰かが具合が悪くなって寝込んだ時には、果物のひとつも差し入れしてやろうと思う程度には仲間意識はあったと思う。
具合が悪くなって寝込んだきりそのまま、、、っていう子も少なくなかったから、いつか自分もそうなるかもしれないと思うと怖かった。
突然娼婦を辞めたアンが、下働きでもなくクレープの販売員として正式に雇われていると知った時は驚いたなぁ
最初は上手く取り入って会長の愛人になったのかと思ったけど、そうじゃなかった
あの時はウチの会長が愛人に興味無いって知らなかったから、アンと仲の良い娼婦数人も一緒に雇われて働いてるのを見て
アンの雇い主って、ただの女好きの金持ちのボンボンじゃん!って思ってたのよね
今でも思い出す度に、あの時の自分をぶん殴ってやりたいわ(怒)
当時の私は色々と勘違いをしていたけど、同時にチャンスだと思ったわ!
だってクレープ販売の露店には連日大行列が出来てるのに、店員の数が全然足りてないんだもの
だから私も仲の良い子達と一緒に会長に雇って貰えるように頼みに行ったんだけど、今から思うと本当にタイミングが良かったと思う。
あの時はまだ池田屋商会も設立前で、会長も会長じゃなかったし、娼婦だった私でも簡単に会える存在だったのに
あれからあっという間に大商会の会長になって、今じゃ公爵様だって簡単には会えないのが、ウチらの会長なんだもん
そんな凄い存在の会長から、今日はお酒を好きなだけ飲んで良いって言われたら、飲まない訳には行かないわ!
だから3回ビールをおかわりしたらワイン飲もうかな?おでんの出汁割り酒も美味しいのよねぇ
よし、ここは両方飲むしか無いでしょ!
とりあえずビール、ビール~♪
◇ ◇ ◇
side:アン
今日は甘味部門の親睦会
表向きの目的は甘味部門で働いてる従業員の絆を深める為、となってるけど
実際は人付き合いが苦手なニック君とスナック君に、他人と話すのを慣れて貰う為に会長が企画したのよね
なんだかんだで、会長はニック君とスナック君に甘いんだから(笑)
よぉーし!
ここは私が会長の期待に応えて、ニック君とスナック君に元娼婦の会話術ってやつを教えてあげるぞぉ~♪
◇ ◇ ◇
side:ニック
今日は甘味部門の親睦会
アニキに追い付く為には、他人とのコミュニケーション能力も必要な事は分かってる
だから親睦会にも積極的に参加してるんだけど、今俺はかなり危険な状況にいるのかもしれない(汗)
かんぱいと同時にスナックは従業員の誰かに連れ去られてしまったし、時間が経てば経つほどに、包囲網が狭まって来ているのは絶体に気のせいじゃねぇ!
「おーい、ニック君飲んでるかぁ~?」
「あぁ、アンさんか、、、息がかなり酒臭いんだけど(汗)」
「ニック君は失礼だなぁ、女性に臭いとか言うとモテないぞぉ~♪」
「べつにいいよ、今はアニキに一人前だって認めて貰うのが先だから」
「へぇ~、ニック君は真面目だねぇ、でも女性が嫌いな訳じゃないんでしょ?どういうタイプが好きなの、ねぇねぇ」
「はい、は~い!それあたしも気になってたんだぁ、聞かせて聞かせて~♪」
「えぇーと、、、ニィナさん、、みたいな感じの女性、かな?」
「はい、ダメー!ニック君それはダメだよ、ニィナさんは別格だもん」
えぇー?!
頑張って答えたんだけどなぁ
「じゃあさぁ、あたしとアンだったらどっちが好みか答えて貰ったら?それだったら分かりやすいじゃん」
「スージィーそれ名案!さあさあ、ニック君どっちが好み?」
こういう時の答え方はアニキを見て学んだから知ってる
両方好みって答えるか、無解答が正解のはず!なんだけどそれで納得してくれるだろうか?
そうだ!
スナックに助けを、、、無理そうだな
くっ
これがアニキを追い越す為の試練か
今の俺にはまだ無理かもしれない、、、
アニキ助けてぇーーーー(汗)
「それではただ今より、第1回池田屋商会甘味部門の親睦会を始めます。かんぱーい♪」
「「「「「かんぱーい♪」」」」」
んぐんぐんぐ、、ぷはぁ~
やっぱりビールは美味しいわぁ~♪
ビールは池田屋商会が取り扱ってる商品だけど、未だにドワーフにしか販売してないから、入手するには会長に直接交渉するしかなくて、街の人達からは『幻のお酒』なんて言われてる。
そんな幻のお酒を私なんかが飲めるようになるなんて、人生何が起こるか分からないものねぇ
しかも、今日は会長から好きなだけお酒を飲んで良いって言われてて、最高過ぎでしょ!
