7 / 38
第7話 悪役令嬢ツーリ・モーダル2
しおりを挟む
「これっていうのは、どれのことでしょう?」
弥太郎は弱弱しい声をあげながら、両手をあげて立ち上がった。
三姫も弥太郎に倣い、両手をあげながら困惑する表情を作った。
両手をあげることは、武器を持っていないことのアピールであり、敵意がないと示すための行為である。
異世界であっても意図は通じたらしく、ツーリは弓矢を構えたままではあるが、即座に撃ち殺す選択を保留した。
「目が悪いんですの? 世界が灰色に染まっているでしょう?」
「そうですね。いやあ、ぼくたち、なにがなんだか」
「とぼけないでくださる?」
ツーリは、弥太郎と三姫のどちらか、あるいはいずれかがこの事象を引き起こしていると確信していた。
もしも弥太郎と三姫が村人の格好でもしていれば、あるいは巻き込まれた被害者として見ていたかもしれない。
しかし、弥太郎と三姫の服はスーツ。
ツーリという令嬢を以てしても、見たことのない高級な素材。
そんな服で森の中にいるという事実があまりにも奇妙で、疑うには充分であった。
「いや、別にとぼけてるわけでは」
弥太郎は頬に汗を零し、一歩後ろに下がった。
ツーリに気おされた、一人のちんけな男を演じて。
瞬間、弥太郎の足元から、石が一つ発射された。
弥太郎が一歩下がったことで弥太郎の踏んでいた板が起き上がり、板の上に乗っていた石がツーリへと向かって飛んだのだ。
「……っ!?」
石は、ツーリの乗る馬の顔面に叩きつけられる。
「ヒヒーン!?」
馬は強い痛みを前に、前足を大きく上げて鳴き叫んだ。
「こら! 落ち着きなさい!」
ツーリは手綱を掴んで懸命に馬を落ち着かせようとするが、馬の興奮は収まらない。
そこへ、剣を持った弥太郎が走って向かってきていることに気づき、馬を手放した。
ツーリは馬から飛び降り、弓を構えて、矢を放つ。
矢は弥太郎へと真っすぐ飛んでいき、弥太郎は飛んでくる矢を待っ正面から叩き落とした。
「ちいっ!?」
接近を許してしまった以上、弓で戦うのは不利と判断したツーリは、腰に差していた短剣に手をかけ、弥太郎の次の一撃を受け止めた。
「ちっ。一発で決める予定だったんだが」
「なんですの、貴方たち? 隣国の人間……ではなさそうですわね」
「悪役令嬢転生株式会社、調達部の天馬です。この度、貴女の体が弊社サービスの依り代として選ばれましたので、その体の調達に参りました」
「悪役令嬢転生? 依り代?」
ツーリには、弥太郎の言っている内容が理解できなかった。
ただ、『体の調達』という文言から、人さらいの類だろうと推測はできた。
ツーリは、いつだって狩る側だ。
自身を狩られる側と見られたことがプライドを刺激し、額に青筋がたつ。
「……なめんじゃ、ないわよ!」
ツーリが思いっきり短剣を振り抜き、弥太郎の剣を押し返す。
「うおっ!? マジか」
「はあっ!」
ツーリは態勢の崩れた弥太郎にダメ押しするよう、手に持っていた短剣を弥太郎に向かって投げた。
弥太郎は後方へ倒れながらも剣を振り、ツーリの短剣を地面へ叩き落す。
そして、足を後ろに下げ、倒れかけた体を立て直そうとする。
弥太郎が前を向いたとき、ツーリは既に弓を構え終え、弦から手を離していた。
一本の矢が、弥太郎の額に向かって駆ける。
弥太郎は咄嗟に首を横へと倒し、矢を躱す。
「聞きたいことは山のようにありますが、まずは動きを封じてから」
否、弥太郎に矢を躱させた。
一本の矢は、弥太郎に体勢を立て直させないための誘導。
本命は、次。
ツーリは四本の矢を取り出し、一本の弓で同時に放ってみせた。
それぞれの矢は、弥太郎の右腕、左腕、右脚、左脚へと向かう。
「いっでえ!?」
矢は、ツーリの望む通りの場所にぶつかった。
望みと違ったのは、矢が弥太郎の体に刺さることはなく、ぶつかった後に地面に落ちたことだけだ。
「普通の布に見えますが、鎧の類なのかしら」
耐突刺スーツ。
剣や矢の類で、決して斬れることのないスーツだ。
