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7 犬小屋
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♢ ♢ ♢
『恥の多い生涯を送ってきました』
確か中学生の頃だ。
学校の図書館で有名な一文からはじまる小説を初めて読んだ時……俺はどんな顔をしていたっけ。
……ああそうだ。笑ったんだ。
面白いからでは無い。ふつふつと、胸の奥から抑えきれない嘲笑が込み上げたのだ。
主人公の行動には理解出来る感情も少しはあった。しかしそれ以上に、この主人公はなんと可哀想なのだと嘲りの対象としてみていたのだ。
可哀想に、かあいそうに……。誰からも理解されない憐れな存在。
俺とは違う。
だって俺には、昴くんがいるのだから。
♢ ♢ ♢
俺……椎堂空には産まれて間もない頃からの記憶がある。おそらくギフテッドと呼ばれる特性を持っている影響なのだろう。
一番古い記憶は生後二週間頃だろうか。母親がミルクを飲ませてくれているが、その腕に抱かれる回数は少なかった。
母は未婚で俺を産んだ。海外出張中に一夜を共にした外国人が父親てある可能性が高いらしい。その血のせいか、俺の顔立ちは少し日本人離れしており容姿を褒められもてはやされる事がとても多い。
母は仕事が好きな人間だ。仕事人間、仕事中毒と言っても過言ではないだろう。多くの妊婦が経験する妊娠初期から中期にかけてホルモンの変化に伴う体調不良も一切なかったため、子どもを腹の中に宿していることに気付いたのはもう人工中絶ができる周期を大幅に超えた後だった。
誰しも子を成せば自動的に母になる訳では無い。
母は腹の中の子を堕ろす事が出来ないと分かれば、それ以上何かをすることはなかった。それよりも今抱えている仕事の事に意識を回す方が重要だと判断したのだ。
そうして十月十日。俺は産み落とされた。俺を産んで、母は次の日から病室でパソコンを触っていたらしい。
退院してからも母は仕事を続けた。赤子が生命活動を維持させる最低限の……ミルクを飲ませ、排泄物を変え、時折身体を清潔にすることはしてくれたけれど、それだけだった。
子を慈しみ、抱き上げ、微笑みかけ、玩具を揺らし、本を読み聞かせ、子守唄を歌い、誕生の喜びを心から伝える行為をする必要性が母には微塵も分からなかったのだ。
結果、俺は世間から育児放棄だと言われる環境で育つことになる。机に向かいリモートワークに勤しむ母の姿を、犬用のサークルの中に入れられた俺は、ただそれを眺めるだけであった。
母は賢い人だけれど多くの人間が持ちうる感情が欠落しており、子を育てることにあまりにも無知で興味が無い行為は、無自覚で悪意のない虐待といえるのだろう。
俺は自分の性質上、乳飲み子の頃から記憶は残っているが、二歳を過ぎても言葉のひとつも話さずに笑うことも泣くこともない『ナニか』になっていた。悲しみも怒りも教わらなかったから、世界とはこういうものなのだと……ただ、それだけ。
環境が変わったのは俺が三歳になった時。
母はこの歳になれば幼稚園に入れるのだと思ったようで、家の近くの幼稚園に入園させられた。
けれども、幼稚園で周りの子ども達が楽しそうに遊ぶ中、笑いもしない、泣きもしない俺は同世代の子からも、先生からも『異様』な存在だった。
嗚呼。それでも母さん。俺はね、昔も今もあなたを憎むことはしない。
寧ろ、感謝の気持ちでいっぱいだ!