会長に全力で頭を下げて雇って貰えるように頼んで本当に良かった。
私はアンとそれほど親しくなくて、娼館の廊下ですれ違った時に軽く挨拶をする程度だったけど
そのアンが突然娼婦を辞めたのがキッカケだった。
娼婦なんて仕事をしてると客とのトラブルはしょっちゅう起きる。
酔った客に殴られたり料金を踏み倒されたりなんてのはまだマシな方で、娼婦を騙して奴隷商に売ろうとする奴も珍しくない
肉体的にも精神的にもしんどいのに、報酬は安くて毎日生きていくので精一杯
だからかな
娼婦の誰かが具合が悪くなって寝込んだ時には、果物のひとつも差し入れしてやろうと思う程度には仲間意識はあったと思う。
具合が悪くなって寝込んだきりそのまま、、、っていう子も少なくなかったから、いつか自分もそうなるかもしれないと思うと怖かった。
突然娼婦を辞めたアンが、下働きでもなくクレープの販売員として正式に雇われていると知った時は驚いたなぁ
最初は上手く取り入って会長の愛人になったのかと思ったけど、そうじゃなかった
あの時はウチの会長が愛人に興味無いって知らなかったから、アンと仲の良い娼婦数人も一緒に雇われて働いてるのを見て
アンの雇い主って、ただの女好きの金持ちのボンボンじゃん!って思ってたのよね
今でも思い出す度に、あの時の自分をぶん殴ってやりたいわ(怒)
当時の私は色々と勘違いをしていたけど、同時にチャンスだと思ったわ!
だってクレープ販売の露店には連日大行列が出来てるのに、店員の数が全然足りてないんだもの
だから私も仲の良い子達と一緒に会長に雇って貰えるように頼みに行ったんだけど、今から思うと本当にタイミングが良かったと思う。
あの時はまだ池田屋商会も設立前で、会長も会長じゃなかったし、娼婦だった私でも簡単に会える存在だったのに
あれからあっという間に大商会の会長になって、今じゃ公爵様だって簡単には会えないのが、ウチらの会長なんだもん
そんな凄い存在の会長から、今日はお酒を好きなだけ飲んで良いって言われたら、飲まない訳には行かないわ!
だから3回ビールをおかわりしたらワイン飲もうかな?おでんの出汁割り酒も美味しいのよねぇ
よし、ここは両方飲むしか無いでしょ!
とりあえずビール、ビール~♪
◇ ◇ ◇
side:アン
今日は甘味部門の親睦会
表向きの目的は甘味部門で働いてる従業員の絆を深める為、となってるけど
実際は人付き合いが苦手なニック君とスナック君に、他人と話すのを慣れて貰う為に会長が企画したのよね
なんだかんだで、会長はニック君とスナック君に甘いんだから(笑)
よぉーし!
ここは私が会長の期待に応えて、ニック君とスナック君に元娼婦の会話術ってやつを教えてあげるぞぉ~♪
◇ ◇ ◇
side:ニック
今日は甘味部門の親睦会
アニキに追い付く為には、他人とのコミュニケーション能力も必要な事は分かってる
だから親睦会にも積極的に参加してるんだけど、今俺はかなり危険な状況にいるのかもしれない(汗)
かんぱいと同時にスナックは従業員の誰かに連れ去られてしまったし、時間が経てば経つほどに、包囲網が狭まって来ているのは絶体に気のせいじゃねぇ!
「おーい、ニック君飲んでるかぁ~?」
「あぁ、アンさんか、、、息がかなり酒臭いんだけど(汗)」
「ニック君は失礼だなぁ、女性に臭いとか言うとモテないぞぉ~♪」
「べつにいいよ、今はアニキに一人前だって認めて貰うのが先だから」
「へぇ~、ニック君は真面目だねぇ、でも女性が嫌いな訳じゃないんでしょ?どういうタイプが好きなの、ねぇねぇ」
「はい、は~い!それあたしも気になってたんだぁ、聞かせて聞かせて~♪」
「えぇーと、、、ニィナさん、、みたいな感じの女性、かな?」
「はい、ダメー!ニック君それはダメだよ、ニィナさんは別格だもん」
えぇー?!
頑張って答えたんだけどなぁ
「じゃあさぁ、あたしとアンだったらどっちが好みか答えて貰ったら?それだったら分かりやすいじゃん」
「スージィーそれ名案!さあさあ、ニック君どっちが好み?」
こういう時の答え方はアニキを見て学んだから知ってる
両方好みって答えるか、無解答が正解のはず!なんだけどそれで納得してくれるだろうか?
そうだ!
スナックに助けを、、、無理そうだな
くっ
これがアニキを追い越す為の試練か
今の俺にはまだ無理かもしれない、、、
アニキ助けてぇーーーー(汗)
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