ただし、剣や矢の威力をゼロにする効果はないので、剣は木刀で殴られるような痛み、矢は木の棒で突かれるような痛みがしっかりと残ってしまう。
「これだから、体育会系は嫌なんだ」
弥太郎は矢のあたった箇所をさすりながら、剣先をツーリへと向ける。
ツーリは弥太郎の動きを警戒しつつ、自身の矢籠に視線を向ける。
矢籠に入った矢は、残り十本。
撤退中に獣に襲われる可能性を考慮すれば、引き際は矢が残り六本になったタイミングとなる。
つまり、ツーリが弥太郎を仕留めるために使える矢は、残り四本が正道だ。
ただし、ツーリは既に馬を手放している。
残り六本で撤退を始めたとて、弥太郎に容易に追いつかれてしまうことが予測できる。
よって、ツーリは撤退の選択を捨て、十本全てを使って弥太郎を仕留める方向性に切り替えた。
ツーリは弓を引き、弥太郎を近づかせないように威嚇する。
「参ったな。完全に硬直状態だ」
弥太郎は、ツーリと睨み合ったまま、動けなかった。
先のツーリの一撃で、自分が動き出したタイミングで矢を射られれば、矢が命中してしまうことがはっきりとした。
その上ツーリに対し、スーツに矢を当てても致命傷にはならないという事実を見せてしまった。
ならば、ツーリが次に狙うのは、スーツで隠れていない掌、首、顔面のいずれかだ。
掌はともかく、首と顔面は致命傷になり得てしまう。
硬直状態になれば、有利なのは集中力を切らさない側だ。
弥太郎は、デスクワークにおいては四時間連続、集中力を切らさない自信があった。
一方で、狩猟を趣味とするツーリよりも集中力が高い保証もなかった。
(いったん、引くべきか?)
弥太郎の脳裏によぎるのは、撤退。
(いや、駄目だ。ここで引いたら、こいつが狩猟で一人になるチャンスなんてなくなるだろうな。屋敷に戻って、身の回りを護衛で固めるに決まってる)
だが、撤退の案はすぐに棄却した。
睨み合う。
まるで世界に、弥太郎とツーリしかいないような緊迫感が、二人を包み込む。
時の止まった世界で、二人を起点に、じっくりと熱が生み出されていく。
先に動いたのは、弥太郎だった。
剣を顔面と首の前に立て、ツーリに向かって駆け出した。
「ふん」
ツーリは、引いていた弓から矢を放つ。
顔面と首が守られている以上、狙うのは手の甲である。
「いっでぇ!?」
矢は、弥太郎の手に深々と突き刺さる。
弥太郎は剣を落として、痛む手を押さえながら、近くの茂みへと飛び込んで姿を隠す。
武器を失った弥太郎を見て好機と捉えたツーリは、弓を引きながら茂みの裏へと回る。
「うおっ!?」
「逃がしませんわ」
ツーリは、地べたに倒れる弥太郎の姿を確認し、弓を向ける。
逃げた獣を追い詰めることに成功する高揚感が、ツーリを満たした。
が、勝利の笑みを浮かべていたツーリの表情は、同じく笑みを浮かべている弥太郎を見て、焦りへと変わる。
狩猟において、狩人が笑う時はどんな時か。
獲物を捕らえた時だ。
弥太郎とツーリしかいないような緊迫感の外。
気配を殺していた三姫がようやく一歩後ろに下がり、足元から石が一発発射された。
「しまっ!?」
石は、ツーリのこめかみを正確無慈悲に打ち抜き、ツーリの意識を揺らがせた。
弥太郎は、力の弱まったツーリの手から弓を奪い取り、矢籠に入っていた矢も抜き取って、膝で蹴って全てをへし折った。
「清水さん! 剣!」
「はい!」
その間に、三姫は弥太郎の落とした剣を拾い、弥太郎に向かって投げた。
くるくると空中を回転しながら届いた剣を掴み、弥太郎はツーリの頭へ剣を振り下ろした。
「あ……」
ツーリの瞳から光が消え、ツーリはその場に倒れた。
同時に、弥太郎も仰向けになって倒れた。
「天馬さん!?」
焦って駆け寄って来る三姫を見て、弥太郎は矢の刺さっていないほうの手で、拳を作り空へと突き上げた。
「おめでとう。初仕事、無事終了だ」
「そんなこと言ってる場合じゃないじゃないですか! 手! 矢が!」
「こんなもん、ツバつけときゃあ治るよ」
「治らないですよ! 早く、病院行かないと!」
三姫はスマートフォンを取り出して、慌てて会社へ電話をかけた。
弥太郎は弱弱しい声をあげながら、両手をあげて立ち上がった。
三姫も弥太郎に倣い、両手をあげながら困惑する表情を作った。
両手をあげることは、武器を持っていないことのアピールであり、敵意がないと示すための行為である。
異世界であっても意図は通じたらしく、ツーリは弓矢を構えたままではあるが、即座に撃ち殺す選択を保留した。
「目が悪いんですの? 世界が灰色に染まっているでしょう?」
「そうですね。いやあ、ぼくたち、なにがなんだか」
「とぼけないでくださる?」
ツーリは、弥太郎と三姫のどちらか、あるいはいずれかがこの事象を引き起こしていると確信していた。
もしも弥太郎と三姫が村人の格好でもしていれば、あるいは巻き込まれた被害者として見ていたかもしれない。
しかし、弥太郎と三姫の服はスーツ。
ツーリという令嬢を以てしても、見たことのない高級な素材。
そんな服で森の中にいるという事実があまりにも奇妙で、疑うには充分であった。
「いや、別にとぼけてるわけでは」
弥太郎は頬に汗を零し、一歩後ろに下がった。
ツーリに気おされた、一人のちんけな男を演じて。
瞬間、弥太郎の足元から、石が一つ発射された。
弥太郎が一歩下がったことで弥太郎の踏んでいた板が起き上がり、板の上に乗っていた石がツーリへと向かって飛んだのだ。
「……っ!?」
石は、ツーリの乗る馬の顔面に叩きつけられる。
「ヒヒーン!?」
馬は強い痛みを前に、前足を大きく上げて鳴き叫んだ。
「こら! 落ち着きなさい!」
ツーリは手綱を掴んで懸命に馬を落ち着かせようとするが、馬の興奮は収まらない。
そこへ、剣を持った弥太郎が走って向かってきていることに気づき、馬を手放した。
ツーリは馬から飛び降り、弓を構えて、矢を放つ。
矢は弥太郎へと真っすぐ飛んでいき、弥太郎は飛んでくる矢を待っ正面から叩き落とした。
「ちいっ!?」
接近を許してしまった以上、弓で戦うのは不利と判断したツーリは、腰に差していた短剣に手をかけ、弥太郎の次の一撃を受け止めた。
「ちっ。一発で決める予定だったんだが」
「なんですの、貴方たち? 隣国の人間……ではなさそうですわね」
「悪役令嬢転生株式会社、調達部の天馬です。この度、貴女の体が弊社サービスの依り代として選ばれましたので、その体の調達に参りました」
「悪役令嬢転生? 依り代?」
ツーリには、弥太郎の言っている内容が理解できなかった。
ただ、『体の調達』という文言から、人さらいの類だろうと推測はできた。
ツーリは、いつだって狩る側だ。
自身を狩られる側と見られたことがプライドを刺激し、額に青筋がたつ。
「……なめんじゃ、ないわよ!」
ツーリが思いっきり短剣を振り抜き、弥太郎の剣を押し返す。
「うおっ!? マジか」
「はあっ!」
ツーリは態勢の崩れた弥太郎にダメ押しするよう、手に持っていた短剣を弥太郎に向かって投げた。
弥太郎は後方へ倒れながらも剣を振り、ツーリの短剣を地面へ叩き落す。
そして、足を後ろに下げ、倒れかけた体を立て直そうとする。
弥太郎が前を向いたとき、ツーリは既に弓を構え終え、弦から手を離していた。
一本の矢が、弥太郎の額に向かって駆ける。
弥太郎は咄嗟に首を横へと倒し、矢を躱す。
「聞きたいことは山のようにありますが、まずは動きを封じてから」
否、弥太郎に矢を躱させた。
一本の矢は、弥太郎に体勢を立て直させないための誘導。
本命は、次。
ツーリは四本の矢を取り出し、一本の弓で同時に放ってみせた。
それぞれの矢は、弥太郎の右腕、左腕、右脚、左脚へと向かう。
「いっでえ!?」
矢は、ツーリの望む通りの場所にぶつかった。
望みと違ったのは、矢が弥太郎の体に刺さることはなく、ぶつかった後に地面に落ちたことだけだ。
「普通の布に見えますが、鎧の類なのかしら」
耐突刺スーツ。
剣や矢の類で、決して斬れることのないスーツだ。
