高位魔力保持者の軍人童貞ご主人様と奴隷のひよりちゃん

小石

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クロウは本来かなり忙しい立場の人間で、私が生活に慣れるまでの間は無理に時間を作って朝夕の食事をしに帰ってきていたらしい。
しばらくすると、顔を合わすのは朝か夜のどちらかだけになった。溜まっていた分の仕事を片付けたら街に出て買い物をしよう約束してくれたが、今現在生活に不自由はない。服や身の回りのものはクロウがあっという間に揃えてくれた。

「だが、自分で買い物をしたいだろう?」
「お金ありませんし……」

そう言うとクロウはなにやらがっかりした表情で「なんでも買える魔法のカードをやるから心配しなくて良い」と首を振った。

「魔法のカードがあるんですか?」

わたしがわくわくしながら尋ねると、ちらっと目線を反らされた。

「ある程度の身分の者は皆持っている」

なんだ。つまり、本当の魔法という意味ではないようだ。


しばらくすれ違いが続いたある朝、起きて階下の食堂に降りると、ばっちり軍服を着こんだ姿のクロウとすれ違った。

艶の無い漆黒の布地に、数多の銀色の装飾、軍帽を目深にかぶり、銀灰色の長髪はかきあげて後ろでひとつに結んでいる。
魔力なんてなくても息苦しくなりそうな威圧感だ。一気に目が覚めた。

「お早うございます。もう出かけるのですか?」
「ああ」
「行ってらっしゃいませ」

クロウは浅く頷いて背を向けたが踵を返して私の腕を掴んだ。

「夜の相手とは言ったが、今してもいいか?」

ぱち、と一度目を瞬く。
その言葉ってただの婉曲表現で、時間が限定されているものじゃないと思うんだけど。許可を取らなくてもいいし。私はクロウ様に買われたのだから。

「どうぞ」

お好きにどうぞと言う意味で両腕を広げてみたが、クロウはなんだそれはと言いたげに片眉を上げただけだった。

「そこに両手をつけ」

クロウが食堂のテーブルを指さす。

「え、寝室に戻らないのですか?」
「時間がない」

それはその通りだと思うが……。
クロウは手袋、軍帽を外して上着も脱いでテーブルに乱雑に放った。
じゃらりと重そうな金属音に何故かぞくっと背筋が震えた。
言われた通りテーブルの短辺に腕をつくと、クロウは私の背中側に回った。
足首まであるネグリジェをたくし上げられ、裾を自分で持っているよう命じられたので、両手で握りしめる。
クロウが床に膝をついて下着を下した。足を抜くとクロウが腕を伸ばしてそれをテーブルに乗せた。
うう、食卓にパンツ……。

「ひゃっ?!」

開いた脚の間をクロウの鼻先が掠めたので背中を反らしておしりをひっこめる。

「待っ、クロウ様?!」
「逃げるな。こちらに腰を突き出してもっと足を開け」

熱い吐息が秘部を擽る。心臓がどっどっと高鳴る。舐めるの?まさか。

「早くしろ。時間が無いと言っただろう」
「でも、シャワー浴びないと、あっやあん♡」

ぺちゃ、と躊躇いなく舌が割れ目を舐めあげた。

「うそ、うそ、あっ、はあ」

寝衣を握り締めて目を瞑る。にゅるにゅるちゅぷちゅぷ、開かされた割れ目に舌が差し込まれてつぷつぷと突いて遊んでいる。
前に回された手が主張を始めたクリトリスを弄る。

「あっ、はあああ、あん、あん♡」

気持ちい良い、気持ち良いよお。中指一本で突起をぷりぷりと刺激されて、唇は柔らかいところを食んで、啜って、舐めて、しゃぶって……。

「クロウ様、クロウ様ぁ、もう、も、もう、あっ」

室内履きの中で足の指を丸める、明るい朝日が瞼の裏を刺激して、それすら快楽に感じる。

「イク、イク、クロウ様……、あ」

てろ、と真ん中を舐めてクロウは顔を離した。寸前で空振りした膣がもどかしい。
恨みがましく思って背をよじると、獣みたいに怖い顔をした赤目が私のぬめる股間を見つめている。み、見たいのかな。と思い、おしりを持ち上げるとクロウは慌ただしくベルトを外した。

背の上にクロウの影が覆いかぶさる。
熱くてがちがちに膨らんだものの先端がぬるぬるをまとわりつけようとして上下に嬲っていく。
早く早くと思ううちに勝手に腰が動いた。入れて欲しいところを押し付けて誘う。

「協力的だな」

クロウは私の腰を掴んでゆっくりゆっくり入ってきた。どれだけのものが中を蹂躙しているのか分からせようとしているようだ。

「はあぁ、あ、きたあ♡ あっ、あ~~~~~~~♡」

先ほどぎりぎりまで高められた快感が一気にぶり返した。浅いところを押し広げられて、肉壁のひだ全部を擦られて、苦しくて気持ちが良い。根元まで埋め込まれたクロウ様のおちんちんを思い切り締め付けて膣が締まる。

「イ、ぅぅ~~~~~~~~~~♡」
「ひより……ぅ」

クロウは予想外の刺激に息を詰めた。

奥までいっぱいにされたまま達するのは格別に気持ちが良い。中がクロウの形を確かめるように動いて扱こうとしている。
瞑ったままの目の際が涙で湿る。

「あ、はあ、はあ、クロウ様……」

イッたよ。クロウ様のおちんちん挿入れられて。
報告しようと思ったわけではないが息継ぎをしながら上半身をよじると、クロウも恍惚としたような、呆然とした顔をしていた。クロウはそのままの表情で、我に返ることなく無言で腰を動かし始めた。

「は、は、ひより」
「あっん、あっ、あっ」
「ひより、ひより、はあ、良い……!」

ぱちゅぱちゅと水音と肌のぶつかる音が卑猥だ。抜き差しで中を擦られるのも、奥をぐいと突き上げるのも、脇の下から潜り込んだ手が余裕なく胸を揉みしだくのも全部気持ちが良い。
動きが早くなると瞼の裏が光る。

「ク、ロウさま、またイ、イきます、あっ♡、イっく♡ イク、イク♡ うぅ~~~~~~~っ」

むずがるこどものように唸り声をあげて全身を強張らせる。

「ひより、私も……、はあ、はあ、は……っ!」

私が中を縮こめて思い切り締め付けるとクロウもがむしゃらに腰を振って、最後に一番奥で動きを止めた。
どばっと大量の精液が奥で溢れた。

「あ、あ……♡」

もっともっとと言うように膣壁が蠕動して射精を助ける。
クロウはわたしを抱きしめて上半身を倒した。

「良すぎる……。はあ、このままでは馬鹿になりそうだ」
「んん……♡」

キスしたいと思ったが、クロウの顔は私の頭上にあって届かなかった。
クロウが大きくため息を吐いて身体を離すと結合部から二人分の体液が落ちた。

「ひより、私はもう行くが……寝室に運ぶか?」

そう言いながらクロウは私を抱き上げた。
床を気にしていると、魔術具が掃除するから放っておいて良いと言う。

「お風呂に入りたいです」

ご主人様を移動手段にして良いご身分の奴隷である。

「……一緒に入りますか?」

もう本当に時間が無いのを分かっていて提案すると少しの沈黙の後「意地の悪い奴め」と叱られた。
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