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私を買ったのは銀灰色の長髪、燃えるような赤目、彫の深いはっきりとした顔立ちの軍人だった。
水島ひよりがこの世界に来たのは一か月前だ。
今いる場所は商館で、その前は王宮にいた。その前は宿、宿、どこかの役所、何もない野原の続く丘の上、更にその前は現代日本の、まあまあ田舎で、まあまあ都会の平和な街にいた。
豪雨の日だった。靴も靴下もぐしょ濡れになって、ただひたすら家路を急いでいた。
横断歩道の歩行者用信号が青に切り替わったのを確認して、足を踏み出した。
片道三車線の、大きな国道で、普段ならば見通しも良く危険はない。けれどその日は違った。土砂降りで視界が非常に悪い。道路のちょうど真ん中あたりに来た時、タイヤが滑る耳障りな音が響いた。
あ、と思った時には横滑りしてきた大型トラックの車体が視界いっぱいに飛び込んできた。
次に目を開いたときは、芝生の上に寝ころんでいた。
青空と草木のにおい。しばらく気を失っていたのか体が痛い。けれど、怪我は一切なくて、頭もはっきりしてる。
(なんで病院じゃないんだろう……?)
起き上がって近くに転がっていた鞄を手繰り寄せた。
あたりを見回したところで気づいた。少し離れたところから数人の、警官のような服装の男たちに見張られている。
「あのー」
ここはどこなのでしょう。
声をかけながら近づいていくと、男たちは顔を見合わせ、その中で一番年かさの男がこちらに足早に向かってきた。
目の前まで来るとがしっと手首をつかまれて、こう宣言された。
「迷い平原の旅人。あなたの身柄はガルゼバドル王国が保護する」
……はい?
そこからひよりは人から人へは引き渡され、馬車から役所、宿、また馬車と移動させられた。
何が何だか分からないまま有無を言わさぬ権力のようなものに従いつつ、情報収集に勤しみ、ある程度の状況を把握することができた。
ここは異世界で、ここではひよりは異世界人。迷い平原という場所には数十年に一度くらい異世界の物や人が迷い込み、身柄の処遇は法律に則って決められる。
迷い平原に着いた物や人は王宮の職員がこの国にとって害はないか、またはどれほど有益な存在かを確認する。
良ければ爵位を与えられる場合もあるし、最悪は処刑。
自分は大した技術や能力はないけれど、健康だし、性格も善良なほうだと思うし。……さ、さすがに処刑になんてなるわけがない。
混乱はしていたけど、ここで喚いて害のある人物だと思われてはいけない。王宮へ移送される馬車の中で、姿勢を正してただ黙っていた。
そうして審査というものを王宮で受けて、晴れてひよりは奴隷になった。
『害はないがただの平民で魔力は皆無。処刑する理由はないが、保護を継続する理由もない。よって奴隷商へ引き渡す』
たっぷりとした髭を蓄えた威厳のある人物が事務的に告げた。
「待っ」
何か反論を!アピールをしなければ!前のめりになった瞬間、脇に控えていた兵士が柄に収められたままの剣を喉元に突きつけ「黙れ」と凄んだ。
髭の男は面倒くさそうに手を払ってさっさと連れていけと言う。もうこちらを見てもいない。
両手に縄のついた手錠をかけられた。兵士が力任せに縄を引き「立て」「歩け」「止まれ」と命令する。
「ど……奴隷って、私の世界にはない身分です。私はこれから何をするんですか?」
へら、と媚びるように口元を緩めて尋ねると兵士はただ冷たく「金持ちの玩具だ。何をするかは、買い手次第だ」と答えた。もう喋るな。ともつけたした。
途中で革靴の人物が「その女は?」「は、異世界人のようですが魔力無しとのことで奴隷商へ引き渡す途中です」「……そうか」とだけ言って去っていった。
俯いていたので靴しか見ていなかったが、この時声をかけてきたのが私を買った軍人だ。
王宮の裏口で商人に引き渡され、馬車で短い距離を移動した。街中の大通りに面した大きな店構えの商館に連れて来られ、事務所のようなところで簡素なワンピースのような物に着替えさせられた。着替え中商人がにやにやといやらしい顔で私の頭のてっぺんからつま先まで舐めるように見てきたのが気持ち悪かった。
それから足首にも枷をかけられて、倉庫のような場所に置かれた大きな檻に閉じ込められた。
……具合が悪い。