ただし、剣や矢の威力をゼロにする効果はないので、剣は木刀で殴られるような痛み、矢は木の棒で突かれるような痛みがしっかりと残ってしまう。
「これだから、体育会系は嫌なんだ」
弥太郎は矢のあたった箇所をさすりながら、剣先をツーリへと向ける。
ツーリは弥太郎の動きを警戒しつつ、自身の矢籠に視線を向ける。
矢籠に入った矢は、残り十本。
撤退中に獣に襲われる可能性を考慮すれば、引き際は矢が残り六本になったタイミングとなる。
つまり、ツーリが弥太郎を仕留めるために使える矢は、残り四本が正道だ。
ただし、ツーリは既に馬を手放している。
残り六本で撤退を始めたとて、弥太郎に容易に追いつかれてしまうことが予測できる。
よって、ツーリは撤退の選択を捨て、十本全てを使って弥太郎を仕留める方向性に切り替えた。
ツーリは弓を引き、弥太郎を近づかせないように威嚇する。
「参ったな。完全に硬直状態だ」
弥太郎は、ツーリと睨み合ったまま、動けなかった。
先のツーリの一撃で、自分が動き出したタイミングで矢を射られれば、矢が命中してしまうことがはっきりとした。
その上ツーリに対し、スーツに矢を当てても致命傷にはならないという事実を見せてしまった。
ならば、ツーリが次に狙うのは、スーツで隠れていない掌、首、顔面のいずれかだ。
掌はともかく、首と顔面は致命傷になり得てしまう。
硬直状態になれば、有利なのは集中力を切らさない側だ。
弥太郎は、デスクワークにおいては四時間連続、集中力を切らさない自信があった。
一方で、狩猟を趣味とするツーリよりも集中力が高い保証もなかった。
(いったん、引くべきか?)
弥太郎の脳裏によぎるのは、撤退。
(いや、駄目だ。ここで引いたら、こいつが狩猟で一人になるチャンスなんてなくなるだろうな。屋敷に戻って、身の回りを護衛で固めるに決まってる)
だが、撤退の案はすぐに棄却した。
睨み合う。
まるで世界に、弥太郎とツーリしかいないような緊迫感が、二人を包み込む。
時の止まった世界で、二人を起点に、じっくりと熱が生み出されていく。
先に動いたのは、弥太郎だった。
剣を顔面と首の前に立て、ツーリに向かって駆け出した。
「ふん」
ツーリは、引いていた弓から矢を放つ。
顔面と首が守られている以上、狙うのは手の甲である。
「いっでぇ!?」
矢は、弥太郎の手に深々と突き刺さる。
弥太郎は剣を落として、痛む手を押さえながら、近くの茂みへと飛び込んで姿を隠す。
武器を失った弥太郎を見て好機と捉えたツーリは、弓を引きながら茂みの裏へと回る。
「うおっ!?」
「逃がしませんわ」
ツーリは、地べたに倒れる弥太郎の姿を確認し、弓を向ける。
逃げた獣を追い詰めることに成功する高揚感が、ツーリを満たした。
が、勝利の笑みを浮かべていたツーリの表情は、同じく笑みを浮かべている弥太郎を見て、焦りへと変わる。
狩猟において、狩人が笑う時はどんな時か。
獲物を捕らえた時だ。
弥太郎とツーリしかいないような緊迫感の外。
気配を殺していた三姫がようやく一歩後ろに下がり、足元から石が一発発射された。
「しまっ!?」
石は、ツーリのこめかみを正確無慈悲に打ち抜き、ツーリの意識を揺らがせた。
弥太郎は、力の弱まったツーリの手から弓を奪い取り、矢籠に入っていた矢も抜き取って、膝で蹴って全てをへし折った。
「清水さん! 剣!」
「はい!」
その間に、三姫は弥太郎の落とした剣を拾い、弥太郎に向かって投げた。
くるくると空中を回転しながら届いた剣を掴み、弥太郎はツーリの頭へ剣を振り下ろした。
「あ……」
ツーリの瞳から光が消え、ツーリはその場に倒れた。
同時に、弥太郎も仰向けになって倒れた。
「天馬さん!?」
焦って駆け寄って来る三姫を見て、弥太郎は矢の刺さっていないほうの手で、拳を作り空へと突き上げた。
「おめでとう。初仕事、無事終了だ」
「そんなこと言ってる場合じゃないじゃないですか! 手! 矢が!」
「こんなもん、ツバつけときゃあ治るよ」
