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番外編☆
ある日の出来事②
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※Rになります。
アルから縦抱きにされて、落ちない様に首の所にしがみつく。
凄い速さで、寝室に連れていかれてベッドに優しく降ろされた。
「ワイン、もうちよっと飲みたいい……」
持ち込んでくれてたのか、グラスに少しだけ注がれた。
「少ないし」
文句を言ってみる。
「アルはさぁ、とっくにおかわり飲んでたのにぃ」
身体が熱いけど、ふわふわしてて気持ちいい。グラスを持とうとして、倒してしまった。
「あ、やだ、ごめんなさい」
もったいない。テーブルにワインが……
アルは上着を脱いで、リボンタイも外していて。いつの間にかシャツのボタンも外している。
テーブルのワインはクリーンを使って綺麗にしてしまった。
もう、飲めないのかな?
まだ、ボトルにあるよね?
そう思って、手を伸ばす。
その手を止められる。
駄目なの?
アルがまた、グラスに注ぐ。
やった。20歳だもの。お酒を躊躇わずに飲める。やっと大人になった気がする。
思わず、笑顔になってしまう。
「アル~ありがとう」
そう言ったのに……
次の瞬間、アルがワインを口に含んだ。
なんで??
「駄目なの?」
アルの指が僕の唇を少し開けたままにするように触られる。
アルの顔が近づいて来て──ワインが口内に注がれていく。
上手く飲み込め無かった分のワインがアゴの方へ流れて落ちる。
アルがそのワインを舐めて、またキスをする。アルの舌が口の中を動き回る。塞がれた唇に鼻から息をと空気を求めるとワイン味が口内に広がり芳醇な香りが鼻へ抜けて行く。
もっと、欲しい。
思わず、アルの舌に吸い付いて、味わう。
身体が熱い。
「もっとぉ」
「駄目。昼間、俺を放ったらかしにしてたろう?俺を悦ばせてくれたら、もう一口あげる」
ほったらかし?
「だ、だって執務中だったよ、アルは忙しくて……」
「だから、悦ばせて」
アルはもう上を脱いでいて、格好いい裸を見せてくれる。
お腹の中が熱を持ち始めて。
思わずアルの乳首を舐めてみた。
んー?ペロペロとしてみたり、カプッて甘噛みをする。
ここじゃないのかな?
アルをベッドに押し倒して、ズボンの前の膨らみに手を乗せる。
「も、こんなに大っきくなってるの?」
さすさすと摩る。
見たい。
そう思った。
ズボンをずらすと、僕のと全然違って血管が浮き出ているそれがそそり勃っていた。張り詰めたそれを思わず口に咥えてみた。
いつも、僕ばかり気持ち良くされてるから、どうやったら喜んでくれるのか必死に考える。
舐めたり、舌先でぐりぐりしたり。思い切って吸い上げる。
時々、ビクって身体が揺れて、咥えたまま見上げると……
捕食者の顔をしたアルがいた。その顔を見ただけで、キュンと後ろが閉まってしまう。
やだ。食べられたい。そう思ってしまう僕はおかしいのかな?
咥えるのをやめて、上にずれて行きアルの首筋に顔を埋める。
「下手で、ごめんなさい。抱いて、お願い」
体勢が入れ替わった。
着ていた服は、性急に剥ぎ取られた。
上半身を一度起こされアルがもう一口だけワインを含んで唇を合わせる。
ワインが美味しいのか、アルの舌が美味しいのか?もうよく分からない。吸い付いて離れたくない。
気持ち良過ぎて、腰が揺れる。トロトロと溢れていて、ついアルに擦り付けてしまう。
「足を開いて、見せて」
座ったまま、両手を後ろについてM字に足を広げると先走りでテラテラとしている自身のモノが丸見えで、だけど悦ばせたい。顔は多分真っ赤だ。
そこへ、アルの顔が埋められた。
口淫されて──
追い詰められていく。
「あ、あ……んん」腰を逃したいのにガッチリホールドされたままだ。
じゅるじゅると水音が響く。
太ももが痙攣し、アルの頭を太ももで挟み思わず仰反る。
手に力が入らなくて、ゆっくりと後へと倒れこむ。はぁ、はぁと肩で息をしていると僕の股間に埋めた顔をあげたアルが、ゴクンと飲み込んだのが分かった。
カァァァと顔が火照り、思わず顔を隠す。
腰を持ち上げられ腰にクッションを当てられて両足を大きく割り広げられる。視姦されていると思うとゾクゾクしてしまう。足はアルの肩の上に乗せられて、割れ目を這う様に舌が行き来して、次の瞬間にグチュグチュと舌が後孔出入りし始める。
「も、挿れてぇ」我慢できないよ。
「まだ、解けてない」
指が入ってきて、優しく広げられていく。
30分近く指は動かされて、もう変になりそう。
アルの髪の毛を引っ張って、もう、挿れてくれないと嫌いになるからって言ったら、待っていた質量の物が一気に入ってくる。
「い、いっぱい突いてぇ、奥」
バチュンバチュンと皮膚のぶつかる音と水音で、乳首も僕のモノを勃ち上がる。手で自身を触ろうとしたらシーツに縫い止められて、ぎりぎりまで引き抜いたそれを押し込まれた。
「あ、ああ、ふかぃ、んぅ」
後ろからとか、対面でとか、何度されたか分からなくなって何も出る物がなくなって、ようやくお風呂へ連れていかれて丁寧に身体を洗われた。
アルにされるがままでそんな僕を愛おしそうに抱き締めてくる。
もう、よくわからなくなって、眠気と疲労とで気を失ったように眠りについたんだと思う。
朝、目が覚めるとアルの腕の中にいて、彼はにっこり笑っていた。
また2人だけで飲もうと言われた。
あんなに明るい部屋で大胆になってくれるなら、大歓迎って。
所々は覚えてるけど……熱り冷めるまで飲まないと誓ったんだ。
アルから縦抱きにされて、落ちない様に首の所にしがみつく。
凄い速さで、寝室に連れていかれてベッドに優しく降ろされた。
「ワイン、もうちよっと飲みたいい……」
持ち込んでくれてたのか、グラスに少しだけ注がれた。
「少ないし」
文句を言ってみる。
「アルはさぁ、とっくにおかわり飲んでたのにぃ」
身体が熱いけど、ふわふわしてて気持ちいい。グラスを持とうとして、倒してしまった。
「あ、やだ、ごめんなさい」
もったいない。テーブルにワインが……
アルは上着を脱いで、リボンタイも外していて。いつの間にかシャツのボタンも外している。
テーブルのワインはクリーンを使って綺麗にしてしまった。
もう、飲めないのかな?
まだ、ボトルにあるよね?
そう思って、手を伸ばす。
その手を止められる。
駄目なの?
アルがまた、グラスに注ぐ。
やった。20歳だもの。お酒を躊躇わずに飲める。やっと大人になった気がする。
思わず、笑顔になってしまう。
「アル~ありがとう」
そう言ったのに……
次の瞬間、アルがワインを口に含んだ。
なんで??
「駄目なの?」
アルの指が僕の唇を少し開けたままにするように触られる。
アルの顔が近づいて来て──ワインが口内に注がれていく。
上手く飲み込め無かった分のワインがアゴの方へ流れて落ちる。
アルがそのワインを舐めて、またキスをする。アルの舌が口の中を動き回る。塞がれた唇に鼻から息をと空気を求めるとワイン味が口内に広がり芳醇な香りが鼻へ抜けて行く。
もっと、欲しい。
思わず、アルの舌に吸い付いて、味わう。
身体が熱い。
「もっとぉ」
「駄目。昼間、俺を放ったらかしにしてたろう?俺を悦ばせてくれたら、もう一口あげる」
ほったらかし?
