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第1話 過去が私を呼び戻した
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雨音が、静かに屋敷の外壁を叩いていた。
伯爵家の舞踏室の片隅、控室の鏡の前で、リリアーナ・エルヴェールは震える手でティアラを外した。煌めいていた銀細工にはもう、ひとかけらの輝きもなかった。
「リリアーナ嬢、これで正式に婚約破棄が成立したことになります」
淡々とした声が、背後から聞こえた。
彼女の婚約者だったはずのエドモンド公爵子息。その瞳に宿るのは、冷たい軽蔑だった。
彼の腕には別の令嬢――侯爵家の令嬢セレナが優しく寄り添っている。
その姿は、まるで勝者と敗者を明白に示す寓話の一場面のようだった。
「……そう。これで、すべて終わりなのね」
リリアーナはゆっくりと息を吸い込み、震えないようにと自分の声を整えた。
泣いてはいけない。泣けば、彼らの思う壺。わかっていても、胸の奥が軋むように痛かった。
「君の浅ましい策略はもう皆の知るところだ。伯爵家の名に泥を塗るとは、情けない」
「そうですよ、リリアーナ様。あなたが陰で私を陥れようとしていたなんて……本当に恐ろしい方ですわ」
セレナの涼やかな声には、偽りの涙が混じっていた。
この一ヶ月、彼女が周囲に広めた根も葉もない噂のせいで、リリアーナの評判は地に落ちた。
けれど、誰一人としてリリアーナの無実を信じようとはしなかった。
父も母も、真実を確かめようともせず、曖昧な沈黙を選んだ。
すべての扉が閉ざされ、居場所がなくなった瞬間、リリアーナの心は静かに息を潜めた。
「……ええ、わかりました。これでお別れです」
涙をこらえ、背を向けた。ドレスの裾が床を滑る音だけが、重く響く。
扉の向こうに踏み出した瞬間、突然視界が白く霞んだ。
ふらついた身体が壁にぶつかり、リリアーナはその場に崩れ落ちた。
胸の奥に焼けるような痛みが走り、息ができない。
苦しくて、でも終わっていく安堵もあった。
――もういい。これで、すべて終われる。
最後に見たのは、扉の隙間から覗くエドモンドの驚いた表情。
冷たい大理石の床が近づいて、世界が暗転した。
***
目を開けたとき、眩しい光が頬を照らした。
鳥のさえずり、柔らかなシーツの感触。
痛みはどこにもなく、代わりに温かな日差しが差し込んでいる。
「……ここは?」
上体を起こすと、見慣れたはずの天蓋が視界に映った。
だが、それは三年前に改修する前のもの――深紅の刺繍の天幕だった。
息を呑む。
そんなはずはない。
だって、あの刺繍は、彼女が婚約祝賀の前日に選んで取り替えさせたものだ。
「お嬢様、やっとお目覚めになられましたのね!」
部屋に入ってきたのは、幼い顔の侍女ミリア。
リリアーナの侍女としてずっと仕えてきたが、数年前の病で亡くなったはずだった。
しかし、今、彼女は元気そうに微笑んでいる。
「ミリア……?あなた……生きてるの?」
「い、生きてる?お嬢様、どうなさったんです?少し熱でも?」
ミリアは慌てて額に手を当て、首を傾げた。
その仕草が、懐かしくて胸が痛くなった。
夢だろうか。それとも死後の幻か。
そう考えているうちに、机の上のカレンダーが目に入った。
『リル暦621年の春』――それは、婚約破棄事件の三年前。
婚約が発表され、まだエドモンドが優しかったころの年月だった。
「……戻ったのね。時間が、三年前に」
唇から自然にその言葉が漏れ出た。頬を伝う涙は、悲しみではなく、確かな実感のしるし。
運命がもう一度、彼女に機会をくれたのだ。
「お嬢様?本当に大丈夫ですか?」
ミリアの心配げな声に、リリアーナは微笑みを返した。
「ええ、大丈夫よ、ミリア。……少し長い夢を見ていたの」
鏡の前に立つと、そこにはかつての若い自分が映っていた。
目元にまだ翳りのない、あどけない表情。
この顔があの惨劇へ向かうのだと思うと、寒気がした。
けれど同時に、熱いものが胸の奥で灯る。
もう二度と、同じ過ちは繰り返さない。
そう誓いながら、リリアーナは両の手をぎゅっと握りしめた。
***
午前中のティーサロンでは、父母とともに朝食の席が整えられていた。
父のマルセル伯爵は穏やかだが決して強く出ない性格で、母のカトリーヌ伯爵夫人は社交を何より重んじる人。
