61 / 90
第2章 惑星カーニン編
17. ゲート破壊
しおりを挟む
急展開だ。何らかの方法で超越者が元の次元からゲートを操作しているとしか思えない。まずい! 超越者には神が束になっても叶わないとお義父様がおっしゃっていた。こちらの次元に来られたらアウトだろう。
<< 承知しました。ただちにロキ様とゲートに向かいます。>>
位置が分からないのでロキさんの後について瞬間移動することにする。瞬間移動したすぐ後ならどこに跳んだか分かるのだ。一度の瞬間移動では到達できないらしくロキさんは何度も瞬間移動を繰り返す。すでに私達の銀河系は遥か遠くに見えるだけになった。5回目くらいの瞬間移動で漸くゲートと呼ばれている物が見えた。何もない空間に巨大なリング状のものが光っている。ロキさん曰く時たま閃光が走るのは精霊さん達がゲートを破壊しようと攻撃している時の光らしい。精霊さん達の姿は良く見えないのだが魔力感知で確かに居るというのは分かる。攻撃する魔力も結構強い。これだけの攻撃で破壊できないのか。
私もさっそく精霊さん達に混じって攻撃したが、結界に簡単に弾かれてしまった。そうこうしている内にゲートの光が強くなってくる。超越者が魔力をチャージしているのだろう。満タンになれば超越者がやってきて終わりだ。そう思うと恐怖に身が竦む。でも今銀河系の皆を守れる神は私だけ。愛する息子タロウを守る為にも頑張らないと! 母は強いのだぞ! 自分を鼓舞し彗星・小惑星除去作業の時の要領で魔力を溜める、恥ずかしがっている場合ではないので呪文もちゃんと詠唱する。渾身の一撃だが、やはり結界は破れない。ますますゲートは輝きをましてくる。
そのときロキさんの念話が皆に飛んだ。
<< 全員トモミ殿にタイミングを合わせて同じ場所を集中攻撃しろ! トモミ殿ゲートの中央に攻撃を! >>
<<<<<<<<<< 了解! >>>>>>>>>>>
そうだよね。一ヶ所に攻撃を集中させれば威力も上がるはずだ、さすがロキさん! 希望を見出し再度魔力を溜める。
<< 行きます!!! >>
と合図して破壊魔法を放出する。精霊さん達も一斉に攻撃してくれる。結界が少したわむがそれだけだ。ゲートの光はますます強くなる、そろそろ魔力チャージが完了しそうな気がする。次が最後のチャンスに成るかもしれない。なんとか攻撃力を上げるしかない。ひとつ方法を思いついた。うまく行く保障は無いけれどダメ元だ。
私は胸の前で大きく両手を広げ、その間に巨大な魔力遮断結界の球体を作り出した。
<< 皆さん、この結界内に可能な限りの魔力を注いでください。>>
と精霊さん達に呼びかけ、同時に私も魔力を注ぐ。そう、一ヶ所に攻撃を集中するといってもどうしてもタイミングや位置がわずかにずれる。それに精霊さん達は私の様に何回分もの魔力を溜めてから攻撃しているわけではない。それなら一旦私の魔力遮断結界内に魔力を取り込んでから放出すればタイミングも位置もピッタリ一致させることができる。これでだめなら後は無い。私は思いっきり結界内に魔力を出す。さっきから何度も全力で魔力を使っている所為で、さすがにクラッとするのを気力で持ちこたえる。精霊さん達も私の意図を理解したのか、一斉に魔力を注いでくれている。まだだ、魔力遮断結界がもつギリギリまで溜めてやる。そう思っているが時間はどんどん経っていく、まだ魔力が足りないのが分かる。ゲートの光はピークに達し、ゲートの向こうに人影らしきものが見えた。超越者が来る!!! 心配だがこのままでやるしかない! その時突然リリ様の声がした。
<< トモミさん、もう少しだけ結界を保って! >>
リリ様の声が聞こえた途端結界内の魔力がグンと増えた。これ以上は魔力遮断結界がもたない。
<< 行きます!!! >>
と叫んでゲートに向かい一気に攻撃魔法を放出した。
気が付くと私はリリ様に抱えられていた。しばらく気を失っていた様だ。
<< トモミさん! 良くやってくれたわ!!! 大手柄よ!!! >>
いつにもなくリリ様が興奮しているのが分かる。あれ、こんなキャラだったっけ?
