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第23話 牛丼とルーファウスの憂鬱 その3
side:フィオナ
「フィオナ様は肉の神か?!」
「違いますよスミスさん、フィオナ様は肉を愛し肉に愛された尊き御人なのです。」
「スミスさんにチュニーも、私は14歳の普通の女の子ですからね?」
「成人前で既にこれ程の肉料理を作れるとは、やはり肉の神!」
「肉の天使様がここに居る!」
駄目だ、今の2人に何を言っても聞いて貰え無い(悲)
今日の昼食は予定通り『牛丼』を作った。
タマネギと牛肉の薄切り肉を醤油と砂糖で甘辛く煮て、卵でとじてご飯の上に乗せたお手軽料理なんだけど
スミスさんとチュニーが牛丼を思いの外気に入って、スープ用の深皿に牛丼を山盛り乗せて早くも2杯目を食べている。
いつまで見ても見飽きないほどの気持ちの良い食べっぷりだから、作った甲斐は充分過ぎる程にあって凄く嬉しいけどね♪
「ポーラさんは牛丼の味はどうですか?」
「とても美味しいです♪昨日の挽き肉もそうですけど、肉をわざわざ細かくしたり薄切りにするという発想は面白いですね」
「ルーファウス様も気に入ってくれるでしょうか?」
「とても気に入って喜んで食べて頂けると思いますよ♪ただ、定期的に作ってお出しになるなら、もう少しあっさりした味付けの方がよろしいかと。」
ふむふむ
確かに牛丼の味付けはご飯に合うように濃い目だから、人によっては飽きてしまう可能性はあるかもしれない。
「それなら醤油に柚子の絞り汁を入れた『ポン酢』でトリ肉を煮て、あっさり味の『親子丼』にしましょうか?丼にこだわらず、トリ肉のポン酢煮だけでも良いかもしれませんけど」
「「フィオナ様!!」」
わっ?!
びっくりしたなぁ、もう(汗)
さっきまで牛丼をガツガツ食べていたスミスさんとチュニーが、急に立ち上がるんだもの
「なっ、何かな?」
「夕食は是非とも親子丼を!」
「あっさり味のトリ肉の味見はお任せ下さい!」
「ふふっ、フィオナ様、これはもう夕食は決まりですね♪」
「まぁ何を作るか悩む必要が無いのは助かりますけどね(笑)」
◇ ◇ ◇
side:ルーファウス
パカッと
昼食の時間になったので執務室の机の上に、今朝フィオナ嬢が持たせてくれた弁当箱を乗せて蓋を開ける。
中には手の平サイズの黄色い棒状の何かが敷き詰められている。黄色いのは薄焼き卵だと直ぐに分かったが、これがどういう料理なのかは全く分からない。
今までフィオナ嬢が作ってくれた料理から考えると、刺激の強い料理という事は無いだろう。
キャラメリゼ王国でも地域によって激辛料理や、酸味の強い料理等の強い個性の料理は数多ある。
地方貴族のパーティーに呼ばれた際には、事前情報無しにそういった強い個性の料理を出される事は珍しく無い。
パーティーを主催した相手からすれば、こちらの反応を見て楽しいのかもしれないが、食べさせられる側からすると非常にストレスを感じるし
『不味い』という表情を少しでもしようものなら、鬼の首を取ったかのように揶揄してくるから始末が悪い。
お前達はそれでも誇りあるキャラメリゼ王国の貴族なのか?と、不快感を通り越して呆れてしまう。
せっかくフィオナ嬢が作ってくれた弁当を前にして、食事が不味くなるような事を考えるのは止めて、弁当を食べよう。
頂きます。
もぐもぐもぐもぐ、もぐもぐもぐもぐ
うむ、やはりフィオナ嬢の作る料理は旨い!
米の中に入っている甘辛く味付けされた黒い何かが米との相性が良く、とても旨いのだが
フィオナ嬢が作った料理で無ければ、黒い色の食べ物など勧められても食べようとは思わなかっただろうな。
次は中に入っている具が違う方も食べるか
ガチャッ!