何故ならその幼稚園で、
俺は、俺の唯一の――鈴岡昴と出会うことが出来たのだから。
♢ ♢ ♢
俺が幼稚園に入園してから児童相談所にも連絡が行ったのだろう。その頃から定期的に家に訪れる見知らぬ大人も現れはじめて、この世界のルールを知ることが出来た。
声をかけても反応が全くない俺に先生達は優しく接してくれた。しかしそんな事情を知らない同級の子ども達は、俺を『変な子』だと言って近づかなくなる。子どもは素直だから、それが当たり前だった。
なのに、昴くんだけは……俺に何を言うことも無く、ただ静かに俺の隣に座ってくれた。
小さく膝を抱えて座る昴くんの肩が触れて、その時母の手で持ち上げられた時には感じなかった、人の、温かさのようなものをはじめて知った。
昴くんの両親は仕事をしていたけれど、同居する祖母がいて、昴くんは帰宅すると祖母と遊んでいた。たまたま家が二件隣だった俺たちは登園バスから降りて、そのまま昴くんの家で過ごすようになった。昴くんの祖母……おばあちゃんは、俺の家庭環境になにか思うことがあったのだろう。深く追求したり憐れまれたりすることはなかったけれど、昴くんに向ける眼差しと同じものを俺にもくれた。
昴くんの家で過ごしても、はじめの頃は特に何をして遊ぶこともなかった。昴くんは言葉の発達が遅く、話すことが苦手だったから、お気に入りの絵本を俺の隣で開き、絵を眺めたりして過ごすことが多かった。
ある日、昴くんは真っ赤な顔でたどたどしく俺に言葉を伝える。
「あ、あっあっ……あのねっ!! いま、からね? おっ……お……おばぁちゃ……と、ね? く、く、くっきー、ちゅくるから……。
しゅばるくんが、しょ、しょらくん……に、あげっあげる、ね……っ!」
当時の俺は、クッキーというものがお菓子の名前だということは知っていたけれど、実際に食べたことがなかったからよく分からなかった。ただ、いつものおどおどとした雰囲気を抑え、真剣な様子で材料を混ぜたり、生地を丸めたり昴くんの小さい身体をただぼんやりと眺めて待っていた。
「いい、すばるちゃん? よーくまぜて、まあるくまるめて、シナモンいりのきらきらのさとうのうえで、ころころ、ころがすのよ?」
「う、うん……むじゅかしい……ふぇぇ……」
上手く形を作れなくてべそべそと泣く昴くん。
「……」
どうして、こんなに不器用なのにそこまでしてクッキーを作りたいのだろう。
当時の俺は育った環境により知らないことは山のようにあったけれど、幼稚園という環境や児童相談所の大人、外の世界に触れて得た経験から大体のことは理解出来た。
それなのに……昴くんの行動は分からないことだらけだった。
オーブンから練られたバターの焼ける香ばしく甘い香りが立ち上っている。クッキーを焼いている間、昴くんはいつもみたいに絵本を持ってきて俺の隣で開き小さな声でたどたどしく話し出す。
今焼いているクッキーの作り方が絵本に描いてあるということ。
焼きたては熱いから気を付けなければいけないこと。
でも、とても美味しいから、俺に食べて欲しいこと。
……不思議だ。何も話さない俺に、話すのが下手な昴くんは、何故関わろうとしてくるのだろう。理由が一切分からない。興味もなかった。
そうしている内に、オーブンはクッキーの焼き上がりをチンっと知らせてくれる。昴くんのおばあちゃんは両手にギンガムチェック柄の分厚いミトンをして天板を取り出す。冷めるまで触らないようにと声を掛けて、部屋から離れた。
おばあちゃんからの忠告を無視して昴くんが天板に向かい、小さくふくふくとした幼児の指先で、角に置かれたクッキーに触れる。途端、昴くんの顔はくしゃくしゃに歪んだ。
「アッ!! つぅぅ゛……ッ……ふぅぅ……んッ!」
それでも何とか手のひらにクッキーを乗せて、目に涙をたっぷりと溜めながら俺の所へ走ってくる。
焼きたての熱い塊。それを摘む指先の熱さを相当なものだろう。昴くんはそれを我慢しながら半分に割ると、俺の口元に差し出した。
「ぅ……ぁ……、ま、まだ……あちゅい、けどね……?