<< 分かる? ゲートを破壊しただけでなく超越者をやっつけたのよ!!! あなたは英雄よ!!! >>
<< えっ、嘘ですよね。超越者って信じられないくらい強いって。あんなもんでやっつけられるわけないですよね。>>
<< そう、超越者は強いわ。でもタイミングが良かったの。ちょうど超越者の魂が次元と次元の境目にある時にゲートを破壊したから、魂が次元で分断されてしまったの。超越者の魂は巨大だからゲートをくぐるのに時間が掛かってそれがあだになったのよ。さすがに魂を分断されたら超越者と言えど存在出来ない様ね。魂の片割れも消えてしまったわ。きっと超越者もそのことを恐れて、平和裏にゲートをくぐれるチャンスを待っていたんだわ。ゲートを破壊されそうになったから最後の手段に出たのよ! >>
いつも冷静なリリ様がひどく興奮している。超越者の恐怖を一番感じていたのはリリ様かもしれないな。超越者から逃れるために私の魂に憑依までしたわけだし。
<< そういえばリリ様がなぜここに? 銀河系から離れているから来られないはずでは? >>
私がそう言うとリリ様はニコリと笑った。
<< 後を見てごらんなさい。>>
振り返ると、遠くにあったはずの銀河系がすぐ近くまで迫っていた。そうかこの次元に来た時と同じ要領で銀河系ごとゲートの近くに瞬間移動したわけか。でもそれって、リリ様だけでなく中級神全員の協力が必要だったはずだ。あの短い時間で中級神全員に連絡を取ってくれたわけだ。
<< トモミ殿、わしからも礼を言わせてもらう。リリ殿の話では超越者とやらが来たらわしらもどうなっていたか分からんようじゃ。>>
<< いえ、精霊様達と力を合わせた結果ですよ。皆の勝利です。>>
見回すと、私達は100体くらいの精霊様に囲まれていた。人ではなく体と表現したのは人型ではないから。何というか輪郭がはっきりしない上に半透明だ。そこに居るのは分かるけど形は分からないと言えば良いか。ロキさんは精霊さん全員に召集を掛けたのだが、皆バラバラの場所に居たため超越者との戦闘(?)に間に合ったのはここに居る精霊さん達だけらしい。私は精霊さん達に頭を下げて、協力してもらったことについての礼を述べた。途端に半分くらいの精霊さん達が消えてしまった。亜空間に引っ込んだのだろうか? 怖がらせてしまった? そういえば魔力遮断結界を解除したままだった! あわてて結界を張り直す。
ロキさんが精霊さん達に解散を命じると、皆思い思いの方向に瞬間移動していった。ロキさんはこれからリリ様との会談の続きを行う様だ。それならばと私はロキさんにあるお願いを念話で伝えておいた。
<< 承知しました。ただちにロキ様とゲートに向かいます。>>
位置が分からないのでロキさんの後について瞬間移動することにする。瞬間移動したすぐ後ならどこに跳んだか分かるのだ。一度の瞬間移動では到達できないらしくロキさんは何度も瞬間移動を繰り返す。すでに私達の銀河系は遥か遠くに見えるだけになった。5回目くらいの瞬間移動で漸くゲートと呼ばれている物が見えた。何もない空間に巨大なリング状のものが光っている。ロキさん曰く時たま閃光が走るのは精霊さん達がゲートを破壊しようと攻撃している時の光らしい。精霊さん達の姿は良く見えないのだが魔力感知で確かに居るというのは分かる。攻撃する魔力も結構強い。これだけの攻撃で破壊できないのか。
私もさっそく精霊さん達に混じって攻撃したが、結界に簡単に弾かれてしまった。そうこうしている内にゲートの光が強くなってくる。超越者が魔力をチャージしているのだろう。満タンになれば超越者がやってきて終わりだ。そう思うと恐怖に身が竦む。でも今銀河系の皆を守れる神は私だけ。愛する息子タロウを守る為にも頑張らないと! 母は強いのだぞ! 自分を鼓舞し彗星・小惑星除去作業の時の要領で魔力を溜める、恥ずかしがっている場合ではないので呪文もちゃんと詠唱する。渾身の一撃だが、やはり結界は破れない。ますますゲートは輝きをましてくる。