「おいルーファウス!飯も食わずに仕事をしんじゃねぇ、、、ん?もしかしてそれは弁当か?」
「もしかしなくても弁当ですが、ドノバン団長には鬼の首にでも見えるのですか?」
はぁ
ノックもせずに突然部屋に入って来たドノバン団長は、私の弁当を見て心の底から不思議そうな表情をしている。
「そうかそうか、弁当か♪食堂でお前を見かけた奴が居なかったから、俺はてっきり飯も食わずに仕事をしてるもんだと思ってな。
お前が今手に持っているのは俺にはやけに黄色く見えるんだが、それは食べるんだよな?」
「ドノバン団長は食べられない物を弁当にする趣味がおありで?」
「わはははは、なかなか言うじゃねぇか!まぁ良い。俺にもひとつ食わせろ」
「お断りします。」
「ほぉ~、即答か。決めた!午後からはこの部屋でお前と一緒に仕事に励むとしよう。仕事の合間にその弁当を作った相手の事を話ながらな!
今日の仕事は捗りそうだなぁ♪」
こういう時だけ無駄に知恵を働かせやがって(怒)
フィオナ嬢の作ってくれた弁当をクソ団長に食べさせるのは嫌なのだが、だからと言ってフィオナ嬢の事をクソ団長に知られるのも絶対に嫌だ!
くっ!
いったいどうすれば、、、
「おいクソ団長」
「弁当を食べさせてくれるのか?、ってお前今クソ団長って言ったろ?心の声がだだ漏れじゃねぇか!」
「他人の弱味に付け込むような人はクソでしょう?」
「まぁそこに関しては否定は出来ん、申し訳無い!で、弁当を食べさせてくれるのか?それともお前の惚れた相手の事を教えてくれるのか?」
「ちょっと待て、いつの間に私が惚れた事になっている!」
「いやいや、惚れてるだろう。愛妻弁当を持って来て嬉しそうに食べてるんだから」
「なっ?!私がいつ嬉しそうにした!」
「今まさに嬉しそうだぞ♪」
はぁ
クソ団長に面白がられるなんて(悲)
「お前には死んでも弁当はやらん!」
「良いじゃねぇか食わせろよぉ~、それか相手を紹介しろ。うん、それが良いな!さっそく女性団員に手土産に相応しい旨い甘味の店を教えて貰って来るわ。
来週の休みにお前ん家に行くから予定入れんなよ!じゃあなぁ」
「ちょっ、団長?!」
バタンッ!
あぁ~、行ってしまった。
団長はああなると誰にも止められないんだよな。
はぁ~、いつかは紹介しなくてはいけないと分かっていても、あの人にフィオナ嬢を紹介するのは実に憂鬱だ。
つづく。
「フィオナ様は肉の神か?!」
「違いますよスミスさん、フィオナ様は肉を愛し肉に愛された尊き御人なのです。」
「スミスさんにチュニーも、私は14歳の普通の女の子ですからね?」
「成人前で既にこれ程の肉料理を作れるとは、やはり肉の神!」
「肉の天使様がここに居る!」
駄目だ、今の2人に何を言っても聞いて貰え無い(悲)
今日の昼食は予定通り『牛丼』を作った。
タマネギと牛肉の薄切り肉を醤油と砂糖で甘辛く煮て、卵でとじてご飯の上に乗せたお手軽料理なんだけど
スミスさんとチュニーが牛丼を思いの外気に入って、スープ用の深皿に牛丼を山盛り乗せて早くも2杯目を食べている。
いつまで見ても見飽きないほどの気持ちの良い食べっぷりだから、作った甲斐は充分過ぎる程にあって凄く嬉しいけどね♪
「ポーラさんは牛丼の味はどうですか?」
「とても美味しいです♪昨日の挽き肉もそうですけど、肉をわざわざ細かくしたり薄切りにするという発想は面白いですね」
「ルーファウス様も気に入ってくれるでしょうか?」
「とても気に入って喜んで食べて頂けると思いますよ♪ただ、定期的に作ってお出しになるなら、もう少しあっさりした味付けの方がよろしいかと。」
ふむふむ
確かに牛丼の味付けはご飯に合うように濃い目だから、人によっては飽きてしまう可能性はあるかもしれない。
「それなら醤油に柚子の絞り汁を入れた『ポン酢』でトリ肉を煮て、あっさり味の『親子丼』にしましょうか?丼にこだわらず、トリ肉のポン酢煮だけでも良いかもしれませんけど」
「「フィオナ様!!」」
わっ?!