この二人が、あの時もセレナとエドモンドの言葉を信じた。
そのときの悔しさが、喉の奥に蘇った。
「おはようございます。具合はもうよろしいの?」
母が微笑んで聞いてくる。
リリアーナはカップを持つ手を安定させて、ゆっくり答えた。
「ええ、おかげさまで。体調もすっかり戻りました」
以前の自分なら、震える声で言い訳していたかもしれない。
だが今は違う。彼らの態度の裏に隠された打算すら、痛いほど理解している。
母の笑顔は社交としての仮面であり、父の沈黙は領地経営と名誉を守るための逃避だ。
けれど責めるつもりはなかった。
ただ、もう彼らに支配されない娘になろうと心に決める。
「リリアーナ、来週の晩餐会にはエドモンド公爵子息も来られるそうだ。仲良くするといい」
――その名前を聞いた瞬間、スプーンを持つ手が止まった。
胸がわずかに締めつけられる。
彼の微笑みも、裏切りの言葉も、あまりに鮮明に記憶に刻まれている。
けれどリリアーナは穏やかに微笑んだ。
「そうですの。ぜひご挨拶させていただきますわ」
母が満足げに頷き、父が新聞へ視線を戻す。
リリアーナの笑顔の裏で、心の奥が冷たく光っていた。
エドモンドたちが仕掛けてくる筋書きは、もう全部知っている。
今度はその物語を、私が書き換える番。
***
部屋へ戻ると、窓辺の外では春の風が花びらを舞わせていた。
リリアーナは机に向かい、紙を引き寄せる。
筆先がゆっくりと動き、最初に書かれたのは一行の文字。
『過去は変えられない。けれど未来は、誰にも奪わせない。』
ペンを置いて深く息を吐いた。
その瞬間、胸の奥に、ふと優しい声が蘇った。
――リリアーナ、君は強い人だよ。
それは、かつて彼女をかばい、セレナの陰謀で失脚した青年、宰相補佐官アランの声だった。
唯一、最後まで自分を信じてくれた人。
もし再び出会えるのなら、今度こそ彼の手を離さない。
心の中で、そっとそう呟いた。
カーテンの隙間から差し込む光が、机の上の封蝋を照らす。
それは「婚約破棄届」に使われたあの赤い紋章――公爵家の印。
指先でなぞり、微笑んだ。
「さて……次は、あなたの番よ。エドモンド。」
リリアーナ・エルヴェールの第二の人生が、静かに幕を開けた。
(第1話 了)
伯爵家の舞踏室の片隅、控室の鏡の前で、リリアーナ・エルヴェールは震える手でティアラを外した。煌めいていた銀細工にはもう、ひとかけらの輝きもなかった。
「リリアーナ嬢、これで正式に婚約破棄が成立したことになります」
淡々とした声が、背後から聞こえた。
彼女の婚約者だったはずのエドモンド公爵子息。その瞳に宿るのは、冷たい軽蔑だった。
彼の腕には別の令嬢――侯爵家の令嬢セレナが優しく寄り添っている。
その姿は、まるで勝者と敗者を明白に示す寓話の一場面のようだった。
「……そう。これで、すべて終わりなのね」
リリアーナはゆっくりと息を吸い込み、震えないようにと自分の声を整えた。
泣いてはいけない。泣けば、彼らの思う壺。わかっていても、胸の奥が軋むように痛かった。
「君の浅ましい策略はもう皆の知るところだ。伯爵家の名に泥を塗るとは、情けない」
「そうですよ、リリアーナ様。あなたが陰で私を陥れようとしていたなんて……本当に恐ろしい方ですわ」
セレナの涼やかな声には、偽りの涙が混じっていた。
この一ヶ月、彼女が周囲に広めた根も葉もない噂のせいで、リリアーナの評判は地に落ちた。
けれど、誰一人としてリリアーナの無実を信じようとはしなかった。
父も母も、真実を確かめようともせず、曖昧な沈黙を選んだ。
すべての扉が閉ざされ、居場所がなくなった瞬間、リリアーナの心は静かに息を潜めた。
「……ええ、わかりました。これでお別れです」
涙をこらえ、背を向けた。ドレスの裾が床を滑る音だけが、重く響く。
扉の向こうに踏み出した瞬間、突然視界が白く霞んだ。
ふらついた身体が壁にぶつかり、リリアーナはその場に崩れ落ちた。
胸の奥に焼けるような痛みが走り、息ができない。
苦しくて、でも終わっていく安堵もあった。
――もういい。これで、すべて終われる。
最後に見たのは、扉の隙間から覗くエドモンドの驚いた表情。
冷たい大理石の床が近づいて、世界が暗転した。
***
目を開けたとき、眩しい光が頬を照らした。
鳥のさえずり、柔らかなシーツの感触。
痛みはどこにもなく、代わりに温かな日差しが差し込んでいる。
