セーブして掘られてロードする 〜ドスケベ淫乱勇者・ジークの冒険譚〜

卯月ひすい

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幕間

第25話 勇者、媚薬の使い道を考える(1/2)

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 俺は今、
 非常に、たいへん、とてつもなく――満足しているッ!!!

 というのも昨晩、とうとう――そう、アッシュちんぽを見事この尻にねじ込むことに成功したのだ!!!


 ずっと気になっていた。
 冷たくて、つれなくて、でも頼れる。そんなチャラ魔術師。
 どんな女とも軽く寝るくせに、俺に対しては絶対に拒んでくるスーパーノンケ仕様。

 そのアッシュが、だ。
 昨晩は、ありえない勢いで俺をぐっちゃぐちゃにしてくれたんだよなあ……(遠い目)

 なんかさ……『作った魔法薬がエセ媚薬だった』とか、『なぜかアッシュが一気飲みした』とか、『実はトンデモ調合で超絶媚薬化してた』とか、イレギュラー尽くしだったけど――とにかく、目標は達成した!

 ちんぽのサイズは、予想通り申し分なし。
 キスと愛撫でじっくり溶かされてからの、容赦ない腰使い。
 あれはちょっと……魂が抜けるかと思った。

 あとね。言葉責めがド刺さりだったんだよ!!!

 「アッシュさまのっ♡ メスですぅ♡」って、本気で言わされちゃったもん。我ながらドMすぎて笑える。
 でも……それはそれで良し! 誇り高きちんぽ求道者として!!


 ただ、一個だけ――
 ひとつだけ、どうにも気になる問題があって。


 そっと、後方の会話に耳を傾ける。
 俺たちは今、森での巡回討伐中。俺が先行して、ロイ、アッシュ、イリアが後ろを歩いている。

「アッシュ、今日はあまり魔法にキレが無いようだが……どうしたんだ?」

 ロイがそう問いかけると、アッシュは肩をぐるりと回しながら、ふてくされた声を出した。

「ん~、なーんか……魔力の巡りが悪いんだよなァ……。回路そのものが調子悪いっつーか?」

 その言葉にイリアが首を傾げ、彼に近寄る。

「珍しいですね……少し、診てみましょうか」

 そう言ってイリアはアッシュの背後に立ち、手のひらを彼の背にかざした。淡い魔法光が浮かび上がり、じきに彼女の表情がこわばる。

「……これは……」

 「どうだ?」とロイが尋ねる。イリアは少し言い淀んだあと、深刻な顔をしながら答えた。

「……何か、回路に負荷が掛かった痕跡がありますね。魂レベルで……“焦げている”とでも言いましょうか」

「は? 焦げてる?」

 アッシュが眉をしかめる。

「ええ。かなり強烈な魔力干渉を受けた痕跡が……何か、身に覚えは?」
「うーん? ここ最近、そこまで厄介な敵には出会ってねえよな……」

 アッシュが辺りをぐるりと見回すと、ロイも「そうだな」と同調した後、首を傾げた。

「寝込みを襲われた……などは考えられないか?」
「いや、外からの変な干渉は全部自動でブロックするように防御魔法組んでる」

「……まさか、自分で何かされたなんてことは? 強制的に回路術式を書き換えるとか――」
「イリアちゃんさァ……オレのこと、頭おかしい魔術狂いと思ってないか? 流石にそこまでしねぇよ」

 皆がごちゃごちゃと話す中、俺は冷や汗をかいていた。

 ……いやもう、これ完全に俺のせいじゃん。

 俺が調合した超絶魔法薬――あの“スライム核エキス入りガチ媚薬”のせいだろ!!!

 アッシュのグレートスペシャルちんぽと神テクでメスにさせられて、案の定気絶して――
 あいつからは、媚薬を飲んだ記憶も、セックスした事実も綺麗さっぱり消えてるはずなのに……!


 魂は覚えてるとか聞いてないんよ!!!


 うげ~! たぶん防御魔法をぶち破ったんだよな!? しかも魔術回路にダメージ与えてるって、なんなの。やばくない?
 大丈夫かなぁ……魔術的な意味でも心配だし、男にちんぽぶち込んだ記憶がもし残ってたら、ノンケアッシュが可哀想だろ……?


「れ、連日、魔物討伐で無理させすぎちゃったかなあ~?」

 俺は必死に汗を拭いながら、適当なフォローをかます。ロイも、真剣な顔で頷いた。

「確かに、敵の数が多い時などは……アッシュに頼りすぎていたかもしれないな」
「いや……あれくらいでくたばるほど、オレの魔術回路はヤワじゃねーんだが……」

 アッシュはぼやきながら、首をぽきぽきと鳴らす。どうにも納得いってない、という表情だ。

「でも、無理は禁物ですよ」

 イリアが穏やかに言う。

「実際、アッシュさんの魔力量ならすぐに回復するとは思います。でも、異変が起こっているのは事実ですから、今日は休息をとってください」
「……へいへーい。んじゃ、イリアちゃんにあとで膝枕してもら――痛い痛い痛いッ!!!」

 アッシュの叫び声が、森にこだまする。
 イリアが笑顔で、杖の柄をアッシュの脇腹にグリグリと突き刺していた。

 まあ、とりあえず例の記憶は無いし、身体も元気ではあるようだ。

 ……魂が焦げてる割には。

 俺はこっそり胸をなでおろし、前方の茂みから現れた魔物へと剣を構えた。



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