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第56話 怒らせちゃ駄目絶対!
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side:フィオナ
「ルティーナお姉様、もうすぐ式が始まりますので手短にお願いします。」
「結婚式を邪魔するつもりは無いから安心しなさい。でもね、どうしてこんなに質素な結婚式なのか説明をして欲しいわね。」
「手紙でお知らせした通り、私もルーファウス様も豪華な結婚式は望んでおりませんので、その結果としか言えません。」
「別にフィオナが質素な結婚式をしようと構わないのだけど、私のお披露目の場を奪うとはどういうつもりなのかしら?」
妹の結婚式を勝手にお姉様のお披露目の場にしないで欲しい。
言ってる事が完全に悪質クレーマーと一緒だよ(悲)
「どういうつもりも何も、私だけの事でしたら何とでもしますけど、質素な結婚式はルーファウス様の意向でもありますから、私に出来る事はありません。」
「はぁ、、フィオナが自分勝手な性格になってしまって、姉として悲しいわ」
待て待て待て
自分勝手なのはお姉様でしょうよ!
せめて事前に『お願い』という形で結婚式を豪華にして欲しいと言ってくれれば、私もルーファウス様に相談くらいはしたけれど
今更言われてもどうにもならない。
「あらあら、結婚式を前にして独身最後の会話を楽しむ姉妹の、感動的な場面に遭遇してしまったみたいね♪」
むむっ!
突然私の背後から聞こえるこの声はいったい誰?
不審者ならポーラさんやアリスさんが排除してくれるだろう。その2人の呼び止める声も聞こえなかったから、ほぼ顔パスで私達の所まで来た事になる
そんな事が可能な人物は私とルーファウス様の親族くらいだけど、もうすぐ式が始まるからルティーナお姉様以外は全員教会に居る筈だ。
となるとそれ以外でポーラさん達がスルーする人物って、、、
私はゆっくりと声のした方を向くと、そこに居たのは
「リッ、リア様?!」
「やっほぉー、来ちゃった♪」
いや、来ちゃったって笑顔で言われましても
目の前に居たのはリア様こと『スフォリアテッラ・キャラメリゼ』
キャラメリゼ王国の王妃様だ。
そしてリア様の隣には、なんとも言えない表情をしたポーラさんが居る。
うーむ
ポーラさんがあのような表情をするのは珍しい。
私に対して『申し訳ありません』という風に読み取れない事もないけど
「えっと、王妃、、、リア様はもしかして結婚式に出席されるのですか?」
「勿論よ♪
でもブルーム公爵ったら酷いのよ、フィオナさんと結婚するのに私は目立つから招待しないって言うんだもの!
だからお忍びで来ちゃった♪」
くっ!
リア様の無邪気な笑顔が可愛い。
「フィオナ様申し訳ありません。私だけはリア様がお忍びで来られるのを事前に知らされていたのですが、セキュリティの観点から教える事が出来ませんでした。」
「事前に情報が漏れてリア様が誰かに狙われる方が問題なので、ポーラさんは気にしないで下さい。」
とは言え、王妃であるリア様が来ちゃった事で、もはや質素な結婚式では無くなってるんだけど、どーするのこれ?
「それで、えーっと、ルティーナさん、だったわよね?」
「ひゃい?!」
「フィオナさんの結婚を祝福する手紙をフォルティエス公爵家に送ったのだけど、お読みになったかしら?」
「はい!確かに読ませて頂きました。」
「読んでくれて嬉しいわ。それじゃあ、分かってるわよね?」
「もっ、ももももも勿論で御座います(汗)」
「本日の主役であるフィオナさんを一緒に『静かに』お祝いしましょうね~♪」
「はい!喜んで!」
「フィオナさんまた後でねぇ」
「あっ、はい、また後で」
突然顔面蒼白になったお姉様を、リア様が引きずるようにして連れて行ってしまった。
「ポーラさん、リア様はルティーナお姉様に何を言ったのでしょうか?」
「フィオナ様、世の中には詮索してはいけない事が多々あります。」
「ええ、それは分かりますけど」
「言葉が足りなかったようですね。世の中には絶対に知ってはいけない事があります。今回もそれに該当すると御理解下さい。」
あぁ~
ポーラさんの真剣な表情から、これは本気で知ってはいけない問題なのね。
むむっ!
何故か顔色を悪くしたアリスさんがこっちにやって来るけど、どうしたのだろう?
「フィオナ様、ポーラさん、リア様から伝言です!『私のせいで結婚式の開始が遅れた場合は公式に謝罪します。』との事です!」
おーい
リア様ぁー!
結婚式の開始が遅れたくらいで王妃様が公式に謝罪するとか、それはもう拷問と一緒にですからねー(汗)
たとえ今この瞬間にドラゴンが襲来しようとも、結婚式は定刻通りに始めなければ!