そのときロキさんの念話が皆に飛んだ。
<< 全員トモミ殿にタイミングを合わせて同じ場所を集中攻撃しろ! トモミ殿ゲートの中央に攻撃を! >>
<<<<<<<<<< 了解! >>>>>>>>>>>
そうだよね。一ヶ所に攻撃を集中させれば威力も上がるはずだ、さすがロキさん! 希望を見出し再度魔力を溜める。
<< 行きます!!! >>
と合図して破壊魔法を放出する。精霊さん達も一斉に攻撃してくれる。結界が少したわむがそれだけだ。ゲートの光はますます強くなる、そろそろ魔力チャージが完了しそうな気がする。次が最後のチャンスに成るかもしれない。なんとか攻撃力を上げるしかない。ひとつ方法を思いついた。うまく行く保障は無いけれどダメ元だ。
私は胸の前で大きく両手を広げ、その間に巨大な魔力遮断結界の球体を作り出した。
<< 皆さん、この結界内に可能な限りの魔力を注いでください。>>
と精霊さん達に呼びかけ、同時に私も魔力を注ぐ。そう、一ヶ所に攻撃を集中するといってもどうしてもタイミングや位置がわずかにずれる。それに精霊さん達は私の様に何回分もの魔力を溜めてから攻撃しているわけではない。それなら一旦私の魔力遮断結界内に魔力を取り込んでから放出すればタイミングも位置もピッタリ一致させることができる。これでだめなら後は無い。私は思いっきり結界内に魔力を出す。さっきから何度も全力で魔力を使っている所為で、さすがにクラッとするのを気力で持ちこたえる。精霊さん達も私の意図を理解したのか、一斉に魔力を注いでくれている。まだだ、魔力遮断結界がもつギリギリまで溜めてやる。そう思っているが時間はどんどん経っていく、まだ魔力が足りないのが分かる。ゲートの光はピークに達し、ゲートの向こうに人影らしきものが見えた。超越者が来る!!! 心配だがこのままでやるしかない! その時突然リリ様の声がした。
<< トモミさん、もう少しだけ結界を保って! >>
リリ様の声が聞こえた途端結界内の魔力がグンと増えた。これ以上は魔力遮断結界がもたない。
<< 行きます!!! >>
と叫んでゲートに向かい一気に攻撃魔法を放出した。
気が付くと私はリリ様に抱えられていた。しばらく気を失っていた様だ。
<< トモミさん! 良くやってくれたわ!!! 大手柄よ!!! >>
いつにもなくリリ様が興奮しているのが分かる。あれ、こんなキャラだったっけ?
<< 分かる? ゲートを破壊しただけでなく超越者をやっつけたのよ!!! あなたは英雄よ!!! >>
<< えっ、嘘ですよね。超越者って信じられないくらい強いって。あんなもんでやっつけられるわけないですよね。>>
<< そう、超越者は強いわ。でもタイミングが良かったの。ちょうど超越者の魂が次元と次元の境目にある時にゲートを破壊したから、魂が次元で分断されてしまったの。超越者の魂は巨大だからゲートをくぐるのに時間が掛かってそれがあだになったのよ。さすがに魂を分断されたら超越者と言えど存在出来ない様ね。魂の片割れも消えてしまったわ。きっと超越者もそのことを恐れて、平和裏にゲートをくぐれるチャンスを待っていたんだわ。ゲートを破壊されそうになったから最後の手段に出たのよ! >>
いつも冷静なリリ様がひどく興奮している。超越者の恐怖を一番感じていたのはリリ様かもしれないな。超越者から逃れるために私の魂に憑依までしたわけだし。
<< そういえばリリ様がなぜここに? 銀河系から離れているから来られないはずでは? >>
私がそう言うとリリ様はニコリと笑った。
<< 後を見てごらんなさい。>>
振り返ると、遠くにあったはずの銀河系がすぐ近くまで迫っていた。そうかこの次元に来た時と同じ要領で銀河系ごとゲートの近くに瞬間移動したわけか。でもそれって、リリ様だけでなく中級神全員の協力が必要だったはずだ。あの短い時間で中級神全員に連絡を取ってくれたわけだ。
