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第7話 偽りの婚約、始まる契約
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週明けの朝。東雲瑠衣は、部署の共有フォルダに届いた一通のメールを見て固まった。
件名「九条ホールディングス共同プロジェクト新体制について」。
開くと、一行目にこう書かれていた。
――九条グループ代表補佐・九条悠真氏が、当面の間新体制の監督責任者として常駐予定。
「常駐……?」思わずつぶやく声が洩れた。
つまり、彼がしばらく同じビルの中にいるということ。
胸の奥に走る緊張と、どこか期待のようなざわめき。まるで心が二つに割れてしまったみたいだった。
一方で、社内の空気は早くもざわついていた。
「九条さん、今日から来るって本当?」
「マジで?本社の御曹司が毎日顔出すとか、異例じゃない?」
「東雲さん、あなたのチームでしょ?すごいじゃん!」
周囲の視線が集まるなか、瑠衣は苦笑で誤魔化すしかなかった。
ふと、後輩の佐伯が心配そうに囁く。
「……大丈夫ですか?また変な噂たったりしませんかね」
「気にしない。やるべきことをやれば、誰も何も言えないから」
そう言い切ったが、胸の奥は少しだけざらついていた。
午前十時。会議室のドアが開き、九条悠真が入ってきた。
周囲が自然とざわめきを止める。
黒のスーツに控えめなネクタイ、表情はいつも通り穏やかで、どこか柔らかな気品を纏っている。
「おはようございます。本日より、こちらのプロジェクトに直接関わる形となりました。短い期間ですが、よろしくお願いします」
たったそれだけの挨拶で空気が変わる。
静寂の中で彼の声だけが鮮やかに響いた。
瑠衣の胸にも、なぜか温かいものが広がった。
午後には資料確認があり、彼と並んで作業をする時間ができた。
オフィスの一画、ガラス張りの小さなミーティングスペース。
「緊張してませんか?」と笑いながら、九条がファイルを差し出す。
「してますよ。みんなの視線、すごいです」
「ええ。あなたと私が並ぶだけで、何か特別に見えるみたいですね」
「……本当にそのとおりです」
「ではいっそ、特別なものにしてしまいましょうか」
突然の言葉に、ペンを持つ手が止まる。
「え?」
彼はごく自然な調子で言った。
「実は、先ほど本社の役員会で問題がありました。どうやら、一部の競合他社が“私が女性社員に接近して内情を探っている”という噂を流しているらしい」
「……そんな根拠のないこと」
「そう。でも放置できない。だから、逆に利用します」
彼の言葉の意味が飲み込めず、瑠衣は眉を寄せた。
「利用って?」
「あなたと私が、すでに“個人的な関係にある”という建前を作るんです。つまり、正式な“婚約者”という形を」
言葉を失った。
「婚約……って」
「もちろん、偽りのものです。あくまで世間向けの対策。期間はプロジェクト終了まで。あなたには同意を得たうえで、きちんと契約書を作成します」
「なぜ、私なんですか」
「あなたが信頼できる人だからです。それに……あなたがいれば、私の側に誰が付いても何も言えない」
目を逸らせなくなるほどの真っ直ぐな視線。
優しいのに、どこか熱を帯びている。
「冗談じゃないんですか?」
「冗談なら、こんなタイミングで言いません」
沈黙が流れた。
頭では理解している。彼は立場を守ろうとしているだけ。
それでも、“婚約者”という言葉が耳の奥に残り、心臓の鼓動が速くなる。
「……考えさせてください」
「もちろん。急かすつもりはありません」
会議室を出るときも、周囲の視線を感じた。
まるで二人の関係を探るような、くすぶったざわめき。
* * *
夜、自宅。机の上には彼から受け取った資料封筒。
中身は「仮契約書(婚約関係に関する報道防衛対策)」――本当に正式な書類だった。
法務部の印まで押されていて、条件欄には「期間3ヶ月」「報酬支給」「名義上の婚約」「実際の私的関係を持たない」と明記されている。
