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投資はコツコツ続ける地味な作業だ
筋肉冒険者会議 【冒険者視点】
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中級ダンジョンの目の前には大きなギルドがある。
この施設は移民の登録から魔石の売買、更に飲食や宿の機能も備える役所と生活のライフラインを供給する場にもなっている。
受付カウンターの前はホールのように広く、丸いテーブルと椅子が無数に並び、冒険から帰った冒険者の憩いの場ともなっているのだ。
多くの冒険者がダンジョンに向かって行くジュンの背中を見送る。
そして中級ダンジョンの周りにはにょきにょきと建物が立ち、昨日と景色が変わっていく。
しかもジュンは受付のお姉さんとよく分からない【株】の話をしていた。
『また魔石を持ってくる』だとか、『もっと発展が必要だ』と話すジュンの言葉に聞き耳を立てていたのだ。
内政の英雄が動き、その後建物が無数に立ち中級ダンジョン周辺の景色を変えていく。
冒険者は理解は出来ずともとてつもない事が行われている事実を察したのだ。
ジュンが立ち去ると同時に冒険者は受付のお姉さんに話を聞きに行く。
「なあ、何があったか教えてくれねえか?」
「何、と、言われましても。ただジュン様は株式投資をしているだけですよ」
「投資?いやいや、おかしいだろ!投資しているだけで内政の英雄の幹部、最強の錬金術師ラビイが動いてるってのか?」
「そうだぜ、ラビイが魔石を使って建物を一気に建てているのはみんな見ているんだ。俺はそれを見て鳥肌が立ったぜ。また何か起こってるってな。内政の英雄がまた何かしてるって、俺の直感が囁いてくるぜ。何度も何度も!何度もよお!」
「やめねえかお前たち。レディを囲んで威圧するのは、マナー違反だぜ」
「「旦那!」」
旦那はマッチョで体が大きく坊主の為威圧感があるが、面倒見がよく、冒険者からは慕われている。
体が大きいだけではなく声がよく通り、腹に響くような低音の声色でゆっくりと話す。
旦那が普通に話をするだけで意味不明の説得力を感じさせるのだ。
「だがよお、旦那は気にならねえのか!」
「何かが起きているぜ!」
「お前たちの言いたいことは分かる。だがレディを取り囲むのは駄目だろ。おっと、役者が揃ったようだぜ」
「うむー。ここが新しいギルドであるか」
「「マッスル・アイアン子爵!!」」
「おや、皆さんおそろいのようですなあ。どうされたのですかな?」
「「マッチョ隊の隊長!ウサット!」」
「おいおいおいおい!俺は夢でも見てんのか!あの伝説の筋肉腕相撲と同じで、マッチョ3強が揃いやがったぜ!」
周りのマッチョが驚愕する。
「むう?4強の間違いであろう。ジュン殿が居ない」
「マッスル卿、それ以上の発言はお控えください」
「うむ、そうであったな。何でもない」
「な、何でもないわけがねえぜ!内政の英雄はマッチョ力も持っているって言うのか!内政の英雄は一体何なんだ!頭がおかしくなっちいそうだぜ!」
周りがざわつく。
「うむ、皆さん多くの疑問を抱えているようです。どうでしょう?筋肉会議をここで開いては?」
「うむ、異議なしであーる」
「皆落ち着かないようだ。俺も参加するぜ」
旦那・マッスル・ウサットが丸いテーブルを囲んで座る。
でかい3人が座るとテーブルが小さく見える。
周りを囲むように、冒険者が集まる。
その事で更に冒険者が集まり、受付カウンターの隅は人が群がった。
「まず最初に言っておきますが答えるのはあくまで答えられる範囲となります。よろしいですな?」
一見柔らかい口調のウサットだが、異様な迫力を感じ、周りの者は息を呑んだ。