やぁらかくて、あまくて……ほっぺたが、うれしぃなって、なりゅから……しょらくん、どぅじょ!」
ポロンポロンと昴くんの大きな瞳から涙が零れている。俺はその涙を眺めながら……口の前に差し出されたクッキーの欠片を、俺は言われるがまま咀嚼した。
舌の上に熱い焼きたてのクッキーの味が広がる。
砂糖と、蜂蜜の味。ふわりとシナモンの香りが広がる。
「ぁち……ぁっち……ほふぅ……。でも、おいちぃ、ねぇ?」
美味しい……おいしい。
――そうか。今まで口にした食べ物の味を表す言葉は知っているが、俺はその時、産まれて初めて美味しいという感情を理解した。
「……おい、しい」
クッキーを飲み込んだ俺の口からこぼれ落ちた言葉。
昴くんは大きな目をさらに大きく開いて、花が綻ぶように笑った。
「しょ、しょらくん、おいち? あま、い? わぁ……! んふ、へへ……。しょらくん、あまいの、ほっぺた、うれしぃねぇ……?
ま、ま、また! しょ、しょらくん、しゅばるくんが、ちゅくってあげゅから、ね!」
ニコニコと笑う昴くん。
自分が食べて美味しいと感じたものを、俺に食べて欲しいからという思いで、不器用なのに一生懸命作り、泣きながら熱さを我慢してて俺に食べさせてくれた。
その瞬間――世界を超越した何者かに直接天啓を受けたかの如く衝撃が身体中を走った。
俺は、そうだ。昴くん、昴くん。すばるくん。すばるくんすばるくんすばるくんすばるくんすばるくんすばるくんすばるくん……すずおかすばるくん。
「昴くん、ありがとう」
「んぅ……? ぇへ、しゅばるねぇ……?
しょらくん、の、にこにこな、おかお、みたかったんだぁ」
あの日、あの瞬間から。ねぇ、昴くん。
君は僕の……神様なんだ。
昴くんの隣にいたい。ずっと、ずっと。
『恥の多い生涯を送ってきました』
確か中学生の頃だ。
学校の図書館で有名な一文からはじまる小説を初めて読んだ時……俺はどんな顔をしていたっけ。
……ああそうだ。笑ったんだ。
面白いからでは無い。ふつふつと、胸の奥から抑えきれない嘲笑が込み上げたのだ。
主人公の行動には理解出来る感情も少しはあった。しかしそれ以上に、この主人公はなんと可哀想なのだと嘲りの対象としてみていたのだ。
可哀想に、かあいそうに……。誰からも理解されない憐れな存在。
俺とは違う。
だって俺には、昴くんがいるのだから。
♢ ♢ ♢
俺……椎堂空には産まれて間もない頃からの記憶がある。おそらくギフテッドと呼ばれる特性を持っている影響なのだろう。
一番古い記憶は生後二週間頃だろうか。母親がミルクを飲ませてくれているが、その腕に抱かれる回数は少なかった。
母は未婚で俺を産んだ。海外出張中に一夜を共にした外国人が父親てある可能性が高いらしい。その血のせいか、俺の顔立ちは少し日本人離れしており容姿を褒められもてはやされる事がとても多い。
母は仕事が好きな人間だ。仕事人間、仕事中毒と言っても過言ではないだろう。多くの妊婦が経験する妊娠初期から中期にかけてホルモンの変化に伴う体調不良も一切なかったため、子どもを腹の中に宿していることに気付いたのはもう人工中絶ができる周期を大幅に超えた後だった。
誰しも子を成せば自動的に母になる訳では無い。
母は腹の中の子を堕ろす事が出来ないと分かれば、それ以上何かをすることはなかった。それよりも今抱えている仕事の事に意識を回す方が重要だと判断したのだ。
そうして十月十日。俺は産み落とされた。俺を産んで、母は次の日から病室でパソコンを触っていたらしい。
退院してからも母は仕事を続けた。赤子が生命活動を維持させる最低限の……ミルクを飲ませ、排泄物を変え、時折身体を清潔にすることはしてくれたけれど、それだけだった。