「……ここは?」
上体を起こすと、見慣れたはずの天蓋が視界に映った。
だが、それは三年前に改修する前のもの――深紅の刺繍の天幕だった。
息を呑む。
そんなはずはない。
だって、あの刺繍は、彼女が婚約祝賀の前日に選んで取り替えさせたものだ。
「お嬢様、やっとお目覚めになられましたのね!」
部屋に入ってきたのは、幼い顔の侍女ミリア。
リリアーナの侍女としてずっと仕えてきたが、数年前の病で亡くなったはずだった。
しかし、今、彼女は元気そうに微笑んでいる。
「ミリア……?あなた……生きてるの?」
「い、生きてる?お嬢様、どうなさったんです?少し熱でも?」
ミリアは慌てて額に手を当て、首を傾げた。
その仕草が、懐かしくて胸が痛くなった。
夢だろうか。それとも死後の幻か。
そう考えているうちに、机の上のカレンダーが目に入った。
『リル暦621年の春』――それは、婚約破棄事件の三年前。
婚約が発表され、まだエドモンドが優しかったころの年月だった。
「……戻ったのね。時間が、三年前に」
唇から自然にその言葉が漏れ出た。頬を伝う涙は、悲しみではなく、確かな実感のしるし。
運命がもう一度、彼女に機会をくれたのだ。
「お嬢様?本当に大丈夫ですか?」
ミリアの心配げな声に、リリアーナは微笑みを返した。
「ええ、大丈夫よ、ミリア。……少し長い夢を見ていたの」
鏡の前に立つと、そこにはかつての若い自分が映っていた。
目元にまだ翳りのない、あどけない表情。
この顔があの惨劇へ向かうのだと思うと、寒気がした。
けれど同時に、熱いものが胸の奥で灯る。
もう二度と、同じ過ちは繰り返さない。
そう誓いながら、リリアーナは両の手をぎゅっと握りしめた。
***
午前中のティーサロンでは、父母とともに朝食の席が整えられていた。
父のマルセル伯爵は穏やかだが決して強く出ない性格で、母のカトリーヌ伯爵夫人は社交を何より重んじる人。
この二人が、あの時もセレナとエドモンドの言葉を信じた。
そのときの悔しさが、喉の奥に蘇った。
「おはようございます。具合はもうよろしいの?」
母が微笑んで聞いてくる。
リリアーナはカップを持つ手を安定させて、ゆっくり答えた。
「ええ、おかげさまで。体調もすっかり戻りました」
以前の自分なら、震える声で言い訳していたかもしれない。
だが今は違う。彼らの態度の裏に隠された打算すら、痛いほど理解している。
母の笑顔は社交としての仮面であり、父の沈黙は領地経営と名誉を守るための逃避だ。
けれど責めるつもりはなかった。
ただ、もう彼らに支配されない娘になろうと心に決める。
「リリアーナ、来週の晩餐会にはエドモンド公爵子息も来られるそうだ。仲良くするといい」
――その名前を聞いた瞬間、スプーンを持つ手が止まった。
胸がわずかに締めつけられる。
彼の微笑みも、裏切りの言葉も、あまりに鮮明に記憶に刻まれている。
けれどリリアーナは穏やかに微笑んだ。
「そうですの。ぜひご挨拶させていただきますわ」
母が満足げに頷き、父が新聞へ視線を戻す。
リリアーナの笑顔の裏で、心の奥が冷たく光っていた。
エドモンドたちが仕掛けてくる筋書きは、もう全部知っている。
今度はその物語を、私が書き換える番。
***
部屋へ戻ると、窓辺の外では春の風が花びらを舞わせていた。
リリアーナは机に向かい、紙を引き寄せる。
筆先がゆっくりと動き、最初に書かれたのは一行の文字。
『過去は変えられない。けれど未来は、誰にも奪わせない。』
ペンを置いて深く息を吐いた。
その瞬間、胸の奥に、ふと優しい声が蘇った。
――リリアーナ、君は強い人だよ。
それは、かつて彼女をかばい、セレナの陰謀で失脚した青年、宰相補佐官アランの声だった。
唯一、最後まで自分を信じてくれた人。
もし再び出会えるのなら、今度こそ彼の手を離さない。
心の中で、そっとそう呟いた。
カーテンの隙間から差し込む光が、机の上の封蝋を照らす。
それは「婚約破棄届」に使われたあの赤い紋章――公爵家の印。
指先でなぞり、微笑んだ。
「さて……次は、あなたの番よ。エドモンド。」
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(第1話 了)
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