異世界で民間軍事会社設立してみたら、大国になっちゃた!?

栗林柴乃

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第3章

第42話 新作戦開始

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 日本政府の建国宣言の4日目の事だった、我々諜報部は予定通りに行動を始めていた・・・。
 オペレーション:エンペラーの始まりだ。


 私はユリとカミナと今、宿で体を休めている、荷物の移動とかですっごい疲れていた、あまりにも荷物が多くてまだ完全には荷台から降ろせていない。
 窓を開けるとそこには中世の欧州をイメージさせる街並みがあった、中心部にある大きな城は白を基調にした色合いでとてもきれいであった。

 そう私は今、日本政府からの依頼と私たちの仕事をするために日本領を離れている、初めての異世界での長期滞在になるのでいろいろ大変になるかのしれないが頑張ってやるしかなかった。
 目の前に見える街並みを再確認して私は窓をしめた、そこにはユリが朝食を用意してくれている。

「結衣さん、朝ごはん準備できましたよ」
「うん、ありがとう。そういえばカミナはどこに行った?」
「カミナならさっき外に行きましたよ、たぶん荷台に荷物でも忘れたんですよ」
「なら先に食べてるか」
「そうですね」

 私はパンを口にしながら天井を見てまた考える。変なへまをしないこととここが『敵地』であることを忘れないために。

 机に置かれたノートを手に取りページをめくる、そこには走り書きでこう書いてあった。

『我帝都ニ着、現時刻ヲ持ッテ作戦ヲ開始スル』

 そう私たちは今、敵国の帝国の最重要拠点でもあり、最大の都市である。
 
 
 帝都にいる



 
 私たちは昨日の夜に帝都に入った、途中まではヘリで来たが、最後は歩きだった。そのために予定よりか時間がかかってしまい、本当は夕方には入るつもりだったがだいぶ遅れた夜になってしまった。
 さすがに銃などを持っていると怪しまれるので、武器などはすべて隠して持ってきているがアサルトライフルとかは持ってきていない。

 今回の作戦は戦闘が目的ではないのでそこまで持ち込む必要性がない、という結論からだった
 それもそう今回の作戦は敵の情報収集と帝都における物価の調査などの基本的なことを調べるだけだった。

 帝国にも日本の国会にあたる組織があるというので、その調査及び味方に付きそうな議員の調査、軍事的な最重拠点の特定およびその周辺の調査などいろいろなことが調査対象にあがった。
 議員に関してはこっちにつかせて、講和や条約締結時などで融通が利くようにすることとと帝国議員内の情報をもらうためである。

 軍事施設に関しては帝都侵攻の際は民間人の被害をゼロにしたいので軍事施設へのピンポイント爆撃をすることになったが、どこが施設なのかを特定する必要性があった。
 
「それにしても今回の作戦やること多いですね」

 私はユリと朝食をとりながら、作戦要項を確認していた。

「だね、今回は戦闘がないから安全ですね」
「そうだね、まぁともかく始めようか」
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