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侵略者
再契約
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「ちょっと、極東回らないの? 色々オススメのお店とかあるんだけど。」
「いや、気が変わった。」
彼女が俺を引き止める。
「ちょっと!! 」
「一人で行くなって言ったのはお前だろ? 」
「……そう言う意味じゃないし。」
彼女はとても不機嫌だ。
本当に女というものは分からない。
極長室のドアを足で蹴飛ばし、中に入る。
もう深夜だというのに、彼はまだそこにいた。
「キミぃ? 約束は明日の朝だぞ。」
「やっぱりいやがったな。」
「いやがったという表現には語弊があるかな。通常勤務の僕は床に着いた、代わりに夜勤勤務の僕が来たというわけさ。」
「シフト制なんかのためにクローン研究をされられていた研究者どもが不憫でならんな。」
彼は不敵に笑った。
「君のような暗殺者がいるからだよ。」
「権威主義には敵が多くてね。なんせ人間ってもんは、上位種に逆らうようにプログラムされている。」
「どううまく教育しても、危うい思想を持つものは一定数出てきてしまうものだよ。」
今度は俺がそれを鼻で笑った。
「そうやっていつまでも玉座に座り続けるわけか。おめでたい奴だな。」
「失敬な。僕は理想の上司だとは思わないかい? こうやって警備をつける必要もないし、24時間仕事に取り組むこともできる。」
彼は得意げになって話を続けた。
「こうやってさっき君と話した個体とも記憶を共有できるし、誘拐対策として、直ちに記憶その他諸々の証拠をデリートすることもできる。」
「バケモノめ。」
「キミにだけは言われたくないんだよ。」
「ッと言いたいところだけど、キミはもうバケモノではなかったね。」
彼はディスクの下から魔具を取り出す。
馴染みのあるチャクラムに小太刀が鎖で繋がれたヌンチャクとも双剣とも取れる武器。
俺の魔具だ。
だが俺は、彼女を信用することが出来ない。
彼女は俺に黙っていた。
父の死の真相も、父が本当は生きていたということも。
そして……
敵として毅然した態度で俺に刃を向けた。
「魔具はいらない。極東式の武器をいくらか支給してくれ。」
「是認できないなぁ。慎二君。」
「今の君には呪術も未知術も使えない。そんな身体でどうやって能力者と戦うっていうのだい? 」
彼女が上目遣いで俺を見ている。
俺はその眼差しに負けてしまった。
彼女がどんなに品性にかけた人格をしていたとしても、そんなクソ野郎に頼らなければ行けない俺はなんなのだろうか。
俺は彼女に手を差し出した。
契約が成され、鬼影がいた場所に彼女が流れ込んでくる。
俺はまた彼女を手に取ってしまった。
---慎二……ごめん。何から謝って良いか分からなくて---
「ああ、もう、うっせえな。俺も悪かったよ。勝手に置いて行ったりして。」
「それじゃ俺たちはもう行ってくるぞ坂上。」
「ああ、気をつけてくれたまえ。これから君が相手するであろうソレは、私たちの想像を超えた規格外のモノだ。」
「親切にどーも。」
俺が極長室を出ようとすると、黒澄は先に極長を後にしていて、ズカズカと廊下を歩いていた。
「オイオイ、なんでそんなに不機嫌なんだよ。」
「なんでもない。」
「なのさ、ポータル? って言うのがメリゴ大陸と極東を繋いでいるんだろ? 俺場所知らないからよ。」
「知らない。」
「おい、さっきからなんなんだよ。」
「放っておいてよ。」
不機嫌な彼女の後を追う。
朱雀門を抜けて二条を左に。
そして新外京の鳥居をくぐると、白い四角い施設へと入る。
極東には似合わない電光掲示板(というらしい案内板)彼女は、それを見ると、発券機で切符を二人分買い、一つをぶっきらぼうに俺へと渡す。
右も左もわからない俺は、辺りをキョロキョロ見渡し、黒澄に聞いた。
「なぁポータルってなんなんだ? 」
「フン。」
彼女はそっぽを向いた。
俺たちは行列に並び、他の人間たちがしているように、切符を機械に潜らせると、中に入る。
人間一人ぐらいが入る円柱の箱から、ファイバーが伸び、束ねられて、やがて一つの太い線となって天井に伸びている。
人が箱の中に入ると、扉が閉まり、中の人が綺麗さっぱり消えてしまった。
そして次の客が、またその箱に入るのだ。
怖くなった俺は、彼女の腕を引っ張った。