本気なのだ。
迷いが胸を覆う。
スマホが震えた。画面には九条の名前。
『先ほどの件、急ぎません。あなたの意思を尊重します。ただ、あなたを巻き込みたくない気持ちは本当です』
その文面を何度も読み返す。
――巻き込みたくない、けれど、信頼している。
その微妙な言葉の隙間に、彼の優しさが透けて見えた。
「どうしたらいいの……」小さく呟く。
だけど、自分の中ではもう答えが出かけている気がした。
この人を支えたい。今度は誰かのために力になりたい。
翌朝、オフィスの扉を開けると、またざわめきが起きた。
「見た?ニュースサイト!」
「九条グループの悠真さん、婚約報道出てる!」
嫌な予感がしてスマホを開く。
画面には“九条ホールディングス次期社長候補、婚約者は一般女性の東雲瑠衣氏”の文字。
――もう出てしまった。
混乱する中、九条本人からメッセージが届く。
『申し訳ない。記者の動きが早かった。詳細は後ほど説明します』
彼のオフィスへと向かう途中、廊下のざわめきが遠くに感じた。
扉を開けると、彼は静かに立ち上がった。
「……ごめんなさい。先に出てしまいました」
「いえ、驚きましたけど……」
「本来、報道に出す前に正式な同意をもらうつもりでした。ただ、私が少し動くのが遅かった」
彼は深く頭を下げた。
御曹司でありながら、誠実に謝るその姿に、言葉が詰まる。
「あなたに迷惑がかかると思います。望むならすぐに訂正します」
「いえ……訂正しなくていいです」
「……東雲さん?」
「大丈夫です。私、やります。この契約……偽りでも、あなたの力になりたい」
九条の目がわずかに揺れ、やがて穏やかな光を帯びる。
「ありがとう。……ただの建前なのに、救われます」
二人のあいだに、静かな時間が流れた。
外の光がカーテンの隙間から差し込み、机上のファイルに淡い輝きを落とす。
「じゃあ、改めて」九条が手を差し出した。
「この一時的な婚約――契約成立ですね」
「……はい。よろしくお願いします」
握られた掌が、ほんの少しだけ熱かった。
これが“偽りの婚約”の始まり。
けれど、胸の奥では誰にも見えない炎が確かに灯っていた。
(続く)
件名「九条ホールディングス共同プロジェクト新体制について」。
開くと、一行目にこう書かれていた。
――九条グループ代表補佐・九条悠真氏が、当面の間新体制の監督責任者として常駐予定。
「常駐……?」思わずつぶやく声が洩れた。
つまり、彼がしばらく同じビルの中にいるということ。
胸の奥に走る緊張と、どこか期待のようなざわめき。まるで心が二つに割れてしまったみたいだった。
一方で、社内の空気は早くもざわついていた。
「九条さん、今日から来るって本当?」
「マジで?本社の御曹司が毎日顔出すとか、異例じゃない?」
「東雲さん、あなたのチームでしょ?すごいじゃん!」
周囲の視線が集まるなか、瑠衣は苦笑で誤魔化すしかなかった。
ふと、後輩の佐伯が心配そうに囁く。
「……大丈夫ですか?また変な噂たったりしませんかね」
「気にしない。やるべきことをやれば、誰も何も言えないから」
そう言い切ったが、胸の奥は少しだけざらついていた。
午前十時。会議室のドアが開き、九条悠真が入ってきた。
周囲が自然とざわめきを止める。
黒のスーツに控えめなネクタイ、表情はいつも通り穏やかで、どこか柔らかな気品を纏っている。
「おはようございます。本日より、こちらのプロジェクトに直接関わる形となりました。短い期間ですが、よろしくお願いします」
たったそれだけの挨拶で空気が変わる。
静寂の中で彼の声だけが鮮やかに響いた。
瑠衣の胸にも、なぜか温かいものが広がった。
午後には資料確認があり、彼と並んで作業をする時間ができた。
オフィスの一画、ガラス張りの小さなミーティングスペース。
「緊張してませんか?」と笑いながら、九条がファイルを差し出す。
「してますよ。みんなの視線、すごいです」
「ええ。あなたと私が並ぶだけで、何か特別に見えるみたいですね」
「……本当にそのとおりです」
「ではいっそ、特別なものにしてしまいましょうか」