「だ、だって執務中だったよ、アルは忙しくて……」
「だから、悦ばせて」
アルはもう上を脱いでいて、格好いい裸を見せてくれる。
お腹の中が熱を持ち始めて。
思わずアルの乳首を舐めてみた。
んー?ペロペロとしてみたり、カプッて甘噛みをする。
ここじゃないのかな?
アルをベッドに押し倒して、ズボンの前の膨らみに手を乗せる。
「も、こんなに大っきくなってるの?」
さすさすと摩る。
見たい。
そう思った。
ズボンをずらすと、僕のと全然違って血管が浮き出ているそれがそそり勃っていた。張り詰めたそれを思わず口に咥えてみた。
いつも、僕ばかり気持ち良くされてるから、どうやったら喜んでくれるのか必死に考える。
舐めたり、舌先でぐりぐりしたり。思い切って吸い上げる。
時々、ビクって身体が揺れて、咥えたまま見上げると……
捕食者の顔をしたアルがいた。その顔を見ただけで、キュンと後ろが閉まってしまう。
やだ。食べられたい。そう思ってしまう僕はおかしいのかな?
咥えるのをやめて、上にずれて行きアルの首筋に顔を埋める。
「下手で、ごめんなさい。抱いて、お願い」
体勢が入れ替わった。
着ていた服は、性急に剥ぎ取られた。
上半身を一度起こされアルがもう一口だけワインを含んで唇を合わせる。
ワインが美味しいのか、アルの舌が美味しいのか?もうよく分からない。吸い付いて離れたくない。
気持ち良過ぎて、腰が揺れる。トロトロと溢れていて、ついアルに擦り付けてしまう。
「足を開いて、見せて」
座ったまま、両手を後ろについてM字に足を広げると先走りでテラテラとしている自身のモノが丸見えで、だけど悦ばせたい。顔は多分真っ赤だ。
そこへ、アルの顔が埋められた。
口淫されて──
追い詰められていく。
「あ、あ……んん」腰を逃したいのにガッチリホールドされたままだ。
じゅるじゅると水音が響く。
太ももが痙攣し、アルの頭を太ももで挟み思わず仰反る。
手に力が入らなくて、ゆっくりと後へと倒れこむ。はぁ、はぁと肩で息をしていると僕の股間に埋めた顔をあげたアルが、ゴクンと飲み込んだのが分かった。
カァァァと顔が火照り、思わず顔を隠す。
腰を持ち上げられ腰にクッションを当てられて両足を大きく割り広げられる。視姦されていると思うとゾクゾクしてしまう。足はアルの肩の上に乗せられて、割れ目を這う様に舌が行き来して、次の瞬間にグチュグチュと舌が後孔出入りし始める。
「も、挿れてぇ」我慢できないよ。
「まだ、解けてない」
指が入ってきて、優しく広げられていく。
30分近く指は動かされて、もう変になりそう。
アルの髪の毛を引っ張って、もう、挿れてくれないと嫌いになるからって言ったら、待っていた質量の物が一気に入ってくる。
「い、いっぱい突いてぇ、奥」
バチュンバチュンと皮膚のぶつかる音と水音で、乳首も僕のモノを勃ち上がる。手で自身を触ろうとしたらシーツに縫い止められて、ぎりぎりまで引き抜いたそれを押し込まれた。
「あ、ああ、ふかぃ、んぅ」
後ろからとか、対面でとか、何度されたか分からなくなって何も出る物がなくなって、ようやくお風呂へ連れていかれて丁寧に身体を洗われた。
アルにされるがままでそんな僕を愛おしそうに抱き締めてくる。
もう、よくわからなくなって、眠気と疲労とで気を失ったように眠りについたんだと思う。
朝、目が覚めるとアルの腕の中にいて、彼はにっこり笑っていた。
また2人だけで飲もうと言われた。
あんなに明るい部屋で大胆になってくれるなら、大歓迎って。
所々は覚えてるけど……熱り冷めるまで飲まないと誓ったんだ。
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