いざ!
つづく。
「ルティーナお姉様、もうすぐ式が始まりますので手短にお願いします。」
「結婚式を邪魔するつもりは無いから安心しなさい。でもね、どうしてこんなに質素な結婚式なのか説明をして欲しいわね。」
「手紙でお知らせした通り、私もルーファウス様も豪華な結婚式は望んでおりませんので、その結果としか言えません。」
「別にフィオナが質素な結婚式をしようと構わないのだけど、私のお披露目の場を奪うとはどういうつもりなのかしら?」
妹の結婚式を勝手にお姉様のお披露目の場にしないで欲しい。
言ってる事が完全に悪質クレーマーと一緒だよ(悲)
「どういうつもりも何も、私だけの事でしたら何とでもしますけど、質素な結婚式はルーファウス様の意向でもありますから、私に出来る事はありません。」
「はぁ、、フィオナが自分勝手な性格になってしまって、姉として悲しいわ」
待て待て待て
自分勝手なのはお姉様でしょうよ!
せめて事前に『お願い』という形で結婚式を豪華にして欲しいと言ってくれれば、私もルーファウス様に相談くらいはしたけれど
今更言われてもどうにもならない。
「あらあら、結婚式を前にして独身最後の会話を楽しむ姉妹の、感動的な場面に遭遇してしまったみたいね♪」
むむっ!
突然私の背後から聞こえるこの声はいったい誰?
不審者ならポーラさんやアリスさんが排除してくれるだろう。その2人の呼び止める声も聞こえなかったから、ほぼ顔パスで私達の所まで来た事になる
そんな事が可能な人物は私とルーファウス様の親族くらいだけど、もうすぐ式が始まるからルティーナお姉様以外は全員教会に居る筈だ。
となるとそれ以外でポーラさん達がスルーする人物って、、、
私はゆっくりと声のした方を向くと、そこに居たのは
「リッ、リア様?!」
「やっほぉー、来ちゃった♪」
いや、来ちゃったって笑顔で言われましても
目の前に居たのはリア様こと『スフォリアテッラ・キャラメリゼ』
キャラメリゼ王国の王妃様だ。
そしてリア様の隣には、なんとも言えない表情をしたポーラさんが居る。
うーむ
ポーラさんがあのような表情をするのは珍しい。
私に対して『申し訳ありません』という風に読み取れない事もないけど
「えっと、王妃、、、リア様はもしかして結婚式に出席されるのですか?」
「勿論よ♪
でもブルーム公爵ったら酷いのよ、フィオナさんと結婚するのに私は目立つから招待しないって言うんだもの!
だからお忍びで来ちゃった♪」
くっ!
リア様の無邪気な笑顔が可愛い。
「フィオナ様申し訳ありません。私だけはリア様がお忍びで来られるのを事前に知らされていたのですが、セキュリティの観点から教える事が出来ませんでした。」
「事前に情報が漏れてリア様が誰かに狙われる方が問題なので、ポーラさんは気にしないで下さい。」
とは言え、王妃であるリア様が来ちゃった事で、もはや質素な結婚式では無くなってるんだけど、どーするのこれ?
「それで、えーっと、ルティーナさん、だったわよね?」
「ひゃい?!」
「フィオナさんの結婚を祝福する手紙をフォルティエス公爵家に送ったのだけど、お読みになったかしら?」
「はい!確かに読ませて頂きました。」
「読んでくれて嬉しいわ。それじゃあ、分かってるわよね?」
「もっ、ももももも勿論で御座います(汗)」
「本日の主役であるフィオナさんを一緒に『静かに』お祝いしましょうね~♪」
「はい!喜んで!」
「フィオナさんまた後でねぇ」
「あっ、はい、また後で」
突然顔面蒼白になったお姉様を、リア様が引きずるようにして連れて行ってしまった。
「ポーラさん、リア様はルティーナお姉様に何を言ったのでしょうか?」
「フィオナ様、世の中には詮索してはいけない事が多々あります。」
「ええ、それは分かりますけど」
「言葉が足りなかったようですね。世の中には絶対に知ってはいけない事があります。今回もそれに該当すると御理解下さい。」
あぁ~
ポーラさんの真剣な表情から、これは本気で知ってはいけない問題なのね。
むむっ!
何故か顔色を悪くしたアリスさんがこっちにやって来るけど、どうしたのだろう?
「フィオナ様、ポーラさん、リア様から伝言です!『私のせいで結婚式の開始が遅れた場合は公式に謝罪します。』との事です!」
おーい
リア様ぁー!
結婚式の開始が遅れたくらいで王妃様が公式に謝罪するとか、それはもう拷問と一緒にですからねー(汗)
たとえ今この瞬間にドラゴンが襲来しようとも、結婚式は定刻通りに始めなければ!
いざ!
つづく。
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