子を慈しみ、抱き上げ、微笑みかけ、玩具を揺らし、本を読み聞かせ、子守唄を歌い、誕生の喜びを心から伝える行為をする必要性が母には微塵も分からなかったのだ。
結果、俺は世間から育児放棄だと言われる環境で育つことになる。机に向かいリモートワークに勤しむ母の姿を、犬用のサークルの中に入れられた俺は、ただそれを眺めるだけであった。
母は賢い人だけれど多くの人間が持ちうる感情が欠落しており、子を育てることにあまりにも無知で興味が無い行為は、無自覚で悪意のない虐待といえるのだろう。
俺は自分の性質上、乳飲み子の頃から記憶は残っているが、二歳を過ぎても言葉のひとつも話さずに笑うことも泣くこともない『ナニか』になっていた。悲しみも怒りも教わらなかったから、世界とはこういうものなのだと……ただ、それだけ。
環境が変わったのは俺が三歳になった時。
母はこの歳になれば幼稚園に入れるのだと思ったようで、家の近くの幼稚園に入園させられた。
けれども、幼稚園で周りの子ども達が楽しそうに遊ぶ中、笑いもしない、泣きもしない俺は同世代の子からも、先生からも『異様』な存在だった。
嗚呼。それでも母さん。俺はね、昔も今もあなたを憎むことはしない。
寧ろ、感謝の気持ちでいっぱいだ!
何故ならその幼稚園で、
俺は、俺の唯一の――鈴岡昴と出会うことが出来たのだから。
♢ ♢ ♢
俺が幼稚園に入園してから児童相談所にも連絡が行ったのだろう。その頃から定期的に家に訪れる見知らぬ大人も現れはじめて、この世界のルールを知ることが出来た。
声をかけても反応が全くない俺に先生達は優しく接してくれた。しかしそんな事情を知らない同級の子ども達は、俺を『変な子』だと言って近づかなくなる。子どもは素直だから、それが当たり前だった。
なのに、昴くんだけは……俺に何を言うことも無く、ただ静かに俺の隣に座ってくれた。
小さく膝を抱えて座る昴くんの肩が触れて、その時母の手で持ち上げられた時には感じなかった、人の、温かさのようなものをはじめて知った。
昴くんの両親は仕事をしていたけれど、同居する祖母がいて、昴くんは帰宅すると祖母と遊んでいた。たまたま家が二件隣だった俺たちは登園バスから降りて、そのまま昴くんの家で過ごすようになった。昴くんの祖母……おばあちゃんは、俺の家庭環境になにか思うことがあったのだろう。深く追求したり憐れまれたりすることはなかったけれど、昴くんに向ける眼差しと同じものを俺にもくれた。
昴くんの家で過ごしても、はじめの頃は特に何をして遊ぶこともなかった。昴くんは言葉の発達が遅く、話すことが苦手だったから、お気に入りの絵本を俺の隣で開き、絵を眺めたりして過ごすことが多かった。
ある日、昴くんは真っ赤な顔でたどたどしく俺に言葉を伝える。
「あ、あっあっ……あのねっ!! いま、からね? おっ……お……おばぁちゃ……と、ね? く、く、くっきー、ちゅくるから……。
しゅばるくんが、しょ、しょらくん……に、あげっあげる、ね……っ!」
当時の俺は、クッキーというものがお菓子の名前だということは知っていたけれど、実際に食べたことがなかったからよく分からなかった。ただ、いつものおどおどとした雰囲気を抑え、真剣な様子で材料を混ぜたり、生地を丸めたり昴くんの小さい身体をただぼんやりと眺めて待っていた。
「いい、すばるちゃん? よーくまぜて、まあるくまるめて、シナモンいりのきらきらのさとうのうえで、ころころ、ころがすのよ?」
「う、うん……むじゅかしい……ふぇぇ……」
上手く形を作れなくてべそべそと泣く昴くん。