「おい、なんだよアレ。絶対やばいだろ。人が消えたぞ。」
周りの人間が奇異の目で俺を見る。
「やめて、恥ずかしいでしょ。」
そう言っている間に黒澄の番が来た。
彼女が消えてしまう。
遠くに行ってしまう。
俺がいなくなった時、彼女も同じような気持ちだったのだろうか。
扉が閉まる寸前、俺は箱の中に飛び込んだ。
「ちょっと何して。」
アクリル板の床が光り始める。
ヤバい。消されるッ。
光が強くなっていくと同時に俺の意識が薄れていく。
気がつくと俺は、箱の中から放り出されていた。
似て異なる空間。
造りこそ似てはいるが、そこにいる人々は、極東人ではなく、グランディル人やワーメリゴンが大半だ。
どうやらメリゴ大陸まで一瞬で飛ばされたらしい。
ポータルとは転送装置のようなモノなのであろう。
彼女を見ると赤面していた。
「あんな風に抱きついて、バッカじゃないの。」
状況を脳が整理し、俺も赤面する。
が、彼女は立ち上がると、服をはらい、またずかずかと歩き出す。
機械に切符を通す。
どうやら出る時は、切符が戻ってこないらしい。
俺は再び彼女の背中を追った。
メリゴ大陸は昼である。
極東が夜であるので、それは当然だった。
左に曲がり、施設から出ると、メインストリート沿いの歩道に出る。
人混みの中、彼女を見失わないようにしながら必死に進む。
そして、一つの巨大なビルへとたどり着いた。
ビルぐらいなら俺も知っている。
極東で最近発明された、鉄筋コンクリートの塔のことである。
彼女が入口に立つと、ドアがひとりでに開く。
俺も彼女の後を追うように中に入った。
両開きの扉のようなものの前に立つと、上むきの矢印が描かれているボタンを押す。
両開きの赤い扉が開き、中から小部屋が出現した。
彼女はそれに乗ると、不貞腐れた顔で手招きしてくる。
俺も彼女に習うように小部屋へと入った。
彼女が二十三の数字が書かれたボタンを押すと床が上昇し始める。
どうやら人間を上昇させるための部屋らしい。
未知術か神聖魔術か、原理はどのようになっているのかは知らないが。
小部屋は二十三という場所で止まる。
扉が開き、彼女が部屋から出るので、俺もそれに習った。
突き当たり、一番奥の部屋の扉をノックする。
「入って良いぞ。」
聞き覚えのある声。
彼女がドアを開けた。
そこでディスクワークをしているのは麻川哲司だった。
「いや、気が変わった。」
彼女が俺を引き止める。
「ちょっと!! 」
「一人で行くなって言ったのはお前だろ? 」
「……そう言う意味じゃないし。」
彼女はとても不機嫌だ。
本当に女というものは分からない。
極長室のドアを足で蹴飛ばし、中に入る。
もう深夜だというのに、彼はまだそこにいた。
「キミぃ? 約束は明日の朝だぞ。」
「やっぱりいやがったな。」
「いやがったという表現には語弊があるかな。通常勤務の僕は床に着いた、代わりに夜勤勤務の僕が来たというわけさ。」
「シフト制なんかのためにクローン研究をされられていた研究者どもが不憫でならんな。」
彼は不敵に笑った。
「君のような暗殺者がいるからだよ。」
「権威主義には敵が多くてね。なんせ人間ってもんは、上位種に逆らうようにプログラムされている。」
「どううまく教育しても、危うい思想を持つものは一定数出てきてしまうものだよ。」
今度は俺がそれを鼻で笑った。
「そうやっていつまでも玉座に座り続けるわけか。おめでたい奴だな。」
「失敬な。僕は理想の上司だとは思わないかい? こうやって警備をつける必要もないし、24時間仕事に取り組むこともできる。」
彼は得意げになって話を続けた。
「こうやってさっき君と話した個体とも記憶を共有できるし、誘拐対策として、直ちに記憶その他諸々の証拠をデリートすることもできる。」
「バケモノめ。」
「キミにだけは言われたくないんだよ。」
「ッと言いたいところだけど、キミはもうバケモノではなかったね。」
彼はディスクの下から魔具を取り出す。
馴染みのあるチャクラムに小太刀が鎖で繋がれたヌンチャクとも双剣とも取れる武器。
俺の魔具だ。
だが俺は、彼女を信用することが出来ない。
彼女は俺に黙っていた。
父の死の真相も、父が本当は生きていたということも。
そして……
敵として毅然した態度で俺に刃を向けた。
「魔具はいらない。極東式の武器をいくらか支給してくれ。」
「是認できないなぁ。慎二君。」