びっくりしたなぁ、もう(汗)
さっきまで牛丼をガツガツ食べていたスミスさんとチュニーが、急に立ち上がるんだもの
「なっ、何かな?」
「夕食は是非とも親子丼を!」
「あっさり味のトリ肉の味見はお任せ下さい!」
「ふふっ、フィオナ様、これはもう夕食は決まりですね♪」
「まぁ何を作るか悩む必要が無いのは助かりますけどね(笑)」
◇ ◇ ◇
side:ルーファウス
パカッと
昼食の時間になったので執務室の机の上に、今朝フィオナ嬢が持たせてくれた弁当箱を乗せて蓋を開ける。
中には手の平サイズの黄色い棒状の何かが敷き詰められている。黄色いのは薄焼き卵だと直ぐに分かったが、これがどういう料理なのかは全く分からない。
今までフィオナ嬢が作ってくれた料理から考えると、刺激の強い料理という事は無いだろう。
キャラメリゼ王国でも地域によって激辛料理や、酸味の強い料理等の強い個性の料理は数多ある。
地方貴族のパーティーに呼ばれた際には、事前情報無しにそういった強い個性の料理を出される事は珍しく無い。
パーティーを主催した相手からすれば、こちらの反応を見て楽しいのかもしれないが、食べさせられる側からすると非常にストレスを感じるし
『不味い』という表情を少しでもしようものなら、鬼の首を取ったかのように揶揄してくるから始末が悪い。
お前達はそれでも誇りあるキャラメリゼ王国の貴族なのか?と、不快感を通り越して呆れてしまう。
せっかくフィオナ嬢が作ってくれた弁当を前にして、食事が不味くなるような事を考えるのは止めて、弁当を食べよう。
頂きます。
もぐもぐもぐもぐ、もぐもぐもぐもぐ
うむ、やはりフィオナ嬢の作る料理は旨い!
米の中に入っている甘辛く味付けされた黒い何かが米との相性が良く、とても旨いのだが
フィオナ嬢が作った料理で無ければ、黒い色の食べ物など勧められても食べようとは思わなかっただろうな。
次は中に入っている具が違う方も食べるか
ガチャッ!
「おいルーファウス!飯も食わずに仕事をしんじゃねぇ、、、ん?もしかしてそれは弁当か?」
「もしかしなくても弁当ですが、ドノバン団長には鬼の首にでも見えるのですか?」
はぁ
ノックもせずに突然部屋に入って来たドノバン団長は、私の弁当を見て心の底から不思議そうな表情をしている。
「そうかそうか、弁当か♪食堂でお前を見かけた奴が居なかったから、俺はてっきり飯も食わずに仕事をしてるもんだと思ってな。
お前が今手に持っているのは俺にはやけに黄色く見えるんだが、それは食べるんだよな?」
「ドノバン団長は食べられない物を弁当にする趣味がおありで?」
「わはははは、なかなか言うじゃねぇか!まぁ良い。俺にもひとつ食わせろ」
「お断りします。」
「ほぉ~、即答か。決めた!午後からはこの部屋でお前と一緒に仕事に励むとしよう。仕事の合間にその弁当を作った相手の事を話ながらな!
今日の仕事は捗りそうだなぁ♪」
こういう時だけ無駄に知恵を働かせやがって(怒)
フィオナ嬢の作ってくれた弁当をクソ団長に食べさせるのは嫌なのだが、だからと言ってフィオナ嬢の事をクソ団長に知られるのも絶対に嫌だ!
くっ!
いったいどうすれば、、、
「おいクソ団長」
「弁当を食べさせてくれるのか?、ってお前今クソ団長って言ったろ?心の声がだだ漏れじゃねぇか!」
「他人の弱味に付け込むような人はクソでしょう?」
「まぁそこに関しては否定は出来ん、申し訳無い!で、弁当を食べさせてくれるのか?それともお前の惚れた相手の事を教えてくれるのか?」
「ちょっと待て、いつの間に私が惚れた事になっている!」
「いやいや、惚れてるだろう。愛妻弁当を持って来て嬉しそうに食べてるんだから」
「なっ?!私がいつ嬉しそうにした!」
「今まさに嬉しそうだぞ♪」
はぁ
クソ団長に面白がられるなんて(悲)
「お前には死んでも弁当はやらん!」
「良いじゃねぇか食わせろよぉ~、それか相手を紹介しろ。うん、それが良いな!さっそく女性団員に手土産に相応しい旨い甘味の店を教えて貰って来るわ。
来週の休みにお前ん家に行くから予定入れんなよ!じゃあなぁ」
「ちょっ、団長?!」
バタンッ!
あぁ~、行ってしまった。
団長はああなると誰にも止められないんだよな。
はぁ~、いつかは紹介しなくてはいけないと分かっていても、あの人にフィオナ嬢を紹介するのは実に憂鬱だ。
つづく。
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