だって、一か月前にびしょ濡れのまま連れていかれて、自然に乾くまでずっとそのままだった。宿で水浴びは許されたけどお湯には浸かっていないし、ずっと緊張していたし、慣れない味の食事もあまり喉を通らなかった。
檻の中で横になって蹲る。これからどうなるんだろう。怖い……。
恐怖と悪寒で身体ががたがた震える。怖いよ、帰りたい……。
買い手が現れるまでさほど時間はかからなかった。
壁の向こうで商人が丁寧な口調で話しているのが聞こえる。相手の声は低くてあまり聞こえない。
足音が二人分聞こえてきて、檻の前で止まったのでのろのろと顔をあげる。背が高すぎて相手の顔は良く見えない。
「こちらです」
「このまますぐに連れいてく」
「では、契約書の準備を」
「倍の値段を出す。書類は不要だ」
「か、かしこまりました」
なにやら商人は圧倒されて口答えできない雰囲気だ。
倍の値段だって。いくらか知らないけどお金持ちなんだろう。
商人が檻の鍵を開けて立て、出ろ。というので従う。
よろよろと檻の格子を掴みながら立ち上がると、やっと相手の顔が認識できた。
銀灰色の長髪を胸のあたりまで垂らしている、仏頂面のものすごいイケメンだ。鼻筋が高く切れ長の瞳が凛々しい。
瞳の色が赤い。灰と炎だ。
足枷を外せと言って商人が私に鍵を手渡したのでしゃがんで鍵を外す。
手枷はこのままなのかと思ったら男が商人に命令して外させた。
「具合が悪そうだが?」
男が商人を責めるように言うが、商人は慌てて首を振る。
「知りません。数時間前に来たんです。何もしてませんよ」
「彼女が着ていた服と靴を持ってこい」
「随分汚れて売り物にもならないので、焼却炉に……」
男が盛大に舌打ちしたので、商人は申し訳ありません!と反射で謝っている。
商人は代わりの靴と服を用意すると言ってどこかへ飛んで行った。
捨てられちゃったのか……。鞄も、最初の警官に取り上げられて返してもらえなかった。
元の世界のものが何もなくなってしまった。
悲しいけれど、体調不良と絶望で涙を流す体力もない。
ぼんやりしていると少し触るぞと言われて手を持ち上げられた。
「本当に魔力が無いんだな」
また言われた。あるわけがない。あるなら魔法を使ってさっさと帰るよ……。
商人が戻ってきて、事務所の衝立の奥で着替え、商館を出た。
また馬車で移動だ。
「私はクローリュスカ・ダリエル・エファドーラだ。お前の名は?」
「水島ひよりです」
そういえば初めて名前を聞かれた。
「これから私の屋敷に行く。着いたら医者を呼ぶから……。目を閉じて休んでいいぞ」
「え?」
「眠れるのなら少し眠った方がいい。屋敷まで時間がかかる」
正直ありがたい申し出だ。商館で一人きりになったときから、頭がふわふわして身体に力が入らない。
「ではお言葉に甘えて」
馬車の座椅子の背もたれに背を付けて目を瞑る。
……私はクロウなんとかさんの奴隷になった。
水島ひよりがこの世界に来たのは一か月前だ。
今いる場所は商館で、その前は王宮にいた。その前は宿、宿、どこかの役所、何もない野原の続く丘の上、更にその前は現代日本の、まあまあ田舎で、まあまあ都会の平和な街にいた。
豪雨の日だった。靴も靴下もぐしょ濡れになって、ただひたすら家路を急いでいた。
横断歩道の歩行者用信号が青に切り替わったのを確認して、足を踏み出した。
片道三車線の、大きな国道で、普段ならば見通しも良く危険はない。けれどその日は違った。土砂降りで視界が非常に悪い。道路のちょうど真ん中あたりに来た時、タイヤが滑る耳障りな音が響いた。
あ、と思った時には横滑りしてきた大型トラックの車体が視界いっぱいに飛び込んできた。
次に目を開いたときは、芝生の上に寝ころんでいた。
青空と草木のにおい。しばらく気を失っていたのか体が痛い。けれど、怪我は一切なくて、頭もはっきりしてる。
(なんで病院じゃないんだろう……?)
起き上がって近くに転がっていた鞄を手繰り寄せた。
あたりを見回したところで気づいた。少し離れたところから数人の、警官のような服装の男たちに見張られている。
「あのー」
ここはどこなのでしょう。
声をかけながら近づいていくと、男たちは顔を見合わせ、その中で一番年かさの男がこちらに足早に向かってきた。
目の前まで来るとがしっと手首をつかまれて、こう宣言された。
「迷い平原の旅人。あなたの身柄はガルゼバドル王国が保護する」
……はい?