「まず開示できる情報から出しましょう。ジュン殿は株式投資をしております。今ダンジョンで魔石を集め、この中級ダンジョンの周りを発展させる為、冒険者の皆さんの生活を安定させるために動いております」
「ま、待ってくれ!株式投資が分からねえ」
「なるほど、株式投資の前に今の会社について説明します。今の会社は、個人経営の場合、事業主の資金で会社をやりくりします。そして事業がうまくいかなくなればその会社はつぶれます。ここまではよろしいですかな?」
ウサットが周りを見渡し、意見が無い事を確認する。
「では次に株式投資ですが、株式は株券を持った者が会社のオーナーとなり、株券を通じて資金を出します。会社が潰れた場合、その株券は紙くずとなります。つまり、会社が潰れた場合の責任を株券の持ち主が負う事となります」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!それじゃあ、無能な社長が会社を潰したらどうなるんだ?」
「株券は紙くずに変わります。株券を買った資金をオーナーは失うのです」
「うむー。それでは内政の英雄殿が責任を負いすぎではないか?」
「確かに危険は大きいですな。ですが、株券を持っており、会社が発展した場合はどうでしょう?会社が発展すれば、定期的にオーナーにお金が支払われる仕組みとなっているのです。そして皆が買いたがる株券の価格は上がっていきます」
「わからねえ。どうして内政の英雄はそういうまどろっこしい手を使うんだ?」
ウサットが目を見開いた。
「ジュン様は言っておられました。発展を加速したいと」
「まだ分からねえ。もっと詳しく言ってくれねえか?」
「普通の会社の場合、そうですな。パン屋にしましょう。
評判の良いパン屋を営む家族があったとします。
評判のパン屋でいつも行列が起きています。
ですが普通の会社の場合は店の規模を大きくするには数年、いや、数十年かかるでしょう。
それまでの間、作れるパンの数は少なく、お客様を毎日並ばせて待たせる事になります
ですがもしジュン様が株式投資で一気にその家族の居る会社に資金を投入したとしたらどうでしょう?
その家族は一気に店舗を拡張、もしくは2号店を作ります。
そうする事で従業員を雇い入れ、新たな雇用が生まれますな。
それだけではなく、今まで並んで待っていたパン屋の行列は無くなり、皆がおいしいパンを並ばずに買えるようになります」
「おいおいおい!今新しいパン屋が出来ている!そして今までのパン屋が改装工事をしている」
「そ、そういう事か!俺のパーティーではダンジョンに行くときに誰かが早く起きてパン屋に並んでた!」
「私もいつも並んでたわ!午後しかダンジョンに行けないのよ!」
「ジュン様はそのような事を10、いえ、100回以上繰り返そうとしています」
「そうなったら、この街はすぐに発展するぜ!」
「意味が分かったわ!」
「だが、もしスタンピードが起きたら建物は滅茶苦茶になる」
ウサットはほほ笑みつつ言った。
「それも承知の上で、この中級ダンジョンの周りを発展させようとしています。ジュン様とはそういう方なのです」
皆が驚愕した。
場は静寂に包まれた。
旦那・ウサット・マッスルの言う言葉の説得力は半端ないのだ。
だが突如静寂は破られる。
ラビットパンの店員たちがギルドに勢い良く入ってきた。
そして受付のお姉さんを取り囲む。
「ジュン様の投資した株式を返すだよ!」
「急に新しい店を与えられて、働きやすくなった!更に給金がきゅうに上がったんだ!すぐジュン様に返したい!」
「えーと、株式はそういうものではないんです。それと、ジュン様の経営方針で、建物の返済が終わるまで一切株式の配当は行われない事になっています」
「そ、そんな!じゃあどうやって返していけばいいだよ!」
「お困りのようですな」
「ウサットさん!おらジュン様に恩を返したくて金を持ってきただ!でも受け取って貰えねえだよ!」
「話は分かりました。株式の説明をさせて頂きます」
「……というわけです。それと投資資金はすべてジュン様個人の働きで生み出したものです。私が受け取ることも出来ませんな」
「く!それじゃ俺達はジュン様に何も返せないのか!?」
「ジュン様は何も受け取ってくれない!おら達だけ豊かになってジュン様に何も返せねえのは苦しいだ!」
パン屋の店員がその場に崩れ落ちる。
「おいおい!道はあるんじゃねーか?」
「旦那!教えて欲しいだ!」
パン屋の店員が旦那に縋りついた。
「なあに、簡単な事だ。建物の建設費を頑張って返すんだ。そうすりゃ株の価値は上がるんだろ?それと、余った金は配当金として株主に支払われる。そうすりゃあジュンの懐も潤うだろうよ。稼いで稼いで稼ぎまくればいいんだ!なあ!そうだろう!ウサットおおおお!」
「その通りですな」
その瞬間パン屋の店員の目に光が宿った。
「おら達が頑張って働いて、新しい建物を建てた借金を返す。そうすれば、おらたちがジュン様に返したことになるだか?」
「その通りです。株式投資とはそういう仕組みですな」
「おら、たくさん働くだよ!」
「俺もだ!絶対に恩を返す!」
「うおおおお!今すぐ帰る!帰ってたくさんパンを作る!」
パン屋は嬉しそうに走って帰っていった。
パン屋の登場もあってジュンの株式投資は勘違いされて周りに伝わった。
株式の危険性だけが強調されて噂は広まった。
◇
【ジュン視点】
「また魔石が貯まった」
数日ダンジョンに潜り、また魔石を貯めていたのだ。
ふっふっふ、これでまた株式投資が出来る。
俺がダンジョンから出ると、皆の視線を感じる。
気のせいか?
ギルドに入ると、冒険者が受付のお姉さんまでの道を空ける。
なぜかみんな声をかけてくる。
「お疲れ様!」
「応援してるわ!」
「あんま無理すんなよ!」
受付のお姉さんと個室で魔石を引き渡しを行い、ギルドから出る。
確信した。
周りの目が明らかに変わっている。
え?なになに?
何が起きた?
俺は困惑した。
カクヨムでは先行して公開しているので、続きが気になる方はカクヨムの方が早く見れます。
この施設は移民の登録から魔石の売買、更に飲食や宿の機能も備える役所と生活のライフラインを供給する場にもなっている。
受付カウンターの前はホールのように広く、丸いテーブルと椅子が無数に並び、冒険から帰った冒険者の憩いの場ともなっているのだ。
多くの冒険者がダンジョンに向かって行くジュンの背中を見送る。
そして中級ダンジョンの周りにはにょきにょきと建物が立ち、昨日と景色が変わっていく。
しかもジュンは受付のお姉さんとよく分からない【株】の話をしていた。
『また魔石を持ってくる』だとか、『もっと発展が必要だ』と話すジュンの言葉に聞き耳を立てていたのだ。
内政の英雄が動き、その後建物が無数に立ち中級ダンジョン周辺の景色を変えていく。
冒険者は理解は出来ずともとてつもない事が行われている事実を察したのだ。
ジュンが立ち去ると同時に冒険者は受付のお姉さんに話を聞きに行く。
「なあ、何があったか教えてくれねえか?」
「何、と、言われましても。ただジュン様は株式投資をしているだけですよ」
「投資?いやいや、おかしいだろ!投資しているだけで内政の英雄の幹部、最強の錬金術師ラビイが動いてるってのか?」
「そうだぜ、ラビイが魔石を使って建物を一気に建てているのはみんな見ているんだ。俺はそれを見て鳥肌が立ったぜ。また何か起こってるってな。内政の英雄がまた何かしてるって、俺の直感が囁いてくるぜ。何度も何度も!何度もよお!」
「やめねえかお前たち。レディを囲んで威圧するのは、マナー違反だぜ」
「「旦那!」」
旦那はマッチョで体が大きく坊主の為威圧感があるが、面倒見がよく、冒険者からは慕われている。
体が大きいだけではなく声がよく通り、腹に響くような低音の声色でゆっくりと話す。
旦那が普通に話をするだけで意味不明の説得力を感じさせるのだ。
「だがよお、旦那は気にならねえのか!」
「何かが起きているぜ!」
「お前たちの言いたいことは分かる。だがレディを取り囲むのは駄目だろ。おっと、役者が揃ったようだぜ」
「うむー。ここが新しいギルドであるか」
「「マッスル・アイアン子爵!!」」
「おや、皆さんおそろいのようですなあ。どうされたのですかな?」
「「マッチョ隊の隊長!ウサット!」」
「おいおいおいおい!俺は夢でも見てんのか!あの伝説の筋肉腕相撲と同じで、マッチョ3強が揃いやがったぜ!」
周りのマッチョが驚愕する。
「むう?4強の間違いであろう。ジュン殿が居ない」
「マッスル卿、それ以上の発言はお控えください」
「うむ、そうであったな。何でもない」
「な、何でもないわけがねえぜ!内政の英雄はマッチョ力も持っているって言うのか!内政の英雄は一体何なんだ!頭がおかしくなっちいそうだぜ!」
周りがざわつく。
「うむ、皆さん多くの疑問を抱えているようです。どうでしょう?筋肉会議をここで開いては?」
「うむ、異議なしであーる」
「皆落ち着かないようだ。俺も参加するぜ」
旦那・マッスル・ウサットが丸いテーブルを囲んで座る。
でかい3人が座るとテーブルが小さく見える。
周りを囲むように、冒険者が集まる。
その事で更に冒険者が集まり、受付カウンターの隅は人が群がった。
「まず最初に言っておきますが答えるのはあくまで答えられる範囲となります。よろしいですな?」
一見柔らかい口調のウサットだが、異様な迫力を感じ、周りの者は息を呑んだ。
「まず開示できる情報から出しましょう。ジュン殿は株式投資をしております。今ダンジョンで魔石を集め、この中級ダンジョンの周りを発展させる為、冒険者の皆さんの生活を安定させるために動いております」
「ま、待ってくれ!株式投資が分からねえ」
「なるほど、株式投資の前に今の会社について説明します。今の会社は、個人経営の場合、事業主の資金で会社をやりくりします。そして事業がうまくいかなくなればその会社はつぶれます。ここまではよろしいですかな?」
ウサットが周りを見渡し、意見が無い事を確認する。
「では次に株式投資ですが、株式は株券を持った者が会社のオーナーとなり、株券を通じて資金を出します。会社が潰れた場合、その株券は紙くずとなります。つまり、会社が潰れた場合の責任を株券の持ち主が負う事となります」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!それじゃあ、無能な社長が会社を潰したらどうなるんだ?」
「株券は紙くずに変わります。株券を買った資金をオーナーは失うのです」
「うむー。それでは内政の英雄殿が責任を負いすぎではないか?」
「確かに危険は大きいですな。ですが、株券を持っており、会社が発展した場合はどうでしょう?会社が発展すれば、定期的にオーナーにお金が支払われる仕組みとなっているのです。そして皆が買いたがる株券の価格は上がっていきます」
「わからねえ。どうして内政の英雄はそういうまどろっこしい手を使うんだ?」
ウサットが目を見開いた。
「ジュン様は言っておられました。発展を加速したいと」
「まだ分からねえ。もっと詳しく言ってくれねえか?」
「普通の会社の場合、そうですな。パン屋にしましょう。
評判の良いパン屋を営む家族があったとします。
評判のパン屋でいつも行列が起きています。
ですが普通の会社の場合は店の規模を大きくするには数年、いや、数十年かかるでしょう。
それまでの間、作れるパンの数は少なく、お客様を毎日並ばせて待たせる事になります
ですがもしジュン様が株式投資で一気にその家族の居る会社に資金を投入したとしたらどうでしょう?
その家族は一気に店舗を拡張、もしくは2号店を作ります。
そうする事で従業員を雇い入れ、新たな雇用が生まれますな。
それだけではなく、今まで並んで待っていたパン屋の行列は無くなり、皆がおいしいパンを並ばずに買えるようになります」
「おいおいおい!今新しいパン屋が出来ている!そして今までのパン屋が改装工事をしている」
「そ、そういう事か!俺のパーティーではダンジョンに行くときに誰かが早く起きてパン屋に並んでた!」
「私もいつも並んでたわ!午後しかダンジョンに行けないのよ!」
「ジュン様はそのような事を10、いえ、100回以上繰り返そうとしています」
「そうなったら、この街はすぐに発展するぜ!」
「意味が分かったわ!」
「だが、もしスタンピードが起きたら建物は滅茶苦茶になる」
ウサットはほほ笑みつつ言った。
「それも承知の上で、この中級ダンジョンの周りを発展させようとしています。ジュン様とはそういう方なのです」
皆が驚愕した。
場は静寂に包まれた。
旦那・ウサット・マッスルの言う言葉の説得力は半端ないのだ。
だが突如静寂は破られる。
ラビットパンの店員たちがギルドに勢い良く入ってきた。
そして受付のお姉さんを取り囲む。
「ジュン様の投資した株式を返すだよ!」
「急に新しい店を与えられて、働きやすくなった!更に給金がきゅうに上がったんだ!すぐジュン様に返したい!」
「えーと、株式はそういうものではないんです。それと、ジュン様の経営方針で、建物の返済が終わるまで一切株式の配当は行われない事になっています」
「そ、そんな!じゃあどうやって返していけばいいだよ!」
「お困りのようですな」
「ウサットさん!おらジュン様に恩を返したくて金を持ってきただ!でも受け取って貰えねえだよ!」
「話は分かりました。株式の説明をさせて頂きます」
「……というわけです。それと投資資金はすべてジュン様個人の働きで生み出したものです。私が受け取ることも出来ませんな」
「く!それじゃ俺達はジュン様に何も返せないのか!?」
「ジュン様は何も受け取ってくれない!おら達だけ豊かになってジュン様に何も返せねえのは苦しいだ!」
パン屋の店員がその場に崩れ落ちる。
「おいおい!道はあるんじゃねーか?」
「旦那!教えて欲しいだ!」
パン屋の店員が旦那に縋りついた。
「なあに、簡単な事だ。建物の建設費を頑張って返すんだ。そうすりゃ株の価値は上がるんだろ?それと、余った金は配当金として株主に支払われる。そうすりゃあジュンの懐も潤うだろうよ。稼いで稼いで稼ぎまくればいいんだ!なあ!そうだろう!ウサットおおおお!」
「その通りですな」
その瞬間パン屋の店員の目に光が宿った。
「おら達が頑張って働いて、新しい建物を建てた借金を返す。そうすれば、おらたちがジュン様に返したことになるだか?」
「その通りです。株式投資とはそういう仕組みですな」
「おら、たくさん働くだよ!」
「俺もだ!絶対に恩を返す!」
「うおおおお!今すぐ帰る!帰ってたくさんパンを作る!」
パン屋は嬉しそうに走って帰っていった。
パン屋の登場もあってジュンの株式投資は勘違いされて周りに伝わった。
株式の危険性だけが強調されて噂は広まった。
◇
【ジュン視点】
「また魔石が貯まった」
数日ダンジョンに潜り、また魔石を貯めていたのだ。
ふっふっふ、これでまた株式投資が出来る。
俺がダンジョンから出ると、皆の視線を感じる。
気のせいか?
ギルドに入ると、冒険者が受付のお姉さんまでの道を空ける。
なぜかみんな声をかけてくる。
「お疲れ様!」
「応援してるわ!」
「あんま無理すんなよ!」
受付のお姉さんと個室で魔石を引き渡しを行い、ギルドから出る。
確信した。
周りの目が明らかに変わっている。
え?なになに?
何が起きた?
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