「……」
どうして、こんなに不器用なのにそこまでしてクッキーを作りたいのだろう。
当時の俺は育った環境により知らないことは山のようにあったけれど、幼稚園という環境や児童相談所の大人、外の世界に触れて得た経験から大体のことは理解出来た。
それなのに……昴くんの行動は分からないことだらけだった。
オーブンから練られたバターの焼ける香ばしく甘い香りが立ち上っている。クッキーを焼いている間、昴くんはいつもみたいに絵本を持ってきて俺の隣で開き小さな声でたどたどしく話し出す。
今焼いているクッキーの作り方が絵本に描いてあるということ。
焼きたては熱いから気を付けなければいけないこと。
でも、とても美味しいから、俺に食べて欲しいこと。
……不思議だ。何も話さない俺に、話すのが下手な昴くんは、何故関わろうとしてくるのだろう。理由が一切分からない。興味もなかった。
そうしている内に、オーブンはクッキーの焼き上がりをチンっと知らせてくれる。昴くんのおばあちゃんは両手にギンガムチェック柄の分厚いミトンをして天板を取り出す。冷めるまで触らないようにと声を掛けて、部屋から離れた。
おばあちゃんからの忠告を無視して昴くんが天板に向かい、小さくふくふくとした幼児の指先で、角に置かれたクッキーに触れる。途端、昴くんの顔はくしゃくしゃに歪んだ。
「アッ!! つぅぅ゛……ッ……ふぅぅ……んッ!」
それでも何とか手のひらにクッキーを乗せて、目に涙をたっぷりと溜めながら俺の所へ走ってくる。
焼きたての熱い塊。それを摘む指先の熱さを相当なものだろう。昴くんはそれを我慢しながら半分に割ると、俺の口元に差し出した。
「ぅ……ぁ……、ま、まだ……あちゅい、けどね……?
やぁらかくて、あまくて……ほっぺたが、うれしぃなって、なりゅから……しょらくん、どぅじょ!」
ポロンポロンと昴くんの大きな瞳から涙が零れている。俺はその涙を眺めながら……口の前に差し出されたクッキーの欠片を、俺は言われるがまま咀嚼した。
舌の上に熱い焼きたてのクッキーの味が広がる。
砂糖と、蜂蜜の味。ふわりとシナモンの香りが広がる。
「ぁち……ぁっち……ほふぅ……。でも、おいちぃ、ねぇ?」
美味しい……おいしい。
――そうか。今まで口にした食べ物の味を表す言葉は知っているが、俺はその時、産まれて初めて美味しいという感情を理解した。
「……おい、しい」
クッキーを飲み込んだ俺の口からこぼれ落ちた言葉。
昴くんは大きな目をさらに大きく開いて、花が綻ぶように笑った。
「しょ、しょらくん、おいち? あま、い? わぁ……! んふ、へへ……。しょらくん、あまいの、ほっぺた、うれしぃねぇ……?
ま、ま、また! しょ、しょらくん、しゅばるくんが、ちゅくってあげゅから、ね!」
ニコニコと笑う昴くん。
自分が食べて美味しいと感じたものを、俺に食べて欲しいからという思いで、不器用なのに一生懸命作り、泣きながら熱さを我慢してて俺に食べさせてくれた。
その瞬間――世界を超越した何者かに直接天啓を受けたかの如く衝撃が身体中を走った。
俺は、そうだ。昴くん、昴くん。すばるくん。すばるくんすばるくんすばるくんすばるくんすばるくんすばるくんすばるくん……すずおかすばるくん。
「昴くん、ありがとう」
「んぅ……? ぇへ、しゅばるねぇ……?
しょらくん、の、にこにこな、おかお、みたかったんだぁ」
あの日、あの瞬間から。ねぇ、昴くん。
君は僕の……神様なんだ。
昴くんの隣にいたい。ずっと、ずっと。
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