突然の言葉に、ペンを持つ手が止まる。
「え?」
彼はごく自然な調子で言った。
「実は、先ほど本社の役員会で問題がありました。どうやら、一部の競合他社が“私が女性社員に接近して内情を探っている”という噂を流しているらしい」
「……そんな根拠のないこと」
「そう。でも放置できない。だから、逆に利用します」
彼の言葉の意味が飲み込めず、瑠衣は眉を寄せた。
「利用って?」
「あなたと私が、すでに“個人的な関係にある”という建前を作るんです。つまり、正式な“婚約者”という形を」
言葉を失った。
「婚約……って」
「もちろん、偽りのものです。あくまで世間向けの対策。期間はプロジェクト終了まで。あなたには同意を得たうえで、きちんと契約書を作成します」
「なぜ、私なんですか」
「あなたが信頼できる人だからです。それに……あなたがいれば、私の側に誰が付いても何も言えない」
目を逸らせなくなるほどの真っ直ぐな視線。
優しいのに、どこか熱を帯びている。
「冗談じゃないんですか?」
「冗談なら、こんなタイミングで言いません」
沈黙が流れた。
頭では理解している。彼は立場を守ろうとしているだけ。
それでも、“婚約者”という言葉が耳の奥に残り、心臓の鼓動が速くなる。
「……考えさせてください」
「もちろん。急かすつもりはありません」
会議室を出るときも、周囲の視線を感じた。
まるで二人の関係を探るような、くすぶったざわめき。
* * *
夜、自宅。机の上には彼から受け取った資料封筒。
中身は「仮契約書(婚約関係に関する報道防衛対策)」――本当に正式な書類だった。
法務部の印まで押されていて、条件欄には「期間3ヶ月」「報酬支給」「名義上の婚約」「実際の私的関係を持たない」と明記されている。
本気なのだ。
迷いが胸を覆う。
スマホが震えた。画面には九条の名前。
『先ほどの件、急ぎません。あなたの意思を尊重します。ただ、あなたを巻き込みたくない気持ちは本当です』
その文面を何度も読み返す。
――巻き込みたくない、けれど、信頼している。
その微妙な言葉の隙間に、彼の優しさが透けて見えた。
「どうしたらいいの……」小さく呟く。
だけど、自分の中ではもう答えが出かけている気がした。
この人を支えたい。今度は誰かのために力になりたい。
翌朝、オフィスの扉を開けると、またざわめきが起きた。
「見た?ニュースサイト!」
「九条グループの悠真さん、婚約報道出てる!」
嫌な予感がしてスマホを開く。
画面には“九条ホールディングス次期社長候補、婚約者は一般女性の東雲瑠衣氏”の文字。
――もう出てしまった。
混乱する中、九条本人からメッセージが届く。
『申し訳ない。記者の動きが早かった。詳細は後ほど説明します』
彼のオフィスへと向かう途中、廊下のざわめきが遠くに感じた。
扉を開けると、彼は静かに立ち上がった。
「……ごめんなさい。先に出てしまいました」
「いえ、驚きましたけど……」
「本来、報道に出す前に正式な同意をもらうつもりでした。ただ、私が少し動くのが遅かった」
彼は深く頭を下げた。
御曹司でありながら、誠実に謝るその姿に、言葉が詰まる。
「あなたに迷惑がかかると思います。望むならすぐに訂正します」
「いえ……訂正しなくていいです」
「……東雲さん?」
「大丈夫です。私、やります。この契約……偽りでも、あなたの力になりたい」
九条の目がわずかに揺れ、やがて穏やかな光を帯びる。
「ありがとう。……ただの建前なのに、救われます」
二人のあいだに、静かな時間が流れた。
外の光がカーテンの隙間から差し込み、机上のファイルに淡い輝きを落とす。
「じゃあ、改めて」九条が手を差し出した。
「この一時的な婚約――契約成立ですね」
「……はい。よろしくお願いします」
握られた掌が、ほんの少しだけ熱かった。
これが“偽りの婚約”の始まり。
けれど、胸の奥では誰にも見えない炎が確かに灯っていた。
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