<< トモミ殿、わしからも礼を言わせてもらう。リリ殿の話では超越者とやらが来たらわしらもどうなっていたか分からんようじゃ。>>
<< いえ、精霊様達と力を合わせた結果ですよ。皆の勝利です。>>
見回すと、私達は100体くらいの精霊様に囲まれていた。人ではなく体と表現したのは人型ではないから。何というか輪郭がはっきりしない上に半透明だ。そこに居るのは分かるけど形は分からないと言えば良いか。ロキさんは精霊さん全員に召集を掛けたのだが、皆バラバラの場所に居たため超越者との戦闘(?)に間に合ったのはここに居る精霊さん達だけらしい。私は精霊さん達に頭を下げて、協力してもらったことについての礼を述べた。途端に半分くらいの精霊さん達が消えてしまった。亜空間に引っ込んだのだろうか? 怖がらせてしまった? そういえば魔力遮断結界を解除したままだった! あわてて結界を張り直す。
ロキさんが精霊さん達に解散を命じると、皆思い思いの方向に瞬間移動していった。ロキさんはこれからリリ様との会談の続きを行う様だ。それならばと私はロキさんにあるお願いを念話で伝えておいた。
0
あなたにおすすめの小説
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
幽閉王女と指輪の精霊~嫁いだら幽閉された!餓死する前に脱出したい!~
二階堂吉乃
恋愛
同盟国へ嫁いだヴァイオレット姫。夫である王太子は初夜に現れなかった。たった1人幽閉される姫。やがて貧しい食事すら届かなくなる。長い幽閉の末、死にかけた彼女を救ったのは、家宝の指輪だった。
1年後。同盟国を訪れたヴァイオレットの従兄が彼女を発見する。忘れられた牢獄には姫のミイラがあった。激怒した従兄は同盟を破棄してしまう。
一方、下町に代書業で身を立てる美少女がいた。ヴィーと名を偽ったヴァイオレットは指輪の精霊と助けあいながら暮らしていた。そこへ元夫?である王太子が視察に来る。彼は下町を案内してくれたヴィーに恋をしてしまう…。
王宮侍女は穴に落ちる
斑猫
恋愛
婚約破棄されたうえ養家を追い出された
アニエスは王宮で運良く職を得る。
呪われた王女と呼ばれるエリザベ―ト付き
の侍女として。
忙しく働く毎日にやりがいを感じていた。
ところが、ある日ちょっとした諍いから
突き飛ばされて怪しい穴に落ちてしまう。
ちょっと、とぼけた主人公が足フェチな
俺様系騎士団長にいじめ……いや、溺愛され
るお話です。
魔法使いとして頑張りますわ!
まるねこ
恋愛
母が亡くなってすぐに伯爵家へと来た愛人とその娘。
そこからは家族ごっこの毎日。
私が継ぐはずだった伯爵家。
花畑の住人の義妹が私の婚約者と仲良くなってしまったし、もういいよね?
これからは母方の方で養女となり、魔法使いとなるよう頑張っていきますわ。
2025年に改編しました。
いつも通り、ふんわり設定です。
ブックマークに入れて頂けると私のテンションが成層圏を超えて月まで行ける気がします。m(._.)m
Copyright©︎2020-まるねこ
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
【完結】花咲く手には、秘密がある 〜エルバの手と森の記憶〜
ソニエッタ
ファンタジー
森のはずれで花屋を営むオルガ。
草花を咲かせる不思議な力《エルバの手》を使い、今日ものんびり畑をたがやす。
そんな彼女のもとに、ある日突然やってきた帝国騎士団。
「皇子が呪いにかけられた。魔法が効かない」
は? それ、なんでウチに言いに来る?
天然で楽天的、敬語が使えない花屋の娘が、“咲かせる力”で事件を解決していく
―異世界・草花ファンタジー
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】
iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる