私は異世界で平凡な生活がしたい

栗林柴乃

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第1章 私異世界転生しました

第1話 私死にます

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「あれ・・・・ここどこよ?」
 目を開けるとそこは知らない部屋だった。
 ピンクの絵柄付きの壁に、窓わきの白いカーテン、おしゃれな家具にかわいいおもちゃ・・・。
 まるで少女の部屋を思い浮かべるような部屋に私は疑問を覚えた・・・、で私はベットの中にいる私は栗沢沙奈江・・・あれ?違う・・・私の名前はニア・ベール・オムニバ・・・。
 その時私はすべてを思い出した・・・。
 私の本当の名前は栗沢沙奈江、18歳。
 そしてこの世界の私の名前は『ニア・ベール・オムニバ』12歳。


 私はすべて思いだした、私は12年目に1回死んでる事を・・・・。


 私は一人っ子だった、姉妹や兄弟はいなく。私は両親との3人暮らしだった。両親は優しくて、私を可愛がってくれた。私はどこにでもいるただ普通の女の子だとよかった・・・と今でも思っている。私はもとから周りと同じことをするのが好きではなかった、昔からみんながしていることはやらない性格のせいか友人は少なかった。

 だけどそんな両親は私のことを心配してくれて、いろいろなことをやらせてもらえた。書道に英語などの習い事からテニスや卓球などのスポーツ、空手や剣道などの武術などと幅広いことをやった、その中でなぜか私は一番はまったのがゲームであった。

 ゲームでの私はほぼ最強だった、空手などの武術やテニスなどのスポーツをやっていた経験があったので動体視力は人よりか上だった。
 だからこそ私が一番に力を発揮したのがFPSゲームという類のものだった、マルチ対戦方式で武器を持って相手を倒すというゲームであったが私はそこで才能を開かせた。
 小学中学と勉学とゲームに没頭する毎日、いつの間にか実況動画なども作って他のやっていた。

 だけど確かにゲームの中では天才であった私だったけど・・・、現実ではそうはならなかった。現実では「おかしな女子」とレッテルを張られて友人はできなくて。
 さみしい毎日を過ごしていた。そんな私はどんどんゲームという沼にはまっていった、結局高校進学するもそれは変化なかった。
 勉学とゲームの両立をして高校3年間過ごしていた、クラスの一部の男子は私のゲームの腕を買ってくれて、たまに話す程度ではあったけど。女子とはあまり話をしなかった。

 本当はみんなと一緒に楽しく話したり、バカなことをやってみたかった・・・。

 そんなある日私は問題に直面していた・・・。私は1年前からコンビニで社会勉強するためにバイトをしていた。そのコンビニでそれも私のシフトの時間に強盗が来るなんて誰が考えるか?誰が思い浮かべるか・・・。
 私は犯人を刺激しないようにしていたがお客さんの中にいた小さな女の子が泣き始めてしまった、確かにこの状況で泣くのは当たり前だと思ったけど、もう少し後にしてほしかったな。犯人の目はその子に向き、女の子に向かって思いっきりナイフを振りかざそうとした。

 その時私は何を思ったのか、店員としての職務を全うしようとしたのか、それとも女の子はかわいそうと思ったのかはいまだにわからないけど、私はレジカウンターを乗り越えて、ナイフを振りかざそうとする犯人の前に立った。その時のことはいまだに少しだけ覚えている・・・。
 店長が叫び、お客様の悲鳴、外から突入してくる警官、泣き続ける女の子、目の前に迫るナイフ、犯人の顔・・・。私はその瞬間に女の子に声をかけた。
 それが最後の言葉になるとも知らずに

 「大丈夫だからね」

 私はそこで命を落とした・・・。
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