そこからひよりは人から人へは引き渡され、馬車から役所、宿、また馬車と移動させられた。
何が何だか分からないまま有無を言わさぬ権力のようなものに従いつつ、情報収集に勤しみ、ある程度の状況を把握することができた。
ここは異世界で、ここではひよりは異世界人。迷い平原という場所には数十年に一度くらい異世界の物や人が迷い込み、身柄の処遇は法律に則って決められる。
迷い平原に着いた物や人は王宮の職員がこの国にとって害はないか、またはどれほど有益な存在かを確認する。
良ければ爵位を与えられる場合もあるし、最悪は処刑。
自分は大した技術や能力はないけれど、健康だし、性格も善良なほうだと思うし。……さ、さすがに処刑になんてなるわけがない。
混乱はしていたけど、ここで喚いて害のある人物だと思われてはいけない。王宮へ移送される馬車の中で、姿勢を正してただ黙っていた。
そうして審査というものを王宮で受けて、晴れてひよりは奴隷になった。
『害はないがただの平民で魔力は皆無。処刑する理由はないが、保護を継続する理由もない。よって奴隷商へ引き渡す』
たっぷりとした髭を蓄えた威厳のある人物が事務的に告げた。
「待っ」
何か反論を!アピールをしなければ!前のめりになった瞬間、脇に控えていた兵士が柄に収められたままの剣を喉元に突きつけ「黙れ」と凄んだ。
髭の男は面倒くさそうに手を払ってさっさと連れていけと言う。もうこちらを見てもいない。
両手に縄のついた手錠をかけられた。兵士が力任せに縄を引き「立て」「歩け」「止まれ」と命令する。
「ど……奴隷って、私の世界にはない身分です。私はこれから何をするんですか?」
へら、と媚びるように口元を緩めて尋ねると兵士はただ冷たく「金持ちの玩具だ。何をするかは、買い手次第だ」と答えた。もう喋るな。ともつけたした。
途中で革靴の人物が「その女は?」「は、異世界人のようですが魔力無しとのことで奴隷商へ引き渡す途中です」「……そうか」とだけ言って去っていった。
俯いていたので靴しか見ていなかったが、この時声をかけてきたのが私を買った軍人だ。
王宮の裏口で商人に引き渡され、馬車で短い距離を移動した。街中の大通りに面した大きな店構えの商館に連れて来られ、事務所のようなところで簡素なワンピースのような物に着替えさせられた。着替え中商人がにやにやといやらしい顔で私の頭のてっぺんからつま先まで舐めるように見てきたのが気持ち悪かった。
それから足首にも枷をかけられて、倉庫のような場所に置かれた大きな檻に閉じ込められた。
……具合が悪い。
だって、一か月前にびしょ濡れのまま連れていかれて、自然に乾くまでずっとそのままだった。宿で水浴びは許されたけどお湯には浸かっていないし、ずっと緊張していたし、慣れない味の食事もあまり喉を通らなかった。
檻の中で横になって蹲る。これからどうなるんだろう。怖い……。
恐怖と悪寒で身体ががたがた震える。怖いよ、帰りたい……。
買い手が現れるまでさほど時間はかからなかった。
壁の向こうで商人が丁寧な口調で話しているのが聞こえる。相手の声は低くてあまり聞こえない。
足音が二人分聞こえてきて、檻の前で止まったのでのろのろと顔をあげる。背が高すぎて相手の顔は良く見えない。
「こちらです」
「このまますぐに連れいてく」
「では、契約書の準備を」
「倍の値段を出す。書類は不要だ」
「か、かしこまりました」
なにやら商人は圧倒されて口答えできない雰囲気だ。
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商人が檻の鍵を開けて立て、出ろ。というので従う。
よろよろと檻の格子を掴みながら立ち上がると、やっと相手の顔が認識できた。
銀灰色の長髪を胸のあたりまで垂らしている、仏頂面のものすごいイケメンだ。鼻筋が高く切れ長の瞳が凛々しい。
瞳の色が赤い。灰と炎だ。
足枷を外せと言って商人が私に鍵を手渡したのでしゃがんで鍵を外す。
手枷はこのままなのかと思ったら男が商人に命令して外させた。
「具合が悪そうだが?」
男が商人を責めるように言うが、商人は慌てて首を振る。
「知りません。数時間前に来たんです。何もしてませんよ」
「彼女が着ていた服と靴を持ってこい」
「随分汚れて売り物にもならないので、焼却炉に……」
男が盛大に舌打ちしたので、商人は申し訳ありません!と反射で謝っている。
商人は代わりの靴と服を用意すると言ってどこかへ飛んで行った。
捨てられちゃったのか……。鞄も、最初の警官に取り上げられて返してもらえなかった。
元の世界のものが何もなくなってしまった。
悲しいけれど、体調不良と絶望で涙を流す体力もない。
ぼんやりしていると少し触るぞと言われて手を持ち上げられた。
「本当に魔力が無いんだな」
また言われた。あるわけがない。あるなら魔法を使ってさっさと帰るよ……。
商人が戻ってきて、事務所の衝立の奥で着替え、商館を出た。
また馬車で移動だ。
「私はクローリュスカ・ダリエル・エファドーラだ。お前の名は?」
「水島ひよりです」
そういえば初めて名前を聞かれた。
「これから私の屋敷に行く。着いたら医者を呼ぶから……。目を閉じて休んでいいぞ」
「え?」
「眠れるのなら少し眠った方がいい。屋敷まで時間がかかる」
正直ありがたい申し出だ。商館で一人きりになったときから、頭がふわふわして身体に力が入らない。
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