穴の勇者~棒の勇者三人に散らされる俺の純潔~

菊一文字

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第二章. 主人公覚醒編

3. 主人公脱出

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 俺はついに尻の穴の純潔を失ってしまった。この世界に召喚されてから半月にもみたないのに、早くも尻の穴貫通済みの中古品へと変貌した。

 純潔を散らしてからどのくらいの時間が経ったのだろうか。あれから俺は総勢十五名の男どもに代わる代わる掘られてしまった。少なくとも一人あたり十回は挿れていたと。一人当たりの挿入時間なんか数えていないが、半日から一日くらいは時間が経過しているだろう。今は疲れたのか全員が寝ているようだ。見張りはいないようなので逃げるなら今がチャンスじゃないだろうか。

 おそらくこいつらは俺が堕ちたと思っている。でないと見張りもなしで無防備に全員が寝るなどありえないだろう。俺も後半はある程度慣れてきたので、気持ちよがっている演技をやってコイツらを油断させようとしていた。その演技が上手く機能した結果であろう。

 俺の名誉のために一応言い訳をしておくが、断じて本当に気持ち良かったというわけではない。確かに序盤は"スライム"の"黄"を使っていたことによりある程度は快楽を感じた。そこは認めよう。だが後半に関しては"黄"が尽きたのか、"青"を使用するようになった。そこからはただひたすらに尻の穴になにか入っているという異物感や痛みしかなかった。
 
 "青"になってから本当に地獄のようであった...。複数の男が俺に群がって体中を弄り、尻の穴に自分のチンポを挿れて果てればまた別のチンポがすかさず入ってくる。一人当たりの挿入時間はおそらく五分から長くても十分程度だったと思う。なんか俺の尻の穴は他の男の数倍気持ち良いみたいなことを言っていた。褒められてこんなに嬉しくないことが他にあるだろうか。俺は思いつかない。ちなみに中出し七割、外出しが三割程の配分だった。

 とりあえず俺は服も着ないでさっさと洞窟を出ることにした。もしも着替えている短い時間の間に奴らの内の一人でも目覚めてしまえば、今度こそ逃げるチャンスを完全に失ってしまうだろう。おそらくこれがここから逃げる最初で最後のチャンス。絶対に失敗できない。俺は物音を立てないよう慎重に洞窟の出口へと向かった。

 洞窟の内部はそれほど入り組んでいなかったので、あっさりと洞窟の出口までたどり着くことができた。問題はここからだろう。流石にもう一時間もしないうちに奴らも目を覚ますと思う。そうなったら必ず俺のことを追ってくる。それまでにできるだけ遠くへ逃げるか、どこか身を隠せる場所を探さないといけない。

 洞窟を出たときにはまだ周囲は暗かったが、日が昇ろうとしているので現在の時間はおそらく朝の五時前後くらいだと思う。この辺りの地理に関して一切の知識がないので周囲が明るいというのは非常に助かる。俺は助けを求めて走り出す。

 あれから二時間以上は走っただろうか、ようやく整備された道がある場所へと出ることができた。なぜ7日理由は分からないが、不思議と息切れすることなく現在まで走り続けることができた。まだ今の所男賊どもが追ってきているということはなさそうだ。とりあえずこのまま整備された道に沿って走っていけば、どこかの村や街には着くんじゃないだろうか。俺は再び走り出す。

 整備された道に沿って走ること数時間。俺は見覚えのある街へとたどり着いた。俺やパーティーメンバーが現在宿を取っており、さらには俺が男賊に襲われた町だ。これは助かったんじゃないだろうか。この町にはまだゲイ三人衆も残っていることだろうし、男賊どもの追っても来ていない。なんとか無事に逃げ切ることができたようだ。

 ただここで問題が一つ発生する。それは俺が現在生まれたままの姿だということだ。この街にたどり着くまでは運良く誰にも会わなかったが、さすがに町の中で誰にも合わないのは無理だろう。どうしよう、非常に困った。現在は昼前なので闇に紛れてといったこともできない。

 少しの間生まれたままの姿で考えていると、町の入口から見知った顔の連中が現れた。ゲイ三人衆だ。何か言い争っているように見える。

 「もう丸一日も戻ってないんだよ!?絶対に何か事件に巻き込まれている!早く探しに行かないと、取り返しがつかないことになってからじゃ遅いんだよ!」

 「月光、少し落ち着...。」

 「落ち着ける分けないだろ!あいつが...穴守が今にも見も知らずの男どもに襲われてるかもしれないと考えると...!こんなことになるくらいなら、やっぱり俺が無理矢理にでもあいつについていくべきだったんだ...。」

 どうやら『月光ゲイその一』と『矢尾井ゲイその二』が俺を探しに行くか否かで言い争っているようだ。『開発ゲイその三』は後ろから二人の姿を見守っている。あの状態の月光に話しかけるのは面倒そうだが、このまま全裸なのも落ち着かないのでとりあえず話しかけよう、と思っていたらどうやら向こうがこっちに気づいたようだ。

 「穴守!無事だったのか...!でもどうして全裸なんだ?...まさか...。」

 「心配かけたみたいで悪かったな。この通り無事だよ。まぁそのまさかってことに関しては月光が考えている通りだと思うよ。」

 「そんな...!」

 『月光ゲイその一』が俺が男どもに襲われたことを察したようなので、そのことを肯定したらひどく悲しんだ。まぁ好きな相手の初めてを顔も知らない男とに奪われたと知ったら悲しむか。

  この後いくつか会話をしてから、俺は『月光ゲイその一』の纏っていたローブを拝借して町に入った。なんか『矢尾井ゲイその二』がこちらのことを睨んでいた気がする。また何かアクションを起こすかもしれないから気をつけようと思う。
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