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第18話 カツオ節の魅力
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side:フィオナ
「待たせたね、お湯を持って来たよ。カツオ節はかなり堅いんだけど、メイド服の嬢ちゃんならナイフで削れるだろ?」
「お任せ下さい。」
シャッ、シャッ、シャッ、シャッ、シャッ、シャッ、シャッ、シャッ、シャッ
おおっ!
アリスさんがナイフでカツオ節をリズミカルに削って、薬屋の店長さんが持って来たお湯が入った鍋にどんどん入れていく。
しかもナイフで削ってるのに、カンナで削ったみたいに向こう側が透けて見えるほど薄いカツオ節だ。
同じ公爵家でも、フォルティエス公爵家と名門ブルーム公爵家では、仕えるメイドさんの質も全然違うんだなぁ。
「フィオナ様、カツオ節はどれくらい入れれば良いのですか?」
「沢山入れた方が味が濃くなって美味しいけど、味見をするだけだからそれくらいで大丈夫だと思う。」
「かしこまりました。」
「スンスン、、、お湯に入れると香りがさらに広がったね。では味見をしようか、ペロッと、、、」
「店長さんどうですか?」
「これは旨い♪しかもこの上品な味は確実に貴族が気に入るだろうね。よし!約束通りカツオ節は1本銀貨1枚で売ろう、何本欲しいんだい?」
「えっと、とりあえず2本でお願いします。」
「2本と言わず10本でも良いんだよ?」
「いえ、2本で充分です。その代わりカツオ節は定期的に仕入れて貰えますか?
勿論私もカツオ節の需要が高まるように微力ながら頑張りますので、可能なら庶民でも買えるような値段のカツオ節も仕入れて頂きたいです。」
「知り合いに確認しないと分からないから約束は出来ないけど、需要さえあれば低品質の物から高品質の物まで様々なカツオ節を勝手に作ってくれるよ。」
薬屋さんで昆布とカツオ節を購入出来たから、今日のところは大満足だ♪
後は昆布とカツオ節で出汁をとって美味しい料理を作って
ルーファウス様に『カツオ節はとても美味しい』という話を貴族の方々にちょろっとして貰えば、噂は一気に広まるはず。
食にそれほど興味が無さそうなルーファウス様だからこそ、宣伝効果は充分に期待出来る!
「ねぇフィオナ様、昆布とカツオ節で何を作るんですか?」
「ちょっと待ってね、今考え中」
屋敷に帰って来てさっそく厨房に来た私は、昆布とカツオ節を前にして何を作るか悩んでいる
昆布とカツオ節で取った出汁が美味しいのは間違いないけど、いきなり『ふろふき大根』のようなthe和食!を作っても、今まで食べて来た料理とギャップがあり過ぎて、受け入れて貰えないかもしれない。
出汁に刻みネギをたっぷり入れて卵でとじたスープなら大丈夫そうかな?
他に厨房にある材料で出汁を使って作れそうな料理は、、、
「フィオナ様、乾物繋がりで干しエビは使えませんか?馴染みの商人がお試しにどうぞって置いていってそのままになってた物ですけど」
ふむふむ
干しエビもまた良い出汁が出そうだから是非使いたい、、、よし!
「決まりました。『卵とじスープ』と『パエリア』にします!ただし、今日の夕食は『煮込みハンバーグ』と『ロールキャベツ』だから食べるのは明日ね」
「フィオナ様、それはいくらなんでも残酷過ぎますよぉ(悲)」
アリスさんが凄く落ち込んじゃったけど、1度に全部食べるのはさすがに無理がある。
私が作ろうと考えているパエリアは
干しエビ、ドライトマト、パプリカを入れて、昆布とカツオ節で取った出汁で炊く和風パエリアだ。
干しエビの出汁とドライトマトでパエリアの雰囲気は充分に出ると思う。
更に
今回は出汁をとった後の昆布は小さく切って佃煮にして、カツオ節は醤油で味付けしてフライパンで炒ってフリカケにする。
昆布の佃煮とカツオ節のフリカケで明日はおにぎりを作ろう。
今から明日が楽しみだなぁ♪
つづく。
「待たせたね、お湯を持って来たよ。カツオ節はかなり堅いんだけど、メイド服の嬢ちゃんならナイフで削れるだろ?」
「お任せ下さい。」
シャッ、シャッ、シャッ、シャッ、シャッ、シャッ、シャッ、シャッ、シャッ
おおっ!
