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序章
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『リィン』
コスプレイヤーの中では有名。クオリティは高く、ジャンルも幅広くこなすことから「神鈴」と呼ばれている。しかし、性別不詳、身長不明、年齢不明。実際に本人の素顔を見た人はいないという伝説の人。
コレが僕、高宮 五十鈴である。
実際の僕は、童顔で背はさほど大きくなく、女顔で周りには弄られ、コンプレックスの塊である。それを隠すかのように、髪の毛を伸ばし、メガネをかけている。(実際は、隠すためにしているのである。)
コンプレックスをどうにかするべきと、2つ上の姉に言われコスプレをしてなりきってみたところ、思ったよりも周りの反応が良く僕もハマってしまった。笑
そんな自己紹介よりもだ。
今の僕の状況が全く分からない。
あるコスプレイベント会場で、いつも通りtwotterでコスプレ仲間の皆と写真を撮ったり、談笑したりしていた。その最中、同じコスプレをしている女性と出会い、意気投合。そのまま喋っていると
「私の代わりによろしく」
とだけ去り際に言い残し、気付けば草原に…。
「ココはどこだ!?」
間違いなく僕の第一声はコレだった。
もちろん、タダの草原だったらまだ日本のどこかだという考えも浮かぶだろう。(ただ、瞬間移動したのは理解出来ないが)
しかし、目の前に白馬に乗った男が自分に剣を突き立てているのだ。
しかも、その男が
「ここで死ぬか捕虜として来るかどちらだ?」
と僕に聞いてくるのである。
誰か僕にこの状況を説明してくれ!!
言葉が通じるのはまだありがたいが、選択肢が一つしか無くないですか?
結局、僕は訳も分からぬまま捕虜として訳も分からない魔法的なもので拘束され、連れて行かれたのである…
コスプレイヤーの中では有名。クオリティは高く、ジャンルも幅広くこなすことから「神鈴」と呼ばれている。しかし、性別不詳、身長不明、年齢不明。実際に本人の素顔を見た人はいないという伝説の人。
コレが僕、高宮 五十鈴である。
実際の僕は、童顔で背はさほど大きくなく、女顔で周りには弄られ、コンプレックスの塊である。それを隠すかのように、髪の毛を伸ばし、メガネをかけている。(実際は、隠すためにしているのである。)
コンプレックスをどうにかするべきと、2つ上の姉に言われコスプレをしてなりきってみたところ、思ったよりも周りの反応が良く僕もハマってしまった。笑
そんな自己紹介よりもだ。
今の僕の状況が全く分からない。
あるコスプレイベント会場で、いつも通りtwotterでコスプレ仲間の皆と写真を撮ったり、談笑したりしていた。その最中、同じコスプレをしている女性と出会い、意気投合。そのまま喋っていると
「私の代わりによろしく」
とだけ去り際に言い残し、気付けば草原に…。
「ココはどこだ!?」
間違いなく僕の第一声はコレだった。
もちろん、タダの草原だったらまだ日本のどこかだという考えも浮かぶだろう。(ただ、瞬間移動したのは理解出来ないが)
しかし、目の前に白馬に乗った男が自分に剣を突き立てているのだ。
しかも、その男が
「ここで死ぬか捕虜として来るかどちらだ?」
と僕に聞いてくるのである。
誰か僕にこの状況を説明してくれ!!
言葉が通じるのはまだありがたいが、選択肢が一つしか無くないですか?
結局、僕は訳も分からぬまま捕虜として訳も分からない魔法的なもので拘束され、連れて行かれたのである…
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