「今の君には呪術も未知術も使えない。そんな身体でどうやって能力者と戦うっていうのだい? 」
彼女が上目遣いで俺を見ている。
俺はその眼差しに負けてしまった。
彼女がどんなに品性にかけた人格をしていたとしても、そんなクソ野郎に頼らなければ行けない俺はなんなのだろうか。
俺は彼女に手を差し出した。
契約が成され、鬼影がいた場所に彼女が流れ込んでくる。
俺はまた彼女を手に取ってしまった。
---慎二……ごめん。何から謝って良いか分からなくて---
「ああ、もう、うっせえな。俺も悪かったよ。勝手に置いて行ったりして。」
「それじゃ俺たちはもう行ってくるぞ坂上。」
「ああ、気をつけてくれたまえ。これから君が相手するであろうソレは、私たちの想像を超えた規格外のモノだ。」
「親切にどーも。」
俺が極長室を出ようとすると、黒澄は先に極長を後にしていて、ズカズカと廊下を歩いていた。
「オイオイ、なんでそんなに不機嫌なんだよ。」
「なんでもない。」
「なのさ、ポータル? って言うのがメリゴ大陸と極東を繋いでいるんだろ? 俺場所知らないからよ。」
「知らない。」
「おい、さっきからなんなんだよ。」
「放っておいてよ。」
不機嫌な彼女の後を追う。
朱雀門を抜けて二条を左に。
そして新外京の鳥居をくぐると、白い四角い施設へと入る。
極東には似合わない電光掲示板(というらしい案内板)彼女は、それを見ると、発券機で切符を二人分買い、一つをぶっきらぼうに俺へと渡す。
右も左もわからない俺は、辺りをキョロキョロ見渡し、黒澄に聞いた。
「なぁポータルってなんなんだ? 」
「フン。」
彼女はそっぽを向いた。
俺たちは行列に並び、他の人間たちがしているように、切符を機械に潜らせると、中に入る。
人間一人ぐらいが入る円柱の箱から、ファイバーが伸び、束ねられて、やがて一つの太い線となって天井に伸びている。
人が箱の中に入ると、扉が閉まり、中の人が綺麗さっぱり消えてしまった。
そして次の客が、またその箱に入るのだ。
怖くなった俺は、彼女の腕を引っ張った。
「おい、なんだよアレ。絶対やばいだろ。人が消えたぞ。」
周りの人間が奇異の目で俺を見る。
「やめて、恥ずかしいでしょ。」
そう言っている間に黒澄の番が来た。
彼女が消えてしまう。
遠くに行ってしまう。
俺がいなくなった時、彼女も同じような気持ちだったのだろうか。
扉が閉まる寸前、俺は箱の中に飛び込んだ。
「ちょっと何して。」
アクリル板の床が光り始める。
ヤバい。消されるッ。
光が強くなっていくと同時に俺の意識が薄れていく。
気がつくと俺は、箱の中から放り出されていた。
似て異なる空間。
造りこそ似てはいるが、そこにいる人々は、極東人ではなく、グランディル人やワーメリゴンが大半だ。
どうやらメリゴ大陸まで一瞬で飛ばされたらしい。
ポータルとは転送装置のようなモノなのであろう。
彼女を見ると赤面していた。
「あんな風に抱きついて、バッカじゃないの。」
状況を脳が整理し、俺も赤面する。
が、彼女は立ち上がると、服をはらい、またずかずかと歩き出す。
機械に切符を通す。
どうやら出る時は、切符が戻ってこないらしい。
俺は再び彼女の背中を追った。
メリゴ大陸は昼である。
極東が夜であるので、それは当然だった。
左に曲がり、施設から出ると、メインストリート沿いの歩道に出る。
人混みの中、彼女を見失わないようにしながら必死に進む。
そして、一つの巨大なビルへとたどり着いた。
ビルぐらいなら俺も知っている。
極東で最近発明された、鉄筋コンクリートの塔のことである。
彼女が入口に立つと、ドアがひとりでに開く。
俺も彼女の後を追うように中に入った。
両開きの扉のようなものの前に立つと、上むきの矢印が描かれているボタンを押す。
両開きの赤い扉が開き、中から小部屋が出現した。
彼女はそれに乗ると、不貞腐れた顔で手招きしてくる。
俺も彼女に習うように小部屋へと入った。
彼女が二十三の数字が書かれたボタンを押すと床が上昇し始める。
どうやら人間を上昇させるための部屋らしい。
未知術か神聖魔術か、原理はどのようになっているのかは知らないが。
小部屋は二十三という場所で止まる。
扉が開き、彼女が部屋から出るので、俺もそれに習った。
突き当たり、一番奥の部屋の扉をノックする。
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