アリスさんがナイフでカツオ節をリズミカルに削って、薬屋の店長さんが持って来たお湯が入った鍋にどんどん入れていく。
しかもナイフで削ってるのに、カンナで削ったみたいに向こう側が透けて見えるほど薄いカツオ節だ。
同じ公爵家でも、フォルティエス公爵家と名門ブルーム公爵家では、仕えるメイドさんの質も全然違うんだなぁ。
「フィオナ様、カツオ節はどれくらい入れれば良いのですか?」
「沢山入れた方が味が濃くなって美味しいけど、味見をするだけだからそれくらいで大丈夫だと思う。」
「かしこまりました。」
「スンスン、、、お湯に入れると香りがさらに広がったね。では味見をしようか、ペロッと、、、」
「店長さんどうですか?」
「これは旨い♪しかもこの上品な味は確実に貴族が気に入るだろうね。よし!約束通りカツオ節は1本銀貨1枚で売ろう、何本欲しいんだい?」
「えっと、とりあえず2本でお願いします。」
「2本と言わず10本でも良いんだよ?」
「いえ、2本で充分です。その代わりカツオ節は定期的に仕入れて貰えますか?
勿論私もカツオ節の需要が高まるように微力ながら頑張りますので、可能なら庶民でも買えるような値段のカツオ節も仕入れて頂きたいです。」
「知り合いに確認しないと分からないから約束は出来ないけど、需要さえあれば低品質の物から高品質の物まで様々なカツオ節を勝手に作ってくれるよ。」
薬屋さんで昆布とカツオ節を購入出来たから、今日のところは大満足だ♪
後は昆布とカツオ節で出汁をとって美味しい料理を作って
ルーファウス様に『カツオ節はとても美味しい』という話を貴族の方々にちょろっとして貰えば、噂は一気に広まるはず。
食にそれほど興味が無さそうなルーファウス様だからこそ、宣伝効果は充分に期待出来る!
「ねぇフィオナ様、昆布とカツオ節で何を作るんですか?」
「ちょっと待ってね、今考え中」
屋敷に帰って来てさっそく厨房に来た私は、昆布とカツオ節を前にして何を作るか悩んでいる
昆布とカツオ節で取った出汁が美味しいのは間違いないけど、いきなり『ふろふき大根』のようなthe和食!を作っても、今まで食べて来た料理とギャップがあり過ぎて、受け入れて貰えないかもしれない。
出汁に刻みネギをたっぷり入れて卵でとじたスープなら大丈夫そうかな?
他に厨房にある材料で出汁を使って作れそうな料理は、、、
「フィオナ様、乾物繋がりで干しエビは使えませんか?馴染みの商人がお試しにどうぞって置いていってそのままになってた物ですけど」
ふむふむ
干しエビもまた良い出汁が出そうだから是非使いたい、、、よし!
「決まりました。『卵とじスープ』と『パエリア』にします!ただし、今日の夕食は『煮込みハンバーグ』と『ロールキャベツ』だから食べるのは明日ね」
「フィオナ様、それはいくらなんでも残酷過ぎますよぉ(悲)」
アリスさんが凄く落ち込んじゃったけど、1度に全部食べるのはさすがに無理がある。
私が作ろうと考えているパエリアは
干しエビ、ドライトマト、パプリカを入れて、昆布とカツオ節で取った出汁で炊く和風パエリアだ。
干しエビの出汁とドライトマトでパエリアの雰囲気は充分に出ると思う。
更に
今回は出汁をとった後の昆布は小さく切って佃煮にして、カツオ節は醤油で味付けしてフライパンで炒ってフリカケにする。
昆布の佃煮とカツオ節のフリカケで明日はおにぎりを作ろう。
今から明日が楽しみだなぁ♪
つづく。
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