穴の勇者~棒の勇者三人に散らされる俺の純潔~

菊一文字

文字の大きさ
16 / 30
第二章. 主人公覚醒編

5. 月光一輝と穴守流愛(一方的な愛編)

しおりを挟む
 俺はあの後宿で体を念入りに洗った。それはもう俺の体を弄ったアイツラの痕跡が一切残らないくらい念入りと。ちなみに男賊の追手が来ている気配は今の所ない。諦めたのか見失ったのかは分からないが、現在は『月光ゲイその一』が護衛のような形で俺の傍に控えている。またアイツラが襲ってきたとしても今度は大丈夫だろう。

 念入りに体を洗った後は少し遅めの食事とした。掘られっぱなしの走りっぱなしで体力的にも限界が来ていた。なるべく力が出る食事を食べようと最近良く通っている例の店で肉料理をいくつか頼んだ。デザートに甘いものを頼み、楽しい食事の時間は終了した。肉と甘い物のおかげで少しだけ体力や精神状態も回復した。後はこれから軽く睡眠を取り、俺が起床したら次にどうするかパーティーメンバー全員で考えるということになっている。

 一応俺が寝ている間も『月光ゲイその一』が部屋の中で見張りにつくと言っていたが、それで落ち着いて眠ることができないので部屋の外で見張ってくれと頼んだ。あまり納得していないようではあったが、なんとか説得することができた。そしてベットに寝転んだ瞬間、俺は意識を失った。体を洗っている時や食事中は眠くならなかったが、俺が想像していたよりも体は疲れて睡眠を欲していたようだ。

 睡眠に入ってからどれくらいの時間が経ったのだろうか、体を何かに触られている感覚があったので、俺はなおも重たい瞼を無理やり上げて起きることにした。

 目を覚ましたら目の前に『月光ゲイその一』がいた。そして俺のちんぽを今にも咥えんとしているところであった。こいつ人が眠っている間に何しようとしてんの?上手く回らない頭で必死に考えてから俺はなんとか言葉を絞り出した。

 「月光、お前今何をしようとしているんだよ...?」

 「残念...もう起きちゃったか。疲れてるみたいだったからもう少し眠ると思ってたんだけどな。」

 俺が『月光ゲイその一』に対して直球な質問を投げかけたら、それに対して『月光ゲイその一』は残念と言いながらもどこか楽しそうな態度で俺の質問に答えた。

 「穴守さ、俺がお前のこと好きだってのは知ってるよね?何度か告白もしたわけだしさ。でも穴守はいつもそんな冗談はやめろって感じで相手にしてくれなかったよね。俺本気だったからさ、断られるたびかなり傷ついてたんだよね。」

 「高校生になったことで少しは心変わりしてくれてないかなって思ってさ、ほんの二週間前くらい前にまた告白しようとしてたんだよね。そしたらこんなよく分からない世界に召喚されてさ、そしてラッキーなことに穴守と旅できるようになったじゃん。俺すげー嬉しくてさ、毎日が本当に輝いて見えたんだよね。しかも俺はクラスメイトの中でも相当強い部類でさ、モンスターとかも今の所そんなに強くない。これだったら俺は穴守を守ることができるし、あわよくば俺の格好良いところ見せて穴守にアピールしようとか考えたんだ。穴守は全く気づいてくれなかったけど(苦笑い)。」

 「まぁそれでも良いかなって思ってたんだよね。まだ一年近く期限があるっぽいし、その間になんとか振り向かせることができればなーって感じで。...でも俺がそんな悠長なことを考えてたら穴守が他の男に初めてを奪われる事態になってさ...。なぁ穴守ぃ...分かるか?今の俺の気持ち?好きだった男が他の男に無理やり襲われて傷ものになってしまったって話を聞いた俺の気持ちが!分かるわけないよね!?」

 『月光ゲイその一』が良く分からない話を長々と語ってくる。好きな男とかいないから、お前の気持ちは多分一生分からないと思います。あとその話とこの状況が繋がる理由も良く分からない。というか何となく察しがつくから分かりたくないというのが正解か。

 「...別に良いんだ、今は俺の気持ちが分かってもらえなくても。でもさ、それは別としてどうしてもやっておかなくちゃいけないことがあるんだ...。それが何か分かる?」

 俺の中にあるセンサーがこの状況、流れは危険だと警報をけたたましく鳴り響かせている。分かるって言ったらやめてくれますか(現実逃避)?

 「やらなくちゃいけないこと、それはね...『浄化』だよ。汚らしい男どもに汚された穴守の体を俺のチンポから放たれる聖なる精子で浄化するんだよ...。穴守は何も心配する必要はないから、安心して俺に任せてくれれば良いんだよ。この前店で買った"スライム"だってちゃんとあるからさ...。」

 どうやら『月光ゲイその一』が闇堕ちしてしまったようだ。これがヤンホモか。完全に男賊に襲われた時と同じ流れになっている気がする。でも抗えない貧弱の俺のステータスが憎い。いやもう本当に憎い。

 そして『月光ゲイその一』がこの前の店で買った"スライム"を俺の尻の穴に突っ込んできた。そして数秒としない内にやつのチンポが俺の尻の穴へと侵入する。

  「アッーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

 俺は男賊に貫かれた時と同じ悲鳴を上げ、『月光ゲイその一』にも尻の穴を捧げることとなってしまった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

再婚相手の連れ子は、僕が恋したレンタル彼女。――完璧な義妹は、深夜の自室で「練習」を強いてくる

まさき
恋愛
「初めまして、お兄さん。これからよろしくお願いしますね」 父の再婚によって現れた義理の妹・水瀬 凛(みなせ りん)。 清楚なワンピースを纏い、非の打ち所がない笑顔で挨拶をする彼女を見て、僕は息が止まるかと思った。 なぜなら彼女は、僕が貯金を叩いて一度だけレンタルし、その圧倒的なプロ意識と可憐さに――本気で恋をしてしまった人気No.1レンタル彼女だったから。 学校では誰もが憧れる高嶺の花。 家では親も感心するほど「理想の妹」を演じる彼女。 しかし、二人きりになった深夜のキッチンで、彼女は冷たい瞳で僕を射抜く。 「……私の仕事のこと、親に言ったらタダじゃおかないから」 秘密を共有したことで始まった、一つ屋根の下の奇妙な生活。 彼女は「さらなるスキルアップ」を名目に、僕の部屋を訪れるようになる。 「ねえ、もっと本気で抱きしめて。……そんなんじゃ、次のデートの練習にならないでしょ?」 これは、仕事(レンタル)か、演技(家族)か、それとも――。 完璧すぎる義妹に翻弄され、理性が溶けていく10日間の物語。 『著者より』 もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。 https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/658724858

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

追放された検品係、最弱の蛇に正しく聞いたら鉱脈を掘り当てた ~この世界は精霊の使い方を間違えている~

Lihito
ファンタジー
精霊に「やれ」と言えば動く。この世界の全員がそう信じている。 レイドだけが違った。範囲を絞り、条件を決め、段階的に聞く。それだけで最弱の蛇は誰より正確に答える。——誰にも理解されず、追放された。 たどり着いた鉱山町で、国が雇った上位精霊が鉱脈探査に失敗し続けていた。高性能の鷹が毎回違う答えを返す。 原因は鷹じゃない。聞き方だ。 レイドは蛇一体で名乗り出る。

処理中です...