6 / 6
一章 希望と仲間
受付嬢の悩み
しおりを挟む
はーい☆こんにちはー!私は冒険者ギルドで受付嬢をしているエリナよ☆
今日も1日つまらない日が始まると思ったら、なんと!とんでもない美少女がごっつい我が冒険者たちに囲まれて冒険者登録に来たではありませんか!
まあ、冒険者登録をするなら誰でも変わりませんからね!平等に対応致しましょう!
「ではここに名前、種族、年齢、戦闘スタイルを記入してください。そのほかは書かなくとも問題ありません」
すると相手さんは自分の種族がわからないと言うので、ステータスを確認することを勧めたのだが。
女の子は自分のステータスを見て首を傾げて言った。
「すいません、魔法がたくさんあるんですがどれを書いたらいいですか?」
「それでしたら一番得意な魔法を描くのが一般的ですね」
紙に書いた魔法名を見て私はギョッとした。
『聖治癒魔導』
これは伝説の聖女さまか、天使族の方々しか持っていない魔法だ。
しかし、なぜこの子が持っている?考えられることは三つだ
1 この子が聖女のクラスを持っている
2 この子は天使族である。
3 先天的に持っていた。
と言う可能性だ。
一番にあり得るとすれば2の天使族であることであるのだが。
この子は天使族の特徴にあっていない。
天使族
美しい金色の髪を持ち、ルビーのような赤眼を持つ。
その力はとてつもなく強い。しかし神族に絶対的忠誠を誓っているため、下界に降りてくることはほとんどない。過去に下界に降りてきた天使族を攻撃し、貴族に売ったものがいたと言うが。そのものは、数百を超える天使族に攻撃されて大陸ごと消えたと言う。
大きな特徴といえば、背中にある純白の翼である。
天使族は下界にいる精霊族を従えており、魔法戦となると勝ち目は万に一つもない。しかし、物理攻撃には、とても弱いが一度死ぬと数分で蘇る。
過去に読んだ本にはこのように書かれていたはずだ。
天使族であるならば、金髪に赤眼であるはずなのに目の前のこの子は銀髪に金色の瞳だ。
では違うのだろう。
では聖女?
クラスを聞いて見たらわかるだろうか?
「ねぇ、自分のクラスが何かわかる?」
「一番最後に聖乙女ってあるよ?」
せ、聖乙女!?
聖乙女
約二千年前に現れたとされる金髪赤眼の聖女の始祖とも言える存在。
初代の聖乙女は、愛する異性と愛し合ったら聖乙女は聖女に変化していたそうだ。それで生まれた子が2代目の聖女となったが、クラスはなぜか生まれてきた時から聖女であった。また、初代は女神だったとも言われており、真実はいまだにわかっていない。
神に莫大な加護を与えられており、「神の愛子」とも呼ばれていた。
魔法学園でこんなこと先生が言ってたなぁ。と思いながら私は意識を手放した
今日も1日つまらない日が始まると思ったら、なんと!とんでもない美少女がごっつい我が冒険者たちに囲まれて冒険者登録に来たではありませんか!
まあ、冒険者登録をするなら誰でも変わりませんからね!平等に対応致しましょう!
「ではここに名前、種族、年齢、戦闘スタイルを記入してください。そのほかは書かなくとも問題ありません」
すると相手さんは自分の種族がわからないと言うので、ステータスを確認することを勧めたのだが。
女の子は自分のステータスを見て首を傾げて言った。
「すいません、魔法がたくさんあるんですがどれを書いたらいいですか?」
「それでしたら一番得意な魔法を描くのが一般的ですね」
紙に書いた魔法名を見て私はギョッとした。
『聖治癒魔導』
これは伝説の聖女さまか、天使族の方々しか持っていない魔法だ。
しかし、なぜこの子が持っている?考えられることは三つだ
1 この子が聖女のクラスを持っている
2 この子は天使族である。
3 先天的に持っていた。
と言う可能性だ。
一番にあり得るとすれば2の天使族であることであるのだが。
この子は天使族の特徴にあっていない。
天使族
美しい金色の髪を持ち、ルビーのような赤眼を持つ。
その力はとてつもなく強い。しかし神族に絶対的忠誠を誓っているため、下界に降りてくることはほとんどない。過去に下界に降りてきた天使族を攻撃し、貴族に売ったものがいたと言うが。そのものは、数百を超える天使族に攻撃されて大陸ごと消えたと言う。
大きな特徴といえば、背中にある純白の翼である。
天使族は下界にいる精霊族を従えており、魔法戦となると勝ち目は万に一つもない。しかし、物理攻撃には、とても弱いが一度死ぬと数分で蘇る。
過去に読んだ本にはこのように書かれていたはずだ。
天使族であるならば、金髪に赤眼であるはずなのに目の前のこの子は銀髪に金色の瞳だ。
では違うのだろう。
では聖女?
クラスを聞いて見たらわかるだろうか?
「ねぇ、自分のクラスが何かわかる?」
「一番最後に聖乙女ってあるよ?」
せ、聖乙女!?
聖乙女
約二千年前に現れたとされる金髪赤眼の聖女の始祖とも言える存在。
初代の聖乙女は、愛する異性と愛し合ったら聖乙女は聖女に変化していたそうだ。それで生まれた子が2代目の聖女となったが、クラスはなぜか生まれてきた時から聖女であった。また、初代は女神だったとも言われており、真実はいまだにわかっていない。
神に莫大な加護を与えられており、「神の愛子」とも呼ばれていた。
魔法学園でこんなこと先生が言ってたなぁ。と思いながら私は意識を手放した
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる