眠れない夜に

弥生

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眠気覚まし

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ポタッ

ポタッ


ポタッ


定期的に落ちる水滴とゆるやかに漂うコーヒーの匂い。

「はぁ~、つかれたぁ」



煙が立ち上るのをぼんやりと眺める。

今日は休日。

ツキはソーサーを取り外しコーヒーを口に含む。


「いい朝だなぁ。」



休日特有の穏やかな空気に身を任せ思考を泳がせる。

余裕のあるときならば今週の失敗など笑い話だ。



少しずつクリアになる頭に比例するように外が明るくなっていく。

真っ暗だった空はあっという間に染まりあがり、太陽は今日も元気に回り出す。


今日も私を急かしている。



眩しさに目を細めると細い月が取り残されていた。



夜の象徴は昼のなかでは心もとない。

「私と一緒。」




さて、今日は何をしようか。

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