2 / 6
2話
しおりを挟む
知り合いに頼めばいけそうとか言いましたが、ほぼノープランでした。
杉村と別れた後家にあるパソコンでとりあえず中身はともかく、外見だけでもといろいろ探すことにした。なんせロボット好き、プラモデルやスケールキットを買っている。親に「はよ捨てろ」とまでにあるのだからな。
だがしかし、そこは親だとしても譲れない。俺は夢を叶える為にもこうして買い漁っているのだからな。
俺の夢、それは人間が搭乗可能なロボットを作ること。 実際にはすでにあるけど、なんかこう、動きがやっぱりぎこちない。発展国の日本でも搭乗可能で人間らしい動きのロボットは難しいのだろう。
そう思いつつ、パソコンでいろいろサイトを見ていると、目に留まるサイトがあった。
それは とある方法でなんの権利も義務もない、自由で好きなことをしても怒られない世界があるとかないとか。… 怪しすぎる。一瞬ウイルスにハッキングされたかと思ったが、大丈夫だった。
しかし別世界かぁ…。俺はロボット好きだがアニメや漫画も沢山見ている。そう王道なファンタジーもな! つまりこれはとりあえずその方法で別世界にいっていろいろできるよってことだから、まぁ行くしかないよな。 …危険?そんなことよりロボを作れることの方が大事だ。
とりあえずその方法を確かめようとし下に進むと、「なめんな」思わず声がでた。
その方法が、自分が1番大切にしている物を対価とし、そしてこう心で叫ぶ「我の命より大切な物を、対価とし、願わくば異世界より通じる扉をあけろ!」と。 ……いや、ツッコミどころしかないんだけど。まず、自分の大切な物を失う時点で嫌なんだが…俺の大切な物は小遣いをために溜めて買った40分の1スケールのガ〇ダムなんだが…いや、どうしよ。というか誰かしら異世界に送ってくれる人がいる…よな、うん。
そう考え物置からガ〇ダムを持ってきた。
「ああ…すまない。お前とお別れになってしまうなんて…だがお前はいつまた物置にしまってやるから」大切な物がなんで物置に置いているんだとか色々気にしては行けない。俺は過去を振り替えず、その先を目指し駆けていく男。
高額な対価(犠牲)を払い、唱える。
「我の命より大切な物を、対価とし、願わくば異世界より通じる扉をあけろ!」自分で言うのもなんだが中二病拗らせた奴の言動じゃないか。そう思っていると、なんか地面が光った。
「エッッ?!」本当にそれっぽくなったからとりあえず言うことがある。
「家族の皆、杉村、他の友達よ… ちょっと行ってくるわ!」
杉村と別れた後家にあるパソコンでとりあえず中身はともかく、外見だけでもといろいろ探すことにした。なんせロボット好き、プラモデルやスケールキットを買っている。親に「はよ捨てろ」とまでにあるのだからな。
だがしかし、そこは親だとしても譲れない。俺は夢を叶える為にもこうして買い漁っているのだからな。
俺の夢、それは人間が搭乗可能なロボットを作ること。 実際にはすでにあるけど、なんかこう、動きがやっぱりぎこちない。発展国の日本でも搭乗可能で人間らしい動きのロボットは難しいのだろう。
そう思いつつ、パソコンでいろいろサイトを見ていると、目に留まるサイトがあった。
それは とある方法でなんの権利も義務もない、自由で好きなことをしても怒られない世界があるとかないとか。… 怪しすぎる。一瞬ウイルスにハッキングされたかと思ったが、大丈夫だった。
しかし別世界かぁ…。俺はロボット好きだがアニメや漫画も沢山見ている。そう王道なファンタジーもな! つまりこれはとりあえずその方法で別世界にいっていろいろできるよってことだから、まぁ行くしかないよな。 …危険?そんなことよりロボを作れることの方が大事だ。
とりあえずその方法を確かめようとし下に進むと、「なめんな」思わず声がでた。
その方法が、自分が1番大切にしている物を対価とし、そしてこう心で叫ぶ「我の命より大切な物を、対価とし、願わくば異世界より通じる扉をあけろ!」と。 ……いや、ツッコミどころしかないんだけど。まず、自分の大切な物を失う時点で嫌なんだが…俺の大切な物は小遣いをために溜めて買った40分の1スケールのガ〇ダムなんだが…いや、どうしよ。というか誰かしら異世界に送ってくれる人がいる…よな、うん。
そう考え物置からガ〇ダムを持ってきた。
「ああ…すまない。お前とお別れになってしまうなんて…だがお前はいつまた物置にしまってやるから」大切な物がなんで物置に置いているんだとか色々気にしては行けない。俺は過去を振り替えず、その先を目指し駆けていく男。
高額な対価(犠牲)を払い、唱える。
「我の命より大切な物を、対価とし、願わくば異世界より通じる扉をあけろ!」自分で言うのもなんだが中二病拗らせた奴の言動じゃないか。そう思っていると、なんか地面が光った。
「エッッ?!」本当にそれっぽくなったからとりあえず言うことがある。
「家族の皆、杉村、他の友達よ… ちょっと行ってくるわ!」
0
あなたにおすすめの小説
聖女が降臨した日が、運命の分かれ目でした
猫乃真鶴
ファンタジー
女神に供物と祈りを捧げ、豊穣を願う祭事の最中、聖女が降臨した。
聖女とは女神の力が顕現した存在。居るだけで豊穣が約束されるのだとそう言われている。
思ってもみない奇跡に一同が驚愕する中、第一王子のロイドだけはただ一人、皆とは違った視線を聖女に向けていた。
彼の婚約者であるレイアだけがそれに気付いた。
それが良いことなのかどうなのか、レイアには分からない。
けれども、なにかが胸の内に燻っている。
聖女が降臨したその日、それが大きくなったのだった。
※このお話は、小説家になろう様にも掲載しています
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
乙女ゲームはエンディングを迎えました。
章槻雅希
ファンタジー
卒業パーティでのジョフロワ王子の婚約破棄宣言を以って、乙女ゲームはエンディングを迎えた。
これからは王子の妻となって幸せに贅沢をして暮らすだけだと笑ったゲームヒロインのエヴリーヌ。
だが、宣言後、ゲームが終了するとなにやら可笑しい。エヴリーヌの予想とは違う展開が起こっている。
一体何がどうなっているのか、呆然とするエヴリーヌにジョフロワから衝撃的な言葉が告げられる。
『小説家になろう』様・『アルファポリス』様・自サイトに重複投稿。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
魅了魔法の正しい使い方
章槻雅希
ファンタジー
公爵令嬢のジュリエンヌは年の離れた妹を見て、自分との扱いの差に愕然とした。家族との交流も薄く、厳しい教育を課される自分。一方妹は我が儘を許され常に母の傍にいて甘やかされている。自分は愛されていないのではないか。そう不安に思うジュリエンヌ。そして、妹が溺愛されるのはもしかしたら魅了魔法が関係しているのではと思いついたジュリエンヌは筆頭魔術師に相談する。すると──。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる