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第30話 準備
side:フィオナ
ぐびっ、ぐびっ、ぐびっ、ぷはぁー♪
ひと仕事終えた後に飲むキンキンに冷えたオレンジジュースは最高だ!
ルーファウス様に冷蔵庫を買って頂いてから数日が経ったけれど、今では家庭菜園の手入れが終わったら庭師のスミスさんと一緒に、キンキンに冷やした飲み物を飲んで休憩するのが日課になりつつある。
冷蔵庫の活躍する場は、飲み物を冷やすのとアイスクリームとシャーベットを作るくらいしかまだ無いけれど
これから気温が上がってくれば、冷やし中華等の冷たい料理を作る事が増えるだろうから、今から少しずつ試作をしていこう。
そして今日は、光魔法を使って育てていたトマトも食べ頃に成長していたから収穫してきた♪
このトマトでトマトソースを作りたい所ではあるけれど、せっかくの初収穫のトマトは是非生で食べたいから、モッツァレラチーズと一緒にカプレーゼとして食べる事にしよう。
もし余ってもサンドイッチを作って夜食として冷蔵庫に入れておけば、スミスさんかチュニーが完食してくれるはずだ。
そして今日はなんとルーファウス様の姉君であるモニカ様と、ルーファウス様の職場の上司であるドノバン様が屋敷に来られるという事で、私は気合いを入れて夕食の準備に取り掛かる。
今回はルーファウス様からメニューの指定があった。
昆布とカツオ節でとった出汁で作る『卵とじスープ』
同じく昆布とカツオ節の出汁で作る『和風パエリア』
デザートは、『イチゴ・オレンジ・レモンの3種類のシャーベット』
本当はアイスクリームも作ろうと思ったけど、ルーファウス様から「あいつらには勿体無いから不要だ!」と、かなり強めに許否されてしまった。
そりゃあ冷蔵庫(約300万円)の値段を考えると、材料費が安くて簡単に作れるシャーベットと言えど高級デザートになるから
シャーベットより材料費が高くて作るのに手間がかかるアイスクリームは、気軽に振る舞うのは駄目なのかもしれない。
冷蔵庫の良さを宣伝するには良い機会だと思うけど、まぁそれはアイスクリーム以外で頑張ってみますか!
「フィオナ様、パエリアの具材は準備出来たぞ。」
「スミスさんありがとう。」
「今日は客人が来るからいつもより食事の準備が大変だろう?だから俺達の食事は気にしなくていい」
ふふっ
私の事を気遣ってくれるスミスさんの優しさはとても嬉しいけれど、既にお腹を抱えて空腹を我慢している姿を見たら、全然大丈夫に見えないよ。
「今日のメニューは作るのに少し時間がかかるけど、1度に大量に作れるから皆の分もちゃんとあるよ」
「本当か?!」
「やったぁー!フィオナ様は私達の女神様だぁー♪チュニー、急いで食材の追加を!」
「はい!」
「あなた達、食事はお客様をもてなす為に
作っているのを忘れていませんよね?」
「「「勿論です!」」」
今日はモニカ様とドノバン様が来られるから、休日の予定だったポーラさんも出勤して、全員で食事の準備をしている。
でもなぁ、私は皆に言いたい
お客様をもてなすんじゃなくて、自分達の美味しいご飯の為に頑張ってるよね?
それはちょっと違うんじゃないだろうか。
美味しいご飯が出来れば、結果的にお客様をもてなす事に繋がるから良いと言えば良いんだけど
その辺はポーラさんが居るから問題は無いだろう。
あっちは皆に任せて、私は何品か追加で作れるように材料の仕込みをしておかなくっちゃ。
ルーファウス様から指定されたのはスープとパエリアとシャーベットの3品だけど、流石にそれだけっていうのは寂しいからね
冷蔵庫のお陰で余った料理も気軽に保存しておけるようになったのは助かるけど、アリスさんとチュニーが夜食確保の為に多めに食材を買って来るようになったのはちょっと、、、
まぁ皆は護衛がメインだから、しっかり食べて体力を付けて頑張って貰わないとね。
さてと
冷蔵庫を買って良かったと思って貰えるように、気合いを入れて料理を作るぞぉー!
つづく。
ぐびっ、ぐびっ、ぐびっ、ぷはぁー♪
ひと仕事終えた後に飲むキンキンに冷えたオレンジジュースは最高だ!
ルーファウス様に冷蔵庫を買って頂いてから数日が経ったけれど、今では家庭菜園の手入れが終わったら庭師のスミスさんと一緒に、キンキンに冷やした飲み物を飲んで休憩するのが日課になりつつある。
冷蔵庫の活躍する場は、飲み物を冷やすのとアイスクリームとシャーベットを作るくらいしかまだ無いけれど
これから気温が上がってくれば、冷やし中華等の冷たい料理を作る事が増えるだろうから、今から少しずつ試作をしていこう。
そして今日は、光魔法を使って育てていたトマトも食べ頃に成長していたから収穫してきた♪
このトマトでトマトソースを作りたい所ではあるけれど、せっかくの初収穫のトマトは是非生で食べたいから、モッツァレラチーズと一緒にカプレーゼとして食べる事にしよう。
もし余ってもサンドイッチを作って夜食として冷蔵庫に入れておけば、スミスさんかチュニーが完食してくれるはずだ。
そして今日はなんとルーファウス様の姉君であるモニカ様と、ルーファウス様の職場の上司であるドノバン様が屋敷に来られるという事で、私は気合いを入れて夕食の準備に取り掛かる。
今回はルーファウス様からメニューの指定があった。
昆布とカツオ節でとった出汁で作る『卵とじスープ』
同じく昆布とカツオ節の出汁で作る『和風パエリア』
デザートは、『イチゴ・オレンジ・レモンの3種類のシャーベット』
本当はアイスクリームも作ろうと思ったけど、ルーファウス様から「あいつらには勿体無いから不要だ!」と、かなり強めに許否されてしまった。
そりゃあ冷蔵庫(約300万円)の値段を考えると、材料費が安くて簡単に作れるシャーベットと言えど高級デザートになるから
シャーベットより材料費が高くて作るのに手間がかかるアイスクリームは、気軽に振る舞うのは駄目なのかもしれない。
冷蔵庫の良さを宣伝するには良い機会だと思うけど、まぁそれはアイスクリーム以外で頑張ってみますか!
「フィオナ様、パエリアの具材は準備出来たぞ。」
「スミスさんありがとう。」
「今日は客人が来るからいつもより食事の準備が大変だろう?だから俺達の食事は気にしなくていい」
ふふっ
私の事を気遣ってくれるスミスさんの優しさはとても嬉しいけれど、既にお腹を抱えて空腹を我慢している姿を見たら、全然大丈夫に見えないよ。
「今日のメニューは作るのに少し時間がかかるけど、1度に大量に作れるから皆の分もちゃんとあるよ」
「本当か?!」
「やったぁー!フィオナ様は私達の女神様だぁー♪チュニー、急いで食材の追加を!」
「はい!」
「あなた達、食事はお客様をもてなす為に
作っているのを忘れていませんよね?」
「「「勿論です!」」」
今日はモニカ様とドノバン様が来られるから、休日の予定だったポーラさんも出勤して、全員で食事の準備をしている。
でもなぁ、私は皆に言いたい
お客様をもてなすんじゃなくて、自分達の美味しいご飯の為に頑張ってるよね?
それはちょっと違うんじゃないだろうか。
美味しいご飯が出来れば、結果的にお客様をもてなす事に繋がるから良いと言えば良いんだけど
その辺はポーラさんが居るから問題は無いだろう。
あっちは皆に任せて、私は何品か追加で作れるように材料の仕込みをしておかなくっちゃ。
ルーファウス様から指定されたのはスープとパエリアとシャーベットの3品だけど、流石にそれだけっていうのは寂しいからね
冷蔵庫のお陰で余った料理も気軽に保存しておけるようになったのは助かるけど、アリスさんとチュニーが夜食確保の為に多めに食材を買って来るようになったのはちょっと、、、
まぁ皆は護衛がメインだから、しっかり食べて体力を付けて頑張って貰わないとね。
さてと
冷蔵庫を買って良かったと思って貰えるように、気合いを入れて料理を作るぞぉー!
つづく。
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