「治らないですよ! 早く、病院行かないと!」
三姫はスマートフォンを取り出して、慌てて会社へ電話をかけた。
10
あなたにおすすめの小説
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。
断罪ざまぁも冴えない王子もお断り!~せっかく公爵令嬢に生まれ変わったので、自分好みのイケメン見つけて幸せ目指すことにしました~
古堂 素央
恋愛
【完結】
「なんでわたしを突き落とさないのよ」
学園の廊下で、見知らぬ女生徒に声をかけられた公爵令嬢ハナコ。
階段から転げ落ちたことをきっかけに、ハナコは自分が乙女ゲームの世界に生まれ変わったことを知る。しかもハナコは悪役令嬢のポジションで。
しかしなぜかヒロインそっちのけでぐいぐいハナコに迫ってくる攻略対象の王子。その上、王子は前世でハナコがこっぴどく振った瓶底眼鏡の山田そっくりで。
ギロチンエンドか瓶底眼鏡とゴールインするか。選択を迫られる中、他の攻略対象の好感度まで上がっていって!?
悪役令嬢? 断罪ざまぁ? いいえ、冴えない王子と結ばれるくらいなら、ノシつけてヒロインに押しつけます!
黒ヒロインの陰謀を交わしつつ、無事ハナコは王子の魔の手から逃げ切ることはできるのか!?
この記憶、復讐に使います。
SHIN
恋愛
その日は、雲ひとつない晴天でした。
国と国との境目に、2種類の馬車と数人の人物。
これから起こる事に私の手に隠された煌めく銀色が汗に湿り、使用されるのを今か今かとまっています。
チャンスは一度だけ。
大切なあの人の為に私は命をかけます。
隠れ前世の記憶もちが大切な人のためにその知識を使って復讐をする話し。
リハビリ作品です気楽な気持ちでお読みください。
SHIN
【長編版】悪役令嬢は乙女ゲームの強制力から逃れたい
椰子ふみの
恋愛
ヴィオラは『聖女は愛に囚われる』という乙女ゲームの世界に転生した。よりによって悪役令嬢だ。断罪を避けるため、色々、頑張ってきたけど、とうとうゲームの舞台、ハーモニー学園に入学することになった。
ヒロインや攻略対象者には近づかないぞ!
そう思うヴィオラだったが、ヒロインは見当たらない。攻略対象者との距離はどんどん近くなる。
ゲームの強制力?
何だか、変な方向に進んでいる気がするんだけど。
悪役令嬢に成り代わったのに、すでに詰みってどういうことですか!?
ぽんぽこ狸
恋愛
仕事帰りのある日、居眠り運転をしていたトラックにはねられて死んでしまった主人公。次に目を覚ますとなにやら暗くジメジメした場所で、自分に仕えているというヴィンスという男の子と二人きり。
彼から話を聞いているうちに、なぜかその話に既視感を覚えて、確認すると昔読んだことのある児童向けの小説『ララの魔法書!』の世界だった。
その中でも悪役令嬢である、クラリスにどうやら成り代わってしまったらしい。
混乱しつつも話をきていくとすでに原作はクラリスが幽閉されることによって終結しているようで愕然としているさなか、クラリスを見限り原作の主人公であるララとくっついた王子ローレンスが、訪ねてきて━━━━?!
原作のさらに奥深くで動いていた思惑、魔法玉(まほうぎょく)の謎、そして原作の男主人公だった完璧な王子様の本性。そのどれもに翻弄されながら、なんとか生きる一手を見出す、学園ファンタジー!
ローレンスの性格が割とやばめですが、それ以外にもダークな要素強めな主人公と恋愛?をする、キャラが二人ほど、登場します。世界観が殺伐としているので重い描写も多いです。読者さまが色々な意味でドキドキしてくれるような作品を目指して頑張りますので、よろしくお願いいたします。
完結しました!最後の一章分は遂行していた分がたまっていたのと、話が込み合っているので一気に二十万文字ぐらい上げました。きちんと納得できる結